都の性描写規制案、総務委で可決　出版業界は強く反発｜掲示板スレッド

＜＜そうでした、そうでした。
教師なのに、どうして事実を見ないでよく議論してるとかいえるなあ
と不思議でしたが、教師である前に日本がおキライなのでした。＞＞


あと、石原都知事さんのことも、半端なくおキライなようです。
・・そりゃそうでしょう、石原都知事は、愛国主義を貫いていらっしゃる方ですから。
あの有名な「反日おじいさま」とは違って！

「反日」「エセ教師」「エロ親父」だの、
しまいには高名な学究の専門書での記述にまで、
「総長も少女強姦の理解者ですか。学生の強姦や教授のセクハラ事件が多いわけだ。」
とは、いったいいかなる了見か。
元総長や早大関係者が読んだなら、いかに感じることであろうか。


このスレは、子どものけんかではない。
理論には理論で応酬すべきだ。
その能力がないのなら、学習してからモノを述べるべきである。
ただただ、そのレベルの低さが悲しいほどだ。

＜＜ただただ、そのレベルの低さが悲しいほどだ。



何を言ってもムダなあなた様に、そのままお返ししたいお言葉でございます。

だから、自治体による有害図書＝東京都では不健全図書の規制は、なぜ行われていて、なぜ違憲でないのか？、石原都知事だからじゃなくて、理論的に答えてみなよ。子供じゃないんだろ？
　
その総長の論によると、子供でも、少女強姦や性調教のマンガやアニメでも、見たければ見る自由と権利があるってこと？　本人が、そんな内容だと知って見るとは限らないよ。コミックのページを開いたり、ビデオを再生して初めて目に入るんだから。
そんなものばかり見て(実際にコレクターはいる)影響を受けたり変な嗜好に走って、本人にも良から結果をもたらしたとしても(実際に少女監禁事件もあった、援助交際も登場した)、それは子供の性的自己決定だということ？　随分と放任で無責任な大人社会だことですな。
その総長は、少女を強姦や性調教するようなマンガがあって、それを小中学生自身が見ることも想定して、高邁な御説を主張されていたのですか？

西原先生は、前掲本（『犯罪各論』筑摩書房）中でも、当然ながら少年の健全育成を願っておいでになる。
ただ、これを刊行された１９７４年の時点で（先の１９７０年は、誤りであった）、
「性表現の新しいルールを作り、その自由・解放を一歩進めるべきものと考える」
としている。


たしかに、私自身はここ数十年間、そのテの雑誌・書籍を目にしたことはない。
したがって、その意味では「エセ教師」ではなく、「エロ親父」でもないと考える。
ただ、西原先生も前掲本で述べているが、
「性解放の風潮が日本の岸辺をも洗い、古めかしい性道徳が問い直されている現在（注　１９７４年）、
この性のタブー化が何に由来するのか、その許容限度はどこかを根本的に再検討してみる必要がある」
との主張には賛成だ。


文化論的に詳しくはないが、権力による管理が厳格な社会ほど、性のタブーも強いような印象がある。
それでいて、独裁的な権力者ほど放埒な性を享受している例も、世界中で聞く。
日本でも、江戸時代のある将軍は５０人以上の子どもの父であったそうだ（理由はあったとはいえ）。
しかも、当夜の寝室でのお相手の他に、両側にさらに１名ずつ監視役の女性が陪寝したというから、
恐れ入る。


いずれにせよ、各自の「性的自己決定可能性」によって、見たくない人は見なくてもよく（見せられることも強要されない）、
見たい人は欲求に従って（他人に悪影響を及ぼさないように）見ることにするか、それぞれ各人の自由に委ねるのが
今後の妥当なあり方であろうと考える。
別に、不特定多数の目に触れる場所で公開せよ、と述べているわけではない。
ただ、性であれ道徳であれ、権力が刑罰を背景に一定の価値観を強要することは、自由な社会とは相容れない。

＞だから、自治体による有害図書＝東京都では不健全図書の規制は、なぜ行われていて、なぜ違憲でないのか？、石原都知事だからじゃなくて、理論的に答えてみなよ。子供じゃないんだろ？


現行憲法では、違憲か合憲かの最終的な決定権は、裁判所にある。
しかも、「事件性」、すなわち具体的な訴訟の解決に必要な限りにおいて、
司法は最小限度の憲法判断を行なうという司法消極主義が通説だ。
三権分立を尊重するからである。


たしかに、東京都議会においては、遺憾ながら賛成多数で本条例が可決成立はした。
地方自治の表れである以上、それ自体は一応受け入れざるを得ない。
しかしながら、今後具体的に惹起するであろう訴訟において、司法によりその合憲性が否定される可能性は理論的に十分にあり得る。
なぜなら、憲法２１条との関係で、従来から憲法学者間では異論が多いからだ。


それにしても、このような憲法学の基本的な仕組みを説明しなければならないとは、ね。

> 別に、不特定多数の目に触れる場所で公開せよ、と述べているわけではない。
　
エロマンガ/ロリマンガが一般のコミックに掲載されていたり、本屋の一般誌の棚に、ビニールにも入れずに並んでるんだよ。分かってないね。
だから青少年への販売を規制しようとしているんじゃないか。
あなたは、少女を性の対象として強姦や調教する行為が、良い価値観だと思うの？　少女の合意があれば、してもいいと思うの？
何でも個人の自由だと、そんな教育をしてて、世の中の道徳規範は社会通念は、どう形勢されるんですか？
良識のない輩ばかりが増えて、自由で安心な世の中になるんですか？
　
> それにしても、このような憲法学の基本的な仕組みを説明しなければならないとは、ね。
　
そんな仕組みのこと聞いてねぇよ。
青少年への有害図書規制が違憲でない(知る権利を侵したり、検閲には当たらない)判例も出てるし、その理由も示されているだろう。
そんなに嫌なら、あなたが都を訴えて争えば？

＞そんなに嫌なら、あなたが都を訴えて争えば？


そのテの「有害図書」の出版社でも執筆者でもない私が、いったいどのような根拠・立場で行政と訴訟で争えばいいのかね。
原告にも被告にも、なりようがないではないか。ご教示願いたいものだ。
しかも、その相手は、ご指摘の「都」ではなく、本件では独任制行政庁である「都知事」ではないのか。
国家賠償ではなく、取消し訴訟になるのであろうから。
これも、基本的な法知識だ。


＞あなたは、あなたは、少女を性の対象として強姦や調教する行為が、良い価値観だと思うの？　少女の合意があれば、してもいいと思うの？
が、良い価値観だと思うの？　少女の合意があれば、してもいいと思うの？


論点がずれている。
価値観の話をしてきたわけではない。
むろん、「少女を性の対象として強姦や調教する行為」は、私の好みではない。
ただ、それを個人的な「嗜好」とし、性表現物を鑑賞したい（それも、価値観のひとつだ）という向きの権利は尊重する。
いずれにせよ、価値観云々は道徳論ではあっても、法（条例）次元のものではない。


また、強制わいせつや強姦といった性的衝動に基づいて他人の利益を損なう諸犯罪は、
そもそも本件とは別問題である。そこは、明確に区別されたい。


なお付言するに、少女であれ成年女性であれ、反抗抑圧の程度に達した暴行・脅迫がなされた以上、
その後女性が自ら衣服を脱いだり、任意で性交に応じたりしても罪責は免れないものと考える。
もっとも、これは刑法の話だ。