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【1744947】現地校の成績と日本の中学受験の関係

投稿者: 葦   (ID:yw6t6PXzNKA) 投稿日時:2010年 05月 27日 18:16

日本の中学あるいは高校受験をする上で、重視されるのは学科の素点だけで、現地校の成績や学校長のレファレンスなどは関係ないのでしょうか?

現地校に小6の女の子を通わせている親ですが、学校を優先させて塾を辞めてしまいました。イギリスの私立校はYear 6の1月に11+の入試と奨学生試験、5月末にはSATsというナショナルテストがあります。また、Y6の期末試験は、11+で入ってくる外部生との比較でY7の能力別クラス分けを決定するために大切なテストとなります。それ以降はY8の6月のCommon Entrance Examを上位成績でパスして、パブリックスクールの中高一貫した学費全額免除奨学生となるために「必死で」勉強しないといけない時期になります。同時に、奨学金は学業成績だけでなく、スポーツ、ドラマ、音楽など多岐にわたる能力も勘案するため、全ての学校行事での活躍が期待されます。

英語力という意味では、センター試験レベルは英検2級以上に在英2年で達してしまうので、むしろ帰国後の日本の学校教育とは関係なく、エッセイを苦なく書けるレベルを目指すのだと思います。あるいはディベート力をつけるのかもしれません。実際に英語の世界で生きている駐在員の苦悩は、英語力というよりは、モノの考え方の違いやら、分析能力の違いやら、論理構成能力やらのディベート力の違いのような気がします。

日本の小学校教育課程の勉強は塾では小6になる前におわってしまい、その後は方程式の世界なので公文でも補えるユニバーサルなものになるでしょう(ましてや高校受験は国立でない限りは英語と国数で済むので中学受験よりはハードルが高くないかもしれない)。すると、日本の一流私立校は途中で落伍しない程度の国算の基礎力の他に何を求めるのでしょうか?

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  1. 【1745123】 投稿者: Finchley  (ID:/g9ojGCzCyE) 投稿日時:2010年 05月 27日 20:55

    帰国枠で中学受験されるのでしたら、英検準1級以上を持ち、
    海外で体験して良かったことや学んだことを適切に日本語で作文できる力があれば十分ではないかと思います。
    日本の学校は、海外経験で得た新しい発想を持ち、社交性のある生徒を大歓迎していると感じます。
    うちの子は、ロンドン日本人学校に通い、塾はenaでした。
    もともと通っていた日本の私立中学に戻り、受験をしていないので
    適切な答えはできませんが・・参考までに感想を書きます。
    日本人学校には、現地校から受験学年前に転校してくる生徒さんが多く
    そのほとんどが帰国受験用の塾に通っていました。
    enaかJOBAですね。
    現地校だと、理科と社会が弱いし、日本語もいまいちなので、日本で入学後が心配だからということでした。
    ちなみに、日本の難関私立中学校の生徒がどういう様子かというと、
    極端な例では、中学1年で3年間の勉強を終わらせ、高校課程を学び始める大学受験塾に通ったり
    学校では、一貫校ならではのカリキュラムで、科目によって中学で高校課程まで進んだりしています。
    私立中学は、基本的に内申書は関係なく、入試の点数で合否が決まり、入学後も帰国・一般関係なく全教科進んで行きますので、
    入ってからが心配なのだと思われます。
    難関校中学入試問題は、文科省の小学校課程の範囲で出題されているとは思い難く難しいと思います。
    難関をくぐって合格する生徒のレベルは、合格時点で、一般公立の中学生以上ではないかと感じます。
    やはり、日本人学校に通うお友達や、塾の先生に聞いてみられた方が良いかと思います。

  2. 【1745299】 投稿者: 今年終了  (ID:ZPitzn1gtpc) 投稿日時:2010年 05月 27日 23:02

    >日本の中学あるいは高校受験をする上で、重視されるのは学科の素点だけで、現地校の成績や学校長のレファレンスなどは関係ないのでしょうか?

