中学高校の生徒数と高校入学について｜掲示板スレッド

書き方が悪かったでしょうか。
制度を誤解していることはありません。
2010年の制度改革で、都内生にはB推薦の制度がなくなったのですが、多くの都内私立ではそれに代わる併願優遇を取り入れたり、都内生以外にはB推薦の制度を残したりしました。
都内生でも、併願優遇の仕組みは使えますので。
しかし、広尾学園はB推薦を廃止して、推薦は専願のみとし、他は一般受験ということにしました。
つまり併願校としての位置づけを嫌ったのだと思われます。

B推薦はなくなっても、多くの私立にはそれに代わる何かがあるのですが、広尾学園にはない、ということを申し上げたかっただけです。他意はありません。
その姿勢を見ると、やはり高校受験には重きを置いていないのかな、と思います。
都立トップ高や難関国立私立を狙う場合に、必要なのは何らかの形で内定が取れる併願校のみです。
一般受験でしか取らないとなると、広尾学園を受験する必要がある生徒がどの程度いるか、と考えるとかなり微妙だと思います。

高校募集要項のページの入学手続きの欄には、【専願以外の場合】の入学手続きが書かれています。
それは申請した併願校の合格発表翌日午後3時までなので、
国立・都立・難関私立の結果を見てから入学手続きができるということだと思っています。
いわゆる「併願優遇」に近いものではないでしょうか？

「併願優遇」というシステムは、入学手続きの延期を行うものではなく、12月の時点で合格の内定を出すのが、受験生にとっては最大のメリットです。
内定をもらって、1月に学校に行って適性検査を受ければ必ず合格、というのがB推薦だったのに対し、東京都ではこれが事実上禁止されたことで、内定をもらって２月に一般受験を受ければ必ず合格、というスタイルが「併願優遇」です。
内定が決定する時期が１月と２月で違いがありますが、いずれにしても「１２月に内定がもらえる」「試験の点は関係ない（白紙などではダメのようですが）」という方法です。

広尾学園は、この併願内定のシステム自体を完全にやめてしまいました。
手続きの延期だけ行うスタイルでしたら、渋幕が同じことをしています。
ただし、渋幕は特待合格であっても、（関東近県のすべての）公立の発表の後まで手続きを待ちますが、広尾学園は特待合格だと手続きは早めに行わなければならなくなります。
つまり、手続き延期のシステムを取っている私立高校の中でも、最も厳しいルールになっているのです。
この点についても、やはり高校受験に対するハードルを上げているとしか思えませんでした。

結局、あまりにもハードルが高いのでうちは広尾高校の受験は諦め、１２月に別の私立の特待生の併願優遇を取りました。
開成が第一志望でしたから、必ず合格するとは考えられませんでした。落ちていたら、併願私立に行くことにしていましたので、それなりに力がある私立が併願の希望でした。そして、最も大きな問題は内定が取れるかどうかでした。
そこで当初広尾学園を併願校の候補にしていましたが、併願優遇をしないことを聞いて、受験の予定がいろいろ変わりました。

うちの周囲でも、都立トップ高志望の方も最初は広尾学園を併願校にしようとしていましたが、ルールの変更で別の私立にしていました。
それも何人もいました。
こうした層を取り込めるかどうかは、併願優遇を行うかどうかにかかっています。
やめてしまった以上、一般入試だけで上位層を集めるしかないのが現状です。
しかし、２月の受験日が集中する１週間の中に、内定もなく一般受験をしにいく受験生がどの程度いるのか…と思いました。
去年、併願優遇があるのかどうかを聞くために、学校説明会後に面接を受けました。
併願で考えていますと話をしたら担当の先生が嫌な顔をされました。ですから、併願という立場の学校からの脱却を図っているのだな、と思った次第です。

こうした考え方は学校ごとに取り決め、それは尊重されるべきだと考えています。
ですから、私の書き込みは批判でも何でもなく、単に現在の広尾学園の高校受験のルールを見た場合に、受験生家庭がどのように感じたか、どのように行動する可能性があるか、という情報の一つにすぎません。

ここは、新設校のような感覚で特進の実績がないし、
指定校推薦も無さそうだし高校受験としては魅力が
感じられ無いから優秀な子は併願校に選んでないですよ。

学校の気合だけは感じますが・・。

淑徳や淑徳巣鴨の一番上のクラスを難関校の子は止めにしていました。

のお嬢さんは、一昨年の時点でここ（広尾学園）に入学しました。
御本人があまりお勉強は得意ではない、入れる公立は荒れていて無理そう、しかし共学希望、ということで
でも中３の２学期の時点で志望校が決まっていませんでした。
「どこかいいところはないかしら？」とのご相談に、ご自宅にもっと近い、高校のみの私立の名前をあげてお薦めしましたが
結局こちらに。
お勉強はあまり得意ではないのに進学校に向けてバリバリのこちらに入られたのでびっくりしました。
以前の順心女子学園でしたら驚きもしなかったでしょうが。

連レス失礼致します。
それで、私が考えてみましたところ、こちらの学校では、本音では中高共にお勉強ができるお子さんが欲しい、
お勉強ができないお子さんは本来はあまり来て頂きたくない、
でもその前に少しでも沢山のお勉強の出来不出来以前に「学費を払ってくれる」御家庭が欲しい、
なぜなら恐らくは校舎の建替えその他に多大なお金がかかるので
お勉強はできなくとも学費を払ってくれる御家庭は、よい大学の進学の保障はしかねるけれども、
とにかく高校も３年間在籍させてくれるのかな？という結論に達しました。

来年の高校の募集要項が、今年のものとは変わる可能性はあると思います。
今までもコース名が変わっていますし、少なくとも募集人数は変わるだろうと予想しています。
「併願優遇」のシステムによって他校が優秀な生徒を取りこめているならば、
そのシステムを導入してより優秀な生徒に入学してもらおうと考えるのが自然です。
どこの学校も、他校の入試システムを研究していると思います。広尾学園も例外ではないのでは？
広尾学園は、都立上位校や私立難関校の併願校としての位置づけを否定はしていないと思いますが…。

ご自分で書いた内容を読んでみてくださいな。

まともな神経で書き込んだものとは思えないものでしょ?