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【626861】都立一貫の実態

投稿者: 内容   (ID:FppZVsiP4c.) 投稿日時:2007年 05月 01日 16:46

都立一貫の実態って全然見えてこないね
通っている人が少ないということもあるけど、
なんか、内容を書いちゃいけないことでもあるの?


入学する時の学力の差が凄いって聞いているけど
今1〜2年たって、本当に問題なく学校が指導できているのかどうか?
そういったところが出てこないから、みんながいろいろ言うんだよね


それとも、在籍者は情報を漏らしちゃいけないということでもあるのかしら?
実際に、落ちこぼれや浮きこぼれは居ないわけ?


誰か答えてくれないかなあ・・・

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  1. 【1019520】 投稿者: 授業見学  (ID:1H8zwWOUfJw) 投稿日時:2008年 09月 06日 21:55

    各校の違い さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >
    > 中等教育学校の場合は堂々と先取りカリキュラムを公表できますが、併設型の中高一貫校は、表向きのカリキュラムは先取りになってない場合が多いようです。(私立中高一貫校も同じ。高3で数3Cを履修と表向きでなっていても、実際は高2までで終わる学校が多い)
    >
    -------------------------------------------------------

     詳しい情報、ありがとうございました。


     併設型の中高一貫校が、公立・私立にかかわらず、表向きのカリキュラムを先取りとしない例が多いのはなぜでしょうか?


     ひょっとして、中学・高校に分かれている学校の場合、それぞれ中学・高校の学習指導要領に従っている姿を見せないといけないのでしょうか? でも、併設型の中高一貫校にカリキュラム編成の特例が認められているのは、中等教育学校と同じはずですよね。


     それとも、高校受験で途中から入る生徒に対して、表面的になんらかの配慮が必要なのでしょうか。先取りを隠さなければならない理由がよく分からないのですが。

  2. 【1019564】 投稿者: 制度の違い  (ID:BMI6QcI7LiQ) 投稿日時:2008年 09月 06日 22:44

    中等教育学校は1999年に制度化された
    新し教育の形であり、6年間の一貫教育の場として
    より高い自由度が認められています。
    同じ中高一貫校といっても制度的に違うのです。

    >併設型の中高一貫校が、公立・私立にかかわらず、表向きのカリキュラムを先取りとしな>い例が多いのはなぜでしょうか?

    これに関しては本当に表向きのカリキュラムと実際の内容が違うのかどうか確認したことがないのでわかりませんが
    高校から入ってくる生徒とあまりにも差があるのはかえって教育効果の妨げになるということは言えるでしょう。

  3. 【1019570】 投稿者: サイドリーダー  (ID:SaiG/Ci.9XI) 投稿日時:2008年 09月 06日 22:50

    某中等教育学校の子ですが、英語のサイドリーダーが難しくて、いつも苦労しています。授業で現在完了もまだ習ってないのに、過去完了進行形や分詞構文や仮定法やら普通に出てくる文章で、結局、父親の出番です。


    塾で教えてもらう子もいるそうです。父親は「本当は助けを借りずに、自分で辞書を引いて苦労しないといけないのだが、これは難しすぎるので、仕方がない」と言って教えています。


    先生から、大意さえ分かればいいと言われているようなことを子どもは言っていますが、細かいことが気になる子は悩むでしょう。


    教えていないことにまで挑戦させることも、先取りなのでしょうか? 人の手を借りずに乗り越えてほしいとは思いますが。

  4. 【1019623】 投稿者: 都立  (ID:/0XmL0wb5Xc) 投稿日時:2008年 09月 06日 23:58

    授業見学 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >  併設型の中高一貫校が、公立・私立にかかわらず、表向きのカリキュラムを先取りとしない例が多いのはなぜでしょうか?


