在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
~しろくまの「国語が苦手な子を持つ保護者のための技術講座」~⑥
今回は物語文の理由説明題だけではなく、心情説明題についてもお話ししたいと思います。
物語文の入試問題では「理由説明」「心情説明」「副詞的語句の挿入」というのがたいへん多い出題です。苦手な子の「選択と集中」による物語文の克服は、ここにポイントをおくべきでしょう。
「情景」は「情」景である、というあたりまえのことを苦手な子は感知していません。
物語文の「風景」と「情景」の違いにどう気づいてくれるか…
① 花がきれいなのは、花をみている人の心がきれいなのである の法則
子ども向けの物語の設定は、実に単純明快です。これは子ども向けのテレビ番組を見れば明白でしょう? 最初は晴れていた天気が、何か主人公にとって危機的な状況になると、雷が鳴り、雨になる! おまえが犯人だっ! と指を指した瞬間に、ちゃらら~ん♪ という音楽がかかる。問題が解決すると、急に晴れて、あ、あんなところに虹が! ということになる…
物語文は、そういうことをすべて文章でやっとるのですよ。
「私は」型の物語文などは、主人公が色々な景色や風景を見ます。そこには何らかの心的メッセージがこめられているのです。
国語が得意な子は、わざわざ言われなくても「雰囲気」を読み取るのですが、苦手な子は何も注意せずに「読み流す」。
国語の苦手な子のつまづきの第一歩は説明文の「読み飛ばし」と物語文の「読み流し」にあります。
主人公の心が悲しいときは、場面も悲しさにシンクロ(同調)します。悲しいから夕日に目がいく、というワケです。
このシンクロは同時に主人公の心情の説明でもあります。
「夕日」と「主人公」の類似点・共通点を説明できれば、心情説明の問題は解答に近づける、というワケです。
夕日=沈む・最後の輝き・でも美しい
これに主人公の境遇や心境の「共通点」を見出せばこのときの主人公の心情の説明はクッキリと浮かび上がります。
② 風景から情景を導き出すヒントは「比喩」にある
小学生でも塾で学ぶ子たちは、比喩を「直喩」と「隠喩(暗喩)」に区別できます。
(例) おぼうさまの頭は鏡のようだ
(まるで)~のようだ、は直喩です。
「鏡とおぼうさまの頭の共通点は何かな?」といささか不謹慎な例を出してしまいました(昔はやはり子どもにウケることばかり考えていたのでごめんなさい)。
「つるつる」「ピカピカ」とか、もう子どもたちはうれしそうに色々な例を出す。すると中には、するどいヤツがいて、
「人の心をうつし出す、というような意味もあるのでは?」
とか、すげ~ことを言う… 国語の得意なヤツは、こういうこっちが思ってもいなかったところをついてくるんですよね~ ほんとに子どもはすごい。
一方、かの号泣少年は、いつまでも、ぴかぴかつるつる、とうれしそうに連呼している… まったくため息が出ました…
(例) あの方は、おぼうさまの鏡だ
これは隠喩です。意外と気がついていないのですが、直喩は、あるものの特定した部分、個にこだわった比喩ですが、隠喩はモノ(具体)ではなくコト(抽象)にこだわった比喩です。おぼうさまのどこか一部が鏡に類似しているのではなく、ザ・おぼうさま、すべてのおぼうさまのお手本、みたいな意味になるわけです。
(例) あの人は、おぼうさまの鏡だ 私はふとはるかかなたの雲を見上げた
「はるかかなたの雲」は「情」景です。ここにこめられた私の気持ちを説明するには、「比喩」で表現されている部分をヒントにするのです。
「おぼうさまの鏡=おぼうさまのお手本(えら~い人)」「はるかかなたの雲=遠い存在」→「私などはるかにおよばないえら~い人なんだ」という気持ちが込められている、と説明できれば文句なし!
場面や景色に下線が引かれて、このときの心情を説明せよ、といわれたら比喩表現をまず探せ、ということを苦手な子には直接教えてやってもよいのです。
③ 物語の指示語は精神的距離も表している場合がある
「あれ」「それ」「これ」の指示語を文法的に説明する場合、対象との実際の距離で説明している参考書がほとんどです。
正確にはこの説明だけでは不十分。対象との精神的距離の遠近もあります。
「ほら、あれ、何やっけ?」という場合の「あれ」は精神的に遠距離にあるから思い出せないわけです。わかった! というときは「これだ!」と叫ぶでしょう? 精神的に近づいたわけです。
ちなみに女の人が恐怖のあまり「あれ~」と叫ぶのは得体の知れないもの(精神的遠距離にあるもの)を指して叫ぶという昔の表現の名残、という説もあります。
さきほどの例で「あの人はおぼうさまの鏡だ」の「あの」にはもう一つ、距離感もこめられている、というわけです。
さて、これらを頭に入れてもらって、実際の入試問題を解いてもらいましょう~ と言いたいですが、問題文が長いので、また次回に問題だけを掲載しますね~
しろくま様
いつもためになるアドバイスをありがとうございます。
さて、娘(新6年)の件でご相談させてください。
大手塾に通っておりますが、塾内模試の偏差値の変動が大きく
良い時は神戸女学院レベル、悪い時はそれより15も偏差値が下がります。
全体的に文高理低です。
悪い時のテスト直しをしていると
理解は出来ているのに凡ミスが多いのがわかります。
それもケアレスミスどころではなく、、、、何と言いましょうか
問題をよく読んでなかったり、または読んでいても勝手に自分で問題の内容を違うように解釈して突き進んでは間違ってきます。
塾の先生にも以前、「お嬢さんは自分でストーリーを作り変えて行きます」と指摘されました。(でもフォローはなし)
読書が好きで、将来の夢は作家です。
国語の読解が得意で、国語で偏差値を稼いできますが
これも「独自の世界」を作り上げる方向へ行ってしまうと
大コケしてきます。(偏差値が15も下回るのはそういう時です)
偏差値が良いのは、こういう思い込みによるミスがない時です。
こんな娘に対し、常に落ち着いて問題に取り組めるようなカンフルはありますでしょうか?
