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【2446414】内申 学校間格差

投稿者: ばば   (ID:SS2mqoXc2Vo) 投稿日時:2012年 02月 27日 08:23

簡易な問題で5を多くだす学校。なんと10科目の期末テストを2日間で終えてしまう学校。難しいと有名な試験問題で5がほとんどみられない絶対評価。

こどもたちは、これらの評価で人生きめられています。

どう思われますか。

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  1. 【2458887】 投稿者: 通りすがり  (ID:k17N7hj7HkU) 投稿日時:2012年 03月 06日 21:09

    実力と偏差値様

    おそらくですが、笑点様の意見が正しいと思います。テスト業者が合格偏差値を出す場合、どの偏差値の子がどれくらい受かったか、だけでなく、どれくらい落ちたかも見ます。

    合格者の偏差値分布が同じでも、不合格者偏差値分布がより高いほうが、合格偏差値は高くなるということです。

  2. 【2459490】 投稿者: 笑点  (ID:/fv5dwepjk6) 投稿日時:2012年 03月 07日 09:19

    まず、私の文章を読んでいただいた皆様、そしてそれに意見や感想を頂きまして有難く思っております。

    親様へ
    >何が問題でどのように改革するべきという意見なのかが見えません
    問題は、一言で言ってしまえば、学校単位での評価評定を、このような形で入試に採用するには問題が多々あるということです。これについては、全ページにわたり、皆様がそれぞれの問題をすでにご指摘済み。私も、曖昧な基準でつけられてしまった評定が入試結果に大きく左右するということには問題があると思っています。他の部分でも、自分の意見と重なる部分は多くあります。(その共通部分を復唱はするつもりはありません)


    また、どのように改革するべきかという部分は、改革には期待していないというのが本音です。時間も労力も掛かるだろうし、改革している間に子供の受験は終わってしまうでしょう。今の現状で、一番子供にとってためになる道を模索する方が費用対効果でも精神的にも楽でしょう。このような状況では、とりあえず、子供には実力をつけさせるべく、目指すは国立附属・難関私立受験を目標にと考えます。


    1割枠による偏差値の問題ですが、問題となるのは、発表された偏差値が、偏差値の知識のない一部の親たちには、あたかもそこに通っている生徒の偏差値を示しているかのような誤解を与えるという部分です。まるで、自分たちの子供が作り出したかのような大きな誤解をし、「国立附属の○○を蹴って、都立○○に決めました」とか「私立○○を蹴って、都立○○に進学した」とか、国立附属や難関私立のネームバリューを上手に使い、挙句に「蹴った」という表現で貶める。でも、内申が関係する一般枠の9割が、本当にその偏差値であったかどうかというのは疑問でしょう。換算が満点であれば、必要偏差値が低くても、総合得点では生き残れる仕組みなのですから。


    そういう意味で、都立のトップ校の偏差値上昇に貢献しているのは、特別枠狙いの実力組で、残念ながら落ちてしまった層による影響の方が大きいと、勘違いな方々に気がついて欲しいのです。最近、わけのわからない偏差値表が出回っていることもあって、またそれを都合のよい解釈をする人たちもいて、ボーダーを真剣に予想している親や受験生にとっては、迷惑な話です。


    >なぜ内申撤廃したら、同じ問題でも力が発揮できるようになるのでしょうか?
    この部分は、とらえ方が違います。内申の撤廃が可能になれば、実力のある受験生が適正に評価されると言いたいわけです。
    たとえば、今の自校問題のレベルで3教科平均が各60点程度の問題だったとしても、実力組は平均60点を取れるでしょう。そしてこの60点が合格判定基準になるでしょう。ところが、現状の内申の加味された総合得点方式では、平均45~50点しかとれない層が内申の下支えもあって60点までの不足分を補ってしまえる制度です。実力組が、実力のみで判定される試験であれば、合格の基準は適性に判定されるというわけです。


    高校は義務教育ではないのだから、特定の層だけが擁護される仕組みはおかしいと思っています。今の公教育が本来「公」の役割を果たしているのかという点では大いに疑問です。都立が全盛期に戻るべきか。これについては、時代背景が違い、また必要とされている教育内容の質の変化も考えれば、都立教育にその力は残っていないと思っています。吹きこぼれた優秀層を、東京なら国立附属・難関私立が一定期間、育てあげてきたことは間違いないですから。これらの学校にも、3年間の評定審査がある学校もありますが、英語で取った5も体育で取った5も同じ5の価値で評価される仕組みです。都立と違って、英語や数学の5の価値が、音楽・体育などの5の価値より違ってくるなどというバカげた発想はありません。都立が真剣に改革をするつもりなら、この部分を真剣に考えたらどうだろうと思っています。換算で生じた小数点の切り捨ては、実技教科重視の建前を取りながら、実は深い教育理念はないということの露呈じゃないでしょうか?

