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【720207】生徒(入会者)が入って来ないの、どうして?

投稿者: ピアノ教師   (ID:DJOyzRPSJGw) 投稿日時:2007年 09月 25日 22:11

 お母様がたにお伺いしたいのです。
私は何か問題があるのでしょうか?
指導歴33年、ずっとがんばってやってきました。
ところがここ4〜5年、パタリと入会者がないのです。
 自分で言うのもなんですが、結構教えるのは得意で、
発表会では、しっかり演奏する生徒が大半です。
 普段も、6〜7000円の月謝で45分以上のレッスン。
楽典、ソルフェージュ、作曲家のお話・・・
時々、手作りのお菓子もおやつに出したり、
緑に囲まれた素敵なレッスン室で、環境は抜群!だと思ってはいます。
習えば上手くなるし、内容の濃いレッスンで好評だったのですが・・・
全くわからないのですが、生徒が全く増えないのです。
 ある時耳にしたのですが、
近所の全く上手くならないという噂の先生の所に流れて
いる様子なのです。どうして?っていう感じです。
でもやめる生徒はいないので、ずっと同じメンバーです。
 あまりきちんとやるのは好まれないのかしら?
新しい生徒が来るっていうのは、自信があるので(年齢も年齢ですし)
ワクワクするのですが、ここのところ全く無し!です。

 
 

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  1. 【722811】 投稿者: つぶやき  (ID:gZxc2WPnVE2) 投稿日時:2007年 09月 29日 09:40

    こちらを読ませていただいて、ピアノを習うのも本当に人それぞれの思いがあるのだなと改めて思っています。


    私は練習が嫌いでピアノを辞めた経験のあるものですが(家には鍵盤の足りないオルガンだけで、ピアノの先生がどんなに言っても親はピアノを買ってくれなかったのもあり)、息子にもピアノをさせています。ちゃんとアップライトですがピアノを用意しました。


    音楽家にしたいわけではないのです。音楽を楽しむ子になってほしい。
    でも、もうひとつ重要なのは、最初は全く弾けなかった曲でも毎日練習をすることで弾けるようになっていく、その過程を、実感してもらいたいと思っていることです。


    毎日の漢字練習や計算練習と同じなのですが、ひとつの曲が仕上がるというのは達成感も感じやすいと思うのです。


    毎日こつこつ、の大切さがとてもよくわかる習い事じゃないかと思っていて、毎日とにかく短時間でも練習をさせていますし、できれば長く続けてもらいたいと思っています。


    息子は(3年生です)やはり練習は嫌いです。でもピアノを弾くのは好きだそうです。上手に弾けたときはすかっとして気持ちいいんだそうです。


    そのような目的でもあるので、嫌がろうが練習を毎日させるようにしています。息子は週に1回ピアノをさわるだけで楽しめるほど能力もありません。へんな表現ですが、嫌々毎日練習しているからこそ、楽しく気持ちよい気分の味わえる一瞬が得られるんだと思います。


    毎日練習しなくても楽しくレッスンができるお子さん、それを条件にするお母様、きっと才能のあるお子さんなのだと思います。うちの子はそのスタンスでは楽しめません。


    だらだら書いてしまって申し訳ありません。
    多様な考え方の生徒さん、親御さんに合わせたレッスンを求められて、ピアノの先生も大変だなあと思ったしだいです。

  2. 【722848】 投稿者: ピアノ講師  (ID:3l1dzadVtd6) 投稿日時:2007年 09月 29日 10:34

    教える側、習わせる側それぞれのご意見を、何度も読み返しています。


    練習しない生徒さんとのレッスンでは、
    「この音はヘ音記号だよ。ト音記号読みになってるよ」
    「このリズムは2分音符だから、2拍伸ばすんじゃなかったっけ?」
    「シャープはどういう意味の記号だった?」
    ・・・このように楽譜上に書かれていることの間違いを直すだけで
    レッスン時間が終わってしまうのに対して、


    練習してきてくれる生徒さんとのレッスンでは、
    もうすでに曲がある程度形になっているので、
    テクニック向上のコツを指導したり、
    作曲家がどんな人だったか、時代背景なども交えてお話しながら
    曲想のまとめ方を話したり、
    「じゃあ今日は一緒に連弾してみよう!」と生徒さんの弾く部分に伴奏をつけて
    セッションしてみたり・・・と、
    楽譜上に書かれていない領域にまで広げてレッスンすることができます。
    そのような時間の中で、8小節や16小節の短い曲であっても、
    弾き方や音色が、30分のレッスン時間の中でどんどん変わっていきます。
    家でも練習していることで、スポーツで言う基礎体力のようなものがついているので、
    その場での反応力もあり、すぐに順応できるのだと思います。


