入試の待機はホテルのデイユースが便利
エデュ：入試の際は、学校が用意した待機場所が寒くて大変と聞きます。皆さんは待っている間はどのように過ごされたのでしょうか。
フェリス女学院中学校ママ Bさん：学校が待機不可だったので、駅近くにあったホテルのデイユースを利用しました。早朝からの朝ごはんづくりや、それまでの準備の疲れもあって、ホテルで仮眠をとっていましたね。
2日目の鎌倉女学院は学校での待機OKだったのですが、ママ友たちとおしゃべりしたかったこともあって、七里ヶ浜のビルズでモーニングを食べました。ちょっとリフレッシュできました。
東京都市大学等々力中ママ Aさん：デイユース、私も利用しました！ 1日と2日は午前、午後とあったのでホテルで待機したのですが、とても便利でしたね。
外せない会議があったため、パソコンを持ち込んでオンライン会議などの仕事もできて、大浴場があったので湯船に浸かってのんびりできましたし、あと受験ママ仲間とLINEをしたりして過ごすことができました。
3日は午前のみで、受験校が勤め先に近く、会社で仕事をしていました。
某女子大学付属中ママ Cさん：わが家は受験の同行は、夫婦で午前、午後と分担していたので、私は午前中に娘を送り届けたあとはなるべく家に帰るようにしていました。
家から近い学校を受験したときは、娘もいったん家に戻ってきて、1時間くらい時間があったので、家でお昼ごはんを食べて午後の入試に行くという日もありましたね。
ピンクの桜が咲いた合格画面を見て娘も…
エデュ：皆さん合格も不合格も体験されて、それこそ入試期間中はジェットコースターに乗っているような状況だったのですね。
東京都市大学等々力中ママ Aさん：受験が終わったときは、とにかくもう「ホッとした！」という気持ちでしたね。最終的には、全く悔いなく中学受験を終えられたと思っています。1日はまだ主体性が足りない発言をしていた娘が、5日間で見る間に成長していく様子を見守れたことは本当に良かったです。
某女子大学付属中ママ Cさん：1日目は不合格という結果で、それはもう地獄にいるような気持ちでしたが、2日目の夜になって初めて合格画面を見たんです。娘は3日目にもう一度志望校を受験するので、早めに寝ていたのですが、「合格だよ！」と起こしまして（笑）。初めは寝ぼけていてボーッとしていましたが、10分ぐらいしてから「電話しなきゃ！」と塾の先生やおばあちゃん、いろんな人に電話をかけました。その合格が出たことで、3日目はちゃんとスイッチが入って受験できたように思います。
塾にもいろいろサポートしてもらってありがたかったです。
フェリス女学院中学校ママ Bさん：フェリスの場合、不合格の画面はグレーだったんです。あの無機質な画面を見たときはもう…。なので、繰り上げの電話が来たときは、うれしくて、うれしくて…泣きました！ 娘が学校から帰宅後、一緒にピンクの桜が咲いたミライコンパスの合格画面を見たのですが、娘も泣きましたね。
入学金も即支払いました！
2023年受験家庭へのエール
エデュ：最後に、これから受験本番を迎える読者の皆さまへ応援のメッセージをいただけますか。
東京都市大学等々力中ママ Aさん：第一志望校は残念だったわが家ですが、娘は進学先が大好きになり、勉強に部活に充実した日々を過ごしています。
子どもにとって、中学受験はゴールではなく通過点なのですね。
他方、親にとっては、中学受験は子どもと二人三脚で走る最後のチャンスになります。悔いが残らないように、しっかり伴走、そして完走してください！
フェリス女学院中学校ママ Bさん：受験を迎える皆さまを心から応援しています。
健康に気を付けて、お子さまの心に寄り添って、受験の不安を受け止めて、家族全員で一丸になって、悔いなく最後まで走ってください。
辛い時や苦しい時、選択を迷った時は遠慮せず塾や信頼できる方に相談してください。
皆さま全員に笑顔の花が咲きますように。
某女子大学付属中ママ Cさん：振り返ってみれば、親子ともに本当の意味で入試を自分事化できたのは始まってからだったかもしれません。
エデュナビ応援メッセージでの先生方のアドバイスは本当に身にしみました。よく聞くような受験の注意事項などは自分ではなくても周りで起こっており、毎年起こることなんだなと、後々で実感が湧くことばかりでした。お子さま100％の力を出し切れるよう準備は万全に!! 皆さまに桜の花が咲きますように!!
エデュ：温かいエール、ありがとうございました！ お集まりいただいた皆さまのように、最後は笑顔で中学受験を終えられるよう心から願っています。
