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【6045767】AO受験 本当のところ

投稿者: 青入試   (ID:8eK4BPlpw.U) 投稿日時:2020年 10月 07日 19:34

私の大学受験のころにはなかったAO入試が、今は入試の形態のひとつとして定着してます。
AOといえば、STAP細胞騒動があった際の渦中の研究者がAO入試であったりと話題にもなりました。その時は、AO入試に問題があるかのような意見も見受けましたが、一般入試、推薦入試、AO入試と今でも存続しています。
AO入試の本当のところはどうなのでしょうか?

①入学後に学業で苦労するのでしょうか?
②入学後は、あの人はAO入試だからと周囲に何か言われたりしますか?
③入学後に入学志願書に書いた、「入学後はこれがやりたい」「将来の展望」といった内容について、学校側から実監視されるのでしょうか?また、入学後に気が変わる(ほかのことがやりたくなる)等は通常ならありうると思いますが、そういった変更は許されるのでしょうか?
④中退してしまったら、母校に迷惑がかかりますか?

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  1. 【6064069】 投稿者: 時期  (ID:xrzI5piHv6c) 投稿日時:2020年 10月 23日 15:37

    書き方が悪く申し訳ありません。
    私の書いた学校推薦というのは指定校推薦のことです。枠が1名ありましたが、取れませんでした。
    そして指定校推薦に落ちた志望校の自己推薦型AO受験に応募することにし、受験塾に通いました。

    受験塾に来ていた生徒さんたちは、海外生活が長かった、スポーツや芸術で成果を上げた、全国大会で好成績、自ら団体を作り運営・活動している、そんな人たちだったように思います。そして皆さん大学入学後の目的と目標を明確に持っていました。
    進学先は難関私大(慶応法など)です。国公立のAOのことはよくわかりません。

  2. 【6064730】 投稿者: バラード  (ID:ihY3R7emXGA) 投稿日時:2020年 10月 24日 10:46

    ありのまま様の書かれていることもわかりますが、どの大学のどの学部ではと書いたほうがよいかもしれません。早慶上理マーチあたりで学校推薦型の公募推薦というのは少ないように思っています。
    全部合わせると100学部以上あるので、細かくわかりませんが。

    早慶の場合は、ほとんどの学部で、希望する生徒は、まず指定校推薦があればまずこれが第一、次がAO(FITや自己推薦、公募も含む)があればこれで受験。
    最後が一般受験だと思っています。
    この順番が逆転することはないように思っていますが、違ってたらご指摘を。

    従いまして、準備というより(学校の成績、志望動機、活動歴など)学力増進、A
    Oや指定校めざすなら、それぞれの前提にあるものの準備、これは当然並行してやらないといけません。

    かりにAO(公募、自己推薦も)が先にあっても指定校が後にあるなら、高校の先生と先に相談しておいて書類準備スケジュールも確認ですね。

  3. 【6065593】 投稿者: ありのまま  (ID:PPlmze5EobY) 投稿日時:2020年 10月 25日 00:44

    >早慶上理マーチあたりで学校推薦型の公募推薦というのは少ないように思っています

    まず、これは明らかに間違っています。
    上智と理科大は、学校推薦型の公募推薦を行なっています。

    基本的に、同じ大学学部で、自己推薦型のAO等と、学校推薦型の公募推薦の両方を実施しているケースは、上記の難関私大ではほぼ無いようです。
    (確認した中では法政の福祉コミュニティ学科のみでした)
    ですので、上智と理科大は、逆に、普通の自己推薦型のAO入試がありません。

    それとは反対に、国公立大では、同じ大学学部で、自己推薦型のAO等と、学校推薦型の公募推薦の両方の入試を行なっていることも多いです。

    複数の国公立大の日程を見ていただければ、すぐ分かると思うのですが、学校推薦型の公募推薦の出願開始は全て11月以降になっています。
    上智と理科大も11月です。
    以前、公募推薦は日程の縛りがあるということを、何かで読んだ覚えがあるので、それが11月以降ということなのだと思います。



    次に、指定校と一般受験の間に、その他の特別入試ということはその通りですが、

    >次がAO(FITや自己推薦、公募も含む)があればこれで受験

    というように、推薦者も出願日程も違う、自己推薦型のAO等と、学校推薦型の公募推薦を一括りにしてしまうは、適切ではないと思います。

    特に、AOの中に公募推薦を入れているのは、明らかに間違いではないでしょうか?

