最終更新:

26
Comment

【2148605】発表会にお薦めの曲

投稿者: ピアノ弾けない母   (ID:iFCRc4kUz56) 投稿日時:2011年 05月 31日 12:12

秋に発表会が有ります。
先日先生に「弾きたい曲があれば教えてね」と言われました。
子供は6年生、今はチェル二ー(40番中ほど)、クラーマービューロー
古典ソナタ数曲です。間にロマン派。
時間は10-12分くらいまで大丈夫そうなのですが、有名どころは
弾けない母でもわずかに思いつきますが、ピアノの先生やお詳しい方から見て
良い練習にもなって、少し背伸びできそうな曲をご紹介頂けますでしょうか?
すみません。よろしくお願い致します。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「ピアノに戻る」

現在のページ: 3 / 4

  1. 【2162094】 投稿者: バラード  (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2011年 06月 10日 23:53

     素人ピアノ弾き様
     ピアノ弾けない母様
     
     すみません。逆に教えていただきたいのですが。
     
     6年生で、ショパンのバラード、ベートーヴェンのソナタ
     6番練習しているというまでの、たとえば小1-5までの
     発表会なり、練習の課程なりご披露いただけたらと。
     ショパンの前のクラーマー/ビューローというのは
     わかるのですが、各学年で主にどんな曲を練習してきたのか。
     
     バッハとかモーツァルトはどのあたりの曲をいつごろ
     やったのかやってないのかとか。
     
     素人ピアノ弾き様
     
     いつも大変参考になる書き込み よく読ませていただいてます。
     ナポリの6度のおはなし、とにかく半音階の調和なのでしょうね。
     
     私もピアノ専門ではないのですが、大変音楽好きなものです。
     お伺いしたいことは、スレ様の娘さんのように
     ある程度というかかなり低学年期でも難曲にチャレンジできる
     のであれば、本来、というか個人的意見で結構ですので
     どんな順番で、どのくらいの年齢にどんな作曲家なり
     作品を勉強して 中高生になったら 次はどういう勉強して
     というのがおありでしたら。
     
     私は個人的にごくごく単純なのですが、ピアノの場合
     おそらくある程度指が動いて、回るようになって
     読譜が自分でできるようになったら
     モーツァルトからはじまって、当然ベートーベン
     シューベルト/シューマン ショパンはまあ
     小曲なり半分くらいやって、リスト・ブラームス
     できればドビッシー/ラフマニノフまでいければ
     まあ要するに、時代順を追って、一応ピアノの名曲と
     言われるもの一通りさらって、また戻ってくれば
     などと、単純に考えていたのですが。
     
     当然音楽勉強する上で、バッハは必須なところもありますので
     折に触れて入れるとして。
     
     よくクレメンティとかスカルラッティとか古典的ピアノの
     練習も基礎のようなこと言われますが。
     
     またピアノという楽器の特性上、ショパンの理屈のように
     ホ長調とかロ長調の位置に手を自然に置いて、そのスケール
     から練習していくことが望ましいのではとか。
     どうなのでしょうか。 
     

  2. 【2164019】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:icehh4IbRNs) 投稿日時:2011年 06月 12日 20:21

    スレ主さま

    ベートーヴェンの6番ソナタを練習されているとのこと、たまたま私のお薦めと一致して、嬉しく思います。たぶん、長期的視野に立って育成できる、立派な先生なのだろうと思います。

    他のお薦めですと、私は、バッハの舞曲系の曲をなにか取り組まれるとよいと思います。
    代表的には、フランス組曲、イギリス組曲、パルティータなど。

    バッハは、平均律に代表される、厳格な対位法の世界、ロ短調ミサやマタイのような宗教の世界(これがバッハの本業でした)のほかに、意外にしゃれた一面があり、古典舞曲は、そういう面も含め、非常に練習になります。
    フランス組曲=初級、イギリス組曲=中級みたいなことを言う人も居ますが、とんでもない、そんなに楽なものではありません。
    ただし、1つの舞曲を取りだすのではなく、イギリス組曲2番なら2番、全曲弾いてくださいね。絶妙なバランスで色とりどりの曲が並んでいます。
    バロック舞踊のステップを研究したり、再現されたDVDを見たりすると、微妙なリズムを感じることができるかも知れません。

