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【803742】ピアノの進度について

投稿者: クララ   (ID:3Gqub3MUP6E) 投稿日時:2008年 01月 06日 22:09

4歳2ヶ月の娘がおります。
できれば音楽の道に進んでほしいと思っております。
私自身もピアノを弾きますが、始めた年齢が遅かった
こともあり、物心ついてから自分なりに頑張りましたが
やはり芸大を受験するレヴェルまでには到達できず、
国立大教育学部音楽科どまりでした。
親の悔いや無念さを子どもに向けてはいけない・・とは
常々自分に言い聞かせてはおりますが、もし娘が音楽を
やりたいと言ってくれれば嬉しいと思っています。
前置きが長くなりましたが、娘は3歳半からピアノを
始め、ぴあのどりーむ1巻、オルガンピアノ1巻2巻
バスティンのプリマーを終え、今はバイエル47番のあたり
バスティンのピアノのおけいこレヴェル1をやっています。
たとえば、学生音楽コンクールやピティナで全国大会まで
いかれたお子さんたち、更には入賞入選されたお子さんたちは
何歳でどの程度のレヴェルの曲を弾いてこられたのかお聞きしたく、
質問させていただきました。
それ以外のコンクールでも構いませんので、教えていただけると
嬉しいです。よろしくお願いします。

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  1. 【803785】 投稿者: テレジア  (ID:P5z9f99BiCY) 投稿日時:2008年 01月 06日 23:08

    娘も早くからピアノに興味を持ち、クララさんのお嬢様と同じく
    3歳半でピアノを初め、夢中で取り組んだ時期がありました。
    何も言わなければ、ずっとピアノの向かうほどで、
    幼稚園へあがる頃には7冊の教本を渡され、
    (バスティーン、アルフレッド、湯山昭さんの曲集など...)
    1レッスン2時間+聴音30分というレッスンで、多い時には
    14曲という課題を出されることもありました。

    年中の時には発表会でギロックのソナチネを完璧に弾いていたので、
    ピアノの道を目指していた私(私立の一貫校に通っていた為、
    音大への道は諦めましたが....)にとっても、大きな喜びでした。
    コンクールへの参加も勧められましたが、
    次第に先生の 娘への期待の大きさを感じるようになり、
    ピアノだけに時間を費やす毎日に娘自身も疑問を感じ初め、
    結局2年生の終わりで辞めさせることにしました。

    正直申しまして、親としては残念な思いもありましたが、
    それよりも「このままでは潰されてしまう」という危機感があり
    辞める決断をしました。
    子供が自分から「もう1度ピアノを弾きたい」と言い出だすまでは
    ピアノには一切触れさせない、という思いで
    半年ほどピアノとは無縁の生活をさせましたが、
    その後、「やっぱりピアノを弾きたい」という娘の希望で、
    無理のない指導をしてくださる先生を探し、
    6年生になった今も受験勉強と両立しながらお習いしています。
    恐らく、技術的には 以前の先生にお習いしていたほうが
    上だったかもしれませんが、今もピアノが大好きで、
    学校代表で伴奏をさせていただいたりして、
    ショパンやベートーベンなどの曲を楽しんで弾いています。

    私も小学校の高学年にはショパン、シューマンなどを弾いていましたが、
    早い時期に難易度の高い曲を弾くことだけが全てではないように思います。
    沢山の経験を積んで初めて出せる音があることは、ピアノを弾いてこられた
    クララさんご自身がよくおわかりのことと思います。

    クララさんのお嬢様が、クララさんの望んでおられるような道を歩みたいと
    思われることが一番なのかもしれませんが、そのためには ピアノが
    何よりも好き!であることが大切なことなのではないでしょうか。
    進度がどうだったら・・・コンクールで賞を頂いていたら・・・ということよりも
    「好き」という気持ちを無くさないように、どうぞ 見守って差し上げてください。

    そして、子供の興味を1つに集中させるということは 容易なことではないという
    こと。お嬢様が進まれたいとお思いになる道が、必ずしも音楽だけではないという
    広い視野を持っておられたほうが、今後の親子関係をより良いものにできると思います。
    偉そうなことを申し上げてすみません。。。
    12歳になった娘を持つ母より


