女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
はじめまして。首都圏在住、六年女子の母です。
皆様、レベルの高いご相談が多く、書き込みを躊躇しておりましたが、しろくまさまのお人柄に感銘を受け、思い切って相談させて頂きます。
娘はかなり理解が遅く、軽度発達障害のボーダーだといわれています。四年から個人塾に入れ、つきっきりで勉強を教えてきました。小学校のワークテストでは90点がとれるようになり、応用問題はできませんが、反復練習で何とかなる漢字と計算はほぼ完璧です。
塾や学校の先生からは、公立中学校ではほったらかしになるので、偏差値の低い、面倒見の良い私立を薦められ、何校も学校を回った結果、偏差値30代の私立を受験する事に決めました。
算数は計算と基本問題しかできません。例えば、人口密度や平均などは言葉の意味がわからず、何度説明しても理解出来ません。記憶力はよく、公式を覚える事は出来るので、理論を理解させる事は諦め、覚え込ませていますが、これでよいのかとても不安です。
国語は致命的です。漢字や熟語などはすぐに覚えてしまうので、大丈夫ですが、問題文の意味がわかりません。読書も見てるだけで内容がわからないので面白くないようです。テレビも同じで眺めているだけです。
記述問題は部分点がもらえそうなところまでは書くのですが、接続詞や指示語、選択に至っては、最後まで間違え続けます。
難しい文章の意味がわからず、理解が出来ないのです。
今までも、三年生ぐらいの読解をやらしたり、指示語をひとつひとつ教えて、一緒に読む作業をしてきましたが、どうもかみ合っていないように思います。
漢字、計算が出来れば、後3、4問出来れば良いというレベルの受験ですが、それさえも危うい状態です。
このような娘に何かよいアドバイスはありますでしょうか?
すがる思いで相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。
「桜草」さま
いくつか質問があります。
まず、確認ですが、志望校(受験校)はすでに一つ(あるいは複数)で具体的にきまっているのですね?
「桜草」さまのお話をおうかがいするかぎり、漢字や語句などの暗記分野はいけるということですね。
その受験予定校の国語の問題ですが、説明的文章と文学的文章のどちらが多いですか? あるいはどちらも出ていますか?
部分点がもらえそうなところまで書ける、と、おっしゃっておられますが、それは物語文の問題でしょうか、説明的文章の問題でしょうか、あるいは両方でしょうか。
つまり、問題文のレベルが高いと得点できない、とのことですが、説明的文章の場合か物語文の場合か、あるいは両方か、ということを確認したくてこのような質問をしました。
一つの方法として、とくに国語で点数をとれない子の場合、現在小6ならば受験校の問題に「特化」した学習にしぼりこんでしまう、というのが「対策」というか緊急用の対処策です。
大胆な作戦なのですが、模試や小テストでの点数を思い切って「無視」とはいいませんが、ほとんど参考にはせず、その学校の過去問を中心に対策を練っていく、というのもアリです。
語句や漢字についても、一定の傾向(形式など)がどこの学校にもあります。首都圏の学校はわりと国語の問題に特徴的な学校は多く対策は立てやすいのですが、そんなこと言われても素人でははわからない… と、お困りならば、いっそ学校名を教えていただけましたなら、しろくまがその学校の問題を見させていただいて(少々お時間をいただきますが)勉強方法などできる範囲でお伝えしたいと思います。
算数なども、もちろん公式の暗記、だけではだめですが、ちょっとずつ、ちょっとずつ、わかるものは応用をきかせて、わからないものは無理に応用に持ち込まず、三つの暗記より一つの理解、というつもりでじっくりやりましょう。
軽度発達障害のボーダーとおっしゃいましたが、実は、しろくまの親戚の女の子で(もう大学も卒業しましたが)同様のケース、知っています。知っているどころかその子に国語教えたことがあるんですよ。
お話しにあったように「理解が遅い」というだけで、根気よく反復してやり、ゆっくり丁寧に説明してやれば、わかるようになっていきました。「遅い」だけなんです。同じ時間軸の子よりも劣っているように見えるだけで、時間の経過でいずれそこに到達していきます。教える側の根気さえ尽きなければちゃんと学習理解も深まりますよ。だってほんとうにどうなるかと思いましたが、その子は高校合格して大学行きましたからね。
その子の場合は、「書けない」ので苦労しました。ただ、犬がとにかく大好きだったので、犬の絵本から入って、犬の図鑑から入って、犬の説明文を探して… と、興味ある文章を使って「読み」、そして「書く」というのをやっていきました。
