「下流の宴」　林真理子著　毎日新聞連載｜掲示板スレッド

ｗ という表記、いかにも２ちゃん的で品がないなーと思います。
それから、翔ちゃんのお姉ちゃん、加奈子ではなく可奈ちゃんではないかと。以上2点、あまりに気になったもので。

また、何か違いますねさんの指摘、ものすごく同感です。どこの世界にも被害妄想のたくましい方というのはいるものです。発送がヘン！
＞あのように喧嘩をするがごとく人の投稿を非難するなんて
＞そんなこと全然言っていませんよね、、、
↑そんなことひとっことも言ってないと思います。

翔が救われないオチに落胆様は、人のあら探しと批評をするのがお得意のようですが、投稿にある発送は｢発想｣の間違いではありませんか？それと、何か違いますね様にも言えることですが、この掲示板は｢下流の宴｣の物語・登場人物について批評をするところであって、人の投稿の批評をするところではないと思いますよ。

これで残り3回ですか、ラストで大きな動きがあるそうですが
今日の分を読んだ限りではなかなか想像できませんね。
まあ(悲劇的な意味で)ショッキングな終わり方はないんでしょうけど
昨日の描写あたりで別れるけども翔も変わるのか、とも思いましたが。

翔と可奈は一見別のように見えますが、同根なのでないかと思いますよ。由美子の通俗中流価値観が陽にでたのが可奈で、陰にでたのが翔なのでしょう。
あえて由美子の路線に刃向っているようにみえても、単純反発でしかないのでは同じ軸上にいます。可奈は由美子の価値感の実現を古典的にやっているということにしかすぎないと見えます。中流でも通俗的ではない家庭もあって、破滅も恐れない自立した女性もいますから。
しかし、由美子さんの世代ではまだまだ夫の社会的地位を自らのプライドに転嫁することにそれほど抵抗感をもたない世代ではないかと推察されます。
そして、そこから発生する子育てには単線すぎて、時代を凌いでいく若者を育てるには歩留まりが悪い場合が多いですね。
現在、不登校とニートの多さには驚かされます。皆さんの近所や知人にもかなりの割合でおられるのではないかと思います。それらの家庭のご両親はとても「立派」で申し分のない方々ばかりです。それなのに、ではなくそれゆえに不登校とニートが必然的にでてきて苦労されています。
しかし、それらの若者にとって意識はせずともやむにやまれずの気持ちではあるのではないかと。
むかしも、漱石の「それから」などで描かれているように中流家庭にはニートはいました。高等遊民ということでえばっていましたが。結論的にいうと、中流家庭の「立派な両親」の内実に賞味期限が切れているということなのでしょう。不登校やニートはそれを訴えている「貴重」なシグナルなのでしょう。精神論では対処できないのです。学校という組織は人間を組織化するメカニズムをもつので、不登校とニートにとってより厄介な存在となっています。「下流志向」という内田樹さんの本がありますが、そこでは不登校やニート予備群の病理現象を描いていますが、ある一面をついています。

エデュにて異なる意見を戦わせるのは当たり前の光景です。
マナーをわきまえた反論なら問題なくスレは進行しますし、荒らしとも見なされません。
最後に言いたいです様の書き込みは、感情的にならず言葉も丁寧で、誰かが傷付くものと到底思えません。

最後に言いたいです様に同意する書き込みは、感想を書くだけ？様で３人目ですよ。
また、毎朝楽しみ様のおっしゃるように、私も、ラストがどうなるかは想像できないし、翔はあのまま覇気のない男のままで終わると思います。

ストーリーに集中しましょう♪


あと３回しかない！
翔のおばあちゃん、早く登場してくれないかな？
おばあちゃんがすべてをまとめてくれそうな気がします。


最後は由美子が手紙で「あれから５年後」の独白かな？

翔は別れを切り出してしまいましたね。残念。

私は翔があのままでもいいと思ってるんです。
翔は医者として頑張る玉緒をお家で癒すいい主夫となればすべてが丸く行くよねって。
男だから勉強してどこかに勤めて家族養わないといけないなんて、いったい誰が決めたんでしょう？
翔君、玉緒の為におばあちゃんに『自分の自由』と引き換えに借金したわけで。自分の為には何にもしなくても、人のために動くことが出来る人を覇気がないとかダメ男だとは思えないのです。

翔が玉緒とわかれたいと思っているのは怖いからかもしれないですね。
大好きだったお母さんが、翔の生き方を否定したからではないかと思います。
大好きな玉緒も、いつかはこんな自分を嫌うようになる......

玉の輿主婦になってイタイ思いをすることになった加奈ちゃんと玉の輿主夫になることから降りた翔君。
なんとも皮肉な状況ですね。

こういう私は四歳の息子を持つ母。
この連載を読んで、子供の性格をよく知り、今までの常識を捨てて、その子が本当に幸せだと思う人生はどんな物かをよく考え、受け入れていくことも必要なんだとしみじみ思いました。