在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
昔々、四天王寺の校長先生は、神女と必ず同じ日程にします、と、おっしゃっておられました。今回の日程ですと18日にすれば洛南と神女両方重ねられますよね。
神女と同じ日程にするという原則と矛盾はしません。でも、洛南と四天が併願できるほうが四天にとっては得策なんだと思いますよ。
受験生の掘り起こしができますから。
抜けは何名かはわかりません。
~夏休みの国語のお勉強のお話~ 上
模試の見直し、暗記物の充実… いろいろ言われるところです。
しろくまも新人塾講師時代にそのようなことを先輩講師たちからよく聞きました。でも、実際、夏休みの自習室で子どもたちの質問受けに接してると、ちょっと現実との「差」を感じてしまいました。
けっこう夏季の講習の課題やら理科や社会のやることが多くてそれらの教科すら手が回らない子が多く、夏休みがすんだら、「達成感」よりも消化不良の感じが残った、という子が多いのも確かでした。
国語の模試の見直しですが、「何を」と「どのように」ならば、「どのように」に時間をかけたほうがよいでしょう。
つまり、模試の問題すべてをやるのではなく、模試の論説文だけ、とか、理由説明題だけ、とか、1模試の1文章につき1テーマで、という形でやっていくという方法です。
そのためには、やはり、過去の模試(苦手な子は小5のもの)をコピーして貼って、問題を1題コピーして貼って… という「下ごしらえ」が大切です。まぁ、ここは保護者がちょっとお手伝いしてやってほしいところですよね。
また、さらに一歩進んで、問題を解く、というより模試の文章の「要約」をしていく、というのもよいかもしれません。新聞コラムの要約もよいのですが、テーマが政治的なもの、時事的なものも多く、なんでもよいから要約、というのも失敗します。過去の模試を使うのも一つの方法です。
何かテーマ一つをしっかりやる、というのがよいのですよ。これはやった、という達成感というか満腹感というか、そういう「実感」が得られる方法がよいのです。
また、何度も言うところですが、模試の「記号選択」問題の場合は、解答から逆流させる方法を用いて「数」をやっていく、というのも有効です。
内容把握や心情説明の記号選択問題とその問題文を集めて、上述したように問題文を貼る、設問を貼る、そうして模範解答も貼って、作成者がどうしてそれを解答にしているか考えさせる、ということです。
そういう解答になる「手がかり」となると思う表現や部分を抜き出していく、という「作業」をさせる… これなど小6に限らず小5の子たちにも有効で、お母さんも参加できますよ。
二人で解いて、あなたはこう、わたしはこう、あれ? どうしてそう思ったの? 意外とお母さんも間違えて、二人で、あ、ここの表現からこうしているんだ、と、推理していく方法は、なかなかおもしろいものです。「現場に残された手かがりからの犯人さがし」というような感じでやっていく「模範解答逆流法」は、国語の苦手な子の場合、やりやすい方法です。何よりも、時間の短縮ができます。
「すべて」復習ではなく「一部」を「たくさん」見直ししていく、という方法がよいと思います。
~夏休みの国語のお勉強のお話~ 中
語句など暗記物をしっかりやろう~ ということですが…
これはちょっと要注意です。漢字の書き取りのくふうについては後ほどお話しいたしますが、「語句は深みにはまらない」が夏休み中の勉強の方法です。
志望校あるいは併願受験予定校の国語の過去問をまずよくご覧ください。どういう「形式」で語句が出題されているかの分析は大切です。
まず、素人でもわかる「形」からいいますと、
文章題の中で、書き取り、慣用句、ことわざを問う場合があります。
文中で下線部のカタカナを漢字になおせ、漢字の読みを書け、空欄にあてはまる慣用句を選べ、などなど…
こういう問題の学校で、「語句だけ」「漢字だけ」を取り上げてたくさん時間を夏休みにかけすぎると、労多くして益少なし、です。
模試などの書き取りを、軽く流しておくだけで十分ですし、文章中の書き取り、読みなら、難読語や難しい書き知りはほとんど出ず、簡単だがド忘れしやすいモノの訓練をしておくほうがよいでしょう。
