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【103290】曲の仕上げについて

投稿者: おんぷ   (ID:X/TXA7L1UKU) 投稿日時:2005年 06月 04日 07:17

ピアノを習っている子供がいて、現在5年です。
ハイドンのソナタなどを練習しているのですが
譜読みから、音を鳴らすまで(つっかえないように
弾く程度)はなんとか出来るのですが、
先生に要求されたように、音楽的には弾けていないようです。
フォルテやピアノなどは楽譜どおりに弾きますが
確かに何か違う・・・素敵には聞こえないよなあ・・・と
素人の親も思います。
曲として完成させるにはどうしたらよいでしょうか?

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  1. 【103306】 投稿者: プー  (ID:33FaFRdALcE) 投稿日時:2005年 06月 04日 08:33

    息子高1は3才、娘中2は4才から習っていて小1からコンクールにも
    出ていますが、小さいころはフレーズにテーマ?みたいなものをつけ
    「ここはお母さんに怒られて悲しい気持ち」「ここはとっても楽しい気持ち」
    などと、子供に分かりやすく時には物語を作ったりして表現させてきました。
    そのせいか、息子は心で弾くことがうまく演奏で人を泣かすことができるまでになり
    演奏依頼もいただきました。息子より演奏がうまい方は沢山いてまだまだ努力
    しなければならないのですが、「心で弾ける子は少ない」と、言っていただき
    今はコンクールには出ないで、人に喜んでもらえる演奏と幅広い演奏ができる
    ようにいろいろなジャンルの曲を練習しています。

    参考になるでしょうか・・

    私は素人ですが沢山の曲を聴いたり弾かせたりした経験で思うのですが
    弾く人がどれだけその曲を理解して弾いてるかだと思います。
    難しい曲でも自分で弾きたいと決めた曲は先生に与えられた曲より上手に
    弾きますからね。
    あと、親が弾けなければ「ずごいね〜ママは弾けないから○○ちゃんが弾いてくれて
    この曲が聴けて嬉しいな〜この曲のここが好きなんだ」など、おだてるのも効果が
    ありましたよ。
    弾く人が楽しくなければ聴く人も楽しくないと思います。
    楽しく演奏できるように見守ってあげて下さい。

  2. 【103585】 投稿者: ワオ  (ID:j4.WSBIhrjY) 投稿日時:2005年 06月 04日 18:51

    それも先生の教え方によるかもしれません。

    最近付いた先生は、そこはこんなふうにと手本を見せてくれたり
    強弱だけではなくフレーズで歌うとか、子どもが曲として仕上げるヒントをくれます。
    音楽として仕上げるためのヒントを具体的に示さなければ
    そのようなことに気づかない子もいると思います。
    先生にその辺をお願いすることもひとつでしょう。

    また、今以上に一生懸命に取り組むことも大切でしょう。
    うちは、練習には口を出しませんが
    大きな課題を与えられると少なくともその曲で2,3人の演奏のCDを購入します。
    その演奏をヒントに子どもなりに感じることがあるでしょう。
    朝に夕に耳にこびりつくまでかけています。
    これによって音符やリズムの間違いは親でも指摘できるようになります。

    音楽が好きなら、歌えない子はいないと私は思っています。
    うちのようなジャイアンタイプの長男でも出来るのですから。
    ただ、歌えると好きとは別のようです。
    ピアノより柔道の方がずっと好きだそうです。
    音符ささんのお子さんも絶対に出来ると思います!!

  3. 【104505】 投稿者: ♪  (ID:4Ohz2wBlin.) 投稿日時:2005年 06月 06日 11:37

     CDの購入も良いと思います。また、先生が表現の仕方を教えてくださっておられると思います。音楽には感情が必要です。極端に言えば、その作曲家やその曲の背景を知る事も大切です。でも、小学生ですよね。
     音符通り弾く事で満足してしまっていませんか?間違えない事が上手な事とおもっていませんか?とにかく、たくさんの音楽を耳から入れてあげることが、親が子供にしてあげられる事ではないでしょうか。それと、あるレベルまで行くと、先生を変えることも考えなければいけませんし。
     芸術の世界は大変です。感性を問われる分野ですから。

