女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
みなさま、お持ちの方も多いのですね。小学漢字はけっこう少なくなりました。最近の塾は教材のオリジナル化が進んでいるので市販教材はもうあまり使っていないのかと思いました。
ちなみに旺文社の国語辞典は、きっと例文がわかりやすいから、という理由でおすすめなのかもしれませんね。しろくまは、まぁ、意味がわかればなんでもよい、とりわけ入試に「有利な」辞書はない、とは思っていますが…
でも、卒塾生には、学校の先生の机の上をみて、どんな国語辞典使ってはるかみてごらん、と、言うたことはあります。中学なって、どんな国語辞典がいいでしょう、と言われたときには必ずこう答えていました。
前にもいいましたように、わたしは岩波の国語辞典を愛用しています。第二版、第三版あたりのは説明がおもしろかったので… 以上蛇足ながら。
国語辞典は、低・中学年と高学年では、使い分けたほうがいいと思います。
3・4年生くらいまでは、文字の大きな、説明の平易な、図版の多いもののほうが馴染みやすいの
ではないでしょうか?
あと、しろくまさんに質問ですが、2~3文字の熟語は、どのくらいまで覚えたらいいのでしょうね?
「小学漢字・1006字の正しい書き方」に出ているくらいの範囲でいいのか、塾の「熟語集」等
の範囲が必要なのか・・・いま時の中学入試は、相当難解な熟語が出ているようですから・・。
「くろくま」さま
たしかに、灘などを筆頭に、語句重視系の学校の問題は、なかなか難しい出題をします。
ただ、三字であれ四字であれ、漢字そのものは配当漢字を作成者はかなり意識しています。指導要領外からの出題だっ という指摘を避けられるように、うまく選んでいます。
大部分の中学は『小学漢字 正しい書き方』で十分ですよ。
ただ、過去問をみられ、漢字パズル系のもの、独立した書き取りが出されるところ、は、やや警戒して踏み込んだ漢字学習・語句学習が必要です。
まさに秋からの学習は「志望校の出題傾向に沿った」学習が大切です。
塾の提供する知識系のものは、実際より一割から二割増し以上の難しいものが用意されています。「こんなん習ったことがないっ」という苦情を受けないように、また、「これだけでよいの?? ○○塾はもっとやっているよっ」という保護者の「要望」に答える形で、質・量ともにどうしても、インフレ傾向になってきたのが実際です。
だからついつい多いめ、難しいめの提供に傾斜してしまう…
塾はもちろん保護者も過去問はよくよく見て、けっこう出ているな、と思われたら学習時間を増やす、という意識でよいでしょう。
そうでない、オーソドックスな国語の出題ならば、『小学漢字 正しい書き方』の漢字とそこで紹介されている用法で十分です。
深い学習に持ち込みたい方は、漢和辞典と併用するのもよいですよ。
その漢字を漢和辞典で調べる、その熟語が掲載されている、それを用いた例文がある、その例文ごと漢字を確認していく… という方法です。漢字の書き取り、熟語は、灘のパズル系以外は、「例文主義」でまとめていくのがよいと思います。
灘はほんとうに、毎年、国語の講師たちがうなるようなおもしろいものを出題します。なんか特別に熟語「だけ」おぼえていても、解けませんよね。形式上の訓練はしておくとして、ふだんの生活の中でその語句が身についているかいないか、そういった「語句習熟度」が問われます。短文作成との組み合わせなども、ほんとうにおもしろい…
特別な出題は特別な学習で… 受験予定校の過去問をみられて、秋以降は「特別な」学習を加味してほしいところです。
中学受験勉強法板からこちらをご紹介いただきやってまいりましたポン助と申します。
目が弱い為、今までの書き込みを全て読むことが困難なので、同じような質問になってしまうかもしれませんが宜しくお願いいたします。
娘は低学年から姉について受験塾へ通っておりました。
現在5年生になりましたが、成績はどんどん下がってきました。
算数は得意だったはずなのですが、範囲が広がるにつれ
混乱し始め 計算問題と図形しか点数が採れなくなりました。
国語は本当に苦手で、早生まれもあるのでしょうか、会話でも言葉が幼稚で、伝えたい事が旨く伝えられず悔しそうにしています。
上の子は読書好きでしたので、さほど苦労することなく
受験勉強は乗り越えたのですが、その苦労する事なかったのが裏目に出て、志望校を逃してしまった苦い経験があります。
