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【1038784】島抜けの龍

投稿者: 書棚の無い家に育った娘は嫁に貰うな   (ID:tq2XCzEWjU.) 投稿日時:2008年 09月 26日 10:23

親が読書をしないのに子供が本を読む訳が無い。此れは教員にも言え
る。龍の中学時代、傷痍軍人だった社会科教員は翻訳小説を授業の合間
に面白可笑しく語って聞かせた。御蔭で600人の同期生は全員が読書
好きになった。受験勉強には糞の役に位はなっただろう。永い人生では
御蔭で退屈と言う物を知らない。同窓会では此の教員の話題が必ず出る


20数年前くらいまで誰が如何否定しようとも、大阪府立高校教員には
読書勧奨の為に年額3万円程度の図書券が支給された。だが、まさに其
の効無く金券ショップに一時的に大量に出回っただけだった。現在では
大阪府は学力の低さでは屈指であり、大赤字の自治体である。


夏休みの課題図書を子の為に購う親も少なくなった。全く読書とは関係
の無い話だが「ごんきつね」の物語が教科書に載っていて親類の子が感
想を発表させられた時に「死期の迫る老人が鰻を喰いたがるのは変だ」
と発言して教員に不合理な批判をされて以来読書感想文を書かなくなっ
た。紙背に徹して熟読玩味する読書の取り組み方を放棄しなければ良い
のだが

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  1. 【1107630】 投稿者: 島抜けの龍  (ID:vFey4SZ5rzE) 投稿日時:2008年 12月 01日 10:12

    〉本題とは関係ありませんが、島抜けの龍って島帰りの龍からとら
    〉れたんでしょうか。『助け人走る』とはまた渋い、と思ってま
    〉す。


    児童生徒が最初に出くわす権力者は保護者、次いで教員です。社会
    に出れば警察官でしょうか。何時も拗ねたように反権力的に生きた
    いと願って来た龍には破獄こそが権力への最大の反抗行為と思える
    のです。流罪遠島の刑から島抜けを図る強烈なエネルギーの持ち主
    は其の刺青から「パピヨン」と呼ばれた。終に島抜けに成功して、
    其の成功譚を出版すると世界中でベストセラーに、そして映画にな
    った。実は島帰りの龍と言うな名で過去には議論系の掲示板で永く
    投稿した事も有りますが、TV時代劇の登場人物に同名者が存在し
    ている事に気付きませんでした。


    〉私はロシア人ではありませんが、この民話を『ロシア民話集』で採録したのは
    A.アファナーシェフ(1826-1871)で、ロシア革命の1917年、ソビエト成立の
    1922年より前に死んでいる人です。
    入手しづらいとは思いますが、20年位前には上記『ロシア民話集』も日本語訳
    で出版されているそうですので、よろしければご確認ください。
    以上でよろしいでしょうか。


    参考になります。龍の子供の頃には此の様な民話は出版されていま
    せんでした。龍の長男が本に興味を持ち出した頃に発見しましたが
    此れが課題図書になって居た様な記憶が有ります。


    一味同心させて切り株を抜き荒れ地を田畑に変えよ、ならば藩財政
    も潤うであろう!直ちに百姓どもに触書致して一味同心の開墾作業
    を申しつけい!とまあ叱責調の御代官様の声高な命令が聞こえて来
    そうな気もするし、ノルマを農民に押し付けたソ連共産党の農民洗
    脳用の物語のような感じですね。綺譚性も波乱万丈の物語性も無い
    民話ですね。此処からは龍の想像だが、権力側の御都合にも全教や
    日教組にも、社会主義や共産主義を目指す教員にも御都合な民話だ
    と思いますね。

  2. 【1107672】 投稿者: 島抜けの龍  (ID:vFey4SZ5rzE) 投稿日時:2008年 12月 01日 10:45

    〉ところで、子どもにお勧めの図書を探されるなら、「うつのみや
    こども賞」 受賞作も候補のひとつにいかがでしょう。選定委員が公
    募で選ばれた小学生で、 選定理由が「友達に薦めたい本」とい
    う、子どもの視点での賞です。日本人作家 の作品に限るとか高学年
    対象とかの縛りもありますが、ある意味、ハズレは少な いかも。


    龍は親類の子供に本を贈る時は自分で選定します。詰まりが自分の
    思想信条を押し付けするんです。創価学会様や日共様は聖教新聞や
    赤旗の購読勧誘がお好きですね。学校や教員側が本を推薦する行為
    は先述の教団や政党と同じ行為だと思っています。推薦では無く教
    員が其の本が如何に面白いかを噛んで砕いて児童生徒に伝える方が
    推薦行為より良いのではないですか?例えば白髪鬼は日本では黒岩
    涙香が日本で最初に翻訳して云々とか江戸川乱歩がそいつを盗作し
    てとか、「噫々無情」とフランス語を訳した黒岩涙香は云々とかで
    児童生徒の興味が湧発出来ると思います。