  3. 【2164043】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:icehh4IbRNs) 投稿日時:2011年 06月 12日 20:37

    バラードさま

    コメントをありがとうございます。
    私自身は、周辺の人が凄いだけで、たいしたピアノ弾きではありません。

    トップクラスの人の幼少のころの練習は、そういえば、あまり突っ込んで聞いたことがないです。仄聞した何人かの話を総合すると、次のような感じでしょうか。

    私の先生は、小学校2年生でツェルニー40番を一周し、ただ、オクターブが届かなくていろいろ改変して弾いているうちに面白くなくなって、ピアノから3年ほど離れた、と言っていました。

    だいたい、ツェルニーは、やったとしても40番まで、50番以降は、時間の無駄、という認識が多いようです。50番やるなら、少しでも一生のレパートリーになる曲に取り組んだほうが、という考え方です。

    みなさん、自分なりのウォーミングアップと基礎練習のメソードを持っていて、音階を徹底的にやる人、はノンをやる人、平均律を弾く人、それぞれ、自分に最適の方法を持っているようです。しかし、何らかの、トレーニングプログラムは、小学校高学年くらいから、持っている人が多いです。私の先生はピシュナらしいです。

    女性は小学校高学年から、男性は中学生のころ、大人の骨格が完成します。この時期に習得していたメカニックを、大幅に超えることは、どうも、無いようです。演奏の表現力はいくらでも広がりますが、速く音階を弾ける、とか、オクターブの跳躍が当たる、とか、3度の音階を正確無比に弾く、とかいう観点では、少なくとも15歳くらいまでに、メカニックを完成しておく必要があるようです。

    ツェルニー40番以降は、コンクールに追いまくられる人も多いのですが、標準的には、モシュコフスキーかモシュレスの練習曲からショパンの練習曲に行き、そのほか、4つの時代(バロック、古典、ロマン、近現代)を、同時に練習すようです。とにかく、大量に曲をやり、それぞれを完璧に仕上げられるかどうか、という練習です。上に書いた、ウォーミングアッププログラムと、大量の曲で、あっぷあっぷしながら、どこまで走れるか、という感じでしょうか。

    幼少期のレッスンのことでなくて恐縮なのですが、高校一年で、平均律と、ベートーヴェンの中期ソナタ、とクープランの墓と、超絶技巧練習曲のマゼッパを一気に弾く(芸高生はこんなもののようです)ためには、小学校高学年でどんな感じか、という逆算で、だいたい推測ができます。

  4. 【2164048】 投稿者: 5年生  (ID:uWgsC0m9np6) 投稿日時:2011年 06月 12日 20:40

    これまでの発表会で先輩方の弾かれたたくさんの曲を聴いておられるのではないでしょうか。

    中にはお嬢さんの心に残る憧れの曲もあるのではないかと思うのですが、如何でしょう。



    素人考えではありますが、

    ベートーベンの初期の作品やバッハは非常に勉強になるものの、

    いろいろなお客様のいる発表会ではちょっと華やかさに欠けることはないでしょうか。



    御嬢さんと先生がどんな曲を選ばれたのか、決まったところで教えていただけたらうれしいです。

  5. 【2164640】 投稿者: ピアノ弾けない母  (ID:iFCRc4kUz56) 投稿日時:2011年 06月 13日 11:02

    バラード様

    ご質問の件ですが、参考になるものはないのでは…と思います。
    娘は4年生の夏前まで音楽教室のジュニア専門コース(J専)
    という所におりまして、音楽教室のカリキュラムに沿って進み
    普通のお子様がなさるブルグミュラー等一切やっておりませんでした。
    JOCというイベントに向けて和声も勉強しないうちから創作曲に
    時間を費やし