下の子には この子の望む(可能な限り)学校に入学させてやりたいのですが、塾に相談しても 個別指導(有料)を薦められるだけです。しかし、安易に個別指導に頼って良いものか?悩んでおります。
こんなに出来ないなら中学受験辞めた方が・・・と考えもしましたが、出来ないから諦める。ではこの子に良い影響を与えないと思うんです。
高望みはしておりません。この子が「出来た!」と喜ぶ顔が見たいと願っております。
しろくま様。どうかご助言お願いいたします。
「ポン助」さま
まずはあせらないで参りましょう。
重複の質問などぜんぜん気になさらずに気軽にお声かけくださいな。
国語が苦手な場合、算数や理科、あるいは社会とちがって、なかなか努力と結果が結びつかなかったりします。とくにコツコツ型の女の子は、国語ができないと、思い詰めてしまう場合もあり、付けて加えて、保護者の方があせったりすると、そういう親の顔色をみて、また、何とかしないと、と、あせって、かえって勉強の上滑りになる場合もあります。
また小5の夏過ぎになると、マイペース型の女の子だと、塾にもよりますが秋は小6にむけての準備段階に入り、質・量ともにレベルが上がってきます。
算数は「範囲の広がり」というよりも、課題におわれてオーバーワークになっているのでしょう。復習主義と優先順位主義で、まずは算数の軽量化を図ってください。
復習主義は「テストの結果が悪くても徹底的に見なおししていく」というやり方です。「秋は順位や偏差値を気にしないでとにかく復習しようね」と言うてやってください。それから優先順位主義とは、内容の軽量化です。
まじめでコツコツタイプの少女は「けずるものを探そう」と言うと嫌がってとにかくすべてやろうとして学習の内容が希薄になります。
そうではなく、優先順位をつけて、重要問題からやっていこうね、という流れで話を進めてください。お子さんが尊敬していたり信頼している塾の算数の先生はおられますか? そういう人に、課題の優先順位をつけてもらい、「この問題は今はまだできなくてもいいからね」と言うてもらえればずいぶんと「気持ちの軽量化」もできます。
国語のご相談なのに、算数の話から入ってしまって申し訳ありません。でも、国語が苦手、というところと、他の何か1つの教科のオーバーフローは、ちょっと関連があります。
あれもこれもしないといけない… という気持ちを少し緩和してやってから「苦手な教科」に向き合う、という「下準備」は、とくに女の子には大切です。
さて、かんじんの国語のことですが…
まず、もう小5の秋、申しましたように小6の準備段階でもあることですし、能率的に学習してもらうためにいくつかの質問にお答えいただけますか?
お通いの塾のシステムとご本人の苦手分野についてですが…
① 講義後、一週間くらいして後、その講義内容を確認するための小テストなどが行われていますか?
② 模試は月に一回定期的に行われていますか?
③ 教材は市販のものですか、オリジナルですか?
④ 説明的文章・文学的文章、どちらが苦手ですか? あるいは両方ですか?
⑤ 志望校はとくにきまっていますか? 差し障りがなければ複数でもよいので志望校名を教えていただくか、あるいは、物語文が多いとか説明的文章が多いとか、記述が出るとか記号選択式中心とか、素人がパッとみてわかる程度のことでよいですから教えていただけませんか?
ご相談を受けたのに質問ばかりですいません。
丁寧なお返事ありがとうございます。
塾でも軽量化は行ってくださっています。ただ、沢山生徒が居る中で、我が子だけ特別扱いできないようで、そういうメンテナンスもかねて 個別指導を勧められております。
① 講義後、一週間くらいして後、その講義内容を確認するための小テストなどが行われていますか?
一週間に一度小テストがあります。国語の場合おもに漢字、文法ですね。
② 模試は月に一回定期的に行われていますか?
月例テストが毎月実施されております。
③ 教材は市販のものですか、オリジナルですか?
四谷大塚のものです。
④ 説明的文章・文学的文章、どちらが苦手ですか? あるいは両方ですか?
どちらも苦手なようです。
⑤ 志望校はとくにきまっていますか? 差し障りがなければ複数でもよいので志望校名を教えていただくか、あるいは、物語文が多いとか説明的文章が多いとか、記述が出るとか記号選択式中心とか、素人がパッとみてわかる程度のことでよいですから教えていただけませんか?
