在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
「スピード不足」さま
気持ちをお子さんに伝えることのためらいの主な原因は何でしょう。遅いことを気にしなくてもいいよ、丁寧におぼえていこう、模試や小テストどとりきれなかったところは後でしっかりおぼえていこうね、という接し方でよいではないですか。
必ずスピードも出てきます。
お子さんも、速く、よりも、正確、の大切さをわかってくれるとは思うのですが…
教えたでしょ、前にやったでしょ、と、暗記を迫るのもお子さんの負担ですし、記憶の上滑りをまねきます。前にレスしたように数が増えていくことも暗記としては大切ですが、一つのことを深く理解させていく、のも暗記力を高めるものです。
お子さんのペースで、できる範囲で確実に、で、いきませんか?
しろくま様
ほんと初歩的なこととは思いますが、「お刺身読解」についてくわしく教えていただけませんか?
解説に書いてある通りだとは思うのですが、分け方のコツなどありましたらよろしくお願いします。天声人語からの問題おもしろかったです。
「ひまわり」さま
すいません。いきなり「お刺身」など唐突感をお持ちになられたことでしょう。
前にもチラっとだけお話ししたのですが、苦手なお子さんのために、少し丁寧に説明してみます。苦手な子にもいろいろあって、この方法は、ちょっとわかるようになってきたかな、あるいは読むのは好きだけどなかなか点につながらないな、というような子向き、の方法です。
先にお断りしておきますが、これはしろくまのオリジナルではけっしてありません。ちょっと昔に、某国立大学附属の先生をしておられて、大学の講師になられた方が、小学生の低学年向けの子対象の「作文」の講義でおこなわれた手法の「逆」を入試用にしろくまが転用した方法なんです。
作文が苦手な子のために、文章ってこんなふうに書くよ、みたいな話をされていた(講演で)ことにしろくまはすごく共感しました。
文章は「骨」と「身」と「尾ひれ」と「目玉」の部分を考えようね、「目玉」は、これだっ! これがいいたいねんっ という話、骨は「いつ」「どこで」「だれ」が、などの部分、そうして「身」の部分は、それらのことをつかって「言いたい」部分、「尾ひれ」は飾りだよ~
という話から作文にもっていこう、というものでした。
「わたしは雪を見に行った。ほっとした。」
だと、わたし、花、見に行った、は、みな事実の部分、いわば「骨」ですよね。「ほっとした」は気持ちの部分、これを「身」とします。でもこれではあまりに味気ない、だから
「二月のはじめである。わたしは雪の吉野をみるのに楽しみに出向いてきた。山をいくらものぼったわけでもないのに神社の拝殿の石段には残雪がある。ほっとしてうれしかった。」
となねと、ずいぶん作文として完成に近いですよね。
作文の手法は読解にも逆に転用できるじゃんっ と、しろくまは考えたのです。
物語でも随筆でも、「事実」と「気持ち」を読み分けよう、とくに気持ちをあらわしている言葉を抜き出そう、そういう取り組みがめっちゃかんたんな「お刺身読解」です。
ほっとしてうれしかった、という気持ちを言いたいための事実や効果が「骨」「尾ひれ」、それを別々にしていって気持ちを表す部分や言いたい部分を抜き出して読んでいけば、それは答えに使えるよ、という作戦です。
説明的文章ならば「具体(例)→抽象(意見)」です。例を抜き出す、意見を抜き出す、その意見は、どの例を使って語られているか、が、わかればそれが読めた、というわけです。
前の天声人語ならば(例)「ところかまわず降ってくる物」と「折り目正しく落ちてくる物」を使って(意見)「何がいいたいのか」、
がつかめたらよいのです。
お刺身読解は、本人にやらせるよりも、横について、いっしょに読みながら最初はやるのが有効です。
『残春の吉野をゆく』(伊藤桂一)