  2. 【804419】 投稿者: クララ  (ID:7154IQccBDI) 投稿日時:2008年 01月 07日 22:37

    テレジア さんへ

    早速のレスをありがとうございました。
    とても参考になり、はっとさせられる部分も多々ありました。
    今、娘は楽しそうにピアノを弾いていますが、さぁレッスン!と
    いう段になると(私が教えています)いろいろ理由をつけて
    サボりたい様子のときもあります。
    時々、少し厳しすぎるかな、今日くらいは休ませてあげても
    いいかな・・と思うときもありますが、なかなかそうもできず
    いったんレッスンが始まると厳しくやっています。
    3日に1度くらいは様々な理由で(私に叱られたり、弾けなくて
    悔しかったり)泣いています。
    テレジアさんのお嬢さん、才能を潰されることなく、今楽しく
    ピアノに接しておられて本当に良かったですね。
    ピアノが好きなこと、楽しく弾けることこそが幸せなことなのに
    私自身が視野がとても狭くなってしまっていました。
    ただ、私も死ぬほどピアノが好きで好きでどうしようもなかった
    くらいなのに、技術が伴っておらずにとても歯がゆく悔しい
    思いをしたので、娘にはできる限りのことをしておいてあげたい
    と思ってしまうのです。
    時々、深呼吸して娘の様子も見ながらやっていきたいと
    思います。
    ピアノ以外の娘の興味や才能も見逃すことのないように
    ゆったり構えていられる母親になりたいと思います。



  3. 【805075】 投稿者: テレジア  (ID:P5z9f99BiCY) 投稿日時:2008年 01月 08日 20:33

    クララさんの記事を読んで、安心しました。
    きっとお嬢様のことをちゃんとご覧になられて
    いろいろな角度から見守って差し上げられることと思います。

    私も、娘が小さかった頃は、先生から課題を出されたら出されただけ、
    先生のご期待に添いたいと、完璧な状態にしてレッスンに向かうのが
    当たり前になっていましたから、娘には無理をさせてしまいました。

    今回、私が投稿させていただいたのは、親の期待に応える娘の気持ちを
    お伝えしたかったこともあります。
    もし大学までの一貫校に入っていなければ、音楽に進めたのに・・・と
    どれだけ親を恨んだかわかりません。大学でも、やはり音楽を諦められず、
    気が付けば音楽心理学の道に進んでいました。
    附属の大学へ進むことを、誰もが当たり前だと思い、
    それが一番だと思っている周りや、両親の期待に応えた自分自身の生き方に、
    「これで良かったんだ」と思い、両親に「ありがとう」と伝えることができたのは、
    ごく最近のことです。
    ただ、親が敷いたレールが必ずしも最良の道であるとは思えないんです。

    クララさんは、ご自身の技術のことを謙遜されていますが、
    フジ子・ヘミングさんの演奏を聴くようになって、
    音楽のあり方について考えさせられました。
    彼女よりも完璧なラ・カンパネラを弾く方は 数多くいらっしゃるけれど、
    あの音を出せるのは、あの方だけ。
    聴く人の心を動かせる演奏ができるかどうかは、
    その人の生き方、それまでの多くの経験かもしれません。

    クララさんも、お嬢様に素敵な曲を沢山弾いて差し上げてください。
    きっと、それが目標になると思います。
    応援しています。




  4. 【805156】 投稿者: クララ  (ID:JciIVWXcQZU) 投稿日時:2008年 01月 08日 22:45

    テレジア さんへ

    再度のレスをありがとうございました。
    テレジアさんもご自分の進路や人生において、葛藤する気持ちを
    抱えてこられたのですね。
    でも、そうしたご経験をお嬢さんをお育てになる際にきちんと
    生かされている・・・そんな印象を持ちました。
    私も、自分が娘にとって良いと思ってしていることが、娘にとって
    最良の道であるとは限らない・・ということを心のどこかに置いて
    おきたいと思います。
    私の場合は、両親とも私のやることにほとんど干渉してきませんでした。
    もちろんやりたいということには協力、援助してくれましたが、
    殊、幼少期においては、英才教育とは全く無縁の感じで、幼稚園の
    となりでやっていたヤマハの教室を毎日覗いていた私を教室の先生が
    気にしてくれて、親にピアノを習わせることを提案してくれたそうです。
    練習しなさいと言われたこともなく、今思うと、親がもう少し熱心に
    取り組んでくれていたら・・・もう少し私のピアノも違ったものに
    なったんじゃ・・と、よく高校生くらいの頃は思っていました。
    でも、強制されずに期待もされずに弾いてこれたから、こんなにも
    ピアノが好きなままでいられたのかな・・とも、今、テレジアさんの
    文章を読みながら思っています。
    娘も小さな身体で私の期待に応えようと頑張っているんだな・・・と
    感じるときがあります。無理をさせてはいけませんね。

    フジ子・ヘミングさんの演奏のこと、本当にそうですね。
    テクニックを超えたところの何かがあるのでしょうね。
    人生、一生懸命生きなくては!ということでしょうか。
    私などは出産後、本当にサボっていて、弾くたびに自分のピアノに
    がっかりしていますが・・・娘に指摘されぬうちに少しは
    何とかしなければ・・と思う毎日です。
    今回、テレジアさんとやり取りさせていただき、自分のことを
    振り返ることができ、とても良かったと思っています。
    ありがとうございました。
    テレジアさんもお嬢さんも頑張ってくださいね。
    私も応援しています。

