高校受験 大学進学から見る志望校選びのポイント(2ページ目)

指定校推薦とは

指定校推薦とは

近年の大学入試では、一般入試ではなく推薦を利用する学生も増えてきています。
このうち指定校推薦とは、大学が指定した高校の生徒のみに出願資格がある制度です。専願に限られるため、合格したら入学を辞退することはできませんが、合格の可能性が非常に高いのも特徴です。

指定校推薦は、高校からの進学実績に応じて指定されるため、どの大学と関係が強いのかが分かります。進学実績と共に、どの大学と推薦枠があるのかも確認しておくとよいでしょう。

出願するには、大学が指定した推薦基準をもとに学内で選考を行い、学校長の推薦を得られた生徒が出願できます。

推薦枠は1人〜3人と狭く、出願条件も厳しいため、基準は各大学によって異なりますが、最低でも高校入学時から5段階評価でも4以上を取っている必要があります。そのため高校1年生から、しっかり授業を受け、定期試験にも力を入れ、成績を保つことも必要です。

高大連携とは

近年多くの学校で取り組みが進められ注目されている取り組みが「高大連携」です。
高校と大学が協力・交流しあうことで、教育の充実化だけでなく、大学の高度な講義内容に触れることもできるので、大学進学のみならず、将来の進路設計にも役立てることができます。

これまでは、連携のしやすさという理由から大学付属校で多く見られた取り組みでしたが、付属校以外でも、複数の大学と協定を結び、積極的に高大連携を進めている学校が増えてきました。

たとえば麹町学園女子中学校高等学校では、東京女子大学、共立女子大学、女子栄養大学、東洋大学、成城大学と連携。このうち東洋大学との連携を機に、2017年に「東洋大学グローバルコース」を新設しました。2021年には、同コースを履修した生徒の72%が東洋大学へ進学しているという例もあります。

こうした高大連携の動きは私立校だけでなく公立校でも進められています。東京都教育委員会では京都大学、東京都立大学、電気通信大学、東京農工大学、東京学芸大学、東京外国語大学など、複数の大学と連携協定を結んでいます。

(参考)
「進路選択に役立つ!「高大連携」を進めている私立中高一貫校」
※付属・系属関係にある大学との高大連携は除外されています。また掲載校の中には高校の募集を行っていない学校も含まれています。

高校はその先に続く将来に直結する

高校に入学していない段階で大学のことまで、と思われるかもしれません。
しかし、高校の3年間は、自分の将来について考え、決めていく大切な期間でもあります。いわば将来の進路設計を築くための第一歩です。大学進学を考えているのであれば、その先にある大学進学、さらに将来についても念頭に置いた上で、お子さまにアドバイスしてみてはいかがでしょうか。