「桜草」さまのお子さんの場合は、中学受験という限られた時間内のことですが、それでも、お母さんがよりそって今までやってこられたその成果は必ず必ず出てきますよ。国語は「いっしょに勉強していく」という姿勢の学習をしていってやれば、かならず形になって成果が出てきますよ。がんばって根気よく、そしてやさしく接していってやってくださいね。
また、「同じこと」を何度も何度も強いるのではなく、「同じことでも形を変えて、言い方をかえて」説明してやってください。ここをめんどうだと思ってはいけません。これは国語だけではありません。密度も概念を理解させるのは後まわしでよいのですよ。具体例をたくさん用意して、具体から常に入っていく、ということを忘れずに。
入試対策とはまた別に、以下の方法も並行してみませんか? その親戚の女の子に国語を教えていたときの方法です。
めんどうかも知れませんが、接続語は、お母さまが短い文をつくってやって、一文一接続語の訓練を反復してやってください。
その際、発想を逆転してみてください。「しかし」「だから」「なぜなら」などの語句を入れるのではなく、それに続く文のほうを作文させる訓練から入ってください。
☆ わたしは国語ができない。しかし、( )
☆ わたしは犬が好きだ。なぜなら、( )
☆ 家を出ようとしたが大雨だ、だからわたしは( )
というようにするのです。リクツではなく感覚で「しかし」「だから」「そして」などの使い方を身に付けさせるという方法です。
下手に指示語の空欄の問題を解くより、それに続く文の作文、あるいはその前の文の作文をさせるほうが、接続語の理解は深まります。それに慣れてきたら逆にします。
☆ わたしは( )。しかし、わたしは水泳は得意です。
☆ わたしは( )。なぜなら、甘い食べ物が好きだからです。
☆ ( )。だからわたしは、目がさめたのです。
実はこれは、低学年向けの対策なのですが、親戚の女の子には、これを延々とやっていきました。迂遠な方法でしたが効果があったと今でも思っています。
また、物語文の読みですが、いっそ問題集などは使わず、小学校の教科書を使うのもよい方法です。
物語文を読む。で、人物が出てくるごとに印をつける。出てきた順に○、△、×、と付けていきます。
そして気持ちを表す言葉(教科書の言葉はわりとわかりやすいものが多いので)が出てきたら波線を引いていく… ただ、これだけを延々とさせていきます。
で、波線の気持ちについては、もう、こちらで説明してしまってかまいません。これは悲しいのよ、うれしいのよ、などなど… ときとぎ「なぜ」かをたずねてみます。わからない、といえば、すぐ説明してやる… そんな「読書」でかまいません。
○の気持ち、△の気持ち、×の気持ち、とノートに書き出していく…
こういう整理もいっしょにやっていってもよいと思うのです。無理に難しい文章には手を出さない。さりとて、小学校の教科書の五年未満の文章は用いない、というのがポイントです。
「理解が遅い」のと「理解できない」は別です。時間がかかるならばたくさん理解させなくてもよいですから理解できるものを深化していく、という作戦でいきましょう。
教える側の根気と方法の問題で、教えられる側にはさほど問題は無いのですよ。いろいろな方法があります。とにかくお試しください。
しろくまさま、早速のお返事をありがとうございます。暖かいアドバイスに涙が溢れました。
今までほとんど独りで娘の勉強をみてきました。(主人は帰りが遅く、土日も出勤が多いのです)
何度繰り返し教えても定着せず、当たり前の事が理解できない娘にイラつき、手を上げ、罵る事もしばしばありました。
もうダメかと思う事もありましたが、何度もやり直しをし、ノートを持ってくる娘を見ていると、あきらめてはいけないと思い直し、今日まできました。
一時は特別支援学級も考えたのですが、塾や担任から今までの努力が無駄になると言われ、首都圏模試で偏差値40以下の女子校をすべて回り、校風や入学後のシラバスを熟慮した上で、志望校は2校に絞っております。
入試問題は一校は説明文のみ、もう一校は説明文と物語文の両方がでます。
半分取れればよいので、物語文は後回しにして、今は説明文の要約を中心にした記述をやらせています。
文章の組み立てはまだまだですが、キーワードはきちんと抜き出してくるので、少しでも部分点が頂けそうです。
勉強に限らず、生活面においても、人の気持ちをくむ事や、状況を把握することが難しいので、物語文は厳しいと思います。
お察しの通り、暗記ものは得意なのが救いです。
志望校をお伝えして、具体的なアドバイスを頂きたいのですが、両校とも受験者が30人ぐらいの定員割れの学校な為、個人が特定されるのではないかという不安があります。
何かよい方法はないでしょうか?
