在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
申し訳ありません。投稿に不慣れで、新しくスレッドをたててしまいましたが、こちらに移動させていただきます。相談内容は下記の通りです。
小6男児の母です。しろくま様のアドバイスに感銘を受け、藁にもすがる思いで投稿させていただきます。全てのアドバイスを読みきれてはいませんので、内容が重複してたらお許し下さい。
息子は、もともと言葉が遅く、読書も全くしない子です。
当然、語彙は貧弱で、国語は大の苦手です。それでも、中学受験を決意し大手進学塾に通い始めました。小4の最初の組分けテストの国語の偏差値は48でした。それでも、その後、4年生~5年生の間は偏差値55~65の間でした。ところが、6年生になって、全く点数がとれなくなりました。正答率95パーセントの穴埋めすら外します。偏差値は50です。他の3教科は偏差値65~72で、4教科ではなんとか65~67ですが完全に国語が足をひっぱっています。あと15点得点を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?漢字・語句はきちんとできています。
本当に悩んでいます。どうか、アドバイスをお願いします。
「ひろ」さま
あせっておられるお気持ちが文面から伝わって参りました。たしかに小6にもなり、夏休みも始まると「あせり」と「不安」が出てきて当然です。ましてや何か不得意な教科があると当然です。
安心しましょう、とは申しません。でも、あせられる必要はありませんよ。「三本立て」の国語の学習で参りましょう。
まず第一は、現在できている部分を維持する。
下手に国語を何とかしようとするあまり、できている分野を後まわしにして不得意な部分に時間を注ぐとできているところもできなくなっていって得点力が低下します。
小6で得点できなくなったのも、ひょっとしたら国語の苦手な分野を何とかしようとして、国語のできていた分野を疎かにしたから、という可能性もあります。
現状できている部分を落とさないために…
小4・小5レベルの問題を、毎日一題、軽く流していきましょう。できる問題を解く、というのも国語の得点力維持には大切です。平易な問題で「読む」「解く」の感覚を活性化させてやってください。
第二は、小6になって難度があがり、対応できなくなった分野を切り開くくふうです。お話のように、あと15点の「のびしろ」を作ってやりたいところです。
言葉が遅い、読書ができていない、とお嘆きですが、逆にそれでも小6の国語で偏差値50あるのでしょう? やることをやればまだ得点は上げられます。国語力と国語の得点力は、ちょっと違います。満点とらせろっ と言われると、しろくまも退散しますが、国語力と国語の得点力の「差」で10点分くらいは上げられますよ。言葉が遅くても、読書ができていなくてもなんとか得点できる子もたくさんいるのです。「できていない」ことに気をとられて「できている」部分を過小評価してやらないでくださいね。
さて、この第二の部分に関しては、しろくまの定番の「模範解答からの逆流法」による問題演習をしてください。
まずは「記号選択問題」から行きましょう。ひょっとしたら書くことよりも苦手かもしれませんが、あえてそこから入ります。
答えを先に教えます。「この問題の解答はアなんだけれど、どうして作成者はアにしたと思う? アになる理由を考えて」という方法です。
記号選択問題ばかり、この逆流法で何度も何度も演習してください。まずはこれを続けましょう。その後、同じことを記述題でやります。
模範解答を見せて、「こんな答えだけど、こんな答えにするには、どこを読めばわかるか、あるいは、どこにこれが書いてあるかみつけてごらん」という方法でやっていきます。
いきなり、答えを書きなさい、考えなさい、では苦手な子は途方にくれます。解答を教えてから考える、のは、なかなか面白いし、苦手な子にとっては心の負担も少なくてすみます。
そして第三は、志望校の国語に特化した方法です。もしよければ志望校を教えてください。その志望校にあった国語の勉強法をしろくまが考えてみましょう。しろくまの頭はなんせ20年前ですから、その志望校の最近10年の問題を調べて、短期集中でこうしよう、という提案をしたいと思います。もし志望校はちょっと言えない、ならば、文学的文章が多いか少ないか、漢字の書き取りは独立型か、文中型か、などなど傾向をお教えください。記述が多いか少ないかなども是非教えてください。志望校に特化した学習で5~10点持ち上げれば、あと15点くらいはギリギリ捻出できそうです。
