在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
女の子なのに 様に便乗して・・・
そもそも国語の問題は、制限時間内に解き切れるものなのですか?
模試等でもうちの息子は後半まっさらなのに、確かに満点近いお子様がいて驚きます
うちでは、いつも国語は平均点を目安にしているのですが、最近は平均越えするよう
になり、数点上でも偏差値がぐっと上がることに気づきました。一部を除いて、案外
みんな国語で点数とれていないって言う事ですよね。
息子の希望する学校には、40分で3題出題の学校もあるのですが、はっきりいって
解き切れるようには思えません。逆に、解き切れたら合格!と思ってしまいます。
「なるほど」さま
読書にこだわる必要はありませんよ。入試問題読書でじゅうぶん読解力は養われます。よい場面、簡潔な説明文、いろいろな「よい部分」「エッセンス」が抜き出されているので、良書に接する入り口にもなって、しろくまはたいへんよいことだと思っています。中学入試を経験することのもっとも大切な利点、とまで、しろくまは言い切りたいくらいいろいろな本の一部を体験できるよい機会、と思っています。
それはさておき、「長文読解」はやはり国語が苦手な子にとっては悩みの種… 「なるほど」さまの場合は、具体的に「文中からの抜き出し」「下線部のいいかえ」にお困りである…
模試や入試でも定番の問いですが、長文でやられると苦手な子は、広大な海に落としたコインを探し出すような「疲労感と絶望感」を感じてしまうのですよね… え~ どっから探そう…
そういう子は、「長文」を文字通り「長い文」としてしか理解できておらず、「構造的に」というと難しそうですが、平板なものではなく、山や谷や川がある「立体的な風景」として文を読めていないわけです。
月並みですが、「起承転結」などのリズムも感じられていないわけです。
おなかが減った。朝から何も食べていない。そういえば冷蔵庫にハムがのこっていたはずだっ あったあったむしゃむしゃむしゃ…
こんなかんたんな起承転結も苦手な子にはピンとこない…
「結果→原因→方法→解決」を書くと、起承転結の作文になるのを知っていましたか?
テストの点が悪かった、昨日は勉強しなかったんだ、最近、ゲームにこっててさ、明日はしないでおこう…
最近暑い日が続く、温暖化が進んでいるらしい、自動車や工場がふえ、森林伐採をしている、これらをやめないとたいへんだ…
前にレスしたように、読む力は書く力をつけると養われるのです。低学年の場合は、こういう訓練をふだんからしていると文章を読むときにリズムを感じられるようになります。
小6にもなると、悠長なことはできない… せめて「理由」「原因」の説明箇所くらいには気がつかせたい… 「つまり」「なぜなら」「~~のだ」の部分に線を引きながら読む、というのはこういうリズムに気づかせるためです。
同様に、もちあげて落とす、というのもリズムです。強調し始めると、次に落とすぞっ ということを知っておくと、そこに主張がこもっている、というのも気がつきます。
「たしかに」あいつは頭もよいし、男前だっ 「しかし」足はくさい
なんて言うと「主張」は頭がよいことでも男前でもなく、足がくさいヤツだっ と、うったえていることになる…
「しかし」「でも」などの逆接語の後ろには線を引きながら読む、というのはこういうリズムに気づかせるためです。
そういう起承転結の枠組みや表現のリズムに気がつかせるようにしていくと、「どこから探していいかわからない」という呆然感を希薄にしてやることができ、まずは「原因」を探すときは「承」の段落から探し、「解決」を探すときは「結」の段落から探し、言いたいことなどは「逆接語」の後ろから探す、など、一定の「範囲」を明示してやれば、読む気力も続く、というものです。
まず設問に目を通す、「文中の抜き出し」の問題があるか確認する、その設問を一読してから、「指示語」の内容、「逆接語」「要約語」の後ろからまず探す、そして次は、形式段落の前から二つ目と最後から探す、など「捜索範囲」を指示しておいてやればよいわけです。
犯人はこの森の中だっ では、捜査員は困ります… まずは出口をかためろ、森の中には川があるから、まずはこちら側からだ、などなど指示をあらかじめしておけば、読み方に疲労感が伴いません。で、わからなければすぐに模範解答を教えて、ほら、こんなところに犯人は隠れるんだよ、わかったかな? では次いこう~ を繰り返せばよいのです。
