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【1467195】伝説の名物先生

投稿者: 地元の一灘ファン   (ID:tl6gnMiw7MA) 投稿日時:2009年 10月 15日 16:34

灘中学校・高等学校

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灘中高元国語教師、橋本武さん(97才)。
あの神戸の中高一貫校、灘中高で50年教鞭をとり、灘を東大合格者数日本一に導いた伝説の教師。


しかし進学校のイメージに反して、その授業は世の受験勉強とは全く異なるものでした。教科書代わりに使ったのは、一冊の文庫本。中勘助の小説「銀の匙」です。橋本さんは、およそ200ページのこの作品を、中学の3年間かけて読み込む異色の授業を行いました。国語嫌いだった生徒からも、学ぶ意欲を引き出し、やがて東大へと導いた橋本さん。その指導法とはどんなものだったのでしょうか?


  (先日放送のNHK ザ・コーチ「人生ノ教科書」より)



「横道にそれてもいいんだ」という心温まる教え子への姿勢。
ちなみに、遠藤周作氏も教え子の一人のようです。
多くの教え子に囲まれ、お人柄をうかがわせるプリント柄のシャツ姿に、昔懐かしいガリ版での教材を刷るお姿が印象的でした。

  

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  1. 【1470673】 投稿者: ゆめ  (ID:3cbgFCK8fbA) 投稿日時:2009年 10月 18日 14:28

    単なる知識の詰め込みではなく、追体験を通して理解を深め、知的好奇心を育んでいくという授業でしたね。
    「横道にそれてもいいんだ」という言葉は大学受験を控えた思春期の少年にとってどんなにか心安らぐ言葉だったでしょうね。
    人生の師とはこのような先生を指すんだろうなと思いました。

  2. 【1479619】 投稿者: nyatantosan  (ID:gbIxngEfOYA) 投稿日時:2009年 10月 25日 02:36

    主人も「銀の匙」を大事に持っています。
    橋本先生、中も外もとてもダンディです。
    先生は、86歳から8年をかけ、源氏物語全54帖を現代語訳なさいました。
    それもガリ版刷り、紙を折り千枚通しで穴を開け、糸で綴じる和綴じで冊子を作り、教え子に配られました。
    驚いたのは、訂正の箇所一ヶ所ずつに(手書きで)赤ペンで棒線を引き、書き込んであった事でした。
    一口に8年と言いますが、一体どれくらいの時間をこの本に費やされたのでしょう。
    主人の恩師ですが、いつも先生のご健康を考えてしまいます。
    書き込みだらけの変色した銀の匙、そして、源氏物語の手綴じ本、主人の宝物が増えています。

    先生の著作の一冊に「50年ひと昔」(昭和58年・絶版)というご本がありますが、この中に、銀の匙を教材に使おうと思われた事、ガリ版の苦労などが記されています。遠藤周作氏の話も。
    この話は、元フジテレビキャスター黒岩祐治氏の「恩師の条件」(2005年4月発行)にも抜粋が載っています。

  3. 【1479772】 投稿者: 銀のさじ  (ID:4v0zRsYXxDY) 投稿日時:2009年 10月 25日 10:11

    10/25 BS2 午前10時から橋本先生の番組が再放送されています。

  4. 【1479774】 投稿者: 銀のさじ  (ID:4v0zRsYXxDY) 投稿日時:2009年 10月 25日 10:13

    すみません、BS11です。

  5. 【1481034】 投稿者: 恩師の条件  (ID:exO5SSXqpVw) 投稿日時:2009年 10月 26日 11:32

    今日ここを見ました。残念、また放送はあるのでしょうか。

  6. 【1482112】 投稿者: 放送見ました  (ID:4zT20Ekcqd.) 投稿日時:2009年 10月 27日 01:18

    残念ながら、もう一度再放送にかけるかどうかの番組アンケートも、
    26日で終わったようですね。
    少し検索してみましたら、下のページに記載されている番組内容が
    一番詳しかったです。ご参考になれば幸いです。


    ドラゴン桜wiki
    www2.atwiki.jp/jikotyuu

  7. 【1506222】 投稿者: 70年代の在校生  (ID:KZn/pRDfPyU) 投稿日時:2009年 11月 15日 00:23

    番組を見て、早速書店で「銀の匙」を買って読んでみました。
    とても文章が美しく、1880~90年代の子供の世界が目に浮かぶようで、二回も読み返して
    しまいました。「しじんけん」をはじめ、今となっては難解な言葉もあり、脚注がとても役にたちました。
    読まれたことのない方は、是非ご一読ください。
    橋本先生には直接教えて頂いたことはありませんが、朝礼か何かで「私のような年寄りは派手な格好を
    する必要があるが、君たちは若くて輝いているのだから着飾る必要がない。」と仰ったのが、なぜか
    記憶に残っています。授業を受けられた代の方々を、少し羨ましく思いました。

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