現状を維持する勉強、逆流型問題演習、志望校特化型学習の三本立てで夏を乗り切りましょう。
具体的なアドバイスをありがとうございます。何度も読ませていただきました。文面にあせりが出てましたか(笑)何をすればよいのかわからず途方にくれていました。早速、明日から実践させていただきます。志望校は、実は、東京の学校です。偏差値は63位です。傾向は、物語文と論説・説明文が1題ずつ、漢字は独立しています。
指示語、段落構成、心情の読み取り、慣用句など幅広く出題されています。穴埋め、記号の割合が高いものの、記述もあります。学校名は、必要であればお知らせします。アドバイスをお願い致します。
「ひろ」さま
関東の私立はむろんすべてではないですが、国語が各校個性的で、志望校にしぼった学習が有効な場合が多いのです。
関東では「電話帳」は販売されているのでしょうか。
「電話帳」とはギョーカイ用語で色々な学校の国語の過去問を集めた分厚い問題集のことで、これを利用するのも有効です。
テーマをしぼって、今日は理由説明題、今日は指示語、今日は空欄補充題、というようにパターン認識していく方法です。
問題をすべてやらずに、1日1テーマで演習していく、という方法です。苦手な子は、このようにテーマを明確にしてやると学習に入りやすいですし、数もこなしやすくなります。
先月、鎌倉に行ったときに、横浜の本屋さんで関東地方の学校の問題をながめたのですが、「電話帳」は見かけませんでした… まぁその本屋さんはそれほど大きいところではなかったのですが、関東には「電話帳」はないのでしょうか… もしあれば、お試しください。志望校の過去問学習は秋からが原則ですが、志望校以外の過去問を流すのならば夏季休暇中が適当だと思います。
また漢字の書き取りの「独立型」は、「文中型」よりも例文設定がしやすいので、難問が出しやすく、一般に配点も高めです。ですから書き取り学習に時間を割いても労が報われます。できているから、と安心せずにきっちりと学習を続けてください。
また追加質問があればどうぞ。
ありがとうございます。
早速、本屋さんに行って「電話帳」を購入しました。
まずはアドバイス通り、記号選択にしぼった演習を続けてみます。その際、時間は制限した方がよいのでしょうか?
また、息子自身国語に対する苦手意識が大変強く、「他の教科はやれば成績が上がるけど、国語はどうせやってもあがらない」と投げやりな姿勢です。確かに、6年生になってから、不思議なほど、良い時もあれば悪い時もあるという成績の波が全くありません。そんな息子になにかいい声かけはあるでしょうか?息子だけでなく、自信のない母である私にもアドバイスいだだけるとありがたいです。よろしくお願い致します。
「ひろ」さま
得意な分野には時間制限をかけ、苦手分野には時間制限をかけない、という原則でやられてみてはどうでしょうか。
まずは逆に問題を解く時間を計ってみて、どれくらいの時間が本人の解答時間かを知っておきましょう。
以前のレスの中で国語が苦手な「号泣少年」を紹介したことがあります。わたしの友人の灘出身の算数科講師はその国語が苦手な子に
「国語ができないからといって泣くなっ おれも国語が全然できなかったが、おれはちゃんと合格できたでっ 国語ができへんからといって国語の勉強をしなかった日は一日もなかったからやっ 成績がよいもわるいも関係なく勉強をやりつづける、ということが大切なんやっ」
と叱咤激励しました。
しろくまも、このときの、友人の言葉が忘れられません。
「点数が上がらない、とか、クラスが国語のせいで上がらないとか、ぐちゃぐちゃ言うなっ 点数とろうとして勉強するなっ ただ勉強つづけてたらそんでええねんっ」
と…
甘さのない、作為もない彼の言葉に「号泣少年」は心を打たれたようでした。
点数や順位にとらわれずしっかり国語の勉強に向き合う「目的としての勉強」というのは大切です。純粋にただ、勉強を続ける…
お父さんやお母さんも、お子さんの苦手な教科に関しては、まず、得点と順位の呪縛から離れて、勉強しつづける、という姿勢を子どもがとれるようにしてやってください。




































