女子美の中高大連携授業
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
しろくま様
いつもありがとうござます。
本日は塾がお休みで早速しろくま様の問題を解いてもらいました。
問1 山の向こうで何をみているのか
問2 しつこかった
問3 神秘に満ちた
問4 エとオでずいぶん迷っていたようでしたが、
結局 オにしてました。
10分ぐらいでさっさと解いていましたが....。
親の私もやってみましたが、問4は私はエを選んでいます。
よろしくお願いします。
私は、問1、問2はさくら様と同じで、問3は、好奇心、問4は私もエかな・・・と思いました。
私自身も国語苦手で、全く自信ないですけど・・・。
我が家はもう受験終了ですが、やはり長文は本文からではなく問題から読め!と言っていました。反省。。。
こんばんは。
思いもよらないお言葉を頂戴し、いささか舞い上がってしまいました...(大汗;
「国語の問題を解く力」を養えば・・・
その「力」を養うには・・・
「あぁ。これはもう、しろくまさんの出題は必須だわ!」とばかりに
今夜も子供に解いてもらいました。(母親だけがテンション高めです♪)
さくら様、南様と問1、問2は同じでしたが、
問3、未知であればこそ、~~~があることを知っていた。(一文ですよ!)
問4、ア
などと、しろくまさんには「見込みあり」なんて言っていただきましたが、
「いや。絶対ナイで...」とツッコミたくなりました...。(涙;
(当然...母のテンションは下がりました...)
設問の「言葉を」というところを読みながら、何故「文」で選ぶの???
「どこに、『一文を抜き出せ』とかって書いてあった?」と私にイヤミを言われてちょっとくやしかったようで、もう一度読み直してから
今度は、南様と同じ答えを出してはいましたが、問3に関しては
「本能的」と「好奇心」とで悩んでいたようです。
また、問4は ア と エ で最後まで悩んでいました。
実は、母親の私も同じように2つで考えたので、思考パターンは似るのね...
と思った次第です。(何となく、物悲しいのは何故...)
今後もよろしくお願いいたします。
わざわざ解答していただき、またお子さんの答えまで教えていただきありがとうございます。
この入試問題はスタインベックの『赤い小馬』からの出題でした。
この話、私も小学生のとき、実は入試問題を通じて問題文の一部を知り、どうしても続きが読みたい! となって、買って読み始めた作品で、問題を号泣少年から見せられたときは、あ! 「赤い小馬」やん! とちょい興奮しました。
もともとSF小説と江戸川乱歩しか読んでいなかったのですが、他の本を読むきっかけをつくってくれた作品です。
保護者のみなさんも、そんなきっかけで読書が広がったことはないですか? 前から言うように、入試問題だって十分読書になります。
さて、正解は
問1 山の向こうで何を見ているのか
問2 しつこかった
問3 好奇心
問4 エ
でした。
で、あの号泣少年は、問1○ 問2○ 問3× 問4×
という結果だったのです。
号泣少年をふくんで、知らぬまに「しろくま」を取り囲む国語が苦手な少年少女の「受講者」は7人に増えていました。女の子が2人、男の子が5人…
女の子は実は全問正解でした。いや、もともと物語文が嫌い、というていた子たちでしたが、二人は「お刺身読解」が腑に落ちた子でした。
男の子たちは、まぁ、何か一つ間違えとるのですが、号泣少年は2つ…
でも! 惜しいのです。もう一回やらせたら「好奇心」が出てきました。なんと彼は、「好奇心」という言葉がどこにあるか知らなかったのです。
もう一人の男の子も、答えを「好奇心だよ」と教えると、え?? そんな言葉あった? ともう一度、鵜の目鷹の目で探して、あ… ほんまや、気がつかなかった、とわりとマヌケなことを言うのです。
どうも「読む」ということの「上滑り」は男の子のほうが多いような印象を受けました。たぶん、「好奇心」という答えは、もう一回やれば見つけられるというパターンのハズです。
号泣少年は惜しいのですよ。問4を「エ」か「オ」か、ず~~~~っと悩んで、最後に、ええぃ、もうこっちやっ と当てモン的に選んでいました。