私は関西在住ではございませんので、学校名をあげてもわからないと思います。昨年の入試問題は、説明、物語両方出ておりました。
こんな感じでよろしいでしょうか?宜しくお願いいたします。
「ポン助」さま
すでにある教材を利用して新しいものを購入したりする必要はありません。模試や小テストは過去にさかのぼって保存されていますか?
そういうものを使っていくつか苦手な子のための読解や演習を紹介しますね。
まず、素材としては、小4、場合によっては小3くらいにさかのぼってもかまいません。
説明的文章に関して。
もし、読む訓練の時間をいただけるならば…
過去に使用した小テストや模試、小4の教材でかまいません。場合によっては小学校の教科書もOKです。
できれば文章レベルが「易」のものを使用しましょう。まずは「指示語」の確認です。苦手な子は、指示語の内容を理解せずに「読み流す」場合が多く、これでは論脈を見失います。実際の模試ではいちいち気にする必要は今はまだありませんが、ふだんの「学習」では指示語が出てくるたびに、何を指しているか確認させてください。
苦手な子は、まず、何を指しているかすら考えずに読んでいる場合があります。また形式段落の頭の指示語は、前の形式段落の「要約」を受けている場合が多く、これも知っておいて損はありません。
そして次に
①「しかし」「だが」などの逆接語の後ろの内容に線を入れる
②~「は」~である、というような他と区別する副助詞「は」を含む一文を抜き出す
③「つまり」などの要約語の後ろの内容に線を入れる
☆ 指示内容・逆接語の後ろ・「は」を含む一文・要約語の後ろの4つをまず意識させた読み方をさせてください。
実際、長文の「要約」、筆者の言いたいことをまとめなさい、というような記述は、この4つの作業で抜き出したものの合成でだいたい正解に持ち込めます。つまり問題集や入試問題の問いを解かずに、まずは「読む」訓練をしていく、という作戦です。
次に「1日1テーマ・1文1問形式」で問題演習をしていく、というのもおすすめです。
算数などは「パターン認識」をさせるために問題演習を重ねますが、国語も同様にするのです。
業界用語で「色々な学校の過去問集」を「電話帳」と呼びます。めっちゃ分厚いからです。小5であっても読めるものが十分あります。
入試は「文章易・設問難」型と「文章難・設問易」の2種類ありますが、女子中の過去問は一般に「文章は易しい」ので、十分使えます。
さて、「電話帳」を用いて「今日は理由説明題をしよう」と決めたら他の問題はいっさいせず、理由説明題ばかり選んでやっていきます。
この場合、文章を読む前にまず設問を見せ、この問題を解くのだな、という意識をさせた上で一読させていきます。
今日は指示語、今日は空欄に「つまり」「だが」「ところで」を入れていく問題、と、いうようにテーマをしぼってそればかりやらせていく、という方法です。国語の問題はついつい、すべての色々な形式の問いをやっていて、苦手な子どもは「思考」をしぼれません。算数などは、植木算のときは植木算ばかり、図形のときは図形ばかりやって思考がしぼれますよね。国語の勉強だけがそれをしていない…
苦手な子はこういう「的をしぼった演習」をしてやるとコツをつかむ場合があります。
いや、もう夏休みも過ぎたし、自習する時間も無いのでそういうことに使う時間がありません、という場合は…
「模範解答の逆流法」というのをお試しください。
苦手な子は、とにかく「さっぱりわからない」という現象に陥り、考えなさい、わかるでしょ! と、ついつい保護者も強く迫ってしまって、よけいに子どもがイヤになる…
模範解答を先に教えるのです。
「この問題の答えは、○○○○なんだけれど、どうして問題作成者はこれを模範解答にしたと思う? 手がかりとなる部分を文中から示してみてよ」
というやり方です。
答えを書いたり、考えさせたりすることを強いると、国語が苦手な子はますますわからなくなってしまいます。考える時間だけがどんどん過ぎて得ることがない… 最初のうちは、ちょっとした補助が必要です。模範解答を先に見せて、どうしてそうなるかを考えさせる。これを1文1問形式でたくさんやっていく、という作戦です。
記号選択式の問題もこの方法は有効です。先に設問を見せて、この答えはアなんだけれど、どうしてアになっているかわかるかな、そうなる理由が書かれている場所を示してよ、と、やっていけばよいのです。
これは宿題の問題や小テストの勉強でも使えますし、学習時間の短縮にもなって苦手な子にはやりやすい方法です。
「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のように先に犯人がわかっていて、それをどうやって捕まえるか、という「推理」です。
こいつが犯人で、それを立証する証拠を集めていこう、みたいな感じで親子でいっしょにやっていくと楽しくできる子もいます。
いきなり記述や正解を考えさせることに持ち込まず、低学年や小5の今の時期は、こういう方法をしばらく続けていく、というのもよい方法ですよ。
まずは説明的文章からやられていくことをおすすめします。はっきりとした答えを確信しやすいからです。
さて、物語文に関してですが…
(ちょうど今、「記述の方法」に関して「パートⅡ」のスレで解説しているところですから機会があればまた目を通してみてくださいね。)
入試で用いられる物語文の「構図」はほぼきまっています。
A → B
↑
C
という図式です。A:最初の気持ち B:後の気持ち C:気持ちを変化させたもの
です。O・ヘンリの『最後の一葉』という作品をご存じですか?