    私立の中高一貫校は、たとえ高校募集がなくてもほぼ全ての学校が併設型なわけですが、併設型というのは単に中学校を卒業した生徒が全員同じ高校に進むだけで、制度上は中学と高校は別々です。ですから、私立公立関係なく、中学は中学の学習指導要領、高校は高校のそれに従わなければなりません。


    「従わなければならない」というのは、決して中学の段階で高校内容を教えててはいけないというわけではありません。もしもそうなら、ほぼ全ての私立中高一貫校が違反になりますからね(笑)


    例えば、「中3で高校内容である世界史をやっちゃったから、高校では(学習指導要領で)必修の世界史をやらなくてもいいでしょ?」というのが認められないということです。実際、世界史の未履修問題が騒がれたとき、埼玉の某私学が「うちの学校は中学で世界史をすでにやってるから、高校で世界史をやらなくても問題ない」と主張しましたが、制度上中学と高校は別々なので認められず、結局もう一回世界史を履修することになったようです。


    ですから、中等教育学校以外のすべての中高一貫校は、たとえ中3で高1内容である数1Aを終わらせてしまうとしても、高1で「数1A」を履修していることになっています。もちろん、授業の名称は「数1A」でも、既に中3で数1Aを終わらせているので、実際の中身は「数2B」(高2内容)をやっています。

    灘や開成のような超進学校でさえも、建前は高1で「数1A」をやり、高2で「数2B」を履修することになっています。建前ですけどね。



    なお、中等教育学校は、6年間での科目の移動の融通が認められていますから、中3で世界史を履修したら、高1で世界史を履修する必要がありません。



    はっきり言いますが、併設型と中等教育学校のカリキュラムの違いはほとんどありません。先ほども述べたように、併設型の学校も「建前」を利用してどんどん先取り授業していますからね。

    併設型か中等教育学校かの違いは、高校募集の有無と考えて良いでしょう。

  5. 【1019637】 投稿者: 都立  (ID:/0XmL0wb5Xc) 投稿日時:2008年 09月 07日 00:22

    サイドリーダー さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 某中等教育学校の子ですが、英語のサイドリーダーが難しくて、いつも苦労しています。授業で現在完了もまだ習ってないのに、過去完了進行形や分詞構文や仮定法やら普通に出てくる文章で、結局、父親の出番です。


    それとまったく同じ悩みの相談が、以前私立中高一貫校の板であり、議論になりました。私立中高一貫校に通われている方も、そのような悩みを持つ人が少なくなかったです。

    やはり都内の私立中学でも、「大意さえわかれば良い」と先生方は指導しているようです。


    でも、細かいことが気になる子はなかなかそうはいきませんよね(笑)


    大学受験用の参考書を手元に置いておくのが良いと思います。大意を推測するのも大切だと思いますが…。


    ここからはちょっと余談。

    中高一貫の先取りカリキュラムは、数学もハードですが英文法も非常にハードです。私は仕事柄相当数の都内の有名私立中学に通う生徒を見ていますが、偏差値70の学校でも、英語の偏差値が30なんて生徒がゴロゴロいます。一方で、高1なのに高3向けの模試で英語で高偏差値をとる子もいます。前者は先取り学習の敗者、後者は先取り学習の勝者です。


    中高一貫校は落ちこぼれるともう悲惨。特に中学入試で英語はないので、英語は中学入学後の努力次第です。お子様が先取り学習で脱落しないよう、ある程度サポートしていくことが必要だと思います。

    昨今、中高一貫生向けの塾が隆盛を極めていますが、わからなくなったら塾を利用するのも一つの手です。

    都内の私立中学生で、英語だけでも塾に行っている生徒はかなり多いです。

  6. 【1019643】 投稿者: 授業見学  (ID:1H8zwWOUfJw) 投稿日時:2008年 09月 07日 00:25

    制度の違い 様・都立 様へ


     併設型と中等教育学校にカリキュラムの違いがほとんどないことは、よく分かりました。ありがとうございました。


    不思議に思うのは、以下のように文部科学省のHPに、中等教育学校にも併設型の学校にも、同様の特例(指導内容の一部を入れ替えて指導することができることなど)が設けられていると明記してあるからです。


    堂々と言えるはずなのに、なぜ併設型の学校だけが、先取りをしていないかのように見せなければならないのでしょうか?

