在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
~しろくまからのお手紙 小学生のみなさんへ~
「しつこく考えない よく考えよう」
みなさんこんにちは、しろくまです。
今回は、こんなテーマを掲げてみました~
みんなの中には「しつこく」考える子、いるよね。なんか「しつこい」と言われると腹立つっ と思う人もいるかもだよね。ごめんなさい。
「しつこく考える」のと「よく考える」のは別のことだよ。
一つの問題をじっくり考える… わかるまで問題に取り組んでいく… 大切なことだよね。でも、
「もういいかげんにしてさっさと答えをみなさい」
「うるさいなっ まだ考えているねんっ え~と、こうなってこうなって… もう、お母さんっ あっちいっといてっ」
とかムキになって問題にしがみついていないかな?
もちろん、その「がんばり」「ねばり」というのは大切だよね。「ねばり強い子」しろくまは好きです。
でも、「本当にねばり強い子」は、「うるさいな」とか「あっちいって」とか言わないんだよ。
金属の中の鋼(はがね)って知っているかな。
ちょっと意外なことを言うと、「鉄」って、硬(かた)いと折れやすいんだよ。
それと同じで、「硬い意志」と「強い意志」は少しちがって、ただ硬いだけなら頑固でだめなんだ。
鉄をつくるときに酸素を吹き付けて炭素分を取り除くと、「ねばり」が出て折れにくいものができるんだ。
きみたちに今日はしろくまが酸素を吹き込んであげるね。
まず、できない問題が出てきたら、よく考える、これはよいんだよ。でもね、同じことを何度やってもだめなんだ。最初にもどって、いつくかの段階にわけて、一つずつ考え直す、それでわからなければ答えをみればよいんだよ。とくに夏休みの一つの勉強方法として数をこなすことも大切。時間は有効に使おうよ。
お父さんやお母さんに言われて「うるさい」とか「あっちいけ」とか余計な音が出るのは不純物が多い鉄。
強い鋼は実によい音がします。のめりこみすぎて、「もう答えをみなさい」と言われるのはよいことなんだ。だからそのときは、よし、と心の中で区切りをつけて「はいっ」と良い音を立ててね。
よい鋼は打ち合わすと耳に心地よい音がします。
よい勉強をしているとよい返事ができるのです。
きたない返事をする人は、よい勉強ができていない証拠だよ。「よく」考えるは「善く」考える姿勢から生まれます。わかってくれるかな?
ところで君たちは、「図形の一筆書き」って知っているよね。
一筆書きができる図形の「出発点」はどこかわかるかな? 習ったことはないかな。この図形は一筆書きができます、さぁ一筆書きしてみよう~ と言われてどこから始めるか。
「偶点から始めると一筆書きはできません。奇点から始めると一筆書きができます。」
たとえば正方形に対角線を書いて上底にさらに三角形をつけた家みたいな図形があったとします。一筆書きしなさい、と言われたら、交点のうちどこから始めると一筆書きができるか…
偶数の交点から始めると絶対に一筆書きはできません。奇数の交点、つまり下の二つの角からスタートしないと一筆書きできないのですよ。
「いつまでも考えてわからない、でも、解けそうだっ」と「しつこく」考える人は、偶点から始めて一筆書きしようとしている人に似ているんだよ。そこから始めても解けないよ、と、誰かが言うてくれているのに、いやっ やってみないとわからないっ と叫んでいたらカッコわるいよね。
「道に迷う」のもよく「途中で道に迷いました」なんていうけど、実際は最初から間違えていたり、始めの選択を失敗してたりしているんだ。
解けないときは、その方法にしがみつかないで、「最初から」考える、「立ち返る」、別の方法を選択する、という勇気を持とうよね。
「正しい始まり」は「正しい結果」を生みます。「よく考える」人は最初をていねいにしっかり考える人です。できないときは、「しつこく」考えないで、ぱっと始めにもどってやりなおそうね。(ではまたね)
いつも大変お世話になっています。(^^)
「しつこく考えない、よく考えよう」お手紙は、まさに・・・
つい最近の息子の様子でして・・・。即、息子に読ませました。
本人も、「僕のこと・・・?」(苦笑)
ありがとうございました。
そして、またまた、質問させてください。
塾の先生方は、よくおっしゃいます。
「夏頑張れば、秋以降、絶対!成績が伸びる。」
だから、夏休みは受験の天王山。
本当でしょうか?(汗)
