バレエの費用｜掲示板スレッド

海外バレエ団の団員の方を3名存じ上げております。
お1人は30歳ぐらいで日本に戻られて、あちこちのスタジオで講師をされています。
お2人が現役バレエダンサー。
友人とのシェアや一人暮らしで、職業として成り立って自立されているようです。

とはいえ、プロになるまでの出費は半端なかっただろうなと思っています。
毎年2回ほどの帰国、コロナ前にはご家族が時々公演を見に行かれてましたので、庶民からすると飛行機代だけでもすごいなぁと。
そして、努力も半端ない。アスリートみたいです。
素質と努力と経済力が揃ってようやくプロになれるのでしょうね。

でもプロにならなくても、バレエを日本で趣味として続けるのは素敵なことだと思いますよ。

多数派はプロを目指しているのではなくて情操教育だし、中学生頃には学校の部活が忙しくなりやめるのが珍しくないから、先々の事は今から心配しなくても大丈夫です。
もしバレエは続けられなくても、経済的負担の少ないダンスを続けることもできるし。（発表会、イベント、大会（コンクール）の回数が多ければ多いほど、バレエほどではないけれど教室によって先生によっては他のスポーツのように費用はかかります。）
バレエやめた後も、子供達はバレエも好きだし他の踊りも好きです。

ご返信おそくなり、申し訳ありません。

娘は大学から家を出て、学業、バイトの傍ら残りの時間は全てレッスンやステージに費やす売れない芸人の様な極貧生活をしていました。しばらくはステージに出るにも自分や自分のチームが支払って出演する形だったのだと思います。衣装代、スタジオ代、お金がいくらあっても足りないので、バイト２つ掛け持ちしてました。
少しずつお金をいただけるようになって、あちこちから呼ばれる様になって…。事務所とかには入ってないと思います。
空いた時間にレッスンしたりバイトもしてるので、ダンサーといってもまだまだです。
でも、生き生きしてます。

高3で進路を決める時、舞台作りの参考にしたいジャンルがあるからと大学進学を決意。でもダンスで食べていきたいというので、茨の道だよとは話しました。失敗したり、怪我したりして続けられなくなる方が確率高いよとも。
でも、やってみてダメだったらその時考える。やらない後悔はしたくないというので、応援団にまわりました。
この先どうなるかわかりません。安定という言葉からは程遠いし。でも、親元離れて少しずつ少しずつ人との繋がりやダンスの世界の繋がり？を増やしていってる姿をみるとすごいなと、ちょっと尊敬しています。

本人が好きでやるのは良いとしても、非常に費用がかかる事、
あと、昨今のコロナ渦では、公演もままならない事を良く
考えてみた方が良いと思いますよ。一生できる趣味にはならないし、
お金を稼ぐ手段にはなり得ません。

情操向上や趣味の範囲を広げる意味なら、他のものが
いくらでもあります。一生続けられるものが良いと思うなぁ～。