読むことが大切なのではなく、読み方が大切なのです。まずは読みながら作業を入れる、ということから始めてみてください。
「女の子なのに」さま
少しずつ進歩していきますし、進歩されたでしょう? あせらず成長を待ってやってください。中学受験では、「仕込み」の後の「待ち」は大切です。いろいろな方法を試す、そして少し「待つ」、本人が色々なことを言う、そして言うたようにさせてみる、そして少し「待つ」… 「駆け引き」という言葉の大切さをみな知っているのに「駆け」ばかりで「引き」がない…
受験に熱心な保護者に限って、入試のことに詳しい保護者に限って、この「仕込み」と「駆け」はプロ顔負けなのに、「待ち」と「引き」があと一歩なんですよねぇ~ それは他人と親の差なのでしょう、愛しているがゆえに、待てない引けない…
「遅い遅い」とお子さんにせまったり、「あぁまたか…」と口に出さなくても失望を顔に出すと、女の子は読み取りますよ~ 自分のため、ではなく、お母さんのため、の勉強になると、お母さんが気に入る手法で、でも実は自分には不向きな方法で勉強してしまって、成績伸び悩むのです。で、親は不思議に思う… 言うたとおりにこの子はしているのにどうして… やっているのにどうしてイマイチなんだろう…
言うたとおりにしているからダメなのかもしれないのです。
一度、お母さんからみてイマイチな勉強方法だと思われても、あなたの好きな方法でやってみてよ、お母さんの言うた方法とは違うやり方、何かあなたは知っている? みたいに話を向けると、おもしろい反応がある場合もあります。
さてさて、「見直し」が大切なのは言うまでもありません。説明会でも算数科の講師などは「見直しの重要性」を力説され、その点、しろくまも賛成ですが…
しろくまは「ふだんの学習」「済んだテスト」の「見直し」は大切だと力説しますが、「模試」「小テスト」をやっている最中の「見直し」は、言ってしまうと、それほどこだわらなくてもよいやん~ と、思っているのです。「見直し」を強調すると、とくに、女の子は、「見直しをしなくっちゃ」が先行して、笑ってしまいますが、問題を考えて解くことよりも見直し優先しちゃう、本末転倒現象に陥るときがあります。
「見直し縛り」から大胆に解放してやりませんか?
見直ししなくてもよいやん、ちょっとゆっくり考えて初回解答で次進んでごらん、あ、見直ししたけりゃ漢字や語句だけにしておいて、できなければもういいよ、初回解答で採点してもらおうよ、と言うてやってください。
読解やら記述やら、見直しを強要すると、苦手な子は正答をかえって誤答に「改悪」しちゃうのです。なぜかというと、見直しのために速く解こう、速く読もうと思って「思考と通読」が「浅く」「雑に」なってしまうのです。
これは得意な子も陥ります。とくに志望校別の特訓が始まり、学習に勢いが出てくると、スピードを求められたり、数をこなすことを要求されたりして、「見直し縛り」になって得意な国語の点数を下げることになります。
お子さんと少し話されて、こういうことになっていないか確認してやって該当するなら「見直し縛り」から解放してやってください。
さて、具体的な「洛南」の入試システムに関しては、とくに三科目や四科目の選択に関しては、もはやしろくまの20年前の古い頭では対応不能です。よ~く塾の先生と相談されて、質問項目をあらかじめ整理して、根掘り葉掘り聞いてみてくださいね。
そしておたずねのスピードアップ法ですが…
“W→R→Sの反復”をおすすめします。地道な方法ですが、毎日30分時間をいただけたなら「書く→読む→抜き出し」を一回か二回、やってみてください。
まずかんたんな文章、小学校の教科書の学年一つ前の文章を、まずノートに書き写していきます。そして、書き写した後、一読します。そして次に、物語文なら「人物」と「気持ち」をあらわす言葉を抜き出す、説明的文章なら「指示語」の内容を抜き出し、「逆接語」の後ろを抜き出し、「~は○○」という他と区別する副助詞「は」の文を抜き出す…
この「作業」をしてみてください。めんどくさいですが、意外と30分は長いですよ。じゅうぶんこの作業はできます。
え? これだけ?? ちっともスピードを感じないですが… とお思いでしょう?