息子は、親が言うのも・・・ですが、本当に良く頑張っています。
その様子を目の当たりに見ていますので、ちょっとやそっとの確認テストの悪さ、12耐特訓の酷さにも、何も言えないどころか、この私が、下手な励ましをしたりまでしています。(笑)
本人が、ぽろっと本音を言いました。
「僕のクラスの子達は、夏期講習で最難関の講習を受けてバンバン先に進んでいるけど、僕は難関で復習ばかりしているやん。でも、僕は、なかなかテストの結果には出ないけど、成績はましになって来ていると思うねん。でも、ほんまに、先生は言ってくれる、秋以降に成績伸びるかな~(これ以降は小さい声で)不安やな。」
担任の先生に相談しまして、本人も親も納得の上で、受講資格はありましたが、あえて、夏期難関コースを受講しています。
先生と相談して、先生に言われた通りのことを頑張ってやっているし、みんな顔が違うように、やっていることも違う。気にしなくていい。自分を信じて、粛々とやって行こう。とは言っていますが、
親も内心は・・・超不安です。
先日の公開テストも・・・この時期に、どうも・・・ボロボロっぽい。
以前、しろくまさんにおっしゃっていただいたように、模試は上下は当たり前。と言い聞かせていますが、下ばかりで、上には、なかなかなりません。正直、下がりっぱなしです。
でも、激怒したりすることは、ありません。ほんと・・・良くやっているからです。
周りも必死に勉強してますから。
だから特に息子はこれでいいのか?と頭によぎるようです。頑張ってしているからこそ、不安になるようです。
あの、根拠の無いポジティブシンキングだった子がです。
ご存知のように、職人気質のわが息子。親の言う励ましは。どうも半信半疑。←親も実は言いながら、半信半疑。(汗)
職人気質な息子が、ストンと心に響くような、落ち着くような、言葉はございませんでしょうか?
何だか良く解らない質問ですが、よろしくお願いいたします。
「ゴンママジュニアくん」へ
はじめまして。しろくまです。
夏休み、しっかり勉強しているみたいだね。お母さんがほめていましたよ。
夏休みのお勉強は大切です。しっかり勉強してね。
と、いちいち、しろくまが言わなくても塾の先生もよくおっしゃっているよね。
「夏休みは入試の天王山! 夏休みの成果は秋になったら出てくる!」
と、よく言われるよね。
なぜ、夏休みは入試のいちばん大切なとき、って言われるのかわかるかな。
一つは学校がお休みになって「時間」がたくさんあるからだよね。
このたくさんの時間を使って「たくさん」お勉強ができる…
だから人によっては「量」をいつもよりたくさんできます。
でもね、人によっては「量」ばかりやるよりも、じっくり復習して、しっかり弱い教科をやる、という「質」をいつもより深くできるときが夏休みなんだ。
お友達のなかには、たくさんやって、どんどん前に進む子もいるけれど、「夏休みの受験勉強のかたち」は、もう一つ、じっくりやって深くほりさげる、というのもあるんだよ。
だから、たくさんやってどんどん前に進む子、と、自分をくらべる必要はないんだよ。だって「かたち」が違うんだものね。
きみは「じっくりやって深くほりさげる」形でがんばろうよ。きみのほかにも、そういう「かたち」を選んでいる子、たくさんいるよ。
だから、そういう子と少しくらべてみようか。
まずは「じっくり」の方法。
これは「復習」のことだよ。今の学年の復習だけではだめだよ。前の学年、その前の学年の模試でも復習テストでも、苦手な教科はまずはもう一度やりなおしてもよいよね。
復習というのは理解を深めるための作戦だから、復習ばっかりしても模試の点数はすぐには上がらないんだ。ミスをしない、できる問題を確実にするためのものだからそのつもりで、点数とることを考えず、忘れていたことを思い出し、しっかり自分のものにするのが大切。だから「たくさん」しなくてもよいよ。わかるまで「じっくり」取り組んでね。むしろ模試で点数とれなくてもよいんだ、模試で解けなかったところを「後から」わかるようにしていこうよ。
復習し続けても「まただめ、まだだめ、やっぱりだめ」かも知れないけれど、ずっと続けていくことが大切。
これを「復習主義」っていうんだ。模試「で」力をつけていく作戦だから点数や順位は「今は」まだ気にしないでやっていこう~
さて、次は「深くほりさげる」作戦。
実はこれがきみのポイントだ! 習った範囲をさらに深くほりさげているかな? 勉強した単元や問題が「できた」「わかった」で終わるといけないんだ。そこから次にいこうよ。