彼らを側において国語を教えていて、ほんとに私は勉強になりました。つまり、国語が苦手な子の「思考」「ミス」「問題の読み方」がその時初めてわかったのです…
まず、「お刺身読解」で「骨」「尾ひれ」以外の、主人公の気持ちを表す「身」である行動・言葉は、ほんとうにストレートに考えたらよいのです。
● 雲の動きは一段と早くなるように「思えた」
● いったいあの雲は山の向こうで何をみているの「かしら」と「思った」
● 好奇心を起こさないではいられない
● 自分がほとんど何も知らないことを改めて「考えた」
● ジョーディはしつこかった
● 何かがあることを「知っていた」
● 未知であればこそ~不思議なものがあることを「知っていた」
● ~本能的に「感ずることができた」
ざっと、この問題は、この「身」をおいしく食べていたら、ほぼ正解に導けそうです。事実、問1・問2・問3の正解はここに含まれています。
で、問題は問4。
国語の塾講師みたいに問題をヤマのように見てきていたら、問4は、「エ」だろうな、と思えるのですがシロウトさんやら国語が苦手な子どもは思いもつかない…
塾講師だと、「エ」だけ「あこがれ」という主人公の気持ちを表示していて、のこりはみな「主人公と一体化していない」ばかりであると嗅ぎ取ってこれかな、と見当つけられるのです。
物語文の中の「身」の部分は、「物心一体」の部分がいちばんおいしいのですよね。でも、こんな答えの見つけ方を子どもに言うても、その概念がわかるのは国語がむしろ得意な子や保護者だけ…
ここでも、号泣少年がひっかかったのは「抽象化」なのです。
ポイント 物語文は「で」と「を」で理解する
「A」で「B」を語る、というのが低学年向け、子どもが主人公の物語の特徴なのです。これは、私は何もテキトーなことを申し上げているのではありません。学校での国語の授業では、題材を通じて、作者の言いたいことを子どもに伝える、ということをテーマにします。
主題は
A→B
↑
C
A:最初の気持ち B:後の気持ち C:気持ちを変化させたもの
という「心情変化」の「軸」だけでなく、こういう子ども向けの「物語文」は
「主人公の見た(体験した)AでBという主人公の気持ちを伝える」
A:具体的なモノ B:抽象的なコト
ということで示されるのです。
前者は技術的ですが後者はわりと正攻法なものといえます。Aは「骨」「尾ひれ」でBは「身」なのです。
だから、これはジョーディ自身が告白しているように「好奇心を起こさないではいられない、神秘に満ちた山々の連なり」つまり「神秘に満ちた山々の連なり」『で』「好奇心」をそそられたわけで、「神秘に満ちた山々」は「尾ひれ」で「好奇心」が「身」なのですよね。「父」にいたってはジョーディの好奇心を
際だたせる「引き立て役」にしかすぎないわけです。
けっきょくあと一歩の「抽象化」のところで号泣少年はひっかかっている…
くそ~ もうちょいやねんけどなぁ~ ここで引き下がれるか! と決心したのですが、苦手な7人が口をそろえて
「せんせい、記号選択さぁ、2つまでわかるんやけど、そっから次の決め手がないねん~ これどうすんの?」「おれも実はカンでエにしただけ」
やっぱりそれかぁ~ いつか言うやろと思った… (次回に続く)
前に「接続語」を入れる問題が苦手です、と相談を受けました。
「違和感の発見」、これに気がつくためにはある程度の問題演習が必要ですが、そんなら言われるまでもなく、みんなやるわけです。気がつくまでするのはある意味、迂遠なことです。
やはり一工夫が必要、ということで紹介したのが
「カレーを食べた。( )、うどんも食べた」
という例で、子どもが前後ばかりこだわって、文脈で関係性を理解しない、ということを言いました。
香川県に行って、カレーを食べた、という人が友人に、おまえ香川県行ってカレー食うたんか? アホちゃう? というストーリーを設定したら、( )には「そして」ではなく「しかし」が入る、と申しました。
知識と経験が不足していると「国語が苦手という現象を起こしやすい」という証拠がここに示されていることに気がつかれたでしょうか?