「速く読む」のではなく逆なんですよ! 「読めたら速い」のです。読めていないから遅いのです。しっかり読む訓練は黙読の速度を上げます。読書が好きな子が速く読めるのは、しっかり読んでいるからなんですよ。速く読む訓練をすると失敗します。それはしろくまは経験済みですから、是非、発想を逆にしてみてください。
「のぞみ」さま
するどいご指摘です。
しろくまも、昔からそう思っています。もともと小学生に、中学入試の国語は「無理」とは言いませんが、かなりの負担を強いているものですよ、と言い続けてきました… その理由は、すでにレスしたように精神年齢であったり経験値の不足であったり…
入試問題は、さまざまな形式がありましたが、昔の難関校は概ね、
じっくり考えてほしいがゆえに、問題数は多いが文章は二つくらいにして、たくさんの字数制限で書かせる、
というものが定番でした。男子校なら大阪星光や洛星、女子校なら神戸女学院などがそうでしたし、現在でもその系譜は続いている、と思います。しろくまのように、昔々の塾の国語の講師は、こういう国語の問題が大好きでした。
ところが私立の中には高校入試を簡単にしたら中学入試になる、と思ってか、まるで高校入試のような出題をするところが出てきました。文章のレベルが高く、設問も問い方が抽象的で小学生に不親切… 難問は解きにくい問題ではなく、子どもの能力を判定する問題でなければならないのにそうはなっていない…
一流の難関校は難問校とは限らないのです。これは個人的なしろくまの考え方ですから、気をわるくされた方がおられたらご容赦くださいね、一流の難関校は良問校なのだ、と、しろくまは考えています。
さてさて、塾の成績分布は、算数や理科は「ふたこぶラクダ」になりますよね。算数できる人のヤマと、苦手な子のヤマ… 得意になっても得意集団のヤマが前にたちはだかり、偏差値が微増しかしない…
でも、国語って、「正規分布」なんですよ。平均点を中心に、前後に紡錘型で、得点が高いゾーンの人数が減っていくものだから、得点とれば偏差値もぐぐっと伸びてくる…
昔、懇意にさせていただいた私立の入試担当者の方に、受験者の分布を教えてもらったことがありますが、なんと入試でも同様…
中学入試の場合、国語は、できる子からできない子まで、まんべんなく受験しているのが実際です。
制限時間内に書けても、まちがっていれば点数は低い… 制限時間内に書けても書けなくても、苦手な子ならば点数に差異はない、という悲劇もあるのです…
時間が短く問題数が多いならば、つまり40分で三題ならば、苦手なまま入試に突入すれば、きっと書けても間に合わなくても、ほぼ同じ点数で差異はなくなる、という結果になりそうです。
レスしたように、初回解答で見直しを意識せずに安定した速度で取り組む、というほうが失点が少ないような気がします。
ただし、まだまだ改善の余地はあります。この話は入試直前の国語の成績と、志望校の国語の形式から丁寧に分析して対応しましょう。制限時間に解けそうにない、を、「今から」心配しすぎると「高速浅薄読解」のクセをつけてしまうだけです。「解ける安定した速度」を身につける訓練の時期だと思って、秋までじっくり参りましょう。
しろくま様
アドバイスありがとうございます。
“W→R→Sの反復”の方法、やってみます。
そうなんですよね、、しろくま様のおっしゃるように
「それは他人と親の差なのでしょう、愛しているがゆえに、待てない引けない… 」
この部分、本当にそう思います。
家の子は本当に親の私から見ても、どんだけ勉強好きやねん?
