女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
「梅雨」さま
小5の場合で、もしさらに追加するとするならば…
まず志望校の問題にじっくり目をお通しください。
前にも申しましたように、語句や慣用句はどのような質・量で問われているか、漢字の書き取りは3タイプのうちどれか、韻文の出題はあるか、をよく検討されて、この分野の学習も付加されればよいかと思います。韻文が出題される学校ならば、もちろん小5の夏は、韻文の問題演習をされる必要があります。
韻文も、詩の鑑賞と、短歌・俳句のどちらに偏っているかなど傾向をよくごらんください。知識を必要とするものと、鑑賞に力点をおいたものの差もよく見られる必要があります。
まぁ、語句・慣用句・韻文にとくに偏りがない場合は、小4よりは難度が高い文章を利用された学習で十分です。
月並みな回答ですが国語の学習時間をちょい増やしていただければよいかなぁ~ というところです。
「しろくまファン」さま
読み聞かせでなくてもむろんかまいません。
あえて、「入試問題読書」ならば、「ちょっと高校入試の問題も見てみる?」「難関の○○中学のんやってみる?」みたいな挑発をお子さんにしてやってもおもしろいかも。
あ、もちろん、保護者がみられて、あ、これならばこの子でもわかる、というものを選んでやる必要はあります。
説明文など、たとえば現在のさまざまな問題を易しく少年少女向けに解説した説明的随筆などから出題されている国語の問題も多く、そういうのは読み聞かせして、難しい言葉を解説してやってもよいのです。環境問題、野生動物の保護などに関する文章はとくにおすすめです。子どもも興味がひかれるところです。とくに動物がからむと少々難度の高いものでも読みますよね。
出題者は、ほんとうによい文章を探してきています。しかも入試ですからその本のエッセンスや山場など「短く」まとめた部分ですから読みやすい…
意外と高校入試問題でも、模範解答から逆流する方法でやると、けっこう鍛えられる場合もあります。
ちょい、言いすぎました。あくまでも国語の苦手なお子さんは、実際の小学生向け問題集や入試問題でお試しください。
~しろくまの新聞コラム問題~② 小学生のみなさんへ
(天声人語より)
停滞前線が列島にからみ、田んぼとカエルが喜ぶ季節が来る。週間予報に傘印は少ないが、思案顔で空を見上げる朝が多くなろう。引力の導くまま、不意に落ちてくるのは雨粒に限らない。
水田からどう舞い上がったか、石川県七尾市で「カエルの子」が100匹ほど降ったという。ボタボタという鈍い音に駐車場の男性が振り返ると、オタマジャクシがたくさん落ちていた。80キロ離れた白山市でも、約30匹、別の町では小ブナ約10匹が見つかった。
00年、英国東部でやはり小魚が振り、民家の庭をうめつくしたことがある。海から魚群を吸い上げたのは竜巻だった。竜巻はカエルやカメも降らせるが、石川県の例では考えにくいそうだ。鳥が獲物を吐き出したのかもしれない。
ところかまわず降る物があれば、折り目正しく落ちる物あり。きのう、日本の月探査機かぐやが月面に落下し、役目を終えた。打ち上げて21ヶ月。高精度の月面図や、「満□□」が「□平線」を出入りする映像など、精勤のあれこれを浮かべてご苦労様とつぶやく。
運用チームの最後の仕事は、地球から見える側に落としてやることで、予定通り信号が途絶えると拍手がわいた。月に願いをと募った約41万人のメッセージも、( )の傍([削除しました]ら)に届いたはずだ。
昔人は、想像するしかないものを《 》の月に重ねた。世には想像を絶する未知もまだ多いが、最たるものだった月世界は科学の力でぐんと身近になった。煙る夜のはざまに月がのぞいたら、宝の山のデータを残し、音もなく消えた「働き者」を思い出したい。
問1 この文章を二段に分けるとすると二段目はどこから始まると考えられますか。二段目の最初の三文字を抜き出しなさい。
問2 「満□□」「□平線」の「満□□」にあてはまる漢字2字と「□平線」にあてはまる漢字1字を文章中から選びそれぞれ書きなさい。
問3 ( )にあてはまる動物を考えてひらがなで答えなさい。
問4 《 》にあてはまるものを次から一つ選びなさい。
ア 昼間 イ 雨夜 ウ 朝霧 エ 日没
問5 文章中最後の一行にある「働き者」とは具体的に何のことをさしているのですか。
問6 この文章を通じて筆者の述べたかったことを文章中の言葉を用いてまとめなさい。
最近の「天声人語」からの出題です。よく読んで考えてみてくださいね~
~しろくまの新聞コラム問題~ ②の解答 小学生のみなさんへ
問1 ところ
問2 地球・月
問3 うさぎ
問4 イ
問5 月探査機かぐや
問6 (解説みてね)
問1 入試で、よく、段落に分けなさい、という問題あるよね。みんなも模試とかでみたことないかな。段落の分け方のポイントは
