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【1405247】「下流の宴」 林真理子著 毎日新聞連載

投稿者: 読んでおられますか?   (ID:CBANVsPBgN6) 投稿日時:2009年 08月 24日 18:23

スレ違いでしたら、ご指摘下さい。
タイトルの連載小説を読んでられる方いらっしゃいますか?
必死に「上流」にしがみつく福原家母の言葉の数々「今時こんな事言う人いるの~(笑」と思いつつ、一方で「下流役」の姉弟が沖縄出身という事があり「沖縄の方はこれを読んでどう思われているかしら」等々、ツッコんだり考えたり。
余談ですが、作者の分身(もしくは感情移入してる登場人物)は珠緒かな、と思うのですが。
もし、読まれてる方がおられましたら、感想等、書き込んで頂けると嬉しいです。

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  1. 【1516952】 投稿者: 毎朝楽しみ  (ID:bUpNLOjBV2I) 投稿日時:2009年 11月 24日 00:06

    連載開始時から読んできましたがここで大きく動きますね、
    時間の経過を考えると今回の時点ではもう珠緒の受験は終わってるはずでしょうし。
    結果が気になりますます楽しみになってきました。
    また近いうちに珠緒(&翔)編に戻るのかな。
    可奈に関してはやっぱりどこかで落とし穴が出てきそうな気がしますね。

  2. 【1516993】 投稿者: タマちゃんファン  (ID:f.Rqkw6/qv6) 投稿日時:2009年 11月 24日 00:42

    いやー、あっと言う間に時間が進みましたね。
    「そろそろ梅が満開…」という記述があったので珠緒のセンターは
    終わっているのですね。
    可奈の話が一段落すれば珠緒のほうに戻るのでしょうか。

    憧れのセレブ生活が始まった可奈を待ち受ける困難は、一体何だろうと
    色々と想像してしまいます。

    とりあえず夫が思った以上に吝嗇=けち、細かい、器が小さい、というような男性だったようで
    その辺から綻びが生じるのでしょうか。
    上で書かれていた方がおられましたが、北沢母の存在も侮れない。
    母子家庭ということは母と息子の密着度は思いのほか深かったりして。

    「母さんは女手ひとつで苦労してボクを大学まで出してくれたんだ。
    タナボタで今の暮らしがある可奈とは違うんだよ。第一、可奈はお金を次々に使いたがるけど、
    それは自分の力で得たものじゃないでしょ?」
    と夫に言われた可奈はプライドをズタズタにされ…というのを想像。

    あと、子どもの教育観でも対立が予想されます。
    「親がしっかりしてりゃあ、オール公立でいいんだよ」という夫。
    子どものお稽古ひとつひとつに反対する夫。幼稚園・小学校受験なぞもってのほかという夫。
    セレブ生活は単なる上辺だけで何も自分ひとりで実行することが許されない可奈は
    次第に苛立ちをつのらせていく…

    でも珠緒ファンの私としてはセンターの手ごたえについて早く知りたいです。

  3. 【1517241】 投稿者: はじめてです  (ID:23HSlXgs0Pc) 投稿日時:2009年 11月 24日 10:15

    22,23と新聞を読めなくて、24日読んでみてびっくり!
    可奈ちゃん、妊娠?結婚?
    今までスローだったので、2日くらいと安心していましたが、
    訳がわかりません。どなたか教えてください。

  4. 【1517441】 投稿者: でも・・・  (ID:6M70rSnl2hg) 投稿日時:2009年 11月 24日 13:04

    >パイナップルさん
    佐藤真弓じゃなくて佐藤真由美でした、「かばん」じゃなくて桝野浩一さんのお弟子さんです。
    間違いばっかりですみません。佐藤由美さんと言う方もほかにおられて中々ややこしいですね。

    で、この小説をどういう感じで毎日私が読んでいるかと言うと、
    例えば可奈はあまりにも(女性からの)憎まれ役として
    また珠緒は(女性からの)愛されキャラとして
    あまりにも分かりやすく(読者層まで)設定されすぎているので
    その意図にはまり切るのはなんだかなあと言う気持ちと
    逆にB級作品として井戸端会議しながらコテコテに楽しもうと言う気持ちと
    半々くらいですね。