たとえば算数で「速さ」の問題を習いました、やり方もわかった、復習もした、じゃあ、速さの難しい問題にもどんどんチャレンジして深めていこうよ。
そんなことやっていると時間がないよ、と思うかもだよね。だから、この夏深くする単元を一つか二つにしぼって、それを思いっきり深くやってみようよ。たとえば理科は「人体」ときめたら、それだけは誰にも負けないくらい深く深くしっかりと勉強する、という作戦だよ。
「どんどんはやく」の子たちは、はやくやって後から復習して深める作戦。「じっくりふかく」の子たちは、そのつどしっかり深くやって入試までに範囲を終わらせる作戦。
ヨコ10㎝、タテ6㎝の長方形と、ヨコ6㎝、タテ10㎝の長方形の面積は同じだよね。
きみは「じっくりふかく」をめざそう! たぶん「じっくり」はやっているけど「ふかく」が足りないかもしれない。残りの夏休みはどれか自分の得意な分野、教科にしぼって「ふかく」に力を入れてみようよ。
だから「夏休みの成果は秋に出てくる」というのは「どんどんはやく」の子たちの話が中心で、「じっくりふかく」の子たちの場合は「夏休みの成果は冬まで出ない」んだ。
秋に成果が出なくても気にしない! 「じっくりふかく」の子たちは12月の模試で成果を出す作戦だ!
そのつどそのつど小さく笑って合格するのも、さいごのさいごに大きく笑って合格するのも同じ合格だよ。
今の調子で、そして今より「ふかく」がんばっていこう~
しろくまさま。
我が家の職人息子宛てに、直接、お手紙いただき、感謝とびっくりとが入り混じっております。
本当にありがとうございます!
職人息子は、しろくまさんのお手紙を読み続けていますし、
他も色々プリントアウトして読んでいますので、
しろくまさんからの言葉は大変嬉しいでしょうし、
凄く安心すると思います。
ついでですが、わたくしも大変、安心いたしました。
なにせ周りは・・・本当に出来るお子さんばかりでして・・・。
やはり、これでいいのか?と不安になっていました。(息子には大口たたいておりましたが。)
そして、不安になれば、「中学受験が終わりじゃない、大学よ。大学。」と自分に言い聞かせて。(笑)
職人息子は、夢を実現させる為に行きたい大学があります。
ですので、中学受験はあくまで通過点、と実際話しています。
そこにこだわるな!とも言っています。
本当にありがとうございました。
明日、息子のほっとした笑顔が見れると思います。
そして、しろくまさんのアドバイスの実行に燃えると思います!
なにせ職人さんなので、やるときゃ、きっちりやらないと気が済まないので。(笑)
なかなか・・・面白い子なんです。親じゃなければもっと楽しめたかも・・・です。
~しろくまの夏期講習 小学生のみなさんへ~ しろくまの韻文の話①
みなさん、こんにちは、しろくまです。
暑い日がつづいているけど、朝など少しすずしくなってきました。冷房(れいぼう)をきかせすぎないように注意しようね。
さて、夏休みの間に、みんなのために、少し、しろくまが「韻文(いんぶん)」の夏期講習をしますね。
小5のみんなや、小6で「韻文」が苦手だなぁ、と思っている人は、読んでみてください。
「韻文」って、なんのことかわかるかな?
「詩」や「短歌」、「俳句」のことです。入試でもよく出るけれど、わりと出る学校と出ない学校はきまっています。自分がしょうらい受けたいなぁ、と思っている学校の、むかしの問題をよくみて、毎年出ているなら、しっかりやっておきましょう。もちろん、ずっと出ていない学校もあるけど、いつ、急に出題されるともかぎりません。去年出てなかったやんっ と怒っても、入試はそんなに甘くないよ。だから、もし、出ても、これだけのことはわかっておいたらなんとかなるかも、という基本の基本、韻文を勉強する前に知っておいてほしい話を中心にしていきたいと思います。かるい気持ちで読んでくれるといいかな。
ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲
これは韻文です。「短歌」っていうものなんだよ。
「韻文」の「韻」は「音のならび」を意味します。
たとえば、これをみてくださいね。
ゆくあきの やまとのくにの やくしじの とうのうえなる ひとひらのくも
5音・7音・5音・7音・7音、で、できていますよね。規則正しい音のならび。
音のならび、といえば、「の」という言葉もこれにはたくさん連続して出てくるのがわかりますか?
