４０代前半で読む本｜掲示板スレッド

俳優の児玉清さんが、亡くなりました。

児玉さんの書評を参考に、本を選んでいたこともあり、残念でなりません。
このスレで紹介させていただいた、「永遠の０（ゼロ）」も、帯の児玉さん推薦・・の文字を見て、手に取ったのがきっかけでした。


今私が読み始めている

和田竜　著　　　「忍びの国」　　新潮文庫

も、帯の児玉さんの解説を見て選びました。


「この本おもしろいよ」と薦めてくれる、古本屋さんで出会うダンディなおじいちゃま・・という、私の中で、児玉さんはそんな方でした。

悲しい限りです。

「八日目の蝉」映画より原作の方が面白かったです。

執念深さが物語に深さを与えている

5月末に上橋菜穂子さんの「天と地の守り人」の三部作が文庫で発売されましたね～。
結構深くハマってしまう人が多いとか。
完全ガイドブック『守り人のすべて』というのも今後出る由。

私もはまってしまっている一人なのですが、なんでドップリとはまってしまうのかが
謎でした。そうしたら↓のサイトで上橋先生の事を生年月日から紐解いてる記事が。
http://www.birthday-energy.co.jp/ido_syukusaijitu.htm

ちょっと観点は面白いけど、
・森羅万象がひそんだ庶民的な創造力
・哲学的でいわゆる常識にとらわれず、さまざまな事物を連鎖させ物事の真理を追究
・執念深く旧いものを掘り起こし、新しくする才
など、う～んと唸ってしまいました！。すごい！。

詳しくは↑のサイトさんに聞いていただくとして、才能を生年月日で
分析するという大胆？な手法にビックリです。

我が子もどんな才能が宿っているのか、気になってしまいました・・・。

三浦しをん「風が強く吹いている」
良かった。泣きながら読みました。映画も良かったけど・・・。
来年の箱根駅伝はテレビにかじりついて・・・いっそ大手町へ見に行きたいです。
今一生懸命練習している選手諸君、応援してます。頑張って下さい。

浅田次郎　　「ハッピー・リタイアメント」　　幻冬舎文庫


プリズンホテル系のくすくす笑える物語です。

で、ちょっとイラッときます。

天下りって、いいなぁ。

トルストイの「アンナ・カレーリナ」

まだ読んでなかったら是非40代のうちに。
若いとき読んでたら　もう一回　40台のうちにお読みになっては如何？

以前読もうとしたけど、何かとっかかりが良くなかった　とお感じの方　
ソフィー・マルソー主演の映画を観てから　再読されるのはどうでしょう。
スムースに導入できるのではないかと思います。

ゴージャスな設定と　当時の超スーパーエリート達の間で交わされる会話。
所帯じみた場面から宗教談義から何やらかんやら...どこのページから読んでも
ゾクゾク面白い!