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【1690899】公立義務教育を受けると身に付く?生きる力って?

投稿者: あひゃ~   (ID:B5bQy4fo/pM) 投稿日時:2010年 04月 13日 00:48

公立義務教育を受けると身に付く?
文部省認定生きる力って???
何なの???


皆さんの!
応募を!!
お待ちします!


先ずは!あひゃ~から!!!
1:奪う力
2:こびる力
3:体の力


こんな感じかな???

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  1. 【1690936】 投稿者: 理想は  (ID:dU/aJlv7ebE) 投稿日時:2010年 04月 13日 01:59

    あひゃ~さんの書き込みはいつも楽しみにしています。

    ところで、この件については少し真面目に書かせていただきます。
    子供を国立附属に行っていたことがありますが、確かその時の研究テーマが「総合学習」で、それによって「生きる力」がつくという流れだったように記憶しています。
    この流れは、ゆとり教育ですべての公立学校に広げられたのですが、うまくいきませんでした。
    ただし、その理想という意味では、国立で試されていた教育はなかなか面白かったのです。

    まず、子供たちに何か1年を通して頑張るテーマを考えさせます。
    例えば、それが「金魚を飼おう」と決まったとします。
    子供たちは、金魚を飼うために必要な情報を集めます。それは多岐にわたります。金魚をどこから買うか、飼うために必要な備品は何かなど、とにかくいろいろ調べます。
    すると、ランニングコストがかかることがわかります。毎月のえさ代です。
    えさ代は、学校の予算から出してもらわなければなりませんから、計画表の提出が必要です。
    この計画表は、就職してから作る報告書の原型のようなもので、算数の知識がなければ、予算を作ることができません。
    計画が認められて、実際に金魚を飼うことになったら、どこから金魚を買うのかが問題になります。
    電話帳で業者を調べて、そこに電話するのか、あるいは知り合いで金魚を飼っている人から譲ってもらうのか、いろいろ方法はありますが、いずれにしても、電話して直接交渉する必要があります(教師はアドバイスはくれますが、交渉するのは子供たちです)。
    実際に飼い始めると、理科の授業になります。成長の様子などを観察して、研究します。
    金魚を購入したのではなく、譲ってもらったのだとすると(業者も子供達相手だと意外にタダで提供してくれたりするのです)、その相手にお礼の手紙を書いたり、成長の様子を報告するのもいいことです。手紙を書くのは、国語のよい勉強になります。
    また、飼っている間には、トラブルが発生することもあります。金魚が元気がなくなったりしたときには薬が必要ですが、それを調べるのはかなり高度です。でも、子供達は一生懸命調べます。実際の授業の範囲を超えていたとしても、必要なことはすべて調べるのです。

    このような形式の授業が「総合学習」でした。金魚を飼うという行為の中に、算数、理科、国語などの様々な要素が入っていて、さらに、実際に電話をして交渉するというような、社会に出て仕事をしていくのに必要な行為を、実体験させるという形での教育です。
    実際に子供がその教育を受けているときにはおもしろかったですよ。

    ただし、こういうことをすんなりできるのは、やはり附属学校の生徒なればこそだとは思いました。一般の公立学校では、教師がかなり先導(煽動?)しないと、子供達は動けないでしょう。
    ですから、ゆとり教育(総合学習)を公立に導入するということを聞いたとき、失敗すると思いました。

    でも、今でも理想としては悪くはないと思っています。
    大人になったら、誰でもやらなければならないようなことを、子供のうちから体験させるという意味において、プラスの面はあると思っていました。

    あひゃ~さんの、

    1:奪う力
    2:こびる力
    3:体の力

    になぞらえて、総合学習の理想を考えてみると、

    1:企画力
    2:交渉力
    3:継続力

    ではないかと思います。

    公立学校でのこの総合学習の失敗の原因は、それを指導する教師が、何をやっていいのかチンプンカンプンだったためではないかと思います。

  2. 【1690953】 投稿者: 経験ママ  (ID:bM2wKiw4AxY) 投稿日時:2010年 04月 13日 03:51

    私もあひゃ〜さんのファンです!
    そもそも生きる力とは、小学校・中学生での勉強をしっかり身につけた上で、「学んだことをどう活かすか?どう役立てるか?」と考えることが出来るようになるものだと思います。計算や漢字もしっかり出来ない子に、方程式をやらせたり漢文を読ませるようなものです。国立や私立のように学力が一定以上のお子様や先生対象の環境で初めてうまくいくものであって、今の公立の状況では無駄だと思います。
    私の結論と致しましては、
    1無理
    2無駄
    3無謀
    です。理想は素晴らしいと思いますが、理想と現実を文科省の方にわかっていただきたいと思います(ゆとり教育ドップリのうちの息子達が卒業した後、見直しと言われても)。

  3. 【1690975】 投稿者: ちょっとはずれますが  (ID:Lor.8ebBX0I) 投稿日時:2010年 04月 13日 07:17

    上の方々のような高度なお話ではなく。

    「いろんなお子さん」と一緒に生活する(できる)ことです。
    東京近郊ニュータウンなので、良くも悪くも似たりよったりのご家庭が多いほうですが、
    それでも、学力的にも生活態度も私立にはいないだろうお子さん(+父兄。加えて先生も?)が
    おります。
    ふりかえれば数十年前の自分もそうでした。
    中二で九九ができない男子(見た目割とよくて若干つっぱり風で運動はできる)、隣の席だったので
    たまに勉強を教えてあげたりしました。
    すごーくぐれて(ごくせんそっくり)、中学卒業後すぐ結婚出産した女子。
    でも、体育祭とか文化祭とか修学旅行は一緒にこなすわけです。

