在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
はじめまして。しろくまさんのアドバイスを頂戴したく、投稿させていただきます。
息子は読書も国語も好きですし、復習も時間をかけて丁寧にしています。一緒に間違いの分析もし、答えの根拠もきちんと確認しています。短めの文章の時はそれなりにとれるのですが、長文になると焦りからか途端に読み方が浅くなり、得点できなくなります。直しの時は時間を気にせず読めるためか、簡単に正解する問題も多くあります。
テストの解き方としては、まず通読し、設問ごとに本文にもどっています。問1から律儀に解いています。時間配分も何も考えていません。通読の際も、緩急つけて読むこともできません。これでは、限界があるだろうと感じます。
このままのやり方で、入試でも通用するのでしょうか。
国語が極端に足を引っ張り、成績を下げています。去年から一番時間をかけているのに結果がともなわず、かわいそうになります。もうあきらめて、得意な算数を更にのばす方が得策かと思い始めています。
私も質問させてください。
しろくまさんは中受全般について、さすがによくご存知のようですね。
取り急ぎ、手短にお尋ね致します。
今小3、塾の2月からの新4年通塾は迷った末に、
とりあえず自宅学習でいこうかという線で考えています。
市販のテキストでは中受は難しいとも聞いていますが
中受には定番といった教材を教えていただけませんか。
(4教科受験も考えておりますので、4教科、
ある程度、上位難関校対応教材で考えています。
また、例えば算数とか国語だけ通塾し、
後はその塾のテキスト購入(可能であれば)して自宅で学習という手立ても
あるようで、迷っています。)
以上、よろしくお願いします。
しろくま様
レスありがとうございます。
早速ですがご質問に答えさせていただきます。
①わかってるはずなのにナゼ?が多いのは、やはり文学的文章です。
また、国語のみならず、他教科でも「思い込みによるミス」を多発する時があ ります。
②弟が一人いますが少し年が離れていて、一人っ子の期間が長かったです。
性格的によく言えばピュア、ぶっちゃけて言えば幼い面があります。
③志望校は、、、、、本人は神戸女学院!と言いますが、現実的には難しいと考 えています。神戸海星やKKDR大学附属、共学校も視野に入れています。
引き続き宜しくお願いいたします。
「sirokuma愛好者」さま
追加ながら…
中学入試のお子さんの「いこじ」にはもちろんデメリットもありますが、だいたいそういう子は「上下動のはげしい」「波がある」成績推移をします。
でもね、だからこそ対策を立てやすいのです。弱点克服目標がハッキリしていて、成長もさせやすい…
「すなお」なよい子は確かに楽です。「波」も少なく保護者の精神的ストレスは軽微… でも弱点が潜在化しやすくて急に成績落としたり伸び悩んだりがある子も多い…
「いこじ」のほうが「突破力」もあるし、土壇場でのふんばりもききます。中学入試の場合はあながち欠点ともいえないので、無責任なようで申し訳ありませんが、がんばって格闘してあげてください。
「お笑い」さまへ
子どもへの関わりすぎのメリット、デメリットですが…
「かまいすぎる」と国語が苦手になるのか? ということですが、半分正しくて半分誤りです。
前から申し上げているように、「精神年齢の低さ」は国語に影響をあたえることが大きいわけで、保護者が「かまう」のは幼さがあるからこそ、ともいえるわけでその点、関係があるとはいえます。
しかし、子どもというのは「管理」も大切です。何を管理し、何を任せるかの吟味さえしっかりできれば、むしろ「かまう」ほうがよいわけです。
この点、また「口出し我慢中」さまへの回答の中で詳細にしますが、かまいすぎるから国語が悪くなる、ということではないと私は思います。
国語をいっしょに解く、という場合は、保護者の「仕事」としては、この子はいったいにどこに「つまずき」があるのかを発見することだと思ってください。私が号泣少年と格闘していたごとく、ちょっと思いもかけない思いこみや思考のプロセスがあって、誤答をたしなめるより、あなたはなぜそう思ったのか、あなたはなぜそれを選んだのか、ということを質問する、という寄り添い方をしてやってほしいのです。
おもしろいもので、子どもは説明しながら自分で自分のおかしいところに気がついたりするのです。親が解説するより子どもに話をさせる、というようにしてほしいところです。
それから、「問題を読む、思考、解答用紙に書く」という3つの作業中は時間制限をし、そのプロセスの間は絶対に口出ししない、というメリハリをつけてほしいのです。そういう「寄り添い方」「かまい方」ならば適度の距離感もありますし、「管理」も容易です。
お子さんが国語の嫌いな要因に「答えが一つにしぼれない」「あいまいである」ということにあるとおっしゃいましたが、それこそ、それを逆手にとって国語の問題に取り組ませてほしいのです。
国語の問題を解く、とはすなわち「あいまいさの解決」です。
講師をしていた当時、私が師事していた先輩の国語のカリスマ講師は
「入試問題の国語は論理的ですよ。なぜそれが答えになるか、しっかりリクツで説明できますから」
と言うておられました。
国語力と国語の問題を解く力は違うのです。文章との対決ではなく、作成者との対決ですから、文学的素養は必要ではありません。
「その答えになるのには理由がある」
とハッキリと言うてやってください。むしろ「謎解き」が好きな子は国語はできるのです。
前にもレスしたのですが、模範解答から逆に「なぜこういう答えになるか推理してみなさい、理論的に説明してみなさい」というやり方でせまってほしいのです。
お子さんのようなタイプの子は、いっそ模範解答を見せて、作成者(解答作成者)は、なぜ、こういう答えにしているのだと思う? というやり方をしてもよいのです。そのかわりできるだけ数にあたらせて入試のパターン認識をさせていくわけです。
志望校がハッキリとしているなら、その学校の過去問を徹底的にその手法でやっていくと、こういう場合はこう考える、が身につくはずです。
蛇足ながら…
記号選択問題はボケとツッコミです。正しいものを選べ、という4択問題は3つがボケているわけです。「そんなことないやろっ!」とツッコミ入れられたら勝ちなのですから、「お笑い」好きならばできて当然! まちがえたらそんなツッコミではアカンな、と言うてやってください。
「口出し我慢中」さま
スランプの予兆を感じ取ることができれば、一流のコーチですよね~ 受験親合格です!
スランプとは何か、の説明は後にするとして、まずは「親の関わり方」ということを考えていきたいと思います。
子どもの学習への接し方としては、発達段階に合わせて
コントロール(管理)→ドライブ(操縦)→レッセフェール(自由放任)
という流れがよいとされています。
「低学年から高学年」にかけてこの流れ、「小学校、中学校、高校」とこの流れ、と思っていただいてもよいでしょう。
この点、お通いになられている塾の回答は「模範解答」です。
しかし、私は、この方針を中学入試向けに、独自に改造しています。まず、大きな方針として一つハッキリさせるのです。
かまうならば、最後までかまいつづけて、途中で放任しない、ということです。塾の先生がおっしゃられているように、「一時的には成績が下がる」「まだ4年だから回復可能」なことは確かです。わたしも「高く飛ぶためにはまずしゃがまなくてはならない」ということをよく言います。「能力を上げるためにはクラスを下げることも必要」である、と…
「かまう」ということがスタイル化しているならば、もう最後までかまい続けたほうがよい、というのが私の経験です。
単なる比較の問題で、「かまわなくなって下がる」ケースと「かまい続けて下がる」ケースはどちらが多かったかというと、前者の場合のほうが多かったから私はそう言うているだけなのです。
大枠として“コントロール”(管理)下に置き、その中でさらに局面に合わせて“コントロール”“ドライブ”“レッセフェール”を使いわけるのです。
A:コントロール 勉強の時間はいっしょについている。開始と終了の主導権をゆずらない。宿題ができたかどうかのチェック、時間制限した計算練習の監督などの管理。食事・入浴など生活「枠」の確立。
B:ドライブ きょうはこの教科、今からこの分野をやりなさい、の指示。とりあえずは次の日の小テストの勉強しなさい、○○しなさい、の指示のみ。時間制限をしてその間はいっさい口出しせずに、完成まで待つ。
C:自由放任 この一週間の○曜日の何時から何時まではあなたにまかせるからね、でも何をしたかは、最後、わたしに見せにきなさい。
というようにする方法です。
「させる」「する」「まかせる」のメリハリがある学習環境をつける、という作戦です。これで十分「かまっている」ことになりますし、その枠内で、「自律」した勉強もさせていることができていると思うのですが…
こうすれば「時間内に仕上げる」訓練も可能となります。
「成績が落ちたときの回復」の対処は「選択と集中」です。これはまさにBのドライブ方式のことでしょう? 成績が下がったときの対処もできます。
ご質問の①~③および⑤には回答したことになったと思うのですがどうでしょうか?
さて、最初のスランプと④のご質問に関してです。
「スランプとは何か、そしてその脱出法」が解明できれば、その本を出版して一生遊んで暮らせると思いますよ~ つまり、教育学の永遠の課題です。
でも、スランプから脱出しやすい「環境作り」はできます。この環境を整えて後はおまえが脱出しろ! という以外ありません。
穴に落ちた人を救う方法はいくらかありますが、ロープを投げ下ろしても上らなければ出てこられませんよね。それと同じです。
ではスランプから抜け出やすい環境とは何か?
① 一時的な比較の停止
② 規則正しい生活習慣の確立
③ 一時的な単純作業の増加
① 得点や順位、クラスの変動に関していっさい問わない、気にさせない。
② 勉強時間が減ってもよいから、朝早く起きて夜一定の時間で就寝。
③ すぐ成果のでる、持続的可能な演習を勉強時間内に多くとる。
という3つであると思っています。
とくに③は、漢字の書き取り、暗記項目、計算練習を一定時間淡々とさせていく、ということ… つまり、「わからない」とか「できなければどうしよう」とか「失敗を実感しやすい」ことから一時的に遠ざける、という作戦です。
気持ちと現実の不調和がスランプですから、それらの「安定化」「平準化」を図ればよいのです。宮本武蔵は剣技にゆきづまったときは、お寺のお風呂をわかす薪割りに没頭したそうです。まぁ、それの中学入試勉強版みたいなもんです。
さて、「限界の見極め」ですが…
見極めなくてもよいです。見極めてどうするんですか? もう伸びないから勉強しないということでしょうか? スランプから抜け出すために勉強してもがいている、という状況全般を「スランプ」というのです。伸びようがそうでなかろうが、成績上がろうが下がろうが、淡々と続けましょうよ。
入試の限界は模試の判定を通じて客観化された「数字」以外の「保護者の感覚」「講師のカン」で判定してはいけません。
「作家」さま
日頃の勉強と模試当日の対処の2点の対応法をお話しします。
① こういうお子さんの日頃の勉強法に関しては一部すでにレスしておりますが、やはりぶだんの学習の中でも時間制限をさせておいてほしいということです。この問題を何分以内で解く、という意識を植え付けるとともに、問題も字数制限があるもの、本文からの抜き出し、というような問題に特化して演習させておいてほしいと思います。つまり、「作業」が多いようにふだんの勉強をさせてほしいのです。
それから、問題を解いているときに、そばにいても、絶対に「語らせない」でください。話は後から聞くから、最後まで解きなさい、ということを徹底してください。横に人がいると、物語や問題に関して色々人にしゃべりたがる子がいます。話しかけないで、というと独り言を始める子もいます。でも、それも黙らせてください。「あとで聞いてあげるから」と言って。
テスト中はあたりまえですがしゃべられません。「語るクセ」がついていると、テスト中、あたまの中で自分で語り出して無限大に世界が広がって、その中で自分で迷路に入ります。
どうでしょう? お子さんは国語の勉強中、よく語り出しませんか? 問題を解いている間は絶対にしゃべらさないようにしましょう。
② すべてではありませんが、兄弟姉妹が多い下の子は、食事のとき、自分の好きな食べ物から先に食べる、という傾向を出します。なぜなら後に回すと誰かにそれを食べられてしまうからです。一人っ子や歳の離れた下の子がいる子どもは好きな食べ物は最後にとっておいてゆっくり味わいます。
問題を解く順番を変えましょう(きめましょう)。一番最初に物語文を解かせるようにするのです。後に解かなければならない問題文があると、とりあえずは時間制限内のテスト内にさらに時間制限がかかります。自分の世界へさまようことは避けやすくなります。おいしいものをゆっくり味わう、とお子さんの場合は自分でストーリーを語りはじめます。深入りさせないためにも、後から食べたいハズのものを最初に回してしまうのです。
また、やはり、最初から順番に解いていく、ということは避けたほうがよいでしょう。まずは漢字の書き取り、全体の問題文を見て、物語文(文学的文章)、そして説明的文章、という具合に順番に解答させていきたいところです。
神女は、なかなか本格的な、スタンダードな国語の問題です。とくに物語文がそうです。具体的なモノ「で」抽象的なコト「を」理解させようとする主題読み取り型の問題、心情説明題が多いのです。最初にザッと解かせて説明文にいき、時間があれば見直ししなさい、みたいな「組み立て」のクセをつけておいたほうがよいと思います。
神女の場合は、国語と社会がしっかりとれれば、何とかもちこめる、わりと終盤の追い上げの成果が出やすい学校です。国語の「波」も気になるところでしょうが、あせらず丁寧な学習を続ければいけますよ! がんばってください。
「藁にもすがりたい母」さま
しろくまの「わら」に是非つかまってください。
もうひといきじゃないですか! そこまできたらあとはちょっとだけ! しかも解決の方法にも気がつかれていますよ。
① 「作業問題」を先に速く解かせる。漢字の書き取りや語句の問題などを最初にさっさとやって、手をとめない。考えなくてはならない場合は飛ばす。そうした上で、通読に時間をとるようにします。模試の長文くらいならば、ゆっくり読んでも解決できます。
国語の問題を解く力がついているのに「読み流し」になっているから得点できないダケですよ。
本人がある「錯覚」に陥っているだけです。
② 前にも言いましたが、長文の通読時間を一度図ってみてください。自分のペースでまず読んでごらん、と。で、その時間から逆算して、残り何分あるから作業問題をやって、それから「読んで」、で、問題考えるのにこれだけの時間を使ったらよいからじっくり読んでも間に合うよ、ということを体感させてください。
お子さんの場合は、必ず、一転して国語の点数がのばせます。要領と作業の方法だけです。あきらめる必要なんかありません。夏休みまではまだまだ時間があるじゃないですか。
もう一歩、ちょっとのくふうで得点できますからね! がんばりましょう~




































