女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
「美ら海」さま
それはあまりよくありませんが、ただ、中学受験生ならば誰しも経験してきたことでもあります。
お子さんのような状況になるのは
① 塾のメニューをフル装備している場合
② 宿題や課題が未消化であることを不安に思っている場合
③ 学校で寝ていて夜寝付きがわるくなる場合
の三つのケースがよくみられました。
①の場合は、ちょっと精査して必要・不必要を夏休みまでには再吟味しておく必要があります。「自習時間」の確保のために塾に行かせるのはよいのですが一週間すべて講義と小テストで埋まっている状態は7月末までもちません。
むろん、筋肉を鍛えるのに似て、「少し重い」ダンベルで鍛えないといけないことは確かですが、○○中学に合格するためには××時間は勉強しないと、○○講座と××特訓は必要だ、ときめてかかるのは、200キロ持ち上げないと金メダルは無理だから200キロのおもりをつけて練習しろっ と言うているようなものです。まずはお子さんに適した学習量から入っていくべきでしょう。
② これでいいかな、明日の小テストどうしよう、まだ、できていないところがある、と思いながら睡眠すると寝つきが悪いのは当然です。はっきりとテストの点数よりも何をまちがえたかの分析が大切だよ、点数とれないときは後から見直したらよいやん、と得点にこだわらせない、あるいは保護者もこだわらない姿勢をみせて、不要なプレッシャーを軽減してやってください。
③に関しては中学受験生はよくやってしまいます。学校で眠くなって寝てしまう… 昨今、昼寝は仕事の効率をあげるとして、欧米では「昼寝」を導入する企業もあるようですが、仕事と受験勉強は少々違いますよね。しろくまはよくこの話をするのですが、入試は「朝から昼」にかけて実施されます。夜中に入試をするところは皆無です。昼寝のクセをつけると受験時間帯に脳が睡眠している状態になります。
「睡眠時間帯」が固定できているのなら、単純に「しろくま提案④」に則って睡眠時間を増やして、講座などを再吟味して「寝ましょう」。
ただ、小6の受験生ですから綿密に計算して手のこんだ軌道修正が必要です。
本人には「そうか、えらいな、じゃあがんばろう」と「自分できめたことだからがんばる」と言うた部分をおおいにほめてやり、親ものってやった上で「でもね」をつけて、「睡眠時間をしっかりとるのも受験合格する作戦の一つだよ」「夏休みまでは睡眠重視で、夏休みからがんばるために、まずはエネルギーを蓄えておこう」などちょっと先を見通した「計画」「作戦」を提案してみるのです。
その上で、塾の先生でお子さんが好きな先生、尊敬している先生、あるいは教室長さんなどに状況を説明して、うまく話しをしてもらう、ということを組み合わせます。
男の子の場合は「特製」や「レッテル」も好きだ、といいましたが、もう一つ、「作戦・はかりごと」が好きなのです。作戦提案、というのは男の子は食いつきます。ああしろ、こうしろ、よりも、こうするのはこういう作戦、ああしろというのは実はこんな意味が、と、「裏」を教えてやると合理的に納得します。
いま「寝る」ことに意味があるのだ、ということをうまく理解させてやればよいのです。
何やら手がこんでいてめんどうかも知れませんが、中学受験をめざす少年少女は、実にデリケートな神経をしています。思っている以上に、口で言うよりも深く、複雑な心理状態にあることを理解してあわてず、様子をみつつ、でも明確に意図を伝えるようにしましょう。
①の「優先順位をつけた選択」というのは「分析能力」のほかに「勇気」もいります。いっぱい受講すれば「安心」ということは、受講数が少ないと「不安」だからで、「何かを減らす」のは勇気のいることです。でも、睡眠不足の兆候が濃厚に出て勉強に支障が出てきているのならば思い切って「スペース」をつくって一週間の「疎密」を明確にし、「密」の部分をより濃厚にすればよいわけです。量よりも質に傾斜してじっくり取り組むことも夏休み前には大切です。
「休憩」も立派な受験勉強のメニューの一つです。改善していきましょう~
しろくま様 ありがとうございました。
私は、息子に対してまさに「高速浅薄読解」のススメをしていました。私自身がそう
なので。。でも、息子は頑固で?適当に処理などできないと、時間切れを選択?して
いました。今はまだ、それでいいのですね。危なかったです。
塾の特別講座?のテストの点数はかなりスゴイです。確かに難しくはあるのですが、
今まで何を学んできたのか、と思ってしまいます。
でも先生方も淡々としているし、今はまだこれでいいのですね。そう信じたいです!
