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名門高校生が東大を目指さなく医学部、早慶、海外大へ 2番手校から一橋東科大へ 新学部開設は対抗策?

【7770692】
スレッド作成者: 祇園精舎 (ID:OedqX199wgc)
2026年 03月 01日 21:29

トップ層ほど東大を志願しなくなっているようです。特に医学部志望が増加。
桜蔭高校をはじめとする女子校は、その傾向がかなり強い。
「将来どう生きるか」「人生の途中で何があっても戻れるか」という視点で、進路を見ているので「東大に行くかどうか」よりも、「資格を持てるかどうか」「手に職が残るかどうか」を重視するようになってきている。よって医学部志望が増えているようです。

東大というブランドの凋落と同時に「慶應のほうが良くない?」という空気感があるようです。
最近のトレンドは「コスパ」「タイパ」重視。社長も早慶など私立大出身者が非常に多い。
東大ってちょっと古臭いという印象が難関高校の学生の間で広がっているとか。

海外大学との併願問題 海外大との併願を考えると、東大入試はあまりにも負荷が大きい。問題がシンプルに難しくなりすぎている。
求められる準備量に対して、得られるリターンが見えにくい。合理的に考えた結果でしょうか?

2番手校からの進路として、一橋や東京科学大を最初から狙うケースも増加。「東大を受けて、ダメなら早慶」ではなく、「最初から一橋・東工大でいい」という感覚になっている気ようです。


時代が変わり、価値判断の軸が変わった結果なんでしょうか?
東大もなぜ行くのかを語れる大学になる必要があるのでしょうか?
新学部開設はそういった時代の流れからきているのでしょうか?

【7781778】 投稿者: うそはよくない   (ID:CFXfU8J/1wQ)
投稿日時:2026年 04月 03日 14:56

Dale Krugerの研究で大学ブランドが年収を上げる特定条件とはルーツが黒人かスペインの場合のみでそれ以外はSatスコアで標準化したら大学ブランド効果は検出不可能だったと書いてあります。
日本人なら後者の適用になり大学ブランド効果はないという結果が予想されると思いますが。

【7781797】 投稿者: Margaux   (ID:QWuwFkv9Qic)
投稿日時:2026年 04月 03日 15:36

ご指摘の Dale & Krueger の解釈も、少し単純化されているように思います。確かに 2002 年の研究では、SAT スコアなどで能力を統制すると、平均的には大学ブランド効果は小さくなる、という結果が出ています。黒人・ヒスパニックなど特定層で効果が強いという点もその通りです。

ただし、そこから 日本人ならブランド効果はない と結論づけるのは飛躍がある。

まず、この研究の重要なポイントは、能力が同等なら大学ブランドの影響は限定的、という点です。
しかし逆に言えば、能力が同等であること自体が現実では非常に稀です。

現実の労働市場では

ネットワーク
推薦
インターン機会
研究機会

こうした要素が強く影響します。Dale & Krueger の研究は主に長期所得の統計比較であり、キャリア初期の機会格差までは十分に測れていません。実際、同じ研究でも難関大学ほど

大学院進学率が高い
専門職進出率が高い

という差は確認されています。つまり、単純な年収比較では見えない効果が存在します。
更に、その後の研究では結果も分かれています。

例えば Chetty らの大規模データでは、選抜性の高い大学ほど所得中央値が上昇する傾向が確認されています。こちらは数百万人規模の税データに基づく分析です。

つまり

ブランド効果は限定的とする研究もある
一定の効果を示す研究もある

というのが実際の研究状況です。
日本への単純適用にも注意が必要です。日本は

新卒一括採用
学歴フィルター
OB ネットワーク

これらが米国以上に強い社会です。
寧ろ制度的には、大学ブランドの影響が出やすい構造とも言えます。

Dale & Krueger の一部結果
→ 日本人にはブランド効果なし

というのは、研究の射程を超えた解釈でしょう。

少なくとも

ブランド効果は限定的だが存在しうる

この程度が、研究を踏まえた妥当な整理だと思いますが。

【7781812】 投稿者: うそはよくない   (ID:CFXfU8J/1wQ)
投稿日時:2026年 04月 03日 15:57

確かに海外でも大学ブランド効果はないとする研究と限定的だがあるという研究が混在しているが
the economist 2019 11.26
にあるように専門ごとにみると数学コンピュータと経済学にしか偏差値効果が観察されなかったという研究が増えてきている。
大学の偏差値による差より専門ごとの年収の差のほうがはるかに大きい結果を見ても結論は自明だろう。
日本での研究はまだないが400社就職割合を見ても海外より大学ブランドはむしろ弱い感じはするが。