    ----------------------------------------------------------------------


    文部科学省・中高一貫教育の概要(抜粋)


    (3) 制度の概要


    中等教育学校


    イ) 中等教育学校の教育課程の基準は、基本的には、前期課程は中学校の学習指導要領が、後期課程は高等学校の学習指導要領がそれぞれ準用されるが、中高一貫教育として特色ある教育課程を編成することができるよう、中学校の段階で選択教科をより幅広く導入することができること、前期課程と後期課程の指導内容の一部を入れ替えて指導することができることなどを内容とする教育課程の基準の特例を設けている。


    併設型中学校・併設型高等学校


    イ) 併設型中学校及び併設型高等学校の教育課程の基準は、中学校の学習指導要領及び高等学校の学習指導要領がそれぞれ適用されるが、中等教育学校と同様の教育課程の基準の特例が設けられている。

  7. 【1020103】 投稿者: 授業見学  (ID:1H8zwWOUfJw) 投稿日時:2008年 09月 07日 16:31

    煩雑になってすみません。概要ではなく元になる文部科学省の通知を以下のとおり見つけました。中等教育学校と併設型に差別のない内容です。


    やはり、併設型の学校で指導内容を入れ替えることは可能で、中学で高校の内容を教えたら、その内容をもう一度高校で教える必要はないことは間違いありません。


    ならば、例えば都立白鴎中は先取りカリキュラムを堂々と発表できるはずなので、白鴎中が実際と違う授業計画を公表する理由はないと思うのですが。

    -------------------------------------------------------------------


    平成16年3月31日
    各都道府県教育委員会
    各都道府県知事
    附属学校を置く各国立大学長 殿


    文部科学事務次官 御手洗 康



    学校教育法施行規則の一部を改正する省令の制定、中等教育学校
    並びに併設型中学校及び併設型高等学校、連携型中学校及び連携
    型高等学校の教育課程の基準の改正等について(通知)


    第1  改正の内容
    1  中等教育学校並びに併設型中学校及び併設型高等学校関係


    (1) 中等教育学校の前期課程及び併設型中学校(以下「併設型中学校等」という。)と中等教育学校の後期課程及び併設型高等学校(以下「併設型高等学校等」という。)における指導の内容については、各教科や各教科に属する科目の内容のうち相互に関連するものの一部を入れ替えて指導することができることとすること。(平成16年文部科学省告示第60号第1項第3号イ関係)


    (2) 併設型中学校等における指導の内容の一部については、併設型高等学校等における指導の内容に移行させて指導することができることとすること。(文部科学省告示第60号第1項第3号ロ関係)



    (3) 併設型高等学校等における指導の内容の一部については、併設型中学校等における指導の内容に移行させて指導することができることとする。この場合においては、当該移行した指導の内容について、併設型高等学校等において再度指導しないことができることとすること。(文部科学省告示第60号第1項第3号ハ関係)


    第2  中等教育学校並びに併設型中学校及び併設型高等学校の教育課程の基準の特例関係に関する留意事項


    1  教育課程の編成に当たっては、学習内容の系統性に留意し、各学年ごとの各教科等の目標が概ね達成されるとともに、学習指導要領の内容のうち、6年間で指導しない内容が生じることのないよう留意し、各学校段階の教育目標が6年間の教育課程全体の中で確実に達成されるようにすること。


    2  生徒の転校や進路変更等に際しては、転校先や進学先の学校における教育課程の実施に支障が生じることのないよう、必要に応じ、当該生徒に対する個別の補充指導を行うなど十分な配慮を行うこと。


    3  今回の基準の特例の拡充は、中高一貫教育校としての特長を最大限生かし、6年間の見通しを立てた教育課程を編成・実施することを目的とするものである。この趣旨を踏まえ、各学校における教育課程の編成・実施に当たっては、生徒に過重な負担をかけるものとならないよう十分に配慮するなど、適切な教育課程を編成・実施すること。

  8. 【1034972】 投稿者: 実際  (ID:P.5fqXNW7c.) 投稿日時:2008年 09月 22日 21:03

    同じ学校のことでも満足している人もいれば、不満の人もいる。
    情報が出てきにくい雰囲気もある。
    入ってみないとわからないって言うところでしょ

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