    少々話がズレますが、今回、こちらのスレに書き込みするにあたって、色々な大学の募集要項を確認しましたが、今年から(?)、バラバラで分かりにくかった入試の名称が、ある程度統一されているようですね。

    私は今まで、曖昧さを避けるために、こちらのスレでは、自己推薦型のAO等、学校推薦型の公募推薦、という書き方をしてきましたが、現在では、
    ・総合選抜型(=自己推薦型のAO等)
    ・学校推薦型(=学校推薦型の公募推薦)
    という名称が正しいようです。

    このことからも、自己推薦型と学校推薦型の入試は明らかに違いますし、出願日程も違います。
    ですから、これらを一括りにするのは、色々な意味で他の方に誤解を与えかねないと思います。

    それから、学校推薦型の公募推薦、と書いてきましたが、調べた(早慶上理マーチや国公立の募集要項を確認した)限りでは、学校推薦型ではない公募推薦はありませんでした。
    多分ですが、元々、公募推薦=学校推薦型、という事なのだと思います。


    ただ、公募推薦であっても、高校ごとに推薦の人数枠が無いのであれば、評定平均等の要件以外に、学校長の推薦が必要な事を、受験生側が意識していることはあまりないと思います。
    調査書の延長くらいの認識でしょうか。

    でも本来は、その「学校長の推薦」が必要か否かが、AO等の自己推薦(総合選抜型)と公募推薦(学校推薦型)の決定的な違いだと、広く理解されてさえいれば、スレ主様の④の質問に対して、相反する意見が出るようなことはなかったのではないでしょうか?

  4. 【6065617】 投稿者: ありのまま  (ID:PPlmze5EobY) 投稿日時:2020年 10月 25日 01:28

    丁寧な返信をありがとうございました。

    指定校推薦は、申請時期も校内選考も早いですし、推薦=内定ですから、当然一番はじめに検討されますよね。
    ただし早慶はどこの高校でも激戦で、どこまでオール5に近づけるかの戦いだと聞きます。
    たぶん、とても優秀なお子様なのでしょうね。
    我が子は、難関大の指定校など、絶対に無理、と検討したこともなかったので、それを検討できるお子さんは、とても羨ましく思います。
    ただ、もし成績が良くても、子供の学校では、そもそも理系の難関大の指定校推薦は理科大だけだったようで、理科大志望ではなかった我が子では、どちらにせよ無理だったのですが(笑)


    以下は興味本位の質問になってしまいますが、もし差し支えなければ、お聞かせ頂けると嬉しいです。

    AO対策の受験塾をご利用になったとのことですが、

    ・特に慶應に特化した(or強い)塾でしたでしょうか?
    ・費用に見合った効果を感じられましたか?
    ・そちらの塾を利用しなかった場合、結果が違っていたと思われますか?
    ・AO受験に関して、高校のフォローや手助け等は、何かありましたでしょうか?


    もちろん、ノーコメントでも差し支えありません。
    失礼な質問でしたら、申し訳ありません。

  5. 【6065843】 投稿者: 時期  (ID:xrzI5piHv6c) 投稿日時:2020年 10月 25日 10:31

    うちの子は指定校推薦をもらえなかったので優秀ではないのですよ。でも、ある特技で実績がありました。大変努力した結果ですので、それを評価していただける入試にチャレンジしました。

    AO対策の受験塾について

    >・特に慶應に特化した(or強い)塾でしたでしょうか?

    塾の同じクラスにいらっしゃった大変優秀なお子さんが慶応法に合格されたのでそのことを例にあげましたが、サイトを確認いたしましたら慶応に強いということはないようです。
    過去の合格者の人数だけを見れば、多い順に上智、早稲田、立教 となっています。
    定員に対する塾生の合格者の割合であれば、2020年は、
    上智(国際教養)100%、早稲田(文化構想)67%、早稲田(国際教養)58%となっています。
    因みに慶応(法)に合格した塾生の割合は13%です。

    >・費用に見合った効果を感じられましたか?
    ・そちらの塾を利用しなかった場合、結果が違っていたと思われますか?

    効果は感じました。こちらの塾に行っていなかったら合格していなかったと思っています。
    ただし、受験直前になって急に小論文対策が不安になりました。と言っても不安になったのは本人ではなく私なのですが。
    そこで小論文のオンライン添削のような単発のものも受講させました。
    こちらは、私が安心感を買ったようなものかもしれません。本人は、これを受けなくても合格していたと豪語していますが、たぶん効果あったと思っています。

    >・AO受験に関して、高校のフォローや手助け等は、何かありましたでしょうか?

    先生からの人物評価の提出が必要でしたので書いてもらいました。ポジティブな言葉を選んだり何度か書き直したり時間をかけてくださったようで恐縮しました。
    また、出願書類の中に課題レポートや自己推薦文がありましたので、それらを国語の先生に添削してもらっていました。

    一般入試は、3年間学んだ結果を評価。
    AO入試は、3年間努力した過程を評価。
    そういう違いなのかなと思います。どちらがいいか悪いかではなく、本人に適した入試を選べるといいですね。

  6. 【6068357】 投稿者: ありのまま  (ID:PDiAqoC/UXg) 投稿日時:2020年 10月 27日 15:09

    詳しいお話をありがとうございました。
    我が子を含めて、周囲に推薦入試(自己推薦や公募推薦)向けの塾に通っていたお子さんのお話を伺ったことがなかったので、とても興味深く拝見させていただきました。