二月のはじめである。私は、雪の吉野をみるのを楽しみに出向いてきたのだが、大和上市の駅で車を拾って、吉野川のほとりを走っているあいだも、どこをみても雪の降った様子はなかった。川で釣りをしている人がいる。運転手は「寒ばや釣りでしょう。」と言った。
橋をわたると、じきに吉野神宮になるが、山をいくらのぼったわけでもないのに、拝殿の前の石段には残雪がある。ほっとしてうれしかった。この分だと、ともかく雪の吉野らしい気分を味わえそうである。花の吉野とともに雪の吉野をみなければ、人に吉野を語れないそうである。
○ 事実を切り分け、気持ちをあらわすことばを抜き出します。
○ 気持ちを表す言葉は二種類
A 直接的に表現されている B 事実の背後にひそんでいる
Aはそのまま食べられる身、Bは骨にこびりついているおいしい身
「雪の吉野をみるのを楽しみに」、あ、楽しみって言葉、あるよね、から入ります。「ほっとして、うれしかった」、これも気持ちをあらわす言葉だよね~ 「吉野らしい気分は味わえそう」、これも気持ちの部分かな~ と、いっしょに読みながらみつけていけばよいのです。国語ができる子は、Bの「骨にこびりついたおいしい身」にも気がつきます。
「どこをみても雪の降った様子はなかった」、気持ちのこもった事実はあるかな? と、話を向けてやれば気がつくかもしれません。
「この事実の説明にこめられた気持ちは何だろう」と聞いて「残念」とか「失望」「ちょっとがっかり」なんて言葉が引っ張り出せればたいへんよろしい~ みたいにもっていきます。
「花の吉野とともに雪の吉野をみなければ、人に吉野をかたれない」がもちろん筆者の言いたいところ…
☆ 「雪をみるのを楽しみ」に出かけたが、「どこをみても雪の降った様子がなくて」失望していた。でも残雪(事実)をみて、「吉野らしい気分を味わえそうだ」と思い、(気持ち)「ほっとしてうれしかった」。
と、まとめられます。
さらに、「花の吉野」「雪の吉野」から筆者は何がいいたいか…
「花・雪」を抽象化して「季節の美しさ」たいな抽象化ができたらもはや国語の得意な子、というわけです。筆者は「吉野の季節の美しさを味わいたくて出かけた」のですよね。
ここまでもっていくために必要な第一段階が「事実」と「気持ち」に分けて、さらに「気持ちのこもった事実」に気がつかせる、というのが「お刺身読解」なのです。
短い文章や小学校の教科書、新聞の文学的なコラムや説明的なコラム(政治批判や事件批評は除く)で、いっしょに読みながら、単純に分けていく訓練をするのも低学年や国語が苦手な子には有効です。
ようするに、模範解答を作成するための「パーツ」を発見する手法だと思ってください。どうでしょう、何か追加質問があればどうぞ。また機会がふれば「お刺身読解」しやすい文章を用いた問題を出していきますね。
しろくま様
わかりやすいご説明ありがとうございます。納得できました。しかし、もう少しよく読んで実践しながら理解していきたいと思いますので、その際わからないことあればよろしくお願いいたします。
今まで、国語については息子もそうなのですが私自身も不得意な教科でして、実際「どこがわからないとい」うことがわからない、最初のところで理解不十分だったようです。ですので、今まで先生への質問自体がどこからしてよいのかがわからなっかた次第です。今回の解説を読んで技法的(算数でいう公式)みたいなのを載せていただいたので、飲み込みやすく質問ができる状態になりました。
毎回、解答、解説を読めばいつもなるほどと理解できていたつもりで、そのまま流れてしまい、同じ問題をやっても抜く場所(要点)がわかっているのですぐ解答でき、次につながりませんでした。きっと解きなおす方法を間違っていたようですね。
本来、前レスを確認してご質問させていただかないといけなかったのですが、せずにしてしまいご面倒をおかけいたしました。
「ひまわり」さま みなさま
めんどうなんてとんでもない。すべてお読みにならなくても気軽にしろくま、とお声かけください。
中学入試のお悩みは、形の上では同じようでも、内容的には個々別々に違うもの。根が深いお悩みもあるかもですが、意外と言葉にして誰かにたずねると、あ、そんなに悩まなくてもいいんだ、知らなかっただけなんだ、で解決することもあるものです。