  4. 【104598】 投稿者: バラード  (ID:VBFH6md99nY) 投稿日時:2005年 06月 06日 14:55

     バッハ、ハイドン、モーツァルトあたりの古典派の曲は、どちらかというと、
     譜面どおり正確に弾いて、初心者のうちは誰が弾いてもハイドンだなという
     あたりでよいのかもしれません。

     ベートーベンから特にショパンあたりになりますと、譜面どおりに弾いても
     というか、譜面どおり弾くのも結構大変ですが、それではちっとも面白く
     ありません。
     ハイドンのソナタはきちんと弾けば誰が弾いてもハイドンの音楽でしょうけど
     ショパンは誰の演奏したショパンは、となると思います。平たく言えば、
     どこのフレーズでどんな表現を、となるのでしょうけど、曲によっては
     全身でピアノをたたくという時、あるいは、聴こえるか聴こえないかの小さな音、
     ゆっくりゆっくり弾いてて、いきなり速く細かくなるフレーズとか。

     もちろんどのような曲にも たとえ練習曲でも曲想はあるのでしょうけど、
     長いピアノ上達の練習課程において、まず、譜面どおり正確になるべく
     つっかえずに弾くという課程も大事です。
     好きなら何度も何度も繰り返し弾いて暗譜して弾けるようになってくれば
     自然に自分なりの曲想というのも出てきます。

     ただ、曲の仕上げというのは、個人の先生独自のものでしょうから、
     これで終わりというのは個人差でしょうし、きちんと仕上げたいとしたら
     キリがないかもしれないですね。
     

  5. 【104667】 投稿者: テクニックも必要です  (ID:CDPgzyX9B/.) 投稿日時:2005年 06月 06日 17:44

    良いフレージングが出来るようになるには、長期的には音楽的な耳を養うことも必要ですが、テクニックを学ぶことも不可欠だと経験上思います。

    私の受けたピアノ指導でも、フォルテは強く、ピアノは弱く、くらいしか表現を学びませんでした。沢山練習曲をこなしてきたにもかかわらず、長じて自分の思うような曲想で弾きたくても中々音が出ず、どうしてだろう?と疑問に思っておりました。今思うと手のポジションも、腕や肩などの使い方も何も習わない、硬い弾き方をしておりました。

    今低学年二人の子供が大変良い先生に恵まれていますが、それは丁寧に表現の指導をしてくださり、ごくごく短い子供の曲でも弾き始めからそれは美しい音色で音を出す子供を見て
    本当にびっくりしています。綺麗な音色を出すテクニックをきちんと指導されれば、幼い頃から美しいフレージングをすることは可能です。

    私は専門家ではありませんが、先生が厳しいくらいに子供に指導しているのはきちんとした姿勢、無理な力のはいらない自然な腕と手首(ピアノに近すぎないこと、椅子が適切な高さであること。足がきちんとバランスをとって床、あるいは小さいお子さんなら台の上にのせてあること)また弾いている時に力が抜けていること、でした。どこかが硬いと必ず音も硬くなります。手がリラックスした形を常に保ってれば難しいパッセージも楽に弾けるようになります。

    その上で曲の中でアーティキュレーションの様々な表現の仕方を徐々に学びます。ポンポン跳ねるだけ、と思いがちなスタッカートにも多様なスタッカートがあります。手首からバネのようにはじけるもの、重いもの、軽いもの、あるいはキイからべたつく感じで指を離すもの、全く音色が違います。レガートは音の繋がりで決して次の指に移行するまで前の指を話さないこと。レガートで繋がるフレーズには、どんな小さなフレーズでもクレッシエンド、デミニュエンドがあります。曲想により重いレガート、軽いレガートもあります。

    またこれは私も全く習わなかったことですが、ブリージング(呼吸法)もとても大切です。
    歌う時には必ず息継ぎをしますよね。フレーズとフレーズの間には自然にごくわずかな間が出来ますが、指を上げると共に演奏者もそこで息をつくのです。音楽の自然な流れを見つけ、不自然に区切ったりしないことがとても大切です。曲の終わりのリタルダンドでPPで終わる時にはキイの上に体をかがめ、弾いている姿勢のエネルギーは保ちつつ、肘を保ったままゆっくりキイを深く押すこと。プロのピアニストのようなアクションはやはり意味があるのです。本当に美しいPPが子供でも出せます。