  5. 【805185】 投稿者: リボン  (ID:RtOIAjEQb0U) 投稿日時:2008年 01月 08日 23:27

    私だけかと思っていましたが、似たような考えの方がいらっしゃって思わず書かせていただきました。私もピアノが大好きで、でも技術は伴わず始めた年齢が遅かったから、娘には早くからピアノをと思っていました。4歳3ヶ月からはじめましたが、先生は年齢に合ったピアノ教育をされているのかなかなか私が思い描いてるようには進みませんでした。幼稚園時代にした本は歌とぴあのの絵本2冊、バ−ナム、ラ−ニングトウプレイ、オルガン・ピアノの本1と2といった感じでした。小学生になりやっとバイエルになりぴあのどりいむの4巻とバイエル併用曲集とバ−ナムをしています。でも今になって思うのはゆったり進度でよかったかなと。娘にはちょうどいい進度なのでどれも2曲先分は予習しています。というか私がさせてるのですが。。ただ、私の期待が大きく弾き方ひとつ、進度はきになります。やり直しになりませんようにと祈る気持ちの週もあります。特技の一つにピアノをと他にやりたいことがあればそれでよしと思う反面、ピアノだけは絶対やめさせないという私の気持ちもあります。私の両親はピアノにまったく関心がなくクララさんと同じように練習の強制もなかったので、こんなにピアノにはまったのかなと思います。なので、娘にも口出しはせず、楽しく弾けるようにもっていこうと思います。いかに長く続けさせるかだとおもいます。ピアノは続けないと意味がないですものね。それと毎日の努力。継続は力なりです。お互いに親子でピアノがたのしめるようがんばりましょう!

  6. 【805208】 投稿者: 作曲出身  (ID:2rVVlyUPy.2) 投稿日時:2008年 01月 09日 00:04

    私どもは、芸大作曲出身の40代半ばの夫婦(子3人)です。
    音大(芸大)受験指導の仕事をしています。
    自分たちの「幼少〜思春期」を思い起こしても、いろいろあって、結局こうなった、
    としか表現のしようがありません。

    小学校の高学年くらいまでに「それなりに目立つ」ことが、必要条件かもしれません。
    もっとも、高校生になって開眼し、芸大に入った学友もいたので、なんとも言えない、とも。

    とまれ、努力は尊い。
    しかし、音楽は楽しんで。




  7. 【805314】 投稿者: 趣味で弾く程度のものです  (ID:U6szMMoBqzk) 投稿日時:2008年 01月 09日 08:41

    3歳から始めました。親は、練習しろとは言いましたが、それほどは厳しくなかった。
    グランドも買ってくれました。
    でも、コンサートにはよく連れて行ってくれました。多分真面目に弾いたのは5年生頃まで。高校受験まで習い続けましたが、。
    でも、好きな事は好きなので、大人になってから再開。かなり上達はした様な気がします。

    で、自分が親になりまして、嫁入り道具に持ってきたグランドピアノは子どものおもちゃからスタート。今では娘3人と私が弾くので調律は半年に一度。もちろん防音室です。

    早くから始める事は悪い事ではないと思います。私もひらがなよりも音符を先に覚えた訳ですから、読譜の苦労もなく、絶対音感らしきものも無理せずに付きました。
    リズム感も自然に身に付いたのではないかと思いますし、何よりも良い音楽を生で沢山聞けたので、感性は磨けたと思っています。歌も教わりましたし。自然に音楽が側にありました。
    でも、もちろん、スレ主さんよりは弾ける訳はないのです。
    長く弾いていませんし、好きだけど、もっと好きなものが他にもありましたし。

    5歳以下で始める利点というのは、鍵盤を弾く事よりも、もっと根っこの部分だと思います。
    ですので、弾く方の教本の進度は、5歳くらいから始めたお子さんとあまり変わらないものではないでしょうか?
    それに、先生次第で教材選択も進め方も違いますし。
    同じ教室の方と比べるのならば、多少は意味があるのかもしれないと思いますが、このような場で聞いても参考にはならないのでは?
    また、いくら環境が整っても、本人のやる気も問題ですし、藝大あたりになると
    +持って産まれてきたセンスも必要かと思います。
    うちも、姉妹ですのでほぼ同条件で環境を与えている訳ですが、三者三様。
    一人、才能らしきものを感じる子がいますが、これも今後どうなるかわかりません。

    スレ主さんは専門に勉強してきたので難しいことも考えるのかもしれませんが、親は環境を整えてあげたら、後は見守る、多少は口を挟む(幼少時のみ)程度じゃないと、育つものも育たないのでは?それで弾けない様な子なら藝大は無理でしょう?

    皆さん仰っていますけど、楽しく、楽しく・・時には厳しく。
    難しいと私も日々痛感しますが、がんばりましょうね。



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