インターエデュPICKUP
1116 コメント 最終更新:

しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。

【1175545】
スレッド作成者: しろくまさん大好き (ID:IdLPhqkt1Aw)
2009年 02月 06日 17:38

6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。

元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。

国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。

【1209238】 投稿者: しろくま   (ID:imCA.K6KZDE)
投稿日時:2009年 03月 02日 10:06

 さて、以前に紹介した(   )挿入題。
 A:ウ B:イ C:ア
 が正解なのですが…
 7人の国語苦手少年少女のうち、やっぱり号泣少年がひっかかりました。
 こんなん読んだままやんっ! とツッコミを入れたいところをグッとこらえて、よくよく話を聞いてみると…
 前から言うように、国語が苦手な子どもは、やはりとんでもない視点にこだわったりカンチガイをしてしまうもんだなぁ、と思いました。
 おかしいとは思うんやけれど、こう考えてしまった、に陥るときがあるのです。
 彼は何にこだわってしまったかというと、
「( C )思って、そこに足を止めた。」
 の( C )に「はっと」を最初に入れてしまったのです…
 「いや、『はっと』でもよいけれど、そうすると『おやと』が( A )に入ってしまうやん。」
 「( A )に『おやと』でもいけるやん? あかんの?」
 「いやいや、『突然なんだか』という言葉が( A )の前に付いているやろ? どちらがふわしいか、というと『はっと』のほうがよいやん」
 国語が苦手な子は、自分のできる範囲のもので解答を急ぎ、わからないものは「まぁよいか」としてしまうケースが多いのです。
 大人や演習に慣れた子は、こういう記号選択は、一つの「迷い」はもう一つの解答によって消去する、ということをフツーに、無意識に、それがあたりまえのようにできるのですが、これは「はっと」でいける! となったら、もうそれを動かそうとしないのです。というか、他に「違和感」を感じないと、修正することを止めてしまうようです。
 彼のおかげで、国語の苦手な子の、思いもよらない思考プロセスが見えてきました。ますますこれは、「見たらわかるやろ!」「読んだらわかるやろ!」で突き放してやってはいけないなぁ、と思いました。
 この文章、( C )だけの挿入で、「おやと」「はっと」のどちらを入れるかだけをせまられたらどうでしょう? 社会生活を通じて日本語を使ってきた大人ならば、前後の文脈から読み取って、よりふさわしいほうを選べるのですが、子どもだと、「どちらでもいける」となりがちです。
 この「あいまいさ」の解決をしてやらないといけないなぁ、と、あらためて号泣少年に向き合うことを決めました。
 国語の入試問題では、「あいまいさの解決」がポイントになります。副詞的な挿入語句は、作成者が必ずその解決のヒントを用意してくれているので、そういうところに気がつく「読み」と「思考」を示唆してやる必要があるのです。
 保護者のみなさんも、「これにきまってるやん!」とお怒りになる前に、是非、どうしてこっちにしたの? と理由もよくよく聞いてみてやってください。  

【1209258】 投稿者: さくら   (ID:sN9oFrbpYZU)
投稿日時:2009年 03月 02日 10:21

しろくま様

いつもいろんな悩みに丁寧にお答え頂きありがとうございます。
号泣き少年はうちの子供に良く似た様子なので、最終的に号泣き少年君は
どうなったのか?という事がとても気になっております。

理科については、やはり綿密な志望校対策が必要と実感しております。
詳しいアドバイスありがとうございます。上の子の反省も含め、
秋にはしっかり対策をとっていきたいと思っております。

子供が考えている志望校を受験するには国語が伸びないと無理だろうなあ。
と思っています。しかし、どうしても算数の宿題量がかなり多いため、
それを必死でこなして、なんとか時間を見つけて国語の対策をするという
状態です。算数は得意科目な為良いのですが、おろそかにはできない。
しかし今の国語の成績ではまずいなあ。と親子ですべて理解した上で
国語の対策はそれほどできていない状況です。
春休みに集中して対策をするべきか....。成績がすぐには伸びなくても
やるだけはやるべきか。など悩みはつきません。
そんな事で、号泣き少年君の様子がかなり気になっております。

これからもよろしくお願いします。

【1209281】 投稿者: 雨女   (ID:mdlOAgwBd6g)
投稿日時:2009年 03月 02日 10:37

お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。
①全国版の模試は今回初めて受験しました。
 語句、漢字も定着してなかったとよくわかるテスト結果となりました。
②また偏差値50にも満たないと申しましたがどれもこれも43、44でした。
 国語は47、あとは 43~44です。

多分勉強量が少ないのか、勉強方法があってないのかと思います。
本人は机にはしっかり座っているつもりですが集中していないような、、、、
座っている時間と解いた問題量が比例してませんから。
ちゃんとやっているかと親が後ろから見張っているより本人に自覚させないとだめだろうし、4年だからまだ大丈夫かとおもい待っていましたが
待っていてはだめですね。