    私立や付属のような高度な課題にはとりくめませんが、社会にでてからはこういう経験はなかなか
    役にたちました。

  4. 【1691041】 投稿者: 横ですが・・・  (ID:.N2NRKRG29U) 投稿日時:2010年 04月 13日 08:35

    私は私学で小・中とそだちましたが、けっこう生きる力は身に付いたと思います。
    ゆとり教育でなくとも、何があってもくじけず前進するガッツは親の育て方によっても
    身に付けられると思います。
    学校教育以前に、まずは母親です。母親は最大の教師。小学校にあがっても、いろんな子が
    すでに存在しているのは、各家庭の影響を受けているからでしょう。母親責任重大です。
    本筋から外れた書き込みで失礼しました・・・

  5. 【1691089】 投稿者: 総合学習  (ID:TzC2sHf4S8s) 投稿日時:2010年 04月 13日 09:06

    総合学習って、ある程度のべース(基礎学力、論理的思考力、知的探究心など)が ないと
    難しいと思います。
    うちは一人は国立附属小、もう一人は公立小でした。
    総合学習は、本当に差がありましたよ。
    先生の力量もありましたが、もともとの生徒の資質が大きいと思いました。

    公立の子供たちは、もともと学ぶ意欲がなかったです。
    先生がテ-マを決めて張り切っても、無気力、無関心なのですから、くいついてこないわけですよ。
    いろいろと興味を持って、自分で調べるとか、いろいろと やってみようとか思わないんです。
    グル-プに別れて調べるなんていうと、一人じゃ出来ず、依頼心も強いので、どのテーマを調べたいか
    という観点で班を選ぶのではなく、楽できそうな班に入ります。
    誰か一人、しっかりした子がいると、その子が一人で全部やってくれますから、後のメンバ-は
    そういう子に頼って実質は何もしていません。
    五人で調べても、内容が五倍になるわけでもなく、一人が調べたことに 他の子ものっかるだけです。
    そもそも、調べ学習したいなんて思っていませんから。
    こういう環境では 総合学習なんて機能しないんですよ。
    そのうち、先生もやる気がないので、近所の公園で縦割りでピクニックばかりしていました。
    縦割り学習っていうけど、こんな意味のないことをするなら、基礎学力を充実させた方がいいんじゃない?
    って思いました。
    総合学習って教師の力量は もちろん、それに ついていける子供たちだからできるんですよ。

    一方、国立小の総合学習は違っていましたね。
    もともと賢い子供たちですからね。
    まず、学ぶ意欲、興味、関心が あるのです。
    これが あるのとないのでは違います。
    いろいろと興味を持ち、自分で考えて調べてみる。
    ただ、インタ-ネットで調べたことを写すのではなく、実際に 自分で調べたりしたことを元に考察も加えて
    まとめられる。
    そして、全員が 一人ひとり、調べたことを まとめて発表するんです。
    ちゃんと自分の頭で考えて自分の意見を言える賢い子供たち。
    自分では何もしていないのに、誰かにくっついて調べ学習は終わりってことはない。
    もともと持っている力が違うので、同じことをしろといっても無理だよな~と思いましたね。

    総合学習って力量の差が出るんですよ。
    ある意味、難しいし、とても高度な学習ですよ。
    基礎的な能力がない場合は、教師主導で基礎学力の徹底をしたほうが無難だと思いましたね。

  6. 【1691133】 投稿者: 教師の力量  (ID:Mmjrmd5vaw2) 投稿日時:2010年 04月 13日 09:34

    私は上の方の意見と違って、生徒の力より教師の力量によって差がつくと思います。
    うちの子供は公立小で3,4年生の時、とても素晴らしい先生に恵まれたのですが、
    子供たちの興味、子供のやる気を引き出して、テーマの幅をどんどん広げていきました。素晴らしい総合学習でした。
    ただテーマを決めて張り切るだけでなく、子供の興味・ヤルキを上手に引き出すことも教師の力量なのではないのですか。というか、それこそが教師の力量なんだと思うけれどな。
    公立小と国立小では、教師全体の質、教育のノウハウの蓄積も違うのでしょう。
    力量のない教師のもとで、「総合学習」をやらせることには私も反対です。上の方のおっしゃるようにただのピクニックになってしまうので・・・
    で、それだけの力量のある教師が公立小にどれぐらいいるか、と考えると、私も「基礎学力の徹底をしたほうが無難」と思ってしまいます。

  7. 【1691173】 投稿者: 私もファンの一人  (ID:cb1FsJ4zkpY) 投稿日時:2010年 04月 13日 10:16

    帰国後、アメリカ系インターナショナルスクールへ通わせています。数年後また赴任があります。
    子供は日本の教育を受けた経験はありません。
    インターの授業はいわゆる「総合学習の時間」的。
    こちらはのんびり・・・いや、じっくりやりながら進みます。算数では、日本の公立の方が進みが早いです。
    学校生活の面では、大雑把に見えるようで責任の所在がハッキリしていて、日本の学校に比べると非常に厳しい面も多々あります。
    テストの成績が悪いと、部活停止処分になり、他校との試合にも出られません。


    自分自身はずっと公立の学校でしたが、
    1.協調性(連帯責任)
    2.運動会や部活、徒歩通学でも養われる、体の力


    が得られたかな、と思います。
    ただ、自分自身の古い話なのですが。
    (すみません、二つしか思いつきませんでした。)


    ちなみにインターでつく力は、
    1.協調性(相互理解)
    2.意欲的な態度を示す力(リーダーシップ)
    といったところです。 


    アメリカの教科書はとても厚く、重く、家には持ち帰ることはありません。
    その前に、教科書を購入する、ということをしません。学校の備品で、人数分あります。

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