  3. 【2459556】 投稿者: 親  (ID:gBgXPqmLGxw) 投稿日時:2012年 03月 07日 10:09

    笑点様


    良くわかりました。おっしゃっていることの大きなポイントは、今の東京都における調査書・内申評価を合格判定に使う事は問題だということだと理解します。その点は私もそう思います。私は、そもそも選抜という考え方と相容れない筈の絶対評価を合格判定に使う事が最大の問題であり、ここは是非変えて貰いたいと思います。その趣旨で教育委員会にも文書を出しましたが、今後検討して行きます、だけでした。実技科目の加重評価については、何十年前の私自身の受験時も同じだったことに引きずられているかもしれませんが大きな問題と感じたことはありません。撤廃し考え方を一貫させるとすれば昔のように9教科入試にするしかないのでは。実技科目専門塾なんていうのが出来そうで、あまりぞっとしませんけれども。


    1割枠による偏差値ですが、笑点様のおっしゃっている、私立受験者で模試偏差値の高い生徒が、都立問題で力を発揮出来ずに不合格となり、つまりこれだけの偏差値でも落ちるということで合格偏差値が押し上げられるということはあるのでしょう。しかし、テスト業者(知り合いが勤めています)によれば、やはり合格者の偏差値分布が本線であり、不合格者分布は併せ考慮するというやり方なので、笑点様の言われるような影響で偏差値が大きく違っている(5点も違う)ということはないという意見でした。私も、各種HP、特にこのサイトに跋扈している都立バンザイ氏達があり得ない偏差値を書いていることには辟易としていますが、受験者達がそんなものに依拠しているとは思えません。テスト業者、高校案内、しっかりした塾は本質を見ていると思います。


    また、これは今まで書いていませんが、都立の問題が私立受験生にとってはなんてことのない、簡単すぎて力が発揮できないレベルのものとは必ずしも思いません。大学受験においても、今の事情は詳しくないですが、私が受験したころは、東大を始めとした国立大学は高校指導要領の範囲内で、私立大学はそれを超えて問題を出していたので、一見して私立大学、特に早慶の問題の方がはるかに難しかった。しかし、だから私立大受験生にとって国立の問題は簡単すぎて力が発揮できないという見方はありませんでしたし、実際そんなことはなかったと思います。勿論、都立自校問題と東大の問題を同列には言えませんが。要は別物であり、対策が不十分であれば如何に模試偏差値が取れていても落ちるということではないかと思います。


    色々申し上げましたが、今の都立高校入学選抜における調査書・内申制度は問題があり、それによって必ずしも力が充分でない生徒も合格してしまっている点については私もその通りだと思っています。


    それでは、本当にそろそろ退散致します。失礼しました。

  4. 【2459571】 投稿者: ホントに  (ID:NcrWRS0tuQI) 投稿日時:2012年 03月 07日 10:16

    笑点さま、当方が申し上げたいことをすべて記載していただきました。ありがとうございます。
    都立バンザイ書き込みに辟易しておりましたので。
    内申制度について抗議するなど品性を疑うというお話もありましたが、都内のある公立中学での進学指導の方針転換について少し触れたいと思います。この学校の内申点評価は非常に厳しく、おそらく指導に忠実につけているのだと思います。公立中ですから都立上位校を目指すのは当然。ところが内申点の学校間格差が災いしてか、以前と比較して都立上位校への進学が思わしくないようです。そこで最近、進学指導を方針転換、塾のコンサルも入れて私立難関校への進学もきちんと進学指導するとの話があったそうです。詳細な事情は不明ですが、笑点さまが仰るように、今の都立入試制度によって、できる子を都立上位校に確実に送り込めないジレンマがあるのではないかと想像しています。受け手の都立高校側の入試改革の遅れに対して、入試制度改革の匕首を送り手である公立中がつきつけているのかもしれないと興味深く見ております。想像ですが、都立上位校が、そうなら私立難関校にできる子をどんどん送っちゃうぞとも聞こえます。入試改革が進まない都立上位校を見限って、より難関な私立難関校合格を増やし公立中内での自校ステータスを向上させようとしているのかもしれません。こうした新しい流れも徐々にですが出てきておりますから、むしろ都立高校入試制度を現状のままで良いという考えは時代に合わないと思っています。

  5. 【2459956】 投稿者: 子供は親を見てるよ!  (ID:1EHwjzXaXLA) 投稿日時:2012年 03月 07日 14:51

    私のつたないレスに賛否両論有難うございます。
    また、この1日のレスを拝見し、○ンペと申し上げたことは、お詫びして取り消しさせて頂きます。

    笑点さん
    なかなか立派な持論ですね。賛同する部分多々あります。
    せっかくなので昨日頂いたご質問にお答えします。

    >なぜに1.4倍や1.5倍じゃないんですか? 
     1.3倍にするメッセージがおわかりなら、次の理由もおわかりなんでしょうか?
     なぜに貴重な小数点を切り捨てに出来るのか?