【1209393】 投稿者: しろくま   (ID:imCA.K6KZDE)
投稿日時:2009年 03月 02日 12:05

「さくら」さま
 号泣少年のゆくえ、気になるところだと思います。彼の成長過程での色々な勉強法を参考にしてもらえればよいと思い紹介しています。ほんとうに国語だけはできない子には色々なアプローチがあって… ほんとに10人いれば10人とも違う「苦手さ」をもっていました。数多くのしろくまと号泣少年の格闘を紹介しますから、これは我が子に使える、というものを取捨選択をしてほしいところです。
 実は号泣少年、ずばり灘をめざしていました。算数も理科も、他の講師たちからは「お墨付き」をもらっているのに、国語がひどい… 偏差値55くらいになれば万々歳で、40前半のときもあるくらいで、かなり極端な子でした。
 これはさらに後の話ですが、プロとしては恥ずかしい「予測」というか「願望」に賭けるしかないところに追い込まれました…
 号泣少年は説明的文章はなんとかなってきたのです! 灘に限らず中学入試の説明文には「対比型」の論説文が多い。「対比型」の説明的文章の読解も、いずれご紹介しますが、号泣少年にはこの記述ができるように特化して指導する作戦をとることにしました… でも、号泣少年は、ど~も文学的文章、とくに物語文がだめ… ですから前から紹介している物語文の読解方法は、彼との悪戦苦闘の中で編み出していった方法なのです。
 で、わたしの予想と願望は何かというと! 「灘には物語文は出ない!」という前提に立った作戦でした。
 もちろん、こんなのは「賭け」です。傾向が変わらない保障はない…
 何度も私が言うたように、国語が苦手だが、実際の入試では、国語は何とかなったが他の教科でコケた、というのが顕著に出るのが実は灘なのです。
 第1日目は、昔は語句・韻文・説明的文章でした。苦手なヤツは、意外とここで得点してなんとか形がつく場合がありました…
 「逆接語・要約語の後ろ」「指示語の内容把握」「対比型の読解」… これらを組み合わせると、第1日目の説明文の記述は、なんとかできるんですよ…
 当時は統一入試日前に「奈良」の入試がありました。そこの学校は物語文は出るし記号選択も出る…
 号泣少年を励ました算数科の友人が言うたように「国語が苦手だからといって国語の勉強をしない、ということはなかった」「だめでも毎日勉強したぞ」という姿勢は大切です。
 前から言うように、小4くらいの平易な文章・問題(模試でも小テストでも可)に立ち返って一日1題でもよいですから持続的にしていく、ということは大切だと思います。
 また、引き続き、号泣少年との「格闘」を紹介していきます。

【1209411】 投稿者: しろくま   (ID:imCA.K6KZDE)
投稿日時:2009年 03月 02日 12:20

「雨女」さま
 全国模試が初めてだったのなら、私が指摘したようなことがお子さんにも該当したかも知れません。一度の模試ですべてを決めつけてやるのはかわいそうな気もしますが、何せ、お子さんに毎日接しているのは保護者ですから、時間量と達成量が一致しない様子は、わたしには見えないところです。
 女の子は、算数などの講義・問題でも、よく手が止まります。「待っている」勉強をしがちです。
 私の友人の算数科の講師がよく言うておりました。
 「自分の誤ったやり方で解くより、先生が教えてくれるやり方で解いたほうがよい」「もっともよい方法で解きたい」と考えて、ボ~っと「待っている」子が多い、と…
 基本的に「優等生の姿勢」なんですよね… 思考よりもよい方法を最初から知りたい、と思っている… めんどうくさいとか、手を抜きたい、というのではなく、一番良い方法を知りたい、私なんかの方法よりよいのがあるに違いない、という意識のようです。
 この方法がよいよ。 はい! わかりました。で、何かにぶつかる… すると、今度はこれね。はい! わかりました。で、また何かにぶつかる… じゃあこうだよ。はい! わかりました。というような調子で学習してきた子というのは「時間量と達成量」に差異が出てきます。
 男の子でも、素直で優しい気弱な男の子、というのは低学年のときにこれに陥ってしまう場合もあります。
 ダメとは言いにくい勉強の取り組みと姿勢によってかえってダメになる、という矛盾が受験勉強にはあります… ほんとうに難しいところです。