    繰り返し申し述べれば特定図書を読めと強要・強制する事は思想信
    条の自由に有害な行為であり、創価学会様の入信強要や日本共産党
    の入党強要と質的に変わらない事だと龍は確信しています。


    木を見て森を見ない論は参考にさせて貰いますが本の読み方もいろ
    いろ有ると思います。龍は紙背を読みたい方です。常に、本に自己
    を埋没させないで批判的に読みます。龍が大学生になった子には栄
    光出版の「一揆」と言う本を買い与えて来て親から嫌われて来まし
    た。映画化もされ舞台化もされた良書だと思っているが親にすれば
    過激で困るんでしょうね。でも此れも完全に思想の押し付けです。
    本の帯には「民の願、官に届くか」です

  3. 【1107878】 投稿者: 指示→支持  (ID:vk0H50KHO82) 投稿日時:2008年 12月 01日 13:33

    >ご存じでしょうが「ごんぎつね」も「大きなかぶ」も、昔から、多くの人・子どもに指示されていた良書です。
    >私なら、例え納得できない部分があっても、「多くの人が指示すると言うことは、どこかに魅力があるはずだ」と考えます。

  4. 【1108268】 投稿者: 透明人間  (ID:qkXF.Xtcbfs) 投稿日時:2008年 12月 01日 21:22

    >>指示→支持 さん



    わざわざありがとうございます。
    投稿した後に、変換ミスに気付いたけれど、訂正しなくてもわかってもらえると思ってそのままにしてました。

  5. 【1109781】 投稿者: 島抜けの龍・・透明様参る  (ID:vFey4SZ5rzE) 投稿日時:2008年 12月 03日 10:42

    本の読み方にもいろいろ有りだと思って居ます。本の中に埋没して
    我が身を登場人物に置き換えハラハラドキドキしながら読むのも娯
    楽としての読書の醍醐味だと言う事は否定しません。


    一方で教科書にも掲載される物語なら多岐多方面からの考証やら精
    査も必要だ思います。本に自我を埋没させないで読む習慣もまた楽
    しいですよ。龍は初版本の誤植・誤字発見の趣味者ですしね。時代
    小説が賞を逸する最大要因は時代考証に誤りが発見されるケースら
    しいです。其れでは時代物の書き手が育たないので今では多少鷹揚
    に審査するらしいですが。今では考証チェックは読者がするのでは
    とさえ思えます。


    ごんきつねのごんが寝たきり状態の老婆が鰻を食いたいと想像する
    と言う下りは「老人学欠如」「老人考証」上誤りと断定して教科書
    掲載は不適切と申し上げておきます。


    あっ其れからワード等で作家秘書が清書する所為か非常に変換ミス
    的誤植・誤字が多いですね。此れを発見すると直ぐに出版社に発見
    の旨書き送ると御礼状と図書券が数千円送って来ます。本代がタダ
    になると言う訳です。

  6. 【1109862】 投稿者: すみませんが  (ID:XeW5rvbaFGU) 投稿日時:2008年 12月 03日 11:40

    >紙背に徹して熟読玩味する読書の取り組み方
    非常にいい読み方だとは思いますが、龍氏の読み方には以下の点で疑義を感じます。
    ・紙背(文章に示されていない、奥の意味)の前に、文章に書かれている、
     あるいは当然読み取るべき点を読み取っておられるのか。
    ・本当に紙背を読んでおられるのか。「文章に示されていない」ことと、
     「文章に示されてもいない」こととは、一緒にしちゃイカンと思うのです。


    1点目の疑義の根拠
    龍氏が、あるいは親類のお嬢さんが、ごんぎつねのあの場面で読み取るべきで
    あるのはごん(と兵十)の気持ちの動きであるというのが当方の指摘であり、
    それを親類のお嬢さんは理解されたのか(龍氏は理解しておいでなのか)、
    という点にはまともなご返答なりご意見を伺っていません。
    のちに「本の読み方もいろいろ有ると思います」というような語句はあります
    が、主題をきちんと読み取るのは志向ではなく能力の問題ではありますまいか。
    その上での批判、反論なら傾聴に値しますが(実際、親類ののお嬢さんの調査
    結果は市場経済の貨幣価値にまで及んでいそうで、当時たぶん小4と思うのです
    が、驚嘆に値します)、そうでなければどんなに大きくてもファールはファール、
    得点にはならんのですよ。と思います。
    無論、当方の指摘が論評に値しない可能性もありますが、当方が小学校教員で
    あるかどうかなど、無関係の質問はなさっておられるので、意図的に外された
    のかと思っていますが。ちなみに、当方、教員ではありません。
    2点目の疑義の根拠
    ネット掲示板と読書では違う、ということかもしれませんが、当方が「大きな
    蕪」 【1107341】および「課題図書を選考する機関」 【1107366】 で、
    アファナーシェフの生没年とロシア革命・ソビエト成立の年号を記載した理由、
    「よろしければご確認ください」「検索かけますとHPがヒットしますの
    で、ご確認ください」と書いた理由についてはさほど深くお考えいただけなかっ
    たようですので。
    「大きな蕪の成立とソビエトとは関係ありませんよ」とか「疑問に思うんなら
    ご自身でまずお調べになったらどうですか?」とかはっきりくっきり書いたほう
    がよろしかったでしょうか。

