在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
しろくまさんにアドバイスを頂きたい人集まりましょう。
6年生。
難関校を目指しております。
国語が大の苦手。
元講師だったしろくま様
しろくま様のアドバイスは温かくってほっとします。
国語についてアドバイスを頂けたらと思っております。
宜しくお願いいたします。
「瞼の母」さま そして、みなさま
国語が得意な親(ましてや大学で文学部であったり国語学を専攻したりされた方ですとなおさら)からみると、国語の間違い方など、え? なんでそうなるの??? というの、よくありますよね。
でも、けっこうまじめに本人は解答しているのです。
物語文で、魚屋さんの少年が、ちょっと大きなお屋敷に魚を届ける、そのお屋敷は少年が恋心をいだいている少女のおうち… ふだん少年はその少女の気をひこうと、その少女にいたずらやちょっかいを出していた… で、そのお屋敷にお父さんのおつかいで魚を届けに行くことになった… お屋敷に行くと、その少女とお母さんが出てくる… おいくらかしら、とその少年にたずねるとその少年は、「お金はいらない」と帰ってしまう… このときの少年の気持ちを説明しなさいっ
という問題で、国語号泣少年は小5のときに何と書いていたと思いますかっ!?
「ふだん金をせびっているからいらない」
「え………」
これマジの話ですから…
たしかに問題のレベルは公立の中学生が使う教科書くらいのものですが、いくらなんでもこの答えはなんなんだ?? と、当時思いました。
国語ができない子の解答って、こんなもんですよ。
ただ、今の保護者の世代は、ちょうど微妙な世代でして、うちの子は国語ができないっ と痛感しやすい世代なのです。
どういうことかと申しますと、とくに大阪在住の方ですと、公立中学→公立高校、という流れが強かった世代でもあり、中学入試経験がない保護者が多く、自身の国語の入試問題遭遇が、中3である場合が多いのです。
つまりある程度の精神年齢に達してから入試に遭遇されていて、自己の入試経験を子どもに「ダブらせにくい」場合があるのです。
ここが私のいう、「中学入試の国語は基本的に小学生には無理がある」という話です。「なんでわからないの」と思われる方も多いのですが、基本的に無理なことをさせている、「できなくてフツー」という前提に立ってやってください。
できない者にはできないなりのもっていきかたがあるハズです。
禁句は「なんでできないの?」「なんでわからないの?」です。
「なんでできないの?」っていう言い方は、へんな叱責ですよね~
なんでできないかがわかっていれば、それはわかっているということですから…
「なんでそう思ったの?」が正しい問いです。
もちろん、「どんな考え方しとんねんっ 頭割って、中見てみたいわっ」と叫びたいときもあるでしょうが、グっとこらえて、いろいろ質問してみてください。解答にたどりつくための文章中の「ヒント」をまったく読み飛ばしていることがわかります。
比喩にも意識がない、気持ちを投影した情景にも気がついていない、言葉と態度の二重構造も気がついていない…
こういう子には最初から、この場合はこう、これをみつけてこう、という「公式化」してやるほうが早い場合が多いのです。
これが前にレスした、文章「を」教える国語ではなく、文章「で」教える国語、ということです。入試までは一定の時間的リミットがあって国語が苦手な子の精神年齢の成長を待てない場合があるわけで、そんなのは国語のやり方としては邪道だが、いっそ涙をのんで、こういうときはこう、の「定式」を提示していったほうが、よい場合もあります。
「できない子」には「できない理由」がちゃんとあります。できない前提にたって、国語の問題に取り組んでいってください。
「美ら海」さま
はい。まさにそういうのが苦手な少年、たくさんいます。恋心に象徴的ですが、このように基本的に中学入試には一部の(あるいは多くの)小学生には無理な部分があるのです。
ただ、これは問題の問い方、問題の性質によります。もっというと受験される学校の問題の「質」によるのです。
文章中の言葉から解答をつくれる場合と、自分の言葉で置換・抽象化しなければならない場合があります。前者のタイプならば国語が苦手な子でも得点するための努力が実りやすいですが、後者の場合ですと、かなり抽象化の訓練、身についた語彙の増加を図る必要があります。
国語の先生のスタイルというかキャラクターというか、その学校の特性が入試問題によく反映します。
やたら長文が出る学校、解答指定語数が多い学校、物語文がよく出る学校、出ない学校、語句偏重、読解偏重…
苦手な子ほど、これらの傾向を緻密に分析してやって、学習の配分を考えてやる必要があるわけです。
でも、大きな傾向は素人の保護者でも国語の場合はわかりやすいと思いますよ。パラパラと過去問を眺めるだけでも、どういう国語の出題が多いかわかります。前にもレスしたように、過去問はまだ解かなくてもよいが、どんな問題かは見ておく必要があります。
とくに国語が苦手なお子さんの場合は、受験予定校(ちょっとでも可能性のあるところを複数)の国語の過去問を、夏休みのこの時期に保護者が「ながめて」おいてほしいと思います。
~しろくま提案~③
「あるもの」使いませんか?