    それから、林さんはいわゆる流行作家ですし、作家としてのステータスに関わる作品と
    そうでない作品は最初から区別して書いているのでは。
    本当は硬派の作品だって書きたいんだけど私がそう言うもの書いても
    誰も読んでくれない、読者が付いて来てくれない、
    どこかでそんなことも言っておられたかと記憶しています。
    「林真理子がまたこんなくだらないもの書いてる」
    そう言われるのだって何も言われないよりははるかにましでしょう。
    携帯小説がベストセラーになってしまう時代の職業作家と言うのも
    なかなかたいへんです。

    あと、福原家の面々は確かにひとりひとりトンデモな人々なわけですが
    だからと言って今の世の中に
    例えば戦後まもなくみんなが必死で生活していた時のような
    これがまっとうな人間の姿だよと子供に言ってやれる生活があるかと言えば
    そもそもそこらへんからがあやしいので心から批判的になれません。
    誰一人雪掻きに進んで出てこないので道路も街も雪で一杯、そんな中みんなが
    「誰がこの雪を降らせたの、私じゃないわなんとかしてよ。」と
    口々に文句を言っている。その中に私もいるし福原由美子も北沢可奈もいる。
    そんな気分なんです。

  5. 【1517822】 投稿者: いちご  (ID:tx4M96gWVZQ) 投稿日時:2009年 11月 24日 19:14

    朝の四コマ漫画の小説版程度に捉えているので、皆さま程深く読めていないかもしれませんが・・・。


    『るんるん』が爆発的にヒットして、生活が急変。
    一流どころの呉服店で着物を揃えたり、歌舞伎やオペラにはまったり、林さんが一通りこなしてきた『都会の上級な生活』や、東京特有のお受験世界のシーンになると、途端に詳しい描写になりますよね。
    そろそろ子供のお受験シーンに突入。
    きっと林さん、ワクワクして書いているにちがいありません。

  6. 【1517911】 投稿者: 毎朝楽しみ  (ID:bUpNLOjBV2I) 投稿日時:2009年 11月 24日 20:25

    >はじめてですさん
    その2回で一気に進みましたからね、そこを飛ばして今日の分を読むと「??」となりますね。

    まとめますと22日分は由美子から母への手紙という形をとっていて
    その内容は可奈の北河さんとの結婚(その時点で妊娠3ヶ月のできちゃった婚)の報告と
    翔と珠緒の近況について少し書かれてました。

    23日分はそこからさらに時間が進んで可奈の子供が既に生後6ヶ月になっています。
    そこで可奈は憧れていたセレブ生活を手にしたけど夫が吝嗇である事が引っ掛かる・・・
    というところで今日の分に繋がっています。


    私は結構気楽に読んでますね、続きが早く読みたいです。

  7. 【1517929】 投稿者: Disney 鴨  (ID:zqyCgeUiK4U) 投稿日時:2009年 11月 24日 20:44

    私も、可奈と北沢の教育観の違いに関しては、タマちゃんファン様と同じ予想をしています。関西と関東では、学校の私立・公立に関する考え方に差がありますから。

  8. 【1518544】 投稿者: 納得できない。  (ID:h6FfvuvMp0k) 投稿日時:2009年 11月 25日 09:58

    私も人のことを言えないから・・・と言っていては、どこまでもなあなあのなし崩しではないですか。自分も自分の生活も卑小(と言っていけなければ些細)なものと意識しつつ、自分のできる限りより良くあろうとみんなが努力するから少しずつでも進歩したり向上したりするのではないですか。今ある卑しい部分を現実として直視することは大切だけれど、真面目に堅実に努力して生きている庶民をあまりに面白おかしく一方的な価値観で描くのは読んでいて不愉快(まあ読まなきゃ良い訳だけど)。特に、私立中受験とか東大をはじめとする有名大学進学とか、多くの人は、この小説の中で描かれているのとは違う価値観で、もっと真摯に取り組んでいると思います。少なくとも、私の周りではそうです。
    要するに、書かねばならぬ、書かずにはいられないという問題意識や価値観無く生産される一つの粗悪な“商品”として、読者の取捨選択が試されているということではないでしょうか。
    それにしても、今朝の『記者の目』にはがっかりしました。読者たちが本当に「考える小説」を求めていると思うなら、例にあげる作品が違うと思うし、文芸欄の作品の質をもっと精査するべきでしょう。

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