たとえば「出納」など、読みや書き取りの例としてはよくあげられますが、実際の文章で「出納」という単語を用いた説明文や物語文ってあんまりありませんよね。これらの書き取り、読みは、「語句や漢字だけで大問が設定されている」学校などでしかなかなか出題しにくいものです。
漢字のパズルなどもやりはじめたらおもしろいですが、これも出題される学校は限られています。男子で言うと大阪の星光などではこういう形式の出題は過去にはありません。平易だけれど読みにくい、ド忘れしやすい書き取りや読みが中心になります。灘などは第一日目に、パズル形式やことわざ、慣用句などを用いた短文作成など、なかなかくふうがこらされた良問が出されます。
灘受験者と星光受験者の国語の勉強方法は、大きく異なるわけです。
女子校も同様で、とくに漢字の書き取りや読みは、女子中の問題は平易でド忘れしやすいものをうまく集めています。とくに中学入試の歴史の長い兵庫県の女子中は、なかなかよい書き取りの問題を出してくれます。
がんばって語句をやるぞっ と、いきごむのは、ちょっと待ってくださいね。過去問をよくみて計画的に対処しましょう。
漢字の書き取りは、とにかく配当漢字内のものをしっかり理解しておく方向で勉強してください。配当漢字外は、まず、出題されません。
その意味では、小5あたりの入塾テストを兼ねている模試などの漢字の見直しは有効です。あれこれ手を出さず、一年分のストックをキッチリおぼえる、とくに女子中の場合は、夏休み中の小5+小6の六月までの模試の書き取り・読みをすべてマスターする、というのを第一の課題にしてみましょう~
配当漢字内で、画数の多い漢字を中心に、ていねいに仕上げる、というのも作戦としては有効です。
とくに「形声文字」と「非形声文字」に分けた書き取り帳などの作成は有効です。その上で、夏休みは「形声文字」だけしっかりやっておく、というテーマ性をつくった学習がよいと思うのです。
また、しろくまテストで紹介もしますが、「部首」の間違い、というのが誤答の最多例です。
異部首同音の文字などは改めて整理しておくと、労少なくして益覆い夏休みの書き取り整理ができます。
十回ずつ書きなさい、という場合も、たとえば「縮」という字ならば「縮縮縮…」と十回書くより、まず「糸糸糸…」と部首をしっかり書いて、次に「うかんむり」×10、「イ」×10、「百」×10、というように「構成」順に完成させていくほうがよいのです。
最初の一文字間違うと、残りすべて間違って書く、という書き取りマヌケちゃんが発生するのでどうせ十回ずつ書く、という古典的な方法をするのなら、構成部ずつ十回ずつ書いていきましょう。
漢字の書き取りの出題者には「意図」があります。「かんじのはなし」でも紹介しましたが「蒸」という字など「水」という字がわかっているかどうか、がポイントになります。
軽く書き流していると失敗します。書き取りなんか数をやったらしまいやっ という雑な考え方で表面的に学習するより、ちょっと夏はかみしめて一つ一つ丁寧にみていく、ということをしたほうが誤答を減らすのには有効です。
~夏休みの国語のお勉強のお話~ 下
「過去問」をやりましょう~ という話をすると、いやいや、しろくまさん、秋からでよいでしょ、前にしろくまさんもそう言うてたやんっ と言われそうです。
また塾の先生にも、しろくまめっ へんなこと言うなっ と怒られそうです。
過去問を今からやるとできないものもあって落ち込むだけです、志望校別の特訓でやります、秋からでよいです、というのが「原則的」な塾トークでしょうし、私もそう思っていますよ。
塾の先生のお話を「裏返して」理解する、というのも大切です。
たとえば「理科」や「算数」などはこれからまだまだやっていく問題はあります。また社会も、たいていの塾は小5で地理はやっているものの、歴史はすべて終わっていないだろうし、公民分野は秋あたりでしょう。国語にいたっては、過去問をさっさとやられてしまっては志望校別の演習で困るときもあります。
しろくまが「過去問をやりましょう」という「過去問」とは、志望校以外の国語の過去問のことです。
ぜんぜん傾向の違う過去問などやっても意味がない、というそしりも受けるかもしれませんが、過去問は、「次に絶対出ない問題」でもあります。国語の場合、とくにそれはハッキリしていて、同じ学校で同じ文章が出ることは絶対にありません。