子供どもは、新しいものが好きです。復習は嫌いでも新しい問題にはチャレンジしたがります。この特性をいかして、わたしの塾講師時代の理科講師は、過去のものを再編集して、新しい教材のように仕立て、しかもその子特製のように表紙をつくり、交換ノートのようにしてやりとりをする、というちょっと手の込んだことをしていました。
そういう作戦も有効ですが、その前提はすでに「あるもの」を活用する、という精神です。
どうでしょう。買ってはみたものの、使っていない参考書や問題集はありませんか?
コピーしてノートに貼って、手作り問題集につくりかえる、ということは可能です。精神安定剤的に握っていた問題集を蘇らせましょうよ。
参考書でも、大切なポイントをまとめた表や図など描いてあるものありますよね。そこをコピーして切ってノート貼って空白もつけておいて子どもの自習ノートをつくる、というのもよいです。
「あるもの」といえば、国語の場合、学校の教科書。
お母様方、お子さんの小学校で使っている教科書、見られたことありますか? 教科書によってはトピックス的なコーナーがあって、そこに漢字のパズルやことわざ・慣用句の由来が書かれているもの、あります。それもコピーしてノートに貼る…
学校の教科書なんか開いたことがない、なんて、受験生、時々いますが、使いましょうよ。漢字が苦手ならそこに手でくるものから書き取りできるようにすればよいのだし、もっというと国語の要約、指示語の指示内容の抜き出しなどの訓練、小学校の教科書使えばよいではないですか。苦手な子には最適の材料です。小5の説明文あたりからそれをやれば、けっこう訓練できますよ。
「あるもの」に、ちょっと手を加える、見方を変えると役立つものが多いです。本棚などよく見てください。ほこりをかぶって眠っている宝を発掘してみませんか? 夏休み前の「お母さんの準備期間」の作業としてはうってつけですよ。
しろくまさま
ありがとうございます。
そうですね、できない前提というのは本当によくわかります。「定式の提示」という意味では、塾の先生はうまいこと教えてくださってるなぁ、と思わせられます。
中学受験という目標で勉強をしていても、どこかフォーカスしきれていないところが少なくとも私にはあるのかも知れません。「国語好き」の「国語」への思い入れがありすぎて、という感じでしょうか。自分でも笑ってしまいます。
役割分担をしながら塾とうまく二人三脚でやっていけたらと思います。それができるのも個別の良さかな、と思いますので、最大限今の環境を活かしていきたいと思います。
これからも本スレを楽しく拝見させて頂きながら頑張ります!
白くまさま
ご指導ください。
小学5年生の娘がいます。大手塾に4年から通い運よくこの春から一番上のクラスにクラスアップしました。娘の様子はなんだか消化不良をおこしているように思えます。
基礎がしっかりしていないのに応用ばかり解かされます。
宿題も全てできません。クラス落ちを思っているのですが主人は朱に交われば赤くなると言い張り、もうすぐ慣れるであろうからと考えクラス落ちしなくていいと言います。中堅校を希望していますがこのままうまくいけば難関校受験できたらと淡い希望も持っています。塾の先生にご相談しましたら様子を見ましょうと言われました。5年生だから消化不良をおこしながらも上のクラスで勉強させた方がいいのか、それとも5年生だから足元を固める意味で下のクラスで勉強させたほうがいいのか悩んでいます。子供の成績も上のクラスなら後列、下のクラスなら前列に居座っているような成績です。しろくまさまはこのような場合どうされますか?
「梅雨」さま
しろくまは、自分で言うてしまうのもなんですが、わりと矛盾をかかえています。消化不良はいけません、適正クラスで力を涵養しましょう、と言うてみたり、上を見上げてがんばっていきましょう、やることやってだめならそのとき考えましょう… などなど。
でも、中学入試というのは「矛盾」の解決の努力の延長にある、と思っています。上の志望校めざしているのに、サボってしまう、消化不良のくせに上のクラスにしがみついてしまう… などなど、悩みはすべて矛盾から生じているものですよね。
さてさて、塾の講師時代、「新横綱の比喩」というのをしたことがあります。
大関までのぼりつめ、強敵を倒して、さぁ、ついに横綱昇進!