    生徒さんの表情も生き生きとしていて、達成感や充実感に満たされているように見えます。
    帰りのドアのところで「あ〜 楽しかった!」と
    一人つぶやきながら靴を履いている後姿に、
    私も自分の仕事に喜びを見出すことができています。


    練習していない生徒さんとも、同じようにすれば楽しくなってくれるかな?と
    (無理やり)やってみたこともあるのですが、
    のれんに腕押し(?)状態で、ピンと来てくれなかったようです。
    やはり練習で培った素地があってこそ成り立つのかなというのが実感です。


    「音楽の楽しさ」って、一体何なのでしょうね…。

  3. 【722883】 投稿者: 40代母  (ID://6tjcDbtAw) 投稿日時:2007年 09月 29日 11:35

    小3の息子がピアノ暦5年です。

    習い始めてすぐの頃は、一日の大半をピアノをいじって過ごしていました。
    楽譜が読めるのが嬉しいから、いただいたテキストをぜーーんぶ弾いてみたい(実際は無理だけど)。
    アニメソングなど、すべてのお歌がピアノで表現できると知ったから、好きな曲全てを弾いてみたい。

    ということでたとえばテレビを見ていてもすぐ、あ、今の弾いてみよ!とピアノに向かう日々でした。

    当然ですがテキストはすごいスピードでどんどん進み、「かなり雑だけど・・・」という苦言つきながら、意欲だけは褒めていただきました。

    次第にこの強烈なピアノ熱は落ち着きましたが、好きな曲、好きな分野に対しては相変わらず熱心です。
    ハノンの練習はあまり好きではないから必要最低限しかしませんが、幼稚園のイベントで素敵な曲を小耳に挟んだ、こういう曲だよと言って家で弾いてくれたのは、LET IT BE。
    かろうじてそれと判るレベルには弾けていました。
    その後、父親のCDを自由に持ち出して聞き、ほぼ完璧に(もちろんお子様レベルの範囲で)マスターしました。
    入学後には、なぜかある日突然ビリー・ジョエルが気に入ったそうなので、楽譜を買い与えてみましたがCDと違う部分があるからと不満気で、結局オリジナルアレンジを編み出してました。

    音楽が好きで耳から聴くのも勿論楽しくて素敵なことですが、それ以上の楽しみ方を小さいうちに自然と身につけてしまった息子。
    基礎がそれなりに出来ているからこそですので、4歳のころから指導をしてくれた先生には心から感謝です。

    最近では先生のご提案で、ヤマハのグレード試験の準備をしていますが、簡単なアレンジというのにすっかりはまり込んでいます。
    もういいのに・・・という程のたくさんの種類のアレンジ例を作り、原型をとどめてないもの、センスとしてどうなの?というのもちらほら。
    しかしとても楽しいらしく、例によってハノンは適当にすませています。

    将来じょん・れのんになる!などと発言したこともありますが、おそらく専門分野には進まないだろうと思います。それでも音楽は一生楽しんで欲しいから、嫌いな曲でもちょっとずつは練習して少しずつでも向上し続けてもらいたいです。
    そのためにはピアノの先生には引き続いてお世話をかけまくり、ですね。
    一応このあたりの事情は、親もさりげなーく子供に言い続けてますので、判ってきてるはずですが・・・。

  4. 【722934】 投稿者: 時代錯誤かもしれませんが…  (ID:fpKRGigVgcs) 投稿日時:2007年 09月 29日 13:16

    わたしも30代さま
    先生におっしゃっていいのではないでしょうか?
    先生が、ああ、それならそうしましょうと言ってくださるか、
    あるいは、それでもいいけれど、こちらの教本のほうが、こんなところがいいのよと、教材のシリーズを変えている理由を説明してくださるか、どちらにしても、ですぎているなどとは、思われないと思いますよ。むしろ、今の教材を喜んでいることを伝えていただけるのは嬉しいし、(まあ、それは、レッスンでもわかることですが)ご家族がピアノのレッスンのことに、関心をもっていてくださるのは、こどもにとってもなによりのことだと思いますが。
    遠慮なさらないで、おっしゃって大丈夫だと思います。

