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【6785243】社会を憂うる者がマルクス経済学やマルクス主義哲学を考えるには、どんな教育を受けて学ぶのが大切か?

投稿者: 関西人   (ID:W6/NbVlD5t6) 投稿日時:2022年 05月 21日 18:42

世の中の大学にはマルクス経済学を教えるところが意外と結構たくさんありますし、大きな書店の本棚にも意外とマルクスに関する書籍が置いてありますが、社会全体を見渡すと、それほどマルクス主義が浸透しているようには見受けられない。意外と社会は何とかなると思われているのか。まあそれはともかくとして、マルクスを学ぶのには必ずしも大学教育を受ける必要はないのかもしれないが、やはり、最低限の国語力がなければ自力でマルクスの本を読むのは大変でしょう。大学入試で敢えて自分の学力よりも下の大学に行くというような例外を除いて、第一志望で入った場合の大学の下限のレベルで言えば、成成明学獨國武、日東駒専あたりならば、かなりたくさんの勉強、東経大や立正大の場合であれば、それこそ遮二無二猛勉強しないといけないでしょう。ところが、教員の指導を仰がずに独学で学ぶ場合はさらに必要とされる学力レベルのハードルが上がって、旧帝一工神早慶以上はないとかなり厳しいと思います。さて、われわれはどうすべきか。

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  1. 【6970838】 投稿者: 関西人  (ID:KyKRW6UV3BQ) 投稿日時:2022年 10月 15日 23:01

    世界の名著といえば、マルクスも当然入っていますが、鈴木鴻一郎氏が担当した同書は抄訳のはずです。レーニンに関しても、そういう何を入れて何を外すかに関して難しい事情があったのだろうかと想像します。

  2. 【6971463】 投稿者: 新装版中公バックス  (ID:3QpgrssaV2w) 投稿日時:2022年 10月 16日 14:24

    鈴木鴻一郎責任編集になる上記『世界の名著』シリーズを始めて手にした。このほうが私の所有するハードカバー版よりも手軽で、電車の中でも読みやすい。その54・55が「マルクス・エンゲルスⅠ、Ⅱ巻」で、4名の翻訳者が『資本論』を担当している。また、そこで鈴木氏が「『資本論』とはどういう書物か」と冒頭で記していた。そこでもやはり、資本論は難解だと記してあった。そもそもマルクスは同書での例証で19世紀の英国の事例を煩雑に取り上げている。したがって、前提に西洋経済史、とりわけ英国での事情といった背景知識がないと、初学者は面食らうはずである。

  3. 【6971848】 投稿者: 関西人  (ID:3Z90q2fRw/c) 投稿日時:2022年 10月 16日 20:36

    高校生であれば、倫理や世界史、そして日本史の中でも社会史や経済史は教えられるなり自分で学ぶなりしておかなければならないでしょうね。あとはカント、ヘーゲル、フォイエルバッハの流れも。

  4. 【6971917】 投稿者: ヘーゲル  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2022年 10月 16日 22:14

    マルクスは、ヘーゲルの『論理学』を熟読したという。他方で私は、彼の『法の哲学』すら、よく分からない。ただ難解な法律書と同様に、哲学もまた「読書百遍、意おのずから通ず」で取り組まねばならないようだ。しかも、可能ならドイツ語で。

  5. 【6971952】 投稿者: 関西人  (ID:3Z90q2fRw/c) 投稿日時:2022年 10月 16日 23:03

    個人的な意見ですが、精神現象学で言われる感覚的確信で論じられる「いま」や「ここ」の話と、資本論の価値形態論は少し相通じるところがあるように思えました。

  6. 【6971964】 投稿者: 興味深い  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2022年 10月 16日 23:18

    しかしながら、私に精神現象学なるものの知見なきゆえに、なんともお答え致しかねる。よろしければ、簡単な価値形態をあらわす下記の式において、ご説明願えまいか。

    x商品A=y商品B すなわち、x量の商品Aは、y量の商品Bに値する。

  7. 【6972001】 投稿者: 関西人  (ID:3Z90q2fRw/c) 投稿日時:2022年 10月 17日 00:09

    白昼「いま」は昼であると思っても「いま」自体は時間が進んでいくが故にどんどん昼の否定形として進み、夜や朝も指すような普遍的なものとなる。また、「ここ」は樹木だと思ったとしても、振り返って家があれば「ここ」は家であるから、樹木も家も存在し続けるが故に「ここ」は普遍性を帯びる。

    同様に、一本のペンが一本の鉛筆と等価値だから交換し、そして同じ一本のペンが一個の消しゴムと等価値だからというようにまた別の商品とどんどん交換していくと、逆にその別の商品たちの方からその一本のペンと交換したいというようになって交換するようになれば、一般的等価形態を一本のペンが持つようになり、普遍性を帯びるようになる。

    私はこの2つの話はあるものが広がった結果として普遍性を獲得するようになるという点で似ていると思うのですが、大して似ていないと思う人もいるかもしれません。

  8. 【6972895】 投稿者: 関西人  (ID:X8rnih60CH6) 投稿日時:2022年 10月 17日 22:44

    ただ、まだごく一部しか精神現象学(熊野純彦訳)は読めていないので、拙速だったかもしれません。

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