地能は母親の遺伝ですか？｜掲示板スレッド

遺伝子ショック様の言わんとすること、お考えはよくわかります。
子供にも向き不向きがあります。

私は強制でも放任でもなく、誘導して模索(何が好きそうか)し喜んでやりそうなもの見つけてあげること(一つに限りません)かなと思います。

本読みでも読み書き、絵、音楽の楽器歌、体操でも球技でも水泳でも、何でも。

幸い日本の初等教育は均一性のよいとこ悪いとこありますが、低学年でかなりの漢字、読み書き、四則計算、九九など例外ありますがみんな出来ます。
ゆとり教育で一時下がったといわれる学力もかなり持ち直してきました。
ようは多くは普通前後、かなりレベルの高い普通です。

野球やサッカーなどのチームでもピアノやバレエの個人でも、指導者、先生が代わるとグンと伸びることも、ままあります。
中学受験もよい学校でレベルの高い先生からレベルの高い授業受けたい。
受験塾もカリスマ先生に教わって1ランク2ランク上の学校めざしたいもあります。

辻井伸行さんやイチロー、藤井総太四段も、好きでやってるから努力してとは見えないし遺伝とも思えませんが、一日10時間くらいのキツイ訓練してます。

こどもの出来を心配するあまり遺伝論議ですか。定期的にアップされますね。

結論は遺伝の世界は複雑怪奇でとにかく単純化できない、ということと理解しています。
数理が壊滅的な三流私文短大(端的にいうと聡明ではない)けど、子は現役東工大です。参考にもならない一例でした。

たぶん、母親の頭脳は子供に影響していると思います。
話していて賢さを感じる母の子供は、たいてい賢い。
キレを感じない普通の母の子供は、努力してもせいぜいマーチあたりでした。

先日、ちょうど
「実は、娘は〇〇なの・・・」（マーチ付属あたり）と突然連絡をよこしてきましたが、どう反応してよいのかわからず困っています。
自慢なのか？？？
残念だったね、と言ってほしいのか。。。？
賢い友人たちは、そもそもそんなメールしてこないし。
そもそも志望校が御三家あたりばかりなので。
後半は独り言でした。

文章にもにじみ出ますね、教養人の多くは奥ゆかしい心の持ち主です。
連絡をよこしてきたなどという表現を知り合い（ご友人？）にお使いになるのはいかがかと。

＞結論は遺伝の世界は複雑怪奇でとにかく単純化できない、ということと理解しています

それは思考停止では？

具体的には、かなりのことが分かって来ています。
例えば顔の造作でも、鼻の形は遺伝しやすい（鼻の先端の形が両親の遺伝子の影響を受ける確率は約66％）とか。
つまり、子供の2/3は、父母いずれかの鼻の形に似るということです。
一方で、口の形は遺伝しにくいとか。

顔のパーツだけでなく、学力にかんする遺伝も、様々なことが分かってきています。
例えば、数学力や文才はかなり遺伝しやすい形質のようです。
しかし、暗記力や語学力はそれよりは遺伝しにくいとか。

遺伝が複雑怪奇に見えるのは、様々な要因が絡むからです。
しかし、だから考えないというのは、科学的アプローチを拒否してしまっているだけだと思いますよ。
様々な学説やデータが提示されているのですから、思考停止してしまうのはもったいないと思います。

もったいないさん

ヤレヤレさんがおっしゃっているのは「単純化できない」ですよね。
ここまでの流れを読むと、能力の遺伝に関して乱暴に単純化している方々がいらっしゃいますから、そうした方々に対して警鐘を鳴らしておられるのではないでしょうか。

もったいないさん、ご自身でも書いておられますね。
「様々な要因が絡む」のです。

それを伝えることは「考えない」ことではありません。

逆に、ネット情報をうのみにして極論を主張する方々こそ「何も考えていない」のであって、そうした方に説明するためには「複雑怪奇」という表現は分かりやすいと思います。

むしろ、ごく短い文章で端的に表現されていて、よく「考えられた」文章ではないでしょうか。

根拠さん

＞むしろ、ごく短い文章で端的に表現されていて、よく「考えられた」文章ではないでしょうか

文章はちょっとしたところにひっかかるものです。
ヤレヤレさんの文章が、
「遺伝の世界は複雑怪奇でとにかく単純化できない、ということと理解しています」
であれば、「もったいない」とは書かなかったのですが。

その前に、「結論は」の一言があったので、「もったいない」と思ったのです。
この結論で満足している、と宣言しているようでしたので。

遺伝は面白いと思います。
現在も、研究のために様々なアプローチがされていて、飽きません。
今後もいろいろなことが新たに分かってくるでしょう。

極端な遺伝主義者も微妙ですが、極端な環境主義者も同様だと思います。

ヒトゲノム解析は、もう完了しています。

これから、より短時間でより高精度解析を求めて、特許競争に入るのではないでしょうか。
開発に莫大な費用を投入しているらしいので。

でも、アメリカで保険加入規制がされたように、知らない方がよかった情報も手に入る世の中になってきているのです。

就職や結婚などが脅威に晒されます。
異常のない完全な遺伝子はないらしいので、解析結果をどう判断するか。
欠損のある人間と結婚できるのか、欠損のある胎児を産むのか・・。

前出で、数学が苦手になる病気の例がありましたが、
特徴のひとつである｢国語が得意で数学が苦手な女性」はたくさんいるので、実は片方のX染色体が僅かに異常のある人が潜在的に多いのではないかとすら考えてしまいます。

寿命が20%伸びる遺伝子治療を、昨年人間が自ら決行してしまったそうです。
その人がその後どうなったかは知りませんが、寿命も予測できる時代です。

ここまで解析が進むと、神のみぞ知る領域に人間が踏み込んでしまった感は否めません。