☆「天地人」分類
っていう方法がふつうなんだよ。天が変わる、地が変わる、人が変わる…どういうことかというと
①「時間」の変化
②「例・単語」の変化
③「人」の変化
① 昔はこうでした、今はこうです、過去と現在で分かれる、ということ。説明文や随筆ではけっこうあるんだよね。昔はよかったけど現在はこんなひどいことになっている~ みたいな話あるよね。もちろん物語などでもそうです。話の内容にとらわれすぎて、かんたんな時間の変化を見落とすときがあるので注意。
② これは内容の変化だけれど、いちばんよくあるのが「対比」。アメリカはこうだけど日本はこう… そんな文章みたことあるよね。そういう何について話しているか、というところが変わってしまうと、段落は変わります。それから同じことを言うにしても、「例」が変わると段落を変えましょう~
たとえば、きみが「ケーキが好き」とお母さんやお父さんに言いたいとき、
「駅前のケーキ屋さんのショートケーキおいしんだよ、イチゴがのってて生クリームもさいこ~ で、スポンジもふわふわなんだ~ そうそう、○○デパートで、前におばあちゃんが買ってきてくれたチョコレートケーキ… あれなんかちょっと苦いけど、中のムースが甘くておいしんだよね~」
と力説すれば、この話の段落はショートケーキとチョコレートケーキで分かれるよね。例が変わると段落は変わるんだよ。でも、言いたいことは、ケーキがおいしいから大好きっ と同じだよね。
③ 人の変化… これは物語文などで登場人物が何をするか、誰の思いの説明か、という部分。いつ、だれが、何を、どうした、がセットになっていて、その人そのものが変わっているのは当然段落が変わるんだよね。
さてさて、この問題では、「地」でも読み方によっては「天」でも分かれています。「対比」で「ところかまわず降る物」と「折り目正しく落ちる物」だから二つに分けるなら「ところ…」の部分だよね。
さらに前半を二つに分けるならば、言いたいこと「ところかまわず降る物」の例が分かれるところに注目したらよいのです。
問2 わざわざ「 」がついているところ。あのね、単語や語句に「 」がついている文章、ときどき見かけるよね。これって筆者の表現テクニックの一つなんだよ。
きみは「かしこい」ねぇ~ と「 」をつけて書いてあると、何か他のメッセージがあると思わない?
そうなんだよ。わざわざ「 」をつけるのは、何か「裏のメッセージ」があるんだ、とおぼえておいてね。
わざわざ「カエルの子」と「 」をつけています。最初に「たんぼとカエル」の話を出したから、「わざわざ」カエルの子、という表現にして「水田から舞い上がった」話をおもしろく仕立てたんだよね。
最後も「働き者」と「 」をつけています。何か特別なものを、つまり人間ではない物のことだけど、「わざわざ」擬人化して、親しみをこめたり、思いをこめたりしているんだよ。文中では「ご苦労様とつぶやく」ってあるでしょ。これがメッセージなんだよね。
☆「 」つきの単語・用語には裏メッセージがある!
と、おぼえておいてね。
ということは、ここではもともとフツーの表現とは「わざわざ」ちがうことにしているんだよ、なぜなら「月世界」でのことだから、フツーの表現と逆。「満月」「地平線」は「地球世界」の話でしょ。だから逆転して「満地球」「月平線」と筆者は「 」付で書いているんだ。ちょっと気が利いている表現だね。
問3は「うさぎ」。お月さんには「うさぎ」がいるよ、という日本の伝説があるよね。ここでこれを登場させて、ひっとしたら前段落から出てくる「カエル」「オタマジャクシ」「カメ」などの「動物つながり」にして「おもしろみ」を出しているのかも知れません。でも、なかなかしゃれた表現ですよね。ここに「うさぎ」を使うのは。
問4 「雨夜」です。なかなかこの文章の作者は教養があって、きっとむかしのエッセイスト、兼好法師の「雨が降っていて月が見えないけど、その雲の上の月に思いをめぐらすのも、よいじゃんっ」という話を思い出しているのかもしれないね。でも昔の人の風流がわからなくても、「煙る夜のはざまに」ってあるから夜の月で、雨が降っていてみえない、そのみえない月を想像する、つまり「想像するしかしかたがないもの」を「雨夜の月」にしたんだよね。夜だから月が見えているはずなのに雨でみえない… 想像するしかしかたがない「もどかしさ」も伝えたいのだと思うんだ。「昼間」の月が見えないのはあたりまえだからもどかしさが伝わらないので、ここは「雨夜」がふさわしいよ。
問5 これは先ほど説明しました。擬人化された「月探査機かぐや」がよいよね。前に「宝の山のデータを残し」がついているから「月探査機」という言葉も付けておいてほしいなぁ~ もちろん擬人化しているから「かぐや」も必要だよ。
問6 随筆は「例」から「筆者の思い」を伝えるもの。