     申し訳ありません。1.3倍の理由はわかりません。
     メッセージは「中学では、受験科目にない実技科目もないがしろにしないで下さい」と理解しています。
     あわせて端数処理が切り捨てである根拠もわかりません。あしからず。
     
    我が家は、上は国立、下は推薦で私立附属ですが、3年2学期の素内申は同じです。
    ちなみに模試偏差値は15以上違っていました。
    うちの選択は、上は学力一本勝負、下は内申勝負&大学受験回避です。
    確かに納得できない部分はありますが、これは受験時に与えられた所与の条件と割り切りました。
    首都圏に限れば、中学受験も含めいろいろな選択肢があります。

    私は今の都立入試制度はよくできていると思います。
    最後に特別枠一割について、私がさる都立の個別相談会で伺った話を、

    特別枠合格者のうち純粋に当日点数で救われるのは1/3以下、
    残り2/3の子の当日点数は、一般枠の最低点(学力試験合計)に満たないそうです。
    特別枠狙いで受験して合格した子もほとんどは一般枠で合格しているそうです。
    真に実力ある子は、ちゃんと合格しているということ。
    よって、特別枠による逆転現象は限定的で、2割に増やしても結果は変わらない、とのこと。
    「学力に自信があるのであれば、内申のハンデは気にしないで下さい」と言われました。
    確かにボーダー付近の子には内申で決まるのでしょうが、ぎりぎりで滑り込んでも後が大変です(笑)

    内申のつけ方は、万人が納得できるものはないですよ。
    社会に出てもそうですが、人を人が評価するのは限界があります。
    でも「数字=成果」だけで評価することにも弊害があるのは論を待ちません。

    では、失礼します。

  6. 【2460224】 投稿者: 内申というより  (ID:xjH2b7pWJIU) 投稿日時:2012年 03月 07日 18:14

    偏差値の事が気になったので、書かせて下さい。

    一割枠がある都立トップ校(戸山 西 日比谷)の駿台偏差値は52~57です。
    (60%合格可能圏)
    この偏差値に対応する私立は、 青山学院、桐朋 、巣鴨 、城北、立教新座、国際基督教大
    となります。(国立開成早慶は、偏差値上では都立トップの5~10上です)
    偏差値だけで語れば(理論上ですが) これらの同偏差値私立合格者の多くは、都立トップ校を受験したら 合格することになり、反対に、都立トップ校合格者の多くは、これらの私立
    を受験すると合格することになります。

    しかし、実際にそういうデータを集計したものが、駿台偏差値として
    存在しているわけではありません。そもそも駿台偏差値は、国立や難関私立を対象にした模試で、入試問題の種類が違う公立入試に対応したものではありません。
    駿台では、都立入試での自分の位置を確認する為には、五科目受検をする必要があります
    が、この五科目試験は、国立や開成受験者が数多く受検する為
    都立トップ校を第一志望とする数は、少なくて30人 多くて70人程しかいません。
    サンプルが少ない上に、更に収集できるデータは、一桁かよくても数十でしょうし、
    しかも、駿台五科目を受験者する都立進学者は、おそらく都立でも上位の層です。
    その特定の合否データ、その上かなり少数のデータから弾き出されたものは
    かなり偏った数字として出てくる事になるのです。

    つまり、駿台偏差値として出ている都立の偏差値は、都立進学者の上位から下位まで
    集計して出されたものでもなく、都立受験者全員の合否データを集計して、
    はじき出された偏差値でも ないのです。ごく一部の都立上位層のサンプルによって出されている為、またサンプル数が少ない為 高めの偏差値が出ているだけなのです。
    それを、都立のオフィシャルな偏差値だと錯覚している人がいるだけの話なのです。

    それから、都立一割枠についての記載がありましたが、前述したように、私立受験の実力者が落ちて、都立の偏差値をあげているわけではなく、そもそもトップ校と同偏差値の私立合格者は試験を欠席していたり、都立に合格しているでしょう。偏差値上でいえばですが、都立トップに落ちるのは、そのクラスの私立より下になる偏差値層、いわゆる併願優遇のある私立に合格している受験生に多く見られるはずです。中には、そうでない受験生もいるでしょうが、おそらく少数かと思われます。だから、わざわざ話題になるのです。