そうなんですよ! 香川県が「讃岐うどん」で有名って知らなかったら、このストーリーで「しかし」に落とせないのです!
みなさんに宿題にした
「雨が降っている。( )、風も吹いている」の( )に「しかし」を入れるストーリーを考えるのは、実は、国語力というより「知識力」でもあるのです。
さて、みなさんは、どんなストーリーを入れてくれたでしょうか。
実はこれも、「脇を固める」というテーマで、漢字の書き取りや語句をするだけでなく、( )に「しかし」「そして」「つまり」などを入れる訓練をしようとして、あの国語が苦手な子たちにさせるために「編み出した」訓練方法だったのです。
無口少年はこんなストーリーをつくって「しかし」に落としました。
「 友達とヨットに乗ろうとした。その友達が、あれ、雨か、と空を見上げた。それでも行くつもりの私は言った。『雨が降っている、しかし、風も吹いている』」
おみごと! 子どもでこれだけ出せれば文句なしでしょう?
この「ストーリーによる( )挿入」は低学年でも高学年でもわりと楽しめる問題です。しかも保護者でも採点可能。
① 「犬を飼っている。( )、猫も飼っている。」
② 「サッカーが好きだ。( )、野球も好きだ。」
③ 「ゲームの攻略本を買った。( )、国語の参考書も買った。」
④ 「チューリップを植えた。( )、雑草も抜いた。」
④はちょっと難問かもですが、長くなってもよいですから何かストーリーを作って遊んでみてください。
さらに( )挿入にチャレンジしませんか?
接続語の挿入ではありません。副詞的な語句の挿入です。
(例)
最初、僕たちはそのなんの構えもない小さな門を寺の門だとは気づかずに危うくそこを通りこしそうになった。その途端、その門の奥のほうの、一本の花ざかりの緋桃(ひもも)の木のうえに、突然なんだか( A )するようなもの、-( B )そのあたりを翔(か)け去ったこの世ならぬ美しい色をした鳥の翼のようなものが、自分の目にはいって、( C )思って、そこに足を止めた。それが浄瑠璃寺の塔の錆(さび)ついた九輪(塔の屋根の上の高い柱にある輪の飾り)だったのである。
ア おやと イ ふいと ウ はっと エ ほっと
こんな問題も経験ありませんか? え~~ これは違うのわかるけど、これも入ってもいけるよなぁ~ となるのが副詞的語句の挿入です。
文章を味わいつつ、ちょっと考えてみてください。
スレタイに興味をひかれ、何気なく拝見しましたが、しろくま先生はじめ皆様方のお話、大変ためになります。ありがとうございます。
恐縮ですが、私もしろくま先生にお尋ねすることをお許し下さいませ。
公立小2年生の娘がおり、中学受験を、ごく最近になり視野に入れはじめました。
当然ながら、中学受験としてのお勉強はまだしておりませんが、入学直前より開始した公文にて、算数・国語のプリントをしております。公文の目安で算数は6年生レベル、国語は中学1年生レベルです。毎日の勉強は公文プリント10枚と学校の宿題のみです。
お伺いしたいことは、公文の国語教材についてです。御覧になったことがおありでしょうか?
疑問に思っているのは、公文国語のレベルと、娘にはこのまま公文国語で良いのだろうかということなのです。
公文プリント以外、問題集をやったことがなく、学校もまだ2年生、読解問題もほとんどやりません。公文国語プリントもほとんど不正解なく今まで進んでおります。
試しとばかり、先の物語文読解を昨日やらせてみていたのですが、ほぼ即答でした。全部正解のようです。
公文国語以外の問題集などをやらせたほうが良いのでしょうか?