    そろそろ、ひこうかと思います。
    最初のスレ主さまのお話から少し、ずれてきてしまっているみたいだし。
    ただ、知らない人から、ひとくくりにされても、ちょっと困るけれど、
    「同じように、悩みながら、レッスン続けている人は、他にもいますよ。
    だから、なにが大切か、自分が信じることで、がんばっていくしかないね。」
    というエールをスレ主さまに送りたかったんです。

    それに共感していただけるご家庭や生徒だけが、結局は集まるのではないでしょうか?
    そぐわない場合は、やめていかれる。

    それでも、工夫のしかたはあるでしょう。家も、ずっと古いチラシを使っていたので、来年の春ごろには、そろそろ、新しいチラシでもつくって見ようかなあと思っています。家は、基本的には、口コミにしてきました。それでも、今まで何とかやって来れましたが、今、高校・大学生が半分ぐらいを占めている現状なのです。まだまだ、この先20年ほどは、レッスン続けていきたいので、今、少しひとがんばりして、生徒募集したいなとちょうど思っているところでしたので、興味深く、このスレを読ませていただきました。自分は、子供が受験の時に、この掲示板を知りました。受験が終わって、他の所はあまり見なくなりましたが、このお稽古事のところだけは、今、生徒たちの親御さんたちの世代はどんなことを思ったりしているのだろうと、時々覗いて参考にしていました。

    それから、辞めましたさまのおっしゃるように、自分自身の切磋琢磨は不可欠です。
    ピアノの演奏についても、指導法についても。広い意味で、子供が親の後姿を見て育つこととある意味同じですね。身が引き締まる思いでした。
    (しかし、わたしのくどい文章から、そう感じられたのかもしれませんが、
    わたしは、生徒に日常生活や考え方にまで厳しく言ってはいません。それに、1、2時間も毎日練習するような生徒には、技術的なアドバイス、フレージングの捕らえ方、体・呼吸の使い方、ペダルの効果的な使い方など、細かく、自分が知っていることは指導します。ただし、家に通ってくる生徒の大半は、そこまで要求すること自体無理ですね。発表会の曲だけは、そこまで掘り下げたいといつも思っていますが)

    それでは。みなさんと意見交換できて、良かったです。
    30代、40代の方の中にも、いろんな考えの方がいらっしゃいますね。全部に対応することは難しいかもしれないけれど、縁あって、家にきた生徒を大切に育てたいと、改めて思いました。

  5. 【722939】 投稿者: 人の数だけ…  (ID:K3IoB.dvXb6) 投稿日時:2007年 09月 29日 13:24

    人の数だけ、音楽との向き合い方があるのではないでしょうか。

    ですから、どれも間違っているという事はないのだなぁと思いました。


    昔は「ピアノを上達する」「一生懸命練習すること」にピアノを習う意義のほとんどがありました。
    もちろん今でもそういう考え方の方は、大勢いらっしゃいます。

    ただ、今ではそういった生徒さんに加え、「音楽に安らぎを求めているだけ」「音楽に少しだけ触れたい」という生徒さんの層が増えたように思います。
    そういう生徒さんこそが、「ほとんど練習をしてこない生徒さん」なのではと思います。


    そういう生徒さんが増えたのは、個人的には、昔より塾や勉強が大変になったりなどの理由が考えられると思います。

    そういう生徒さんに「練習の強要」「考え方の押しつけ」は無理ですし、逆に楽器嫌いにさせる事にもつながりかねません。

    先生にとって、そういう生徒さんは扱いやすい生徒さんであるとは言えないと思いますし、そういう生徒さん自身も、そういうやり方を続ける限り、きちんと練習してくる生徒さんよりは大きな上達は望めないという自覚は必要です。


    ですが、それも一つの「音楽との向き合い方」というとらえ方で、レッスンをするをするのも一つのやり方ではないのかなと思います。


    もちろん、「ピアノが上手になりたい」「ピアノを一生懸命する事に意義がある」と考えておられる生徒さんには、先生が思うようなレッスンをされるのが良いと思います。
    ですが、そうでない生徒さんには、先生の思うようなレッスンに加え、上記のような心構えも必要なのではないかなと思います。