    先日のバラード様への返信にも書きましたが、上智には、総合選抜型(自己推薦型のAO等)はなく、学校推薦型(公募推薦)だけですので、上智が合格率100%ということは、AO専門ではなく、推薦入試全般のための塾ということですね。(もしかしたら、看板等ではAO塾となっているのかもしれませんが)

    御謙遜なさっていますが、早慶、特に慶應の指定校推薦は、限りなくオール5に近い争いになることが普通でしょうから、かなりの評定平均でなければ、初めから検討することも出来ないと思います。
    やはりそれなりの、優秀なお子様でしょうし、だからこそ、指定校推薦には漏れてしまっても、最終的には志望校に合格されていらっしゃるのでしょう。


    >一般入試は、3年間学んだ結果を評価。
    >AO入試は、3年間努力した過程を評価。
    >そういう違いなのかなと思います。どちらがいいか悪いかではなく、本人に適し>た入試を選べるといいですね。

    素敵な言葉でまとめて下さっていて、時期様のお人柄を感じますし、本人に適した入試、は本当にその通りだと思います。

    ただ、
    >AO入試は、3年間努力した過程を評価。

    とされていますが、
    今までに書いてきた通り、総合選抜型(自己推薦型のAO等)と、学校推薦型(公募推薦)の本来持つ意味合いの違いから考えて、この部分は、

    ・学校推薦型(公募推薦)は、3年間の学校生活を通じて努力した過程を評価。
    ・総合選抜型(自己推薦型のAO等)は、高校生活の枠内に留まらず、それまでの本人の経験や努力と、それらを今後の大学での学びに広げていけるビジョンを評価。

    というように、私は考えています。


    今は、推薦入試だけではなく、一般入試も細分化していて、どの一般入試にするかだけでも、本人にとっての合格しやすさは変わってくると思います。

    上智や早稲田の文化構想の英語外部検定利用や、慶應文系の数学利用等、自分の特性に合った一般受験を選べば、他の一般受験より倍率が低めだったり、他の教科より問題の難易度が低かったり、英語の独自試験対策をパスできたり、場合によっては普通の一般試験より、自分にとって有利になるかもしれませんし、併願戦略としても使いやすいでしょう。

    圧倒的な学力があれば別ですが、今の大学入試では、こういった「本人に適した入試」を選べる能力も重要なのかもしれません。

  7. 【6112375】 投稿者: メジャー  (ID:.V8LddH/ahM) 投稿日時:2020年 12月 03日 23:27

    AOが主流派になってきてますから

  8. 【6140474】 投稿者: 大学入試は「人物」をみる場ではない  (ID:aT69idem9TI) 投稿日時:2020年 12月 30日 15:34

    大学入試は「人物」をみる場ではない

    エリートに本当に能力があるかどうかだ。多くの社会ではエリートの地位が世襲されるため、国が腐ってゆく。
    教育は社会の根幹であり、最強のガバナンスは公正な競争である。
    競争の少ない日本社会で唯一の真剣勝負の場が大学入試のペーパーテストなので、これをやめるとコネ入試がはびこって学力がさらに低下するおそれが強い。

    現実に私立大学の多くは、推薦入試による入学者が4割近くを占めている。

    これを一番よく知っているのが大企業の人事担当者で、彼らによると学生を選抜するときの原則は

    ・大学院は無視する(学歴ロンダリングが多い)。
    ・在学中の成績も無視する(特に文科系)。
    ・私立大学は、MARCH未満の学歴は無意味(大学名は無視)。
    ・リクナビなどで応募しても、私立下位校は学校名ではじく。
    ・情実入学の多い大学は、高校名をみて一般入試かどうか判断する。

    企業は面接で採用するので、その前の「1次試験」として学力があるかどうかをみるのが大学入試の役割だ。
    これが私立では信用できないので、情実入学のない国公立の採用率が上がっているのが実情だ。
    ここで文部科学省が推し進める高大連携強化による大学入試改革で、国公立まで「人物本位」にすると、大学の唯一の機能であるシグナリングの役にも立たなくなってしまう。

    文科省はいまだに勘違いしているようだが、ハーバードやスタンフォードと日本の普通の大学を比べて、入試をまねれば学生のレベルもハーバード並みになると思ったら大きな間違いだ。
    たしかに世界の一流大学は面接を含む多段階の選抜方式をとっているが、それは全体の1~2%の超エリート校だけの話だ。

    日本の普通の大学に期待されているのはアカデミックな研究ではなく、実用的な職業教育と公正なフィルタリングであり、普通の労働者に必要なのは「人間力」ではなく基礎的な学力なのだ。

    大学入試を「人物本位」にしたら、学力はますます低下し、人的資本は劣化する。
    ペーパーテストで計れないような天才は、しょせん日本の大学ではその能力を発揮できないので、海外に留学したほうがいい。

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