しろくまのわかる範囲でできることなどたかがしれていますが、何かのお役に立てることもあるかもです。お気に召さない話もあるかもですが、是々非々でご容赦くださいませ。
保護者も国語が苦手、とまでいかなくても、中学入試の国語は、国語が苦手な子は、強がり言いながらもほんとうは、心の中で深く悩んでいるのです。なんでできないのっ こんなかんたんなのにっ と頭ごなしに怒ってはいけません。いっしょによりそい、話をきいてやる、どうしてその答えにしたのか、たずねて話させる… 何度もいいますが、解答も先に見せてもよいのです。どうしてこんな答えになるか考えよう、と、もっていってやれば、あ、こういうことからこんな答えになるのか、と気がついていきます。
模範解答にはそれが模範解答になる理由があるのです。苦手な子は、まずそれに気がつかせてやるところから始めましょう。なにより、保護者が苦手な場合も、そこからスタートしていっしょに入試の国語の解答のしくみを考えてみてください。謎解きにしてしまえば、それはそれで楽しいものですよ。
記号選択も、こっちもいけそうやんっ と、なんてあいまいだっ だから国語はうっとうしいっ と結論を急がず、こっちもいけそうなのになぜ作成者(解答者)はこっちを答えにしたのだろう、と「推理」してみる… その思考の過程が、国語の解答力を高めます。
前にも何度もレスしましたが、模範解答からの逆流から、苦手な子は入ってやってください。
おはようございます。
しろくまさんの教えてくださること、いつも大変有りがたく
実践させていただいてます。
さて、今日は・・・
国語の長文についてお教え頂きたく書き込みさせていただきました。
娘は、長文での問題で、線の部分を何字以内で答えよ、とか
答えを文中から抜き出しが、苦手です。
昨夜も、向田邦子さんの「文字のない葉書」という長文問題をやってたんですが、サッパリでした。
きっと、読解力が無いのでしょう。
普段から本を読めというのですが、なかなか時間も無く・・・
長文は、たぶん、その文中に答えがあるはずと私は教えるのですが・・・・
長文問題をわかるようになるには、どうすればよいのでしょうか?
いつもありがとうございます。
今日は、私もまた質問させていただきたくて。。。。
(なるほど様、立て続けにしろくま様にご質問してしまう事、お許しください)
家の子の第一志望は洛南です。
そして、偏差値が今現在-3ほど足りませんので、その部分は頑張るしかないのですが、ここにきて「今のままでは絶対に合格出来ない」と、母である私が洛南の過去問をやってみて痛感しております。
(基本、全教科塾の穴埋めは私がやっていますので、彼女の能力的なものは把握していると思います。)
家の子、、読むスピードがものすごく遅いんです。
塾の公開ならば、なんとか時間以内に解けるようになり、得点も出来るようになったのですが(その説は本当にありがとうございます)、国語だけは「時間がなくて、国語はラストの問題は見直しが出来なかった」と言います。
つまり、「問題が難しい以前に、試験時、彼女の問題を読むスピードでは算数以外の教科は全て三分の二ほどで時間切れになってしまうのでは?」と感じております。
六年のこの時期から、読むスピードを上げると言う事は可能でしょうか?
もし、方法があるとしたら、自宅で出来る事としてはどのような方法を取れば良いですか?
社会は確実に得点する子ですので、最初は四教科で受験、、と考えていましたが、社会の問題量をみて、理科が一番得意なうちの子は、洛南に限っては三科受験の方が良いのかな??(算数、理科の思考系には時間をあまり取られません)と悩んでおります。
もちろん、この部分は塾の先生にこれから相談するつもりですが、親として「う~ん、、これが彼女の実力、現実なのか、、」と、思い悩んでいる今日この頃です。




