しろくま様
以前、強情な息子のことでご相談した者です。(同じ悩みの母)
最近、模試の国語がひどく落ち込み悩んでおります。
夏休みにと銀本を昨日注文したところなのですが・・(N5年です)
愚息は記述が苦手で、最近難度が上がってから記述問題が殆ど白紙状態です(泣)
模範解答から逆流する方法を具体的に教えて下さいませ。。
「国語の記述」さま
記述が白紙状態になる子は、小5から小6の初期にはよく出現します。ちょっとしたきっかけでわかるようになるのですが、そもそも国語が嫌いだったり苦手の意識が強かったりすると、きっかけを作るための作業すら厭うので、なかなかたいへんだとは思います。
まずは本人に、国語の偏差値や順位にこだわったせまり方はしないでやってくださいね~
さて、「模範解答からの逆流」なのですが、方法は簡単で、ようするに文章を読み、設問を読ませて「これの答えはこうなんだけれど…」からスタートする方法です。
記号選択の場合は、これの答えはアなのだけれど、どうしてアになると思う?
から、スタートします。
記述問題の場合も、方法としては同様です。
Aパターン 文章を読む、たとえば下線部について、その理由を説明せよ、という問題がある、考えさせる、わからない、模範解答をみせて、答えはこうだけれど… なぜ、こういう答えになると思う?
というもの。
Bパターン 文章を読む、下線部の問いを読む、で、いきなり模範解答をみせて、なぜ、こういう答えになると思う?
苦手な子は、しばらくBを続けるところから入ります。
たとえば物語文の場合、「なぜ、少年は泣いたのでしょうか」という問いがあったとします。原則としては「事実・行動を問われれば心情で答えよ」「心情を問われれば事実・行動で答えよ」です。
「泣く」という行動に対しては心情を答えればよいわけで、「泣く」という行動の(+)(-)をまず、本人に確認します。(-)ですねよね。つまり、(-)の気持ちを表している部分、その気持ちをもたらした原因に気がつけばよいわけです。
模範解答を読み、そういう答えにたどりつく「手がかり」となるパーツを探させていきます。苦手な子には、ちょっと手をさしのべてやればよいわけで、「泣く」←「悲しい」←(-)の理由、というわけですから、たとえば模範解答が「ひとりぼっちになって友達がいなくなったから」とかいう答えなら、どこで「ひとりぼっちってわかるかな」、「友達がいないことがわかる表現はどこかな」と、その答えが導かれる「部分」に線を引かせるのです。これだけでかまいません。
これを何度か繰り返すうちに、「こういう部分からこういう答えをつくるのか」ということに気がつくわけです。というか、気づかせてやるわけです。いきなり書くことにつながりませんが、書くために必要な部分の発見法はしだいにわかるようになります。
説明的文章の場合、白紙解答の原因は、たいていは抽象化能力がないことに起因していますが、設問や学校によっては、自分の言葉で完全に作らなくても、文章中の言葉を使ってまとめれば解答できます。
「筆者の言いたいことをまとめなさい」という問いなら最初から模範解答をみせ、こういう答えになる部分はどこかな? と、探させます。
説明的文章は、「事実→意見」、つまり「例を用いて意見を言う」のですから、筆者の言いたいこと、の手がかりは、例にあります。
「筆者の言いたいことは、生物は栄養を摂る、というようになっているけど、これはどこからわかるかな」と問えば、その「例」を探させればよいわけです。
模範解答を見せて、こういう答えになるのはなぜか? どの部分からこういえるか? どの部分を使って解答作成者はこの模範解答をつくったか? を、聞いて、答えさせる、これをしてみてください。
「書く」ためには、まず「読む」、でも「どこを読むか」が抜けているので、こういう解答をつくるには、こういう部分を使うのだな、というコツに気がつかせるのが「模範解答からの逆流」という方法です。
最初は記号選択問題から入って、そうなる理由を示す部分に線を引いてごらん、から入ってもよいですし、過去の白紙解答になっている記述問題で、まず試してみてもかまいません。
白紙解答になっている子には、「書く訓練」よりも前に、「なぜそういう模範解答になるかわからせる」から入ってください。
何か追加質問があればどうぞ。
しろくまさま
早々にお返事いただきありがとうございました。
①塾のメニューフル装備
フル装備です。それでも平日二日休みになるはずなんですが、
「自習室の方が勉強できるから行きたい」というので、行かしていました。
宿題やら小テストの直しやら次の小テストの準備やら、忙しいです。
②宿題未消化
うっかり小テストの範囲を少し勉強し忘れ、テスト直前に「しまった!」と思ったことがあったらしく、