    長くなってしまいましたが、内申制度も含め、都立は原則として 第一志望しか受験出来ない という守られたシステムの上で成立している入試です。一方、国立難関私立は様々な地
    域から受験生が集まり 一回限りのフォローなしの一発勝負の試験を行う入試です。
    笑点さまも仰られていたように、試験の背景がまるで違います。
    一部の都立関係者の中に、その都立のシステムの有難さを感じもせずに、実力勝負で戦っ
    てきた私立や国立の受験者に対し、有りもしない事をでっちあげたり「OO蹴り」という言葉を使って 貶める人がいる事に怒りを感じます。
    この守られた都立入試のシステムは、明らかに公的な救済措置です。そこに、正当な偏差値などつかないのではないでしょうか。私立国立受験とは、入り口が違います。

  7. 【2460407】 投稿者: 偏差値  (ID:UhCY/Cv5Lno) 投稿日時:2012年 03月 07日 20:43

    内申というより様

    都立トップ校に合格しても、私立は併願確約だけに合格という受験生は多いですよ。
    青山学院や桐朋、巣鴨、立教新座、城北、国際基督教に合格できた人達は、都立トップ校の
    中でも中上位に位置する生徒ですから、トップ校の中位下位層は、そんなにいいものではありません。
    多くは、そんな偏差値の高い学校には合格できていません。それ以下か併願確約校の合格しかとれていません。
    現にうちの子供もそうでした。トップ校に合格はしましたが、V模擬偏差値は65  駿台偏差値は40ありませんでした。でも、ほとんどの中位下位層は こんなものだと思います。
    比較すれば、私立合格者のほうが粒は揃っていると思います。



    都立と私立を同じ偏差値ではかるには 無理があります。私立から都立対策に移るには可能だけど、都立から私立対策に移るのは、時間がないと不可能です。

    都立の偏差値は、上位から下位の受験生が多く都立進学者の偏差値が確実にでるV模擬、
    私立国立の偏差値は、上位層が多い駿台偏差値で見るべきです。

    子供は親を見ているよ!様が、一割枠の得点について述べられていますが、トップ校の先生自ら(学力に自信があれば、内申は気にしなくていい()という発言をされているようですが、それなら何故 内申をカウントするような体制を取り続けているんでしょうか。
    トップ校の先生自ら内申の無意味を語るのは、どうなんでしょうか。
    それなら、推薦もやめ 内申提出もやめればいいでしょう。

  8. 【2460439】 投稿者: 親  (ID:gBgXPqmLGxw) 投稿日時:2012年 03月 07日 21:09

    我ながらしつこいと思いますが、退散し切れていません。


    内申と言うより、様


    おっしゃる通り、都立上位校志望者の中でも駿台模試を継続的に受けている生徒は少数だと思います。愚息の周囲の上位校合格者も、一度受けたらボロボロの偏差値がついてそれこそ退散したというのが多数です。従い駿台模試の都立上位校合格圏偏差値は母集団の個数が少なすぎて信頼性が低いということが言えると思います。厳密には偏差値の信頼性は母集団の要素数では決まらず、正規分布しているかどうかがポイントではありますが、現実問題としては数十人では正規分布したとしてもたまたまなので、そう言う事情を斟酌して偏差値の信頼性を考えると、母集団としては少なくとも数百、出来れば千以上は必要というのが一般的な理解です。


    愚息の通っていた塾は、都立上位には良い成績を残していますが、駿台模試は必要ないと言われていました(塾としてライバルという事情も勿論あるのでしょうが)。というか模試で良い偏差値を取るのは併願優遇先を確保するためと割り切って、都立合格については塾を信頼してください、という姿勢でした。従い受験を勧められたのはVもぎ、W模試でした。


    後半部分についてはおっしゃりたいポイントが今一つ分かりません。私も都立高出身者としても都立バンザイレスには辟易としますし、「○○蹴り」という言い方は虫酸が走ります。子供がいくら勉強で頑張っても親がこれじゃあ良い成長の仕方はしないだろうなとすら思います。子供自身が「蹴り」と言っているようでは論外です。ただ、それは特にこのサイトに跋扈している少数の人たちであって、都立上位校合格者が皆そうだという訳ではないと思います。上にも書いた通り、一度駿台模試を受けてほうほうの体で退散したの生徒がむしろ多数で、身の程は知っていると思いますよ。


    私立併願校に合格していても都立上位校を選ぶ生徒はいます。それが増えてきてはいるようですね。しかし、それは偏差値を見て自分の行く高校が優秀な学校だと勘違いしているからではなく、一つは学費の問題、もうひとつは私立併願校の大学合格成績の中入生・高入生格差が理由だと思います。弊宅は後者でした(前者も、ですが)。これは噂ではなく、併願校の先生自身認められていましたし、学校の内情の本当のところまではわからない以上、不安になってしまいます。

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