って位、頑張ります。
なので、ついつい「この子の願いをかなえてやりたい。。」という気持ちで親の方が悶々としてしまう時があります。
「口に出さなくても失望を顔に出すと、女の子は読み取りますよ~」
この言葉、しっかりと受け止めました。
親の私が「受からないだろう」なんて思っていたら伝わりますよね。
勉強に関しては私が時々子供の質問に嫌になるぐらい我が子に引っ張られる毎日ですので、口に出して「ダメだ」とか焦らせる言動をする事はほとんどありません。
ただ、私は親族のほどんとが教師という環境で育ち、教師である母に優しく丁寧に自宅学習、、、という環境で受験を乗り越えてきたので「勉強は親が教えるもの」という部分で少し肩に力が入りすぎているのかもしれません。
いえ、肩に力が入りすぎているのだ。と、しろくま様の書き込みを読んで確信しました。
しろくま様のアドバイスを読んで、我が子の頑張りを信じる事。
塾の先生を(他者)をもう少し頼る事。
これが今の私に欠けている「引き」であるのだな。と思いました。
素晴らしいアドバイス、本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
~しろくま提案~④
「寝ませんか?」
いきなり何をしろくまは言うとんねんっ? と、思われた方も多いと思います。
集中力がうちの子はありません、というお悩みの方も多いのですが、集中力というのは一面、体力です。じっとイスに座って机に向かう、というのは「体力」が必要なことです。筋肉の部位でいうと背筋であったり腹筋であったり… 柔軟体操など、適度な運動は大切なことです。
そしてよく「持続力」が大切である、といわれる方も多いですが、しろくまは、むしろ試験は「瞬発力」ではないか、と思っているのです。
入試は40分~60分の範囲ですが、ようするにこのときに集中力が発揮できればよいわけですから、この時間は持続力というより瞬発力というべきではないかと思っています。
むかしむかし、某スパルタ塾の合宿で、畳の部屋で塾生を仰向けに寝かせ、はいリラックスしてぇ~ ドンっ の合図で、パッと起きて正座して計算する、はい寝てリラックスして~ ドンっ の合図で、パッと起きて正座して計算する、というのをやっていたことを知っています(古い話ですいません)。
これって瞬発力を引き出す計算練習なんだそうですが… まぁ、しろくまはこんなことをみなさんに提案はしませんが、試験は短時間集中の繰り返しであることは確かです。
で、冒頭の話なのですが、お子さんは睡眠不足になっていませんか?
とくに小5から小6になると内容の難度も高くなり、課題も増えてすべてが消化不良… その解消に睡眠時間を削りすぎる、ということがあり、三月くらいからそんな調子で勉強すると、六月半ば過ぎくらいからよく集中力がなくなったり、勉強中に気分がハイになって、しゃべりつづけて止まらない、なんて現象をみせてしまう子も出ます。
なかには睡眠不足のハズなのに、えらい平気な顔しているなぁ~ うちの子はだいじょうぶなのか、と思う人もいますが、確実に睡眠不足は疲労を蓄積させています。集中力が低下し、ミスも増え、わかった気になりやすくて表面的な学習に陥る…
根本は睡眠不足なのです。課題をこなすことは大切ですが、平易な問題は速く大量に、難度の高い問題はじっくり少数を、というのが原則です。睡眠時間を削って小テストの範囲を勉強して小テスト受けても、中長期的には身についていません。眠くなったら寝て、起きたら勉強する、という「睡眠欲求に従った学習」を六月から七月はしてもよいではないですか。秋以降は、本人の自覚も高まり、「良好な睡眠不足」学習(つまり少々睡眠不足でもがんばれる状態)ができますが、今の時期、暗記や難問への取り組みが上滑りになっては、この範囲の復習に時間がかかり、かえって未来での睡眠不足の原因になります。
いや、しろくまさん、わかっていてもなかなかうまくいきません… という方もおられるでしょう。ならば不規則睡眠よりも短くても一定の睡眠確保をおすすめします。「A時~B時までC時間」をとにかく毎日。
今日は三時間、明日は九時間、今日は九時から寝て次の日は十二時から寝る、みたいなことがないように、「不動の睡眠時間帯」を中心に学習計画を立ててみてください。
宿題できないストレスよりも、睡眠できないストレスのほうがこわいですよ~ ご注意ください。
しろくま様
いつも、いつも、ご丁寧なアドバイスを有難うございます。
しろくま様のアドバイスのお陰で、なんとか克服(以前の漢字)ができています。
今回も、また焦っていた気持ちがスーッとしました。
一緒に、考えて教えてやることができそうです。
本当に、有難うございます。
しろくま様が・・・リアルな先生だったら、どんなに良いだろうと思わずにはいられません。




