「お刺身読解」といって、お話を魚にたとえて、「身」「骨」「尾ひれ」にわけてみよう。飾りやおまけは尾ひれだから切り取ってしまう、そして身と骨、例と意見にきれいにわけよう~
「ところかまわず降る物」と「折り目正しく落ちる物」の二つの例があるよね。この例に共通する筆者の感想は何か…
「想像絶する未知も多い」でも「科学の力で身近」になった…
このあたりの表現をつかってまとめていれば、しろくまならば○をあげるよ~ 例から感想、例と筆者の思いを分けることができたら、魚をおろしておいしいお刺身が食べられました。
(ではまたね)
しろくまさま
今日のテスト・・社会の後半の8問…またもや時間が足りなくて空欄にしてしまいました。
「記号問題を空欄にするなんてもってのほか!!」ときびしい口調で叱ってしまいました。
今日のテストに向けて、特に社会はよく勉強して準備していたのに…
「あと、5分あれば・・全部わかった問題だった・・」と本人もしょんぼりしていました。
追い打ちをかけるようなことを言ってしまい、深く反省しています。
社会担当の先生がおっしゃるには、「授業の理解度から考えても、もっと高得点がとれるはず。とにかく、スピードが不足している・・正答率は素晴らしいのに・・」とのこと。現実問題として、今は算数の学習に重点をおいていますので、ほかの教科になかなか時間を費やすことができません。
最難関の学校を先生からは勧められているのですが、スピードがなくても大丈夫なのか…と不安は募るばかりです。
「スピード不足」さま 「むずかしい」さま
はい。入試で速く正確に、は大切なところです。
ただ、速さと正確さのどちらが大切か、と無理に優先順位をつけるならやはり正確さ…
模試や小テストに関しては「速さ」の訓練は、あくまでも、おまけ、とはいいませんが模試・小テスト「で」養う要素です。
本筋は、弱点や到達度の発見が目的。
また、塾にもよりますが小テストや模試は実際の入試よりも厳しく設定していると思うのです。とくに小テストならば範囲がきめられているのでかなりの量を付加する場合もあります。
今回のお話に関しては、小テストの話ですよね。夏休み以降になると、徐々に慣れてくるので、いつまでも遅いまま、ということはありません。
社会は暗記とはいえ、問題の設定によっては手間がかかります。
記号でも正誤問題ならば読むのに時間がかかる子もいる、語句でも正しく書かないと気がすまない子もいてゆっくり丁寧に書く子もいる。おもしろいことに人物名はふつうの語句よりも丁寧に書く子が多いそうです。
模試ならば歴史分野と地理分野からの出題があり、得意な子は好きな分野から「先行着手」ができてうまくまとめきることができます。
ただ、知識系の教科・分野の小テストは、そこで問われた内容を後からしっかりおさえていく、という点に力点を置かれていくほうがよいとは思います。
その上で、本人も意識されていることですから、「取捨選択」「先行着手」を意識していこうね、を、繰り返し言うにとどめて、けっして責めたりしないでやってくださいね。もう本人がわかっていますから徐々に改善していけますよ。
速さにとらわれすぎて雑になり、正しい知識の蓄積が疎かにならないようにしましょう。多くの知識を深く正確に理解をしていれば、考えたり迷ったりする時間も短縮されているのです。知識系の問題が速く解ける子は、速さの訓練をしている結果であるというよりも、多く正確に知っているからである、ということもいえるのです。
しろくまさま
こんな愚痴のような悩みにも、ご丁寧にありがとうございます。
息子は、幼いころから読書が大好きで、今も隙間時間を上手に使って読書の時間にあてています。今の生活では、読書が唯一の息抜きになっているようです。
私は・・本当は、読書の時間を知識の記憶作業にあててほしいと思いながらもやはりそこまでは・・と。
知識は、寝る前の少しの時間を親子で一問一答しながら学習しています。不思議と授業で習ったことはパーフェクトに覚えているのですが・・なぜかテストでは生かされていない・・。
気になるのは、知識量のストックが足りないな・・と感じること。習ったことだけで・・。それよりも以前の・・たとえば、もっと幼いころに覚えていなければならないような誰でも知っているようなことを知らなかったりするのです。教えたはずなのに、忘れてしまったか、興味がなくて覚えようともしなかったのか・・ということでしょう。
知識量を増やす、しかも正確に・・そうなのです。私はそれをめざしているのです。
息子にも私の思いを伝えたほうがいいのか・・愚直なところのある息子にあまりプレッシャーを与えたくないと・・つい、自分の気持ちを飲み込んで淡々と接してしまう毎日なのですが。ストレスがたまります。




