つかみどころのない書き方になってしまったかもしれませんが
宜しくご指導をお願いいたします。
しろくまさまへ
早速のお返事ありがとうございました。
すべてがその通りその通りと頷いてしまいました。
子どもの机をはじめすべてが、雑で物事に時間のかかる子どもです。
なんでもかんでも溜め込み、自分でも整理整頓が苦手です。
このことから直させる必要があるのかも知れないですが…
意固地で困っております。
娘と共にケアレスミスをしない工夫を、
しろくまさまのアドバイスとともに模索していきたいと思います。
本当にいつもいろいろとありがとうございました。
これからも宜しくお願い申しあげます。
はじめまして、しろくま様。
いつもためになるお話を読ませて頂いております。ありがとうございます。
我が家にも国語が大の苦手の新小4の娘がおりますので便乗させてください。
娘は、国語が苦手の理由を、答えがはっきりしないからと言います。
塾の方(講師ではありません)には、「国語ができないのは、親が子供に構い過ぎるから」「子供中心で動くから」と言われました。
やはり、こういったことも国語苦手の要因と考えられるのでしょうか?
ちなみに算数は大好きで、難しい問題でも進んで取り組んでいます。白黒はっきりしているから好きなのかもしれません。
遊びでも謎を解く問題が大好きです。また、将来の夢は「お笑い芸人さん」です。
お忙しい事と思われますので、またお時間のある時にでもご教示いただけたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。
しろくま先生、公文国語についてご相談した者です。
お忙しいところ、ご回答頂きましてありがとうございました。(風邪で体調を崩しておりお返事遅くなり申し訳ありません。)
ご心配頂いております「字の丁寧さ」ですが、これは公文式を開始する際に私自身が、一番懸念していた「公文式の弊害」なので、この点においては特に国語については「丁寧に書くこと」を当初から指導していましたので、親の私から見ても美しい字を書きますし、また公文の先生曰く「書く欄が小さく、2年生がその箇所に漢字を収めて書くのは大変なのに上手に綺麗に書きますね!」と感心されます。手前味噌で恐縮ですが、本当に親以上に、字が丁寧で綺麗で誇りに思っております。
また、読解・・子供の心情把握・・につきましても、当該年齢以上の読書をしているかと思えば、年齢相応の物語(特に同姓である女の子が主人公)のものも読書しており、私に色々感想を話す・・読書したあと必ず『ママはそのお話知らないから教えて!』とあらすじを話させる習慣(感想文・縮約・要約の練習を目論んで)にしております・・内容から察するに読解は大丈夫のようです。
先の先生の「低学年ための中学入試準備講座」の書き込みを見て、幼稚園の頃より私と続けている「交換日記」は出来る限り継続しようと思いました。「作文」も、先日書き込みしました「俳句・川柳」を創作するのも楽しくて仕方がないようです。
これからも、ためになる、しろくま先生や皆様の書き込みを拝見します。ありがとうございました。
「作家」さま
まずは余談から入ることをお許しください。
先日、毎日新聞で高校2年生が、短編小説部門で大賞を受賞した、というニュースを見ました。大賞が四天王寺高校の2年、優秀賞が滝川第二高校の2年、ともに女の子です。
若い才能というのは大切で、才能という「種」は適した環境と適した水と栄養を与えてやればどんどん伸びるのですね~ 四天王寺高校には「国文部」というのがあるらしく、校内で著作を印刷物にして発行しているようです。
お子さんがめざしている学校にもこういうクラブがあれば、是非入れてやってほしいですよね。
さて、ですから、というワケでもないのですが、正直、下手にいじってやりたくないです。「このまま」伸ばしてやりましょう!
といいたいところですが、やはり、ある程度、テストなんですから自分の世界にのめりこまない「アンカー」(自制心)は必要ですよね。
で、すこし質問が。
① 説明的文章と文学的文章ならば、やはり後者のときにそういう現象になりますか?