生きる希望をなくし、あの木の葉が落ちたら自分も死ぬ、と思っていたが、ある朝、まだ葉が落ちていないのを見て(実はそれはニセ物だったのですが)、また生きる希望が生まれた…
中学入試で用いられる物語文のほとんどが、こういう「気持ちの変化」をあらわした場面からの抜粋で、当然、そういう気持ちの変化を問う問題も出ています。
「あらすじを書け」ならばこの「ABCの鋳型」に流し込めば十分説明できますし、主題や「この場面に題名をつけるとしたらどういう題名がよいですか」というのは「C」の気持ちを変化させたモノ・コトを書けばそれでOKとなります。
また、物語文の記述の原則は
気持ちを問われれば行動・事実で説明せよ
行動・事実を問われれば気持ちで説明せよ
というものがあります。
なぜ怒っているのですか? なぐられたから
なぜなぐったのですか? 怒っていたから
というわけです。
気持ちを表す部分と事実・行動を表す部分に読み分けておいて、どこに下線部が引かれているかによって解答を探す場所が決まります。
得意な子はいちいちこんなこと言われなくてもわかっていて解答を探せるのですが、苦手な子は原則からハズれて解答します。
なぜ怒っているのですか? ムカついたから
みたいな答えをヘーキで書くのです。こちらからあらかじめ、「定式」を指示してやる必要があるのです。
ABCの定式なら、なぜBなのですか? AだったのにCだから
で、正解にたどりつけます。
今までしろくまが説明してきた読解法を、ざっとダイジェストで書いてみました~ こんな感じで学習を進めてみられたらどうでしょう?
国語が苦手な子は、保護者もお悩みかも知れませんが、どんなに平静をよそおっていても、心の中では本当につらい思いをしています。
なんでわからないの? こんなのこうにきまっているでしょ! は絶対に禁句です。とくに女の子は、できない自分、わからない自分に困っていて白紙答案、と、なったりしています。
もともと中学受験の国語は、小学生には無理、できる子が特殊、と、考えられて、マイナスから(つまりできないという前提で)勉強をはじめてやってください。小6の秋からでも国語は挽回できる、と、しろくまは考えていますし、実際、昔教えていた国語苦手少年少女は小6の秋からでも盛り返しました。得意にはもちこめない子もいましたが「国語で落ちない点数」には持ち込めます。まして小5の秋から、じっくり丁寧に、結果をすぐに求めない学習をしていけば入試には間に合わないわけはありません。
「読めるようになった」→「わかるようになった」→「書けるようになった」→「点数がとれるようになった」とお子さんのそれぞれの笑顔が見られるようになりますよ。ゆるゆる、でも、確実に取り組んでいきましょう~
何か追加質問があればどうぞ。
09年09月 23日
22:30
しろくま様
御礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
丁寧な説明本当にありがとうございます。
時間もなく、やる気をなくしかけている娘には
答えを見て~という方法を試してみたいと思います。
早速4年生の教材を探し出してきて二人で実践しました。
答えを自分で出したがる時は一応答えさせ、間違えていれば
正しい答えを教えどうしてそうなるのか二人で考えました。
最初から自分で考えるより随分時間が短縮になり
何より親子ともストレスがありません。
良い方法を教えていただけて助かりました。
しばらくこれを続けて行きたいと思います。
また行き詰ったら質問させてください。
ありがとうございました。




