娘は本が大好きで、公文の国語教材に出てくるお話を中心に読書をしています。プリントレベルが実年齢より早いせいでしょうか、高学年くらいの対象年齢のものを好んでよく読んでおります。例としまして今は 吉野源三郎「君たちはどう生きるか」です。
また、国語辞書は1年生から使い始め、プリントでわからない語彙などは自分で調べながら学習したり、最近のクイズ番組の影響から四字熟語や慣用句に興味を持って調べたり、川柳などを詠んでおります。
とりとめなく駄文長文申し訳ございません。お時間がございましたら宜しくお願いいたします。
「さくら」さま
理科に関するご質問ですが…
「社会」はアメリカンドリームが起こりやすい教科、といいましたが、実は「理科」は“ドリーム”ではなく“現実”として、着実に成果が出せる教科なのです。
というのも、まず分野が「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野に細かく分けられ、しかも、その中でも明確な「細かい分野」が存在していて、勉強する際に苦手を発見しやすい、理科としての得点を低くしている原因をみつけやすい、結果として「選択と集中」による回復が早い、という入試における教科特性があります。
前に、何か1教科得意にして、それを突破口にする、という話をしましたが、3教科ならば理科にしぼってやる、というのが効果的かもしれません。
さて、入試では、すべての分野を均等に出す中学もあるのですが、詳細に調べると、それぞれの中学に理科の出題傾向があって、「志望校別」などの「対策」が効果がでやすい教科なのです。男子校と女子校にも違いがありますし、化学重視と生物重視の差異も出ます。
やや裏話的なことをいいますと、「学校の事情」も入試問題に反映します。
6年一貫教育の場合、担当の各先生の多くは下から持ち上がります。高3を送り出すと次は中1、むろん中学だけ、高校だけ、という場合もありますが、そうするとたとえば理科は高校では「化学」「物理」「生物」「地学」とそれぞれ専門的に教えることになります。
実は「地学」の先生は各学校少ないのです。自然「化学」「物理」「生物」に偏ります。さらにその中で学校のどの先生が多いか、ということになると、やはりご自分の専門の分野の問題が意識的にも無意識的にも良問化・難問化するのです。(地学分野は良問はつくれるかもですが、難化させるのは難しい。ただし、天体は物理分野の先生がつくることもできるので難化しやすい)
結果としてそういう学校の事情もある程度反映して、一つの傾向が出ます。
そしてその学校がどういう生徒を求めているか、などなどで難易度も変化していく、ということになります。
さて、塾は、とくに大規模塾は、ありとあらゆる学校に対応するため(極論をいうと「そんな問題出なかった」と怒られるのはいやだから)、平常なり、ベーシックなりの講義は、「広く浅く」になりがちです。
とすると、ある特定の学校のある特定の傾向の深化が足らない場合も起こるので「志望校別」と銘打った講座を用意して特化するわけです。
理科が得意、と思っても、ある特定の分野が苦手で、しかも自分の受ける学校がその分野が多く出る学校であると、思わぬ失点もあります。
理科は、ある程度、自分の受ける学校の過去問によくあたっておくのがのぞましい教科です。まんべんなく出る学校、物理・化学に傾斜した学校、生物・地学に傾斜した学校…
とくに志望校別の講座が1校にしぼられず、たくさんの学校にセットになっている場合は少し注意が必要です。自分の受ける学校の理科は、塾まかせではなく、実際に自分で見ておいて損は無いですし、塾の講師に、根掘り葉掘り質問してどんな傾向かをつかんでおく、そうしてその分野は、難問にもあたっておく、ふだんの復習テストもそういう分野を自分でしっかり保管して見直しできるようにしておく、ということが必要です。




