    多くの学校で提出するようにとは言われますが、実際にはあまり関係ないと思います。
    英語教育学校といっても、世界には、欧米現地校、欧米の私立校、大学まで英語教育を目指す非英語圏インター、アジアに多い現地人向け英語教育校としてのインターなどいろいろあります。
    これら全ての学校について、在外中の成績表、校長のレファレンスについて、同じ土俵に並べて公平に評価する事は不可能だからでは?


    >日本の小学校教育課程の勉強は塾では小6になる前におわってしまい、その後は方程式の世界なので公文でも補えるユニバーサルなものになるでしょう

    帰国に限らず、一流私立の入学試験の算数は、方程式だけでは解けない「場合の数」「規則性」「図形」「速さ」の応用問題が多いです。


    >日本の一流私立校は途中で落伍しない程度の国算の基礎力の他に何を求めるのでしょうか?

    学校によって「途中で落伍しない程度の国算」というのはまちまちです。
    日本の受験生の中でトップレベルの国算能力と同等程度を要求する学校もあります。
    海外在住が日本在住期間より長く、現地での成績もトップレベルで学校長の推薦もあるお子さんの中には、日本の四谷大塚模試でも算国の偏差値が60以上取れるという子も、毎年何人か存在します。

    英語重視の一流私立では、算国を見ない代りに、英語はどこもセンター以上のレベルの筆記試験、エッセイ、英語面接(グループ討論含む)を行っています。
    過去には小学校6年生の子供に「北朝鮮の核開発についての対策」を面接のお題にした学校や、「日本の若い女性のブランド志向の理由について」をエッセイのお題にした学校もありました。
    単純な英検2級や準1級では答えられない問題です。

    帰国枠の算国英の過去問も手に入る学校もありますので、一度手にとって算国のレベル、英語試験の内容について実際に確かめられるとよいと思います。

  3. 【1745468】 投稿者: Finchley  (ID:/g9ojGCzCyE) 投稿日時:2010年 05月 28日 01:53

    追伸、
    渋幕を受けたお友達で、米国に10年間住んでいて英会話は十分できたのに
    帰国枠で落ちて一般枠で合格した子がいます。
    その子は、渋幕には行かず、都内の一流校に進みました。
    恐らく、今年終了さまの仰る内容によると思われます。
    現地の塾で、理社も十分に対策していたようです。
    それから、一流校がどこであるかにもよります。
    帰国の人は、一般に早慶の付属に入り、そのまま大学まで進むケースが多いように思います。
    大学受験がなければ、入学後の英数国以外の科目にあまりこだわらなくても良いのかもしれません。
    しかし、ここの掲示板では、一般的に東大を始めとする旧帝大や、国立医学部に多く合格する高偏差値の学校を一流としているので、
    鉄緑会の指定校などをイメージしてお答えしました。
    合格実績がそのまま受験偏差値に影響するようにも思います。
    ちなみに、うちの子も鉄緑会指定校に通っています。
    鉄緑会については、塾板かHPをご覧下さい。
    日本の一流校は、国際感覚を求める一方で、入試用の使えない英文法を重視したりもします。
    大学入試で合格実績を出してくれそうな能力も求めています。

  4. 【1745703】 投稿者: 十勝  (ID:wUyL9EAlmd2) 投稿日時:2010年 05月 28日 10:00

    学校の求めているものは、学校によってまったく違います。
    葦さまのお子様はもう6年生ということですが、
    ・お子様の今持っている能力を最大限に生かして受験したいのか、
    ・それとも、どうしても行かせたい学校に合わせた受験準備をするつもりか、
    その辺りを考えてみるといいと思います。


    一流校の定義がよくわかりませんし、一流、二流とランクを付けるとスレも荒れてしまうので、
    葦さまが知りたいと思う学校を、学校名を書いて質問してみれば、具体的なアドヴァイスもあると思います。