しろくまさまから教えて頂いた、接続詞を使った作文と教科書を使った読書。早速始めてみます。具体的なアドバイスをありがとうございました。
このような掲示板を通してですが、しろくまさまのお人柄でしょうか。とても親近感がわきます。塾の先生も親身になってくださるのですが、ここまで的確なアドバイスは頂けませんでした。
また行き詰まったら相談させてください。本当にありがとうございました。心から感謝しております。
「桜草」さま
これは、しろくまがうかつでした。学校名を聞いてしまうと個人が特定されかねませんよね。
でも、一校は説明文が一題なわけですね。
もちろん説明文を中心に学習していくことは間違いではありません。ただ、苦手だからといって物語文から逃避はしないでくださいね。ようするに心情の理解がないとか、センスがないとか、あきらめられる必要などまったくありません。入試の問題を解くことと子供の文学的センスはまた別物です。
学問の姿勢からは本末転倒ですが、この際、テストで点数をとる勉強に徹しましょう。
物語文の場合は、「模範解答からの逆流」で学習してみてください。つまり、模範解答を先に見せてよいのです。
たとえば心情を説明しなさい、といわれても、苦手な子にはピンとこない… 考えなさい、登場人物の気持ちになりなさいっ と、親が力んでも苦手な子から答えが導き出せるものでもありません。
「この問題の答えはこうなんだよ、どうしてこんな答えになると思う? ヒントは文章にあるんだよ、これが答えになる理由は何だと思う?」という方法です。
「なぜ」この答えになるのか、手がかりを抜き出せ、というわけです。必ず何らかの理由からその答えになっています。入試の国語とはそういうものです。文章の作者ではなく、問題作成者と向き合えばよいわけです。
苦手な物語文は、模範解答から入って考えていってください。
また、何かありましたらいつでもご質問くださいね。そのつど状況を説明してもらえれば、しろくまもできるかぎり色々なやり方を考えてお示ししますね。
しろくまさま、ありがとうございます。
『模範解答からの逆流』はっとしました。今まで問題文中から答えを導き出す事ばかり考え、解答から導き出す事はしていませんでした。
そうですね。解らないことは解らないのですね。
私自身が国語で苦労した経験がなく、どうして解らないのか解らず、説明してやることよりも先に、怒りのモードにはいってしまうのが現状です。
教え方も試行錯誤なので、本当は塾にお任せして、家では誉め役に徹した方がいいのかもしれません。でも、なかなか定着しない娘に焦り、つい口も手も出してしまいます。
発達障害のため、何をするのも遅く、時間がかかります。でも与えられた課題は決して手を抜かず、きちんとこなし、やり直しも嫌がらず何度でもやるような子です。ちょっとした発想の転換から突破口がみえてくるかもしれません。少し希望がもてました。
今日は早く帰ってきますので、早速教えて頂いた接続詞と教科書の読解をやらせてみます。
また経過を報告させて下さい。お忙しいとは思いますが、アドバイスを頂ければと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
桜草様
「与えられた課題は決して手を抜かず、きちんとこなし、やり直しも嫌がらず何度でもやるような子です。ちょっとした発想の転換から突破口がみえてくるかもしれません」
素晴らしいお嬢様じゃないですか。
だから、頑張っているお嬢様に手を上げたり口でひどい事を言う事はやめてあげて下さい。
私達親も一人の感情を持った人間です。
時に子供に手をあげる事もあるでしょう。
でも、それは「出来ない事」「わからない事」に対してやって良い事なのでしょうか?
人間として間違った事をした時、倫理観、道徳から子供が外れた事をした時は手を上げる事はほとんどの親御さんがあると思います。
私もそうです。
人の気持ちを踏みにじったり、このまま大人になったらとんでもない人間になる、、そんな時、感情とともにバチッと子供に手をあげる事はあります。
でも、勉強が理解できないから手を出す、口で子供を追い詰める事はやって良い事なのでしょうか?
そうする事によって成績が上がりますか?
むしろ、子供さんの心が畏縮してしまい、思う存分考えたり落ち着いて思考する余裕がなくなり、恐怖心の方が先に立ち、じっくり考える事が出来なくなっているのではないですか?