    時代に合わせて、音楽に対する要望も多様化しているのだなと改めて思い、つい投稿してしまいました。

  6. 【722950】 投稿者: わたしも30代^^  (ID:uhWZPlbKkDA) 投稿日時:2007年 09月 29日 13:41

    時代錯誤かも知れませんが様、アドバイスありがとうございました。さっそくレッスンに持って行って相談しようとおもいます。本当にありがとうございました。

  7. 【722983】 投稿者: 練習  (ID:jn3CNdKcrRs) 投稿日時:2007年 09月 29日 14:28

    以前「先生探し」のHNで投稿した者です。
    私(30代です)が習っていた頃、「家でピアノの練習をしていかないというのは、自分自身にとって意味が無いことであるのは勿論のこと、教えてくださる先生に対しても大変失礼なことだ」と母から言われておりました。
    そう聞いて育ったせいか、今でもどうしてもそう思ってしまいます。


    けれど、我家の子供も学年があがるにつれ、なかなか練習の時間がとれず練習不足のままでレッスンに伺うことが多くなってしまいました。
    本人はどうしても続けたいと言うので、先生にご相談申し上げると
    「毎週のレッスンから、隔週のレッスンにしてみては?」とのご提案がありました。(1回のレッスン時間は15分延ばし、値段は据え置きで)
    (ここでの「レッスン」とは、「教室で先生にみてもらう時間」をさします。)


    例えば新しい曲に入った時、最低限、譜読み(ゆっくりでも、つっかえずに弾ける程度の)ができていないと、レッスン時間が中途半端な譜読みのみに費やされてしまいませんか?
    毎週、先生のもとに伺ってレッスンを受けるだけの時間しか無いとおっしゃるなら、逆を言えば隔週にすれば一週分の時間がうきます。(レッスンに通う往復時間とレッスン時間を合わせたもの)
    その時間を家での練習に使うのです。
    少しずつ毎日に振り分けてもよいですし、2週間あれば、少しずつでも、ある程度余裕をもって譜読みや指慣らしはしていけますよね。


    練習時間がなかなかとれない(けれどピアノは細々とでも続けたい)という子供の一例として、書かせていただきました。
    レッスン日があいてしまうのは音楽的には問題があるのかも知れませんが、どうしても上記のように思ってしまう私にとっては精神衛生上もとても良かったです。
    この方法で、「練習してきて欲しい先生」「練習する時間はないが続けたい子供」双方の悩みが少しだけ解消されませんか?

  8. 【723052】 投稿者: 私も30代(仲間に入れて)  (ID:9TVE8koLeeA) 投稿日時:2007年 09月 29日 16:17

    先に「3歳の息子のピアノの先生を決めた」でレスをした者です。
    自宅練習の重要性もよくわかっておりますが・・・私は幼少時代に自宅レッスンがトラウマになったバイエル挫折組です。
    ただ、今のお子さん(我が家の息子も含めて)は恵まれていますよね。
    私は自宅の練習で与えられていたのは「紙鍵盤」ですよ。
    先生をしていたのは身内の音大卒業の叔母でした。
    もちろん私が「紙鍵盤」で練習していたことは知っていました。
    ですが、レッスンになると「ちゃんと家で練習しているの?音が汚いでしょ?何を練習してきたの?違う!!」といった注意(怒鳴り声?)の嵐でした。
    紙鍵盤で練習している私に「音が汚い?家で何を練習してきた?」なんて言われ周りの子(前後のレッスンの子)の進行と比較され、、、
    嫌でしたねぇ〜。
    我が家は下にもう一人子供もいるので当分はアップライトすら設置することは出来ませんが「かわりに電子ピアノくらいは・・・」という会話が当然のように夫婦でしています。
    でも今のところ演奏家や音楽家にする予定もなる予定もないので練習とは言っても
    「毎日鍵盤を触ること」「レッスンには休まず行くこと」「音楽を好きでいること」くらいの約束くらいしかするつもりはないです。
    私の従弟は3歳からピアノを習っているDr.ですが、「音楽が好き」「気分転換にピアノを弾く」と今は気が向いたときにピアノに向かう生活をしています。
    息子には継続することのすばらしさと純粋に音楽を好きになってもらいたくて、その手段として「ビアノ」を習わせることにしたわけです。
    こんな考えですと先生には失礼でしょうかねぇ〜?

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