  7. 【1109906】 投稿者: すみませんが・連  (ID:XeW5rvbaFGU) 投稿日時:2008年 12月 03日 12:15

    >寝たきり状態の老婆
    上記文章は龍氏の「老人学」が全面的に正しいとして書いていますが、
    そもそも以前申し上げましたとおり、兵十の母親が床についていたことは
    ごんの想像です。ひとりぼっちの小狐が年寄りのことを正しく想像できない
    ことがそんなにおかしいですか?
    どうも、作者と話者と登場人物の気持ちをごっちゃにしている気がしてなりま
    せん。


    作者については、新美は一度母方の祖母の元に養子に出されて二人きりで生活し
    ており、新美姓は母方の祖母の姓であることくらいは5分もあれば調べられる
    ことです。ネットの前にいるわけですから。


    あえて蛇足ながら申し上げれば、兵十の母が老婆といえるほどの年齢であったか
    どうかはどこで確定すればよいのでしょうか? 秀吉の妻おねは14で秀吉(当
    時25歳)の妻になっていますし、童謡「赤とんぼ」でも「十五で姐やは嫁に行
    き」ます。兵十自身も若者ですから、その親が老齢であるとは限りますまい。
    つまり「老婆であったかもしれないし、なかったかもしれない」程度でとどめて
    おくべきでしょう(論理学的には、です。実は当方もそれなりの老齢ではあった
    ろうと感じていますが、あくまで当方の根拠のない推測に過ぎず、それをもって
    重大な瑕疵の如く騒ぐのはお門違いではないかと思います。)。

  8. 【1110260】 投稿者: 島抜けの龍  (ID:vFey4SZ5rzE) 投稿日時:2008年 12月 03日 18:27

    〉龍氏が、あるいは親類のお嬢さんが、ごんぎつねのあの場面で読み取るべきで
    あるのはごん(と兵十)の気持ちの動きであるというのが当方の指摘であり、
    それを親類のお嬢さんは理解されたのか(龍氏は理解しておいでなのか)、
    という点にはまともなご返答なりご意見を伺っていません。


    いりいろ細々と言うか微に入り細に穿ってと言うべきか、御指導と
    思しき点は感謝します。其れと其の後の10日余りで兵十の母の葬
    列にごんが出くわす訳ですが、余命10日ばかりだった病気の老母
    、老人で無いかも知れないと言う大変科学的・合理的推論を申述さ
    れておられますが、教科書は確認していませんが龍の子の本の挿絵
    には総白髪の老母が病の床に伏せっている図が有りました。編集者
    も老人と断定的に想像しているようですね。決して自分自身を頑迷
    とは思いませんが、ごんぎつねの鰻を食いたいと想像する下りは自
    らが老人たる身で容認出来ません。処で新実南吉が祖母の養嗣子に
    なった経歴は存じておりますが、新実自身が病人であるが、祖母が
    病弱で其の世話に養子となったのでは無く、昔良く合った家名存続
    上の事情でしょう。其れ故に死期迫る、命旦夕に迫る老人について
    知悉する事は無かったのでは。寧ろ彼は祖母に世話をされたのでは
    とさえ思います。同じ結核だった。岡山県の八墓村のモデルの青年
    は結核でしたが祖母の世話を受けていました。


    〉アファナーシェフの生没年とロシア革命・ソビエト成立の年号を記載した理由、
    「よろしければご確認ください」「検索かけますとHPがヒットしますの
    で、ご確認ください」と書いた理由についてはさほど深くお考えいただけなかっ
    たようですので。
    「大きな蕪の成立とソビエトとは関係ありませんよ」とか「疑問に思うんなら
    ご自身でまずお調べになったらどうですか?」とかはっきりくっきり書いたほう
    がよろしかったでしょうか。


    ソ連の成立と大きな蕪の因果関係は申し立てて居ましたか?当然な
    がら因果関係の立証は困難です。不可能ですが、ソ連の権力側がコ
    ルホーズ等のノルマ達成に合力や一味同心が必要と考えて此の民話
    の普及に注力しただろうと想像するのは社会主義や共産主義の非生
    産性な点からも合理的に想像出来ます。市場原理主義の自由が保証
    された資本主義或いはリベラル社会なら人件費節約の為に機械化や
    機動化の工夫をして生産性の向上を目指します。処が日教組はじめ
    とする教員方はまるで村人に連帯責任を求める五人組制度的なもの
    が大好きですから此の民話を推奨するんでしょうね。また推奨すれ
    ば世の中に社会主義が蔓延して、労働者としての自己保身が有利に
    なると想像していたんでしょうね。


    龍は何れにしても老人であるが故に将来的に「鰻が喰いたい」と事
    実誤認されて残された日々を縮められるのは厳に避けたいですね。

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