【1209825】 投稿者: しろくま   (ID:imCA.K6KZDE)
投稿日時:2009年 03月 02日 17:46

~しろくまの「低学年のための国語入試準備講座」~②
 具体的な話の前に、少し「中学入試の国語」ということに関して話をしておきたいと思います。いや、これはひょっとしたら「中学入試」だけではなく、国語の入試問題すべてにいえることかも知れません。
 「入試の国語」は読む力、すなわち読解力があるかないかを問われているのではなく、「書く力」を問われているのだ、ということです。
 読めている、ということが入試で評価されているのでは実はなく、「書けている」ということでしか評価はされていない、ということです。
 昨今、記号選択の問題も増えています。でも、一部の中学入試の国語の作成者は、記号での選択問題ということに疑問を持ち、かたくなに「記述」を要求しています。
 男子校では、灘や甲陽はもちろん、昔の(今はわかりませんが)大阪の星光や京都の洛星は、50字程度の記述が何問も出されていました。記号選択が多い学校も、それは併願受験が可能であるがゆえ、採点がたいへんである、という便宜的なもので、それでもしっかりと30字以上の記述を意識的に挿入し、「ほんとは記述がみたいんだよ、記号選択はあくまでも便宜的なことだよ」とうったえておられるかのようなところが多いのです。
 問われていることにいかに答えるか? いくら読めていても「書けない」ならば入試では正解を得られません。
 ですから、低学年からは「読書」や「遊び」ももろん重視してほしいのですが、並行して「書くこと」に力を入れてほしいと思います。
 昔々、教育大学や教育学部の附属の小学校では、「作文」にかなりの力をさいていました。そこで用いられていた手法を、中学入試向けに改造した方法をご紹介していきたいと思います。
(第1段階)今日の私は~
 今日の私の成績は○です。
 なぜなら~A~
 でも  ~B~
 まぁ、日記風の作品です。
 ○には五段階評価の数字を入れさせます。
 長いと嫌がります。AもBもたったの1行でよいのです。
 「私の成績」にしましたがこの部分は「ママの料理」でもいいですし「パパのオヤジギャグ」でもかまいません。
 主張、なぜならA、しかしBという「枠」を用意してやるのです。いきなり今日あったことを書け、感想述べろ、ではいやになるのは明白です。
 自分が説明文を書くことによって、説明するとはどういうことかわかりますし、こういうことが言いたいのか、ということが理解(共鳴)できます。
 毎日ためていくと、けっこう訓練になります。他にも「書く」ことに慣れさせる方法がたくさんあるので、今回はこういうものを紹介しました。 
 

【1210285】 投稿者: こぐまの不安   (ID:v7l7m/Hh4tU)
投稿日時:2009年 03月 03日 00:51

しろくま様ご無沙汰しております。以前アドバイス頂いたものです。
現在小2の息子の状況はといいますと、劇的に変化しつつあります。
以前スレさせて頂いた時は、音読もままならない状態で・・とご相談
させて頂いたのですが、読書と音読に関するアドバイスを頂き、まずは
毎日の読み聞かせを”本を一緒に見ながら(息子は字を追いながら)私が
読み聞かせ”るという方法に変えました。今まで読んでいた本が中学年~
向きの本でしたので、どうかな・・?と思っておりましたが、余裕で目で
追えるようです。
わからない言葉や熟語はその場で聞いてくることもありますし、今までは
頭の中で想像していただけだった言葉も漢字が当てはまると意味がわかる
事もあるようです。 毎日の読み聞かせの素地があったのでスムーズに
行ったのかな、という気はしていますが、文字を追いながらでもスッとお話
に入っていけるようです。
自分から本を手に取る日もそう遠くはなさそうです。
まだ始めて間もないのに、問題集を読むスピードも断然早くなりました。
無理に音読から入らず初めに黙読させてから音読をさせると、かなりサラサラ
と読んでいます。
色々とアドバイスを頂き、こんなに早く突破口が見えた事に感謝の気持ちで
いっぱいです。まだまだ低学年ですのでたくさんの本に出会ってくれたら、
と願っています。
「低学年のための国語入試準備講座」、今後共よろしくお願い致します。
低学年母達もこのスレには熱い視線を送っておりますので。。

【1210367】 投稿者: しろくま   (ID:imCA.K6KZDE)
投稿日時:2009年 03月 03日 07:43

「子ぐまの不安」さま
 子どもの成長というのはほんとうに早いものです。ある段階までは緩やかでもある段階から急速に進歩する…
 また「書いて表現させる」ということにもあわてず時機をみてチャレンジしてみてください。
 楽しい親子の読書を続けてみてくださいね。
 ちなみに「岩波ジュニア文庫」は国語の入試にもよく出題されるものです。そういう種類のものは岩波に限らずたくさんあるので「精読」よりも「濫読」で、ジャンルに偏らず色々楽しみましょう。
 またレベルの高い本への移行をさせたい場合は、まず、お母さんが「何か」読書をしてその様子を子どもに見せてみるのもよいです。
 「何読んでいるの?」「××よ、まだ○○ちゃんには難しいかな」とか言いながら本の題名とあらすじ、簡単な内容をコメントしておく、というようなことも「読書環境」を整えることの一つです。
 まぁ、とにかく楽しんで読書していってください。

スペシャル連載

すべて見る

サイトメニュー