浜風受くる日々に｜掲示板スレッド

本は読んでいませんが、風見梢太郎さんのＨＰの「高校時代」のところに、昔の甲陽の記録等が掲載されていますね。

風見さんのＨＰは、http://www2.big.or.jp/~kazami/　です。

本書については、甲陽同窓会メーリング（ＯＢ専用のメーリングリスト）でも話題沸騰中です。小職も手に入れてみたいなと思っております。

いい小説ですね。Ｋ高校という名前で出てきますが甲陽学院に間違いない書き方です。息子さんが受験を考えておられる方は一度お読みになることをお勧めします。いわゆる進学校と一味違う甲陽学院の真髄のようなものが感じられます。

　高校時代を描いた小説で一番有名なのは、井上ひさしの「青葉繁れる」でしょうか。日比谷高校から仙台一高に転校してきた生徒のハチャメチャな高校生活が描かれています。
「浜風受くる日々に」にも転校生が出てきます。元麻布という地名がでてくるので麻布学園からの転校生と思われます。でも青山という名前なので公立高校からの転校生かもしれません。東京では都立高校全盛の時代ですから。
　「青葉繁れる」よりずっとまともで感動的な作品だと思います。

新聞連載で読みました。教師と生徒の心のふれあいを、これほど美しく描いた
学校物を読んだことがありません。甲陽はずいぶん「得」をしましたね。

この本、ちょっと入手しにくいんですよね。超大規模書店にしか置いてない
みたいだし。ネットで入手するのが一番早いかもね。

　この小説の魅力は阪神間モダニズムというか、住宅地として早くからひらけたこの地の文化・芸術がよく描かれている点です。
　また、この作品に出てくる学校行事の中には、合唱コンクールや耐寒登山など
今に引き継がれているものもあります。