ゆくあき「の」 やまと「の」くに「の」 やくしじ「の」 とう「の」うえなる ひとひら「の」くも
たとえばこれをちがう「音」にしちゃうと、ぜんぜん雰囲気が変わるよね。
ゆく秋だ 大和の国だ 薬師寺だ とうのうえなる ひとひらのくも
と、なると、なんかどんどん元気が出てきそうだよね しかも「だ」という音は、なんかきめつけているような感じだし、濁点(だくてん)がついていて「の」とはずいぶん違う印象だよね。
秋だっ 大和だっ 薬師寺だっ 文句あっかっ!
「の」だと、濁点もないし、「だ」より、やさしい音でやわらかな感じがするでしょ?
こういう部分にも気がついてほしいんだよ。
それから、最後。「一ひらの雲」で、おわっているよね。「雲」という言葉で終わっているけれど、どうかな? 名詞で終わらせるのを体言止めって言うんだけれど、これは「余韻(よいん)」を残す、という表現方法なんだ。音をわざと止めて、よんでいる人の心の中でひびかせよう、という方法なんだ。
ほら、かねをたたくと、最初のカンっ という音が、しばらくのこるよね。あれは一回カンっ と、やるからあとのひびきがのこるんだよ。カンカ、カンカン、すっカンカン、と、たたいたら、うるさいだけで何も音はのこらないよね。「雲」という言葉だけを最後にのこす。「一つ雲がぽっかり空に浮かんでいる」という様子を想像することを助けているんだよね。
☆ 韻文のさまざまな表現方法は想像を助けるためのもの
ということを是非、おぼえておいてね。だから、「想像を助けるもの」ということは、手助けしてでも伝えたいことが「そこ」にある証拠なんだ。
それからもう一つ大切なことに気がついてほしいんだよ。
ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲
「ゆく秋」→「大和の国」→「薬師寺」→「塔の上」→「雲」
わかるかな? 作者の感じていること、見ているものが、「大→中→小」としぼられていっている、というのに気がついてくれたかな?
☆ 韻文には音のリズムだけでなく作者の心のリズムもこめられている
リズムとは変化でもあります。目線の変化、思いの変化、これも詩や短歌にはこめられていることをわすれてはいけないんだ。物語文と同じ、気持ちの変化、あるいはあるものをみて、最初の気持ちがそれによって別の気持ちに変わっていく、というのもりっぱな「心のリズム」の表現でしょ? ここに気がついてほしいな。入試も実はそういうところをよく問題にしてくるんだよ。
ではでは、こんな調子で「韻文の話」をすすめていきたいと思います。(ではまたね)
しろくまさま初めまして。
いつも参考にさせていただいております。
うちの子は小5男子、特に国語が足を引っ張っています。
無謀にも大阪星光に行きたいというのですが、大阪星光は、以前おっしゃっていたA.Bどちらのタイプになるのでしょうか?
また似たようなタイプの問題を出す学校、大阪星光を目指す場合、練習しておくべき学校の過去問はどちらになりますでしょうか?アドバイスいただければ幸いです。
「ぽん」さま
まだ5年で、国語が苦手、と、きめてかかると、その親の感じがお子さんに伝染して、かえって苦手意識をつけてしまいますよ。
前からいうように、中学受験で国語ができる子のほうが特別、と思ってください。国語はできなくてあたりまえだよ、そのほうがふつうだからね、という「マイナスからの出発」というイメージをもってやってくださいね。
さてさて、四天王寺の国語の傾向、別スレで国立の附属の国語の説明をしました。みなさまからのご質問を通じて、いろいろな学校の傾向のお話もこれからできるような気がします。
おたずねの星光の国語ですが、ここを受験する子たちで、国語の苦手な子たちの対応は、しろくまは経験値が大きいです。いろいろお話ができると思いますよ。
というのは、当時、星光は男子にとって、「下から」と「上から」の交差点にあったからです。
「上から」とは…
灘や甲陽をめざしていたが、国語が苦手、算数が灘・甲陽にとどかない、だから星光、という「流れ」があったからです。
「下から」とは…
算数は得意だけど、あと国語さえ何とかなったら今より一つ上の志望の星光へいけそう… という「流れ」があったからです。
どちらも「国語」がポイントです。
ほんとにあと国語さえなんとかなれば… が、よく集まりました。
まったく国語ができない子をどうやって「なんとか合格のじゃまにならないだけの国語にもちこむ」か、に苦労しました。