【7781816】 投稿者: Margaux   (ID:QWuwFkv9Qic)
投稿日時:2026年 04月 03日 16:03

ちょっと面白くなって来ました 笑

しかしながら、興味深い指摘ですが、そこも少し解釈が一方向に寄っているように思います。

確かに The Economist 2019 の議論では、数学・コンピュータ・経済などで偏差値効果が強く観察されるという傾向が紹介されています。そして専攻差の方が大学差より大きい、という点も確かに。その通りでしょう。

ただ、それは大学ブランド効果が弱いというより、効果の現れ方が変わってきているという話ではないでしょうか?つまりは。

大学ブランド
×
専攻

この掛け算の構造になっている。実際、同じコンピュータサイエンスでも

トップ大学
地方大学

では

インターン機会
研究機会
起業ネットワーク

この差がかなり大きい。シリコンバレーの採用や起業家ネットワークを見ても

スタンフォード
MIT
カーネギーメロン

こうした大学が極端に強いのは周知の通りです。
つまり専攻差が大きいのは事実ですが、それが大学差を否定するわけではない。
寧ろ特定専攻では大学差がさらに強く出る構造になっています。

更に、日本の400社就職率についても少し違う見方ができます。

日本は新卒一括採用で、企業側の採用基準が比較的均質です。そのため、年収格差が出にくい。
しかし、初期配置やキャリアトラックを見ると

総合職
海外部門
幹部候補

こうしたポジションに、難関大学が多いのは以前から指摘されています。つまり年収だけで見ると差が小さく見えるが、長期キャリアでは差が出る可能性がある。

加えて、日本の場合はむしろ別の特徴があります。大学ブランドより

医学部
理系院卒
専門資格

こちらの方が収入に直結しやすい。つまり日本は

大学ブランド差が小さい

のではなく

専門職の影響が大きい

という構造です。
この点では、寧ろご指摘の通り専攻差が大きいという話と整合します。
しかしながら、それは大学ブランド効果がないという結論には直結しない。

大学ブランド
専攻
資格
ネットワーク

これらが複合的に効く。
寧ろ現在の研究の流れは、この複合モデルに近づいているように思います。単純に

大学だけで決まる
専攻だけで決まる

どちらでもない。
このあたりが、現時点で最も実証研究に近い整理ではないでしょうかね?

【7781828】 投稿者: うそはよくない   (ID:CFXfU8J/1wQ)
投稿日時:2026年 04月 03日 16:43

よかったです
もっと詳細なデータは
gigazine 2016.5.22で見れます。
なかなか衝撃的な結果で
これを見て理工系を選ばない人は少ないのではないかと。
なおアメリカでも半分近くの大学生は日本と似た就活をするのですよね。

【7781832】 投稿者: Margaux   (ID:QWuwFkv9Qic)
投稿日時:2026年 04月 03日 16:53

GIGAZINEの記事も拝見したことがあります。確かに専攻による年収差が大きいという点は、かなりインパクトがありますね。

ただ、そこから理工系一択という結論になるかというと、少し違う気もします。
まず、その種のデータは平均年収で比較されていることが多く、分散が見えにくい。
例えばコンピュータサイエンスは平均が高い一方で、上位と下位の差も大きい分野です。一方で

医師
会計士
一部のビジネス職

こうした分野は平均はそこまで突出しなくても、分散が小さく安定性が高い。

つまり

平均が高い
リスクが小さい

この2つは別の軸です。
アメリカでも半分近くが日本と似た就活という点も重要だと思います。一概に似ているという訳でもないと思っていますが、大枠では、アメリカでも

大学ブランド
専攻
インターン
ネットワーク

こうした要素も複合的に効いている。特にアメリカの場合、理工系でも

トップ大学
地方大学

で就職機会がかなり変わる。シリコンバレーの採用でも

スタンフォード
MIT
UCバークレー

などが突出しているのはよく知られています。つまり

専攻の影響は大きい
しかし大学の影響も消えていない

この両方が成立しているのは現実でしょうね。

寧ろ興味深いのは、こうした傾向が強まるほど、大学がCoDのような横断型教育に力を入れ始めている点です。理工系だけでなく

デザイン
ビジネス
社会実装

を組み合わせた人材の価値が上がっている。
専攻の時代から、専攻の掛け合わせの時代に移りつつあるのかもしれませんね。以上

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