私は小さい頃、一つの習い事を自宅練習する時、父親に叩かれながら練習した思い出がある子供です。
もうね、、その時間は最悪でした。
「一生懸命やっているのに、なんで叩かれないとあかんの?」
「早くこの時間が終わって欲しい。。。お母さん、なぜ助けてくれないの!!」
「助けて!助けて!」って心の中で叫んでましたよ。
だから、私は「一生懸命やってる子」「出来ない事に真摯に取り組んでいる子」に対して怒り、暴力を振るう親だけは許さないし、私も絶対になりたくありません。
一生、子供の心の傷として残る可能性がありますよ。
今日からでもやめてあげて下さい。
そこに母の愛はないですよ。
あるのは「子供をコントロールしたい私」です。
「私のために子供にやらせている」のですよ。
家の父もそうでしたね、自分が昔やっていた事を子供にやらせたいだけ、、だったように思います。
一方、私は教師の母に勉強を教えてもらいました。
家の母は教える事が上手でしたよ。
「わからない、出来ない事で怒り出す」という事が絶対にありませんでしたので、私はいつまでも、自分が納得するまで自分の頭で考える時間を与えられましたし、わからない事で怒りださないので、何度も何度も質問する事が出来ましたし、優しく教えてくれる母に食らいついていく事が出来ました。
だから、私は「わからない」「出来ない」我が子に絶対に怒りません。
逆に「塾でも理解出来ない、私でもダメ。どこにひっかかっているのだろう??」と、深く考えたり落ち込んだりしてしまいます。
一生懸命頑張る子には、親はあらゆる手を使う事が出来ますよね。
この方法も使えるか?
このやり方が出来るかも。。と。
そんな風に、親の試行錯誤に素直についてきてくれる我が子に感謝しましょうよ。
本来ものすごく勉強が出来るのに、頑張る事の出来ない子、努力する事が嫌いな子は多いですよ。
お嬢様はそうではない。
一生懸命頑張ってらっしゃるのです。
頑張る事が出来るお子さんなのです。
それだけで十分じゃないのですか?
「目の前にやらなければいけない事がある」
↓
「その事に一生懸命取り組む事が出来る」
これが出来る子を授かった事に感謝しましょうよ。
やればものすごく良い成績が取れるのに、子供自身が勉強に対して意欲を失った、やる気をなくした、そんな子供と親の受験に対する熱意にズレが生じているご家庭のお母さん達のストレスと比べれば、桜草様のストレスは本当に少ないと思いますよ。
私はこの間、しろくま様に叱責されました。
お子さんが頑張っているんですよ、お母さんが弱気になってどうしますか?
待ってやらないとダメですよ!
って。。。
私はその時、はっとしました。
そうなんだ、、家の子は頑張っているんだ。
それで十分だ。って。
そんな子を授かった事に感謝しないといけないな。って。
落ち込んでる暇があったら、私のあの手この手の勉強方法に素直に従ってくれるこの子ために、動いてやらないと。。。って。
桜草様。お互い頑張りましょうね。
女の子なのに様 最後の一行で救われましたが・・。
しろくま様のすばらしいところは、決して相談者を責めないところです。
時に厳しいこともおっしゃいますが、それは相談者自らに「気付き」を与えてくださ
います。どうして、ここまであらゆる相談者に瞬時に寄り添えるのか不思議です。
しろくま様のストレス解消策はなんなのでしょう・・??
のぞみ様
わかっております。
しろくま様に叱責された、、というのは、私自身がしろくま様に気付かされたのです。
この言葉は、私自身への反省という意味で使わせていただきました。
誤解を与えるような書き方になっていたのなら申し訳ありません。
私は何度も何度も流産を繰り返し、家の娘を授かるまではずっと病院で入院生活をしていました。
お腹の中で亡くなった子達の出産予定日には手を合わせ、「私のお腹がもっと丈夫であれば、みんな生まれてきてくれたのかもしれない。。」と今でも時々夜中に涙が出る時があります。
だから、私の目の前に存在してる我が子には「産まれてきてくれたありがとう、育ってくれてありがとう」と毎日思っています。
桜草様の辛いお気持ち、お嬢様に対する精神的、肉体的なご苦労は大変なものであると思います。
だからこそ、桜草様も頑張ってらっしゃるのだからこそ、お嬢様に対して暴力だけはやめてあげて欲しい。
私は強く願います。




