    小曲を先生が解釈したのち(オリジナルに頼らないこともあります。この音楽が必要とするもの、をいつも念頭において慎重にダイナミック、アーティキュレーション、ブジージングを決め、楽譜に書き込みます)これら先生独自のテクニックを要所要所に使ってきちんと練習をすると、初心者でも驚くほど美しいフレージングで弾けるようになります。練習の後にはごく普通児の我子があたかも老成した演奏家のようにフレージングをするので、曲が終わった時にはどんな名曲かと思うほどです。(楽譜を見るとあまりに単純な曲なのでお恥ずかしいほどです、、、。)
    地区コンテスト(海外です。全く高いレベルではないです。)ではフレージングのコントロールという点で評価をいただき優勝もしました。フォルテはただ強く叩くのではなく、ピアノはただ力を抜くのではないのだ、ということを審査員の方が強調しておられました。

    私は練習曲の数をこなすこと、も大切ですが、小曲でも、1つのフレーズでも人の心を打つ表現を出来るようになることがとても大切だと思っています。そのためには表現のテクニックを使うことは必要だと思います。


  6. 【104675】 投稿者: おんぷ  (ID:ZHKQESTWDEs) 投稿日時:2005年 06月 06日 17:56

    皆様のレス大変参考になりました、ありがとうございます。
    子供の先生も、姿勢から指の置き方、肘の使い方、音の違いなど
    とても丁寧に細かく教えてくださいます。
    仰ったことが出来ればさぞすばらしい演奏が出来るだろうなと
    素人耳にも思うのですが、それがうまくいかないですね・・・。
    本人の意識が足りないのでしょうか。

    レスを下さった方のお子様方はどちらも、本人の意思でフレージングや
    音の違いを聞き分けて、それが出来るからこそ、そういう演奏が
    出来ているように思います。

    うちの子供はそういうふうに先生に弾けといわれているけれど、
    イマイチそういう表現が出来ないナーというように感じている気がします。
    弾いているときの自分の出す音を聞いてないのでしょうか・・・。
    細かい音まで聞けていないから出来ないような気もするので、
    聞け聞けと私も先生も言いますが・・・・。致命的?

    曲想、ここはこんなふうに表現したい!とは自分からは思ってないと
    思います。先生がこういう気持ちで弾いてとか仰って、ああそうか、
    とやってみたりはしていますけれど、それって無理やり気持ちを
    そういうふうにもっていこうとして弾くのでやっぱりちがーう!って
    聞いている親は思いますね。

    でも、たくさんの方からレスをいただき、これはこどもに伝えてみよう!
    と思ったお言葉がたくさんありましたので、アドバイスしてみたいと
    思います。ありがとうございます。

  7. 【104798】 投稿者: プー  (ID:33FaFRdALcE) 投稿日時:2005年 06月 06日 21:01

    ビデオで演奏を撮影し本人に見せても効果はあるかもしれませんよ?

    うちの娘は上の子とは違いできるようになるには時間がかかりましたよ。
    上の子ができていたので「何で出来ないのだろう?」と、思いましたが
    先生に「普通は口で言われただけでできる子は少なく、いろいろな経験をして
    できるようになるから、年齢にしてはできてるから大丈夫」と、言って
    もらいました。
    指導も娘は上の子とは違いゆっくり進めてくれて、歌わせてみて「ねー息継ぎしないと
    苦しいでしょ?だからピアノさんも苦しいから息継ぎしようね」や、「○○ちゃんは
    どっちの弾き方がいいと思う?先生はこう弾いた方が好きだけどなー、」など
    弾きくらべてくれたり、できた時には大袈裟に誉めてくれたりして本当に
    手取り足取りでした。
    10人いたら10通りの教え方があります。
    子育ても同じですよね。

    私はプロになるのではなければ、音楽は楽しくなければと思いますが・・・

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