お勧めの本を教えてください｜掲示板スレッド

私も重い小説が好きです。「錦繍」良いですよね。
今まで挙げられた中では、遠藤周作「深い河」、三浦哲郎「忍ぶ川」がとても好きです。
どちらも、男性目線から妻のことを書いています。

エッセイですが五木寛之「運命の足音」もおすすめします。
戦時下に平壌で亡くなった母の話。思い出すのも辛かったことと思います。命がけの引き揚げの様子、故郷の九州に戻ってからの苦しい日常についても記されています。お時間ありますればぜひどうぞ。

タイトルは「人間の運命」でした。失礼しました。

西村賢太の「苦役列車」その他
桐野夏生「アイムソーリーママ」「グロテスク」
絶対におすすめです
虜になるものを持っています

結婚しません　山口瞳

「ドストエフスキーを読まない」を買って来ました。
対談形式で楽しく読めそうです。
普段は小説以外あまり手に取らないので、紹介していただきありがとうございます。
そして、好きな本や作家が多く挙げられていて嬉しいです。ワイルドスワンは私も夢中で読みました。斜陽は高校生の頃に読んで、おかあさまがスープを飲む描写が強烈に印象に残っています。また読みたくなりました。三浦綾子さん、遠藤周作さんも好きで、主な作品はほぼ持っています。

晩年は恋愛小説が話題になりましたが、渡辺淳一さんの初期の作品も好きです。女性で初めて医師になった荻野吟子の伝記「花埋み」は、明治初期に夫から性病をうつされ離縁した吟子が、医師を目指し、弱い立場にある女性たちの為に必死に生きる姿が心に染みます。

「罪と罰を読まない」でした。

桐野夏生「グロテスク」

現実の事件をベースにしてるので、舞台は慶女？

主人公はラルフローレンのハイソックスが買えなくて、
自分で刺しゅうしたら、すごいバカにされたみたいな場面が強烈に印象に残ってます。
読んだのは、だいぶ昔なので記憶違いがあったらすみません。

桐野夏生は「OUT」「柔らかな頬」もとりこになりました。
ミステリーなので、スレ主さまのリクエストからはずれちゃいますが。

わたしも毎日つまらないです。

世界から小説が消えたら、たぶん生きていられないかも…

水村美苗
「私小説 from left to right」
「母の遺産」

ジュンパ ラヒリ
「低地」
「わたしのいるところ」

川上未映子も好きなんですが、
やっぱり一世代若いんです。

作家も、同世代か、少し上くらいが、
読んでいてしっくりきます。