② 兄弟姉妹はおられますか? おられる場合は「上」ですか「下」ですか?
③ 志望校は、お書きになられている内容から察すると神戸女学院ですか?
お答えできる範囲でかまいませんので教えていただければと思います。
いつも拝見しながら、PCに向かって、「へぇ~。ほお~。」と声を発しております。
わたくしも、ご相談宜しいでしょうか。
新4年生女児の母です。
小学校受験の延長から、低学年の塾に通い、3年より大手塾にお世話になり、
現在に至っております。スランプ時の対応及び、親のかかわり方について
ご相談させてください。
今までも何度となくスランプがあったので、直感的にそれに突入の気配が
感じられるようになりました。(母も学習?しました。)
最近、学年も上がり、宿題量も増え、疲れが出てきたのでしょう。
やっているのに結果が伴わない状況になりつつありました。
早期治療が大切と思い、すぐに塾の先生に相談いたしましたところ、
『今までは年齢的に親が手を差し伸べて勉強させなければならなかったでしょうが、
これからは一切手を引いてください。丸付けだけで良いです。
解らないところが出てきても教えないでください。答えは自分の力で導き出させてください。
どうしてもわからなければ、電話をして質問させてください。
一時的に成績は下がるかもしれませんが、まだ4年生です。先のことを考えると今の成績低下や
クラス落ちは全く問題ありません。むしろ、プラスに働きます。
すべてを預けてください。お母様も困ったことがあれば、何でもお電話してきてください・・・。」
と、言われました。
確かに今までは手取り足取り状態で、後ろから、いや、前に出てサポートして参りました。
よって、成績もほぼ貼り出し組でした。
先生に言われてから数日、今日やるべき課題は机に置いて、後は子供に任せて取り組ませてはいるのですが、
なにしろ“遅いっ!!”
(そうじゃないでしょ! 問題を読めよ! まだそんなとこしてるの? 本当は馬+鹿なんじゃないの?・・・怒!!)
と、言いたいのを我慢し、ひたすらイライラ虫と闘っております。
困ったことがあればお電話・・・と仰っては下さいましたが、困ったことだらけで、毎日お電話したいくらいです。
しかし、ストーカーみたくなっても良くないと思い出来ません。
そこで、しろくまさんにご相談を・・・。
①本当に子供だけに任せて大丈夫なのでしょうか?
②時間がかかる分、どうしてもこなす量が少なくなってしまうのですが。
(準備した課題をこなそうとすると、就寝が一時になってしまいます。)
③成績落ちは覚悟していますが、また復活出来るのでしょうか。
(共学最難関を目指しているので、成績落ちが怖いです。)
④“スランプ(復活あり)”と“もはやこれまで(限界)”の見極めはあるのですか?
⑤しろくまさんからご覧になって、最難関合格のお子様はどのような家庭学習をされ、
親はどのようなサポートをされておりましたか?
アドバイスを頂けると嬉しいです。
だらだらと思いつくまま書いてしまったため、掴みどころのない文章となってしまいました。
お恥ずかしいですが、よろしくお願いいたします。
~しろくまの「苦手な子どもの、ちょっとだけうれしい算数」講座~①
しろくまは算数苦手でした。ですから子どものとき、抜け道ばっかり探していました。まぁ塾に通って算数をガンガンやっている子たちですから今からお話しするようなことはみなさんご存じかもですが、まぁ、雑談程度に読み流してください。
わたしの「裏で」講義していた小4の算数の講師の授業を見学したことがあります。当時は、円の面積は小5で習ったハズなんですが、どうせ円周率の計算するんだから今から「おぼえ」させよう、と企画して、2~9×3.14を暗唱させるということをそいつはやっておりました。
ぜんぜん関係のない単元の授業中でも、「ところで、田中、6πは?」「ここはこうなってこうなって… で、山田、8πは?」てな具合で。
たぶんみなさんもご存じでしょう。まずは8πを暗記して、2~7は繰り上げに苦労しないからやりやすくて、で、やがて全部暗記しちゃう。
でも、子どものとき、算数嫌いだった私は、なんかもっと楽な方法無いやろか、と模索していて、ふと気がついたことがあるんですよ。円の面積って
半径×半径×3.14
ですが、よく考えてみると、計算上は
直径×直径×0.785
でもよいですよね~
つまり、半径5㎝の円なら5×5×3.14で計算うっとうしいですが
10×10×0.785なら暗算しやすい! 半径15㎝の円も
15×15×3.14ならうっとうしいが
30×30×0.785、なら、0.785×100×9で計算しやすい!
という話を算数科の講師に話したら意外にも、「ほんまやなぁ~ なさけないけど言われるまで気がつかなかった…」と感心されました。
「2~9×3.14」をもう暗記したみなさん、
次は「2~9×0.785」を暗記してみては?
子どものとき、みんな知らない方法でこっそり計算して、しろくまは気持ちがよかったです。




