「しなくちゃいけないこと、全部やったよなぁ・・・」と、心配になることがあるようです。
結構ヘラヘラしていて図太い子だと思っていたので、
「まさかね・・・」と思いながらも一応息子に聞いてみて、
「うそ~、今までのあんたからは信じられへん!!!」と思いました。(口には出しませんで したが)
③学校で寝ている
保健室に行かずとも、授業中うつらうつら。夕方から塾で頭フル回転。
夜遅くに、冴えわたった状態?で帰ってくるので、クールダウンが必要です。
・・・しろくまさま、全部当てはまってます(涙)
それと、ゴールデンウィーク過ぎまでは、元の偏差値が低かったのもあって、
勉強すればするだけ目に見えて効果が現れていたのですが、
ここのところ停滞気味で、本人に焦りがあったようです。
ここで私は大変な失言をしてしまいました。
「ちょっと作戦変更してみよう」と言おうと思って、つい、
「すごいがんばっているのにあんまり効果が出ていない」と言ってしまいました。
しまった!!と思った時には遅くて、
「そうやねん、あかんねん・・・。なんでやろ・・・。」と、息子をへこましてしまいました。
「まだ夏休み前やし大丈夫!!!」と、なんとか慰めましたが・・・。
いいマネージャーになるのは難しいです。
とりあえず夏休みまで少しペースダウンしようと思い、特訓を一つ省くことを塾に相談しました。
特訓をひとつ省くことに関して、息子はちょっと不安ではあるけれどホッとした感じもあります。
でも、やっぱり勇気がいります。
「密」の部分をより濃厚にできたらいいのですが、うまくできるかしら?
しかし、たった4ヶ月ほどの間に、息子は私の想像以上に大人になっていました。
もう「小さな男の子」ではなくなってしまった感じで、うれしいような、寂しいような。
とはいえ、まだ子どもと大人を行ったり来たりですが。
反抗期もそろそろ覚悟しないとだめですね。
今は矛先が小学校の担任に向かっている感じで、
担任に屁理屈言ってみたり、言うこと聞かなかったり、困ったもんです。
あと7ヶ月。かなり不安です。
「美ら海」さま そして同じ悩みを持つみなさま
フル装備が悪いわけでもないのです。ようするにあくまでも現段階のお子さんのキャパ(これを伸ばすためには少し多いめ、少し高いめのレベルの訓練が必要ですが)に合わせた装備を考えてやればよいのです。
前にもレスしたように、跳ぶ前にはまずしゃがまなくてはならない、後ろに下がらなければ助走にならない… 前進のための後退、という意味の再点検が大切です。
また、宿題ができていないことに対しては、「気の持ちよう」というのもあります。これまた何度も申し上げますように、能力よりもキャラクターに合わせた学習も大切です。宿題が少々できていなくても、点数が下がっても、それが気になる本人と保護者、気にならない本人と保護者、性格の違いでありますよね。それによって最後までやりきらすか、やりきらさないか、プレッシャーかけるか、かけないか、色々手法を変えなくてはなりません。
ただ、今の時期は、あえてスペースをつくって、疎密をしっかり出して「密」にすべき分野、時間帯をしっかりつくるほうがよいのです。
算数は時間をかけましょう。理科は苦手分野を夏休みに先送りして得意分野を磨きましょう… 平常あるいはベーシックなど塾によって名称は色々ですがそういう基盤の講座に力点置きましょう、で、あとの講座の負荷が大きければ、今は手を抜く、いっそ切り離す…
あくまでも「今」、次、跳躍するための「方便」として基盤整備は大切です。「底力」の涵養に時間をかける夏休み前にしましょう!
しろくま様
いつも丁寧なアドバイス有難うございます!!
感情を+-で答えさせるとは目からうろこです!
>書く」ためには、まず「読む」、でも「どこを読むか」が抜けているので、こういう解答をつくるには、こう
>いう部分を使うのだな、というコツに気がつかせるのが「模範解答からの逆流」という方法です。
愚息はたぶん文章はかなり読めるようになってきたとは思うのですが、抜き出したセンテンスを求められている
解答に自力で組み立てる力が無いように思えます。4年の時は真白だった記述も最近は書けてきていたのですが
最近、模試の難度が上がり、再び真白状態に。。。記述はただ抜き出すだけでは無く制限字数の中で自力でまとめる力を
求められるようになってきました。短文で区切って書けば意味が通じる個所も、だらだらと長く続ける文体で
意味不明な解答になることもしばしばあります(泣)。
テクニックというかコツを知らないからなのですね??
銀本を使ってBパターンで練習してみようと思います。
有難うございました!




