  5. 【1745934】 投稿者: 現地校  (ID:.SEbPYW1lj2) 投稿日時:2010年 05月 28日 13:37

    私も葦様と同じく6年生になる娘がおり、英語圏の現地校に通っております。イギリスではないので、特別な試験はありませんが、それでも、全国の統一テストのようなものが実施され、それなりに現地校の勉強も大変になってきている状況の中、来年度の受験準備をする毎日に、何を重視すべきかと疑問を持ってしまいます。現地校で頑張れば頑張るほど、日本での受験勉強に充てる時間が取れず、どちらも中途半端なようで焦っています。高校受験になると、現地校の成績をみていただける学校もあり、大学入試においては帰国子女枠があり、英語の成績が重視されてくるのに対し、中学受験は・・・・とても大変だと痛感しております。すみません。つい弱音を書きこんでしまいました。引き続きみなさまからのレスを拝見させていただきたいと思います。失礼しました。

  6. 【1746304】 投稿者: 葦  (ID:crvOaw3SMbE) 投稿日時:2010年 05月 28日 19:39

    ご意見いずれも貴重に拝見いたしました。実は海外と日本を3人の年の離れた子供を連れて行ったり来たりしている間に上の子供二人は日本の受験を経験しました。第一子の受験で日本の中学受験の「感触」をつかみ、割とノンビリと性格にピッタリな学校で過ごし高校は英国立教でそのまま大学推薦をいただけました。第二子ではドップリと日本の中学受験に邁進し、SAPIXもαクラスで模試でも上位で偏差値70台の一貫教育校に入れて受験勉強は「アガリ」。その後の英国赴任でも途中休学してパブリックスクールに4学期だけ通わせる事もできました。復学後も成績は学年上位を保てました。

    3人目はカナリ年寄りになってから生み、仕事も引退し初めて「自分の手で」育てたものですから父母とともに在英で現地校です。この子はヴェンチャーしてもいいと思っています。ひるがえって日本の受験戦争について考えると、目的は「東大一直線」では何の為の青春か解らない。イギリスの一流大学は専攻科目でAを3つ揃えればよくて、残りの評価はほとんど「社会に出てから役に立ちそうなオールラウンドな人間か?」を見るための説得材料に基づきます。パブリックスクールの父兄は「最近学業成績に評価が偏り過ぎてやいないか?」などと心配して校長に質問したりします。「勉強ばかりしていると役にたたない人物になるし、オックスブリッジにも入りにくくなる」などと目から鱗なご意見も聞きます。

    「社会に出てヒトカドの人間になるのに必要な資質とは何か?」を何をもって評価するのかを日本の一流校はどう考えているのかと思い投稿しました。目の前の「素点」だけにフォーカスするのもスポーツで記録を伸ばすための努力と同じかもしれないので、「楽しければいい」とは思えるのですが、あれもこれもは出来ないので悩みます。まだ、小学生。「大学まで海外でいい」と割り切れる「8合目」までは登ってきていないものですから。

  7. 【1746566】 投稿者: Finchley  (ID:/g9ojGCzCyE) 投稿日時:2010年 05月 28日 23:04

    なんだ~良くわかった上での日本の教育に対する批判だったのですか。
    二人目のお子様を筑駒・桜蔭あたりに通わせたのであれば、
    日本の受験・教育の有り方が変・偏なことは十分おわかりでしょう。
    真面目に答えて損をしました。
    海外の教育が素晴らしいとわかっていても、
    一流?校が出来ることは、せいぜい短期海外研修を体験させるか
    帰国子女枠を増やして入学させるかくらいです。
    日本の英語教育では英語で考えて話す力はものになりませんから
    グローバルに活躍する人材を育てるのはなかなか難しいと思います。
    本でも書いたら如何ですか。
    うちだって大学まで英国で過ごさせたかったですが
    転勤期間が決まっていないので、日本に戻った後のことを考えて
    主人を残して帰国しました。
    日本での就職には学校のOBつながりなどコネも重要だし
    上司には従順であれという風潮もあります。
    帰国子女は自己主張が強くて使いづらいと言われたりもします。
    日本は、いろいろな人種が入り混じっておらず、肌の色が違えば
    外人と呼んで距離を置いたりもします。
    日本には独特の空気があります。
    確かに、成績だけで大学入試を終えて就職をして使えない人間もいるでしょう。
    東大を出て使えない政治家も多いです。
    言ってもきりが無いですが、日本は日本です。
    日本の教育掲示板で難しい問題提起をしても仕方がないでしょう。

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