ところが横綱になると、「横綱相撲」なんかを意識し、あるいはその地位にふさわしいふるまいをしようとして、初戦や初場所が不調になる、というのがよくあります(相撲に興味のない方ごめんなさい)。
クラスがあがった、とくに最上位にあがった子は、「新横綱状態」に陥る子、けっこういます。
① チャレンジ精神の希薄
② 相対的地位の低下
③ 「かくあらねば」の過剰意識
この三つのどれかあるいは複合に陥る子がいます。
① 上のクラスをめざして、がんばった、上のクラスに入った~ さて、次はどうしよう… 現状維持というのはなかなか地道な作業とメンテナンスが大切で、今までやってきたこととは違う勉強が必要になります。その「とまどい」の時期に伸び悩みを見せる場合があります。
② 上のクラスになったとたん、みんなよくできるよくできる… やってもやっても平均点以下… 努力が見える成果にあらわれない… 精神的骨格が太い子はわりと平気なのですが、サボる→成績下がる、がんばる→成績上がる、が、可視化できるクラスにいた努力型のお子さんは、最上位の天才型少年少女と自身を比較し、な、なんで… どうしたら私はよいの、と授業中も手が止まってしまう… この「とまどい」の時期に伸び悩みを見せる場合があります。
③ 最上位クラスになったんだから、これくらいの課題は全部できて当然だっ いや、やらないといけない… やらないとやらないと、ばかりが先行し、勉強が上滑りになって身についていない… この「とまどい」の時期に伸び悩みを見せる場合があります。
おそらく、お子さんの場合は③あるいは②と③の複合あたりに原因があるような気がします。
「消化不良」というより「上滑り」の場合ではないでしょうか。
またクラスが下がってもよいではないですか。まだ五年の夏休み前ですよね。自分からクラスを下げないで、ここはいっぱつ、お父さんのおっしゃるとおり、様子をみてみましょう。
ただし! 「見ている」だけではいけません。
まず、「大関」だった時代の取り組み、自身のスタイルにもどしてやります。最上位クラスになったから全部できないと、と思う必要はありません。途中まででもよいから今までの勉強のスタイルを変えず、できないところはしっかり丁寧に見直す、今できない難問は回避して後まわし…
お子さんにとっての難問分類を細かくする… これが上位クラスに移行したときにやるべきポイントです。
A時間内にできなかったが後から自力でわかった難問、B講師なり保護者なりが説明したらわかった難問、Cいくら考えても腑に落ちない、理解できない難問の三分類し、Cは捨てる、Bはしつこく考えないでさっさと講師に質問する、Aは何度も復習する、という流れでいきましょう。
結果としてクラスが落ちることになるかもですが、それはまた夏休みの力の入れ方でなんとかできる話です。というか、それでダメなら、またそのときに作戦を考えましょう。
それからこれはしろくまの定番、得意を磨くことも忘れない! 五年のうちは、好きな教科や得意な教科に「逃避」してもかまいません。好きな教科、得意な教科で勉強時間を増やしていく。そうすると勉強時間の増加が苦にならず、六年になってからのキャパが増えます。
まぁ、何よりもまず、クラス最上位よかったね~ と、おおいにホメてやり、順位点数に、一喜はあっても一憂なしで、明るく前向きにご家庭の雰囲気を保ってください。
結論的には、今回は、しろくまは、強気でいってみましょうよ~ というお話しでした。追加質問があればどうぞ。
しろくま様
横スレになりますが、ちょうど「梅雨様」と同じような状況になったばかりで、共感いたしました。ただ、うちは六年でクラスも2組から1組ということで、1組の上位そうは天才型プラス努力をしている集団なので本人も太刀打ちできない空気をひしひし感じてきたらしく、この時期成績が順調に伸びこれから安定してほしいという時期だったのですがテンションが下がってきてしまいました。もう少し遅くあがってほしかった。と思う勝手な親です。子どもには、「またクラス順位ごぼう抜きできるチャンス到来!」と励ましましたが反対にプレッシャーになったかな?と反省しております。
何より、しろくま様がおっしゃる通り「明るく前向きに 強気で」がんばりたいと思いました。子どもともども仕切り直しです。梅雨様、お互いがんばりましょうね。
それから、夏休みに向けての準備、整えていきたいと思います。




