このスレの中での「技術講座」でお話した手法も、灘や甲陽をめざしていたが国語がどうしても… という子のためにいろいろ苦労したところから生み出されたものが多いので、星光には、けっこう適合する方法だと思っています。
星光は、前に話したAタイプ、Bタイプに分類すると…
説明的文章はAタイプ、文学的文章はBタイプ、といえます。
以前に、男子校をめざしていて国語が苦手な子は過去問演習に女子校の問題を用いるのがよい、と、申しました。
もし、星光をめざしていて文学的文章が苦手なら神戸海星の「物語文」などが適しています。神戸海星・親和などが適していて、字数制限型は神戸海星で、字数制限無し型は親和で、というのがよいと思います。どちらも星光よりも平易な内容で、実に素直な「国語らしい」問いが多いので苦手な子は、まず「素直に」考えさせる、ということがよいからです。その点、本人のプライドが傷つくかもですが、塾の模試の小4くらいの物語文からさかのぼられてもよいのです。
星光の物語文は主人公が「わたしは」型の「主観」型よりも、「かれは(彼女は)」型の「客観」型が多く、「心情変化」を題材にしたものが多くみられます。「のだ」「のである」の抽出による理由説明は前者に多くみられるものなので、
A→B
↑
C
という、気持ちの変化をはっきりととらえる、つまり気持ちをあらわす部分と事実をきれいに整理しながら読む「お刺身読解」の訓練が有効です。
気持ちをあらわす言葉、事実・行動、気持ちを反映した情景、などの分類をしっかりやっていきましょう。
この間、テレビ番組で「ごんぎつね」の結末部分の話がなされていましたが、まさにそこを問う問題が星光の物語文です。
「ごんぎつね」は、本当は最後は「うなづきました」ではなく「うれしくおもいました」だったんです。それを子どもにごんぎつねの気持ちを読みとらせるために「うなづきました」という行動表現に原作を無視して教科書や絵本は改変したのです。
わかるでしょう? 「うなづきました」という行動を問われたら気持ちで答える、このときのごんぎつねの気持ちは「うれしく思いました」が正解、となるわけです。
☆事実・行動を問われたら気持ちで答える(気持ちを探す)
☆気持ちを問われたら事実・行動で答える(事実・行動を探す)
という「原則」をおさえていないといけません。小5で苦手な少年は、まず、このあたりの確認から入ってください。
説明的文章は、「要約型」、つまり内容理解型の問題が中心で、説明的随筆というよりストレートな説明的文章の出題が多いようです。
抽象能力は必要ですが、文章中のキーワードをしっかりおさえ、すべて文中の言葉を用いてまとめられるものが多いわけです。
ですから、問題をちらっとみて、下線部の前後の文章をテキトーにながめて答えを出そうとしてもぜったいに無理… 全体→部分→核心という構造をおさえ、全体の内容を理解した上でないと理由の説明も要旨も把握できない問いにしています。
☆段落の頭にある指示語の指示内容は、その前の形式段落の要約である
という原則を知らず、指示語の内容をおさえずに読み飛ばしていると、まず、星光の記述はまとめられません。
女子校ならば四天王寺の説明文(ただし随筆風のものはのぞく)、男子校ならば洛星の説明文などが類題です。
筆者の感想や意見よりも、単純に何かを説明している「科学的」な内容の説明文をチョイスして訓練するところから入りましょう~
こんなところでどうでしょうか。何か追加質問があればどうぞ。
しろくまさま
丁寧にお答えくださいましてありがとうございます。
>まだ5年で、国語が苦手、と、きめてかかると、その親の感じがお子さんに伝染して、かえって苦手意識をつけてしまいますよ。
そうなんです。国語が・・・と言っていると、本人も苦手と口にだすようになってしまい、最近はそういう事を言わないように気をつけています。 塾の先生も答え合わせのときは、少しでもかすっていたら、小さい△をつけて、×を減らして良いと言って下さっているので、自宅の○つけはそのようにしています。
神戸海星と親和ですね。特に物語文、感情・気持の変化がとらえづらいようなので、親和の問題を時期がきたら見てみたいと思います。
本当に実際にしろくま様にご指導いただければどんなにか・・・・って思ってしまいました。
また質問させていただくかもしれませんが、よろしくお願いいたします。




