でも、違う学校で出た文章が、別の学校で出題される、というのはあるのです。
あ、ヤマをあてよう、というのではないですよ。
たとえば、大阪星光を受けようとしている子で、国語が苦手、となれば、兵庫県の神戸海星の国語の問題やらせれば、けっこう役に立つよ、という話です。
抽象化を必要とする問題の場合、文章中の言葉を用いて解答できる学校もあれば、自分で抽象化しなくてはならない学校があるといいました。
甲陽の国語と神戸女学院の国語の抽象化が必要な問題などは共通点があります。男子でも女子中の問題を解けばよいのですよ。女子でも甲陽の国語を解いてみればよいのです。女子で国語が得意、でも説明文がちょっと苦手、ならば大阪星光の国語の問題やってもよいのです。灘を受ける、国語の問題演習をしてみたい… ラサールの国語がおすすめです。(ただし、文章読解のほうですよ。語句ではありません)
兵庫県の女子の学校の国語の問題は、なかなかおすすめです。
灘は物語文はほとんど出ませんが、物語文が苦手な男子は海星・甲南女子などの国語の過去問をやってみてください。
国語は過去問を今からやる意味、ありますよ。「やり方」しだいで過去問はおおいに生かせます。
しろくまは入試問題主義です。参考書や問題集も否定はしませんが、やっぱり実際の入試に直接あたっていくことが大切です。
昔、「異学校同傾向分析集」というのを編集しました。(引越ししたときに発見しました)。
いろいろな学校の問題を調べて、よく似た問い、よく似た出題傾向、のところを探してまとめたことがあります。国語の演習はこの異学校同傾向演習が有効です。ただ、しろくまの集めたのは20年以上前のものなので、ちょっと現在のものと比べて今でも通用しそうなら、またみなさんにご紹介しますね。
しろくまさま
夏休み直前、算数・理科は本人と相談して、
塾の夏期講習の内容以外の、自分の勉強の計画が出来つつあったのですが、
はてさて、国語はどうしようか・・・そういろんなことをする時間は取れないだろうし・・・と
悩んでいたところでした。
いつもタイムリーに良いアドバイスをしていただけて、
本当にうれしく思います。
さっそく参考させていただきます。
さて、明日は模試です。
しろくまさんのアドバイスを読み、
息子に「明日の模試は夏休みの課題発見のつもりで、焦らなくてもいいよ」
と、声をかけたところ、
「うん、塾の先生も今回の模試はちょっと難しいかもよって言ってたわ」
という返事。
しろくまさんのおかげで、
模試結果を見て親の方が焦り、子どもを叱りまくらないで済みそうです。
夏休みが終わると、入試まで残りは一年の3分の一しかないと思うと、
夏休みが過ぎてしまうのが恐ろしい様な気もします。
「美ら海」さま
この時期の「模試」の活用は大切です。かけられた「ゆさぶり」をうまく利用してください。へたによい点が出てしまうと夏休みの対策のメドが立ちにくくなります。模試で良い点が出るとうれしいものですが、夏休み前の模試で「悪い点」が出ている教科と分野は入試対策に本当に役立つもの。むしろ、「悪い点」の部分が見つかってくれたほうがよいのです。本来の模試の役割を重視してくださいね。
9月になると「夏休みは短かったなぁ」と思いますが、夏休み中は長く感じますよ。でも、実際に勉強するのはお子さんです。ついつい色々口出ししたくはなるところですが、勉強面は是非、塾にまかせてみてください。言いたいことは、すべて塾の講師を通じて伝えてもらい、健康管理と時間管理に徹してやってくださいね。
しろくまさま
小4男子の母です。
息子は、社会理科の、資料等の読み取りが苦手です。図や表、長い文章などから答えが導きだせる問題が、読んだり考えたりする?うちに、時間切れとなり白答だったりするのです。(テストで)
いくつかの資料を比べて、答えるのも、なかなかできません。答えはそこにあるのに、もったいなく思ってしまいます。
こういう場合は、どのように学習すると、効果があるのでしょうか?
国語力の範囲だと思い、相談させていただきました。 ちなみに、今のところ、国語の成績は普通で、詩になると、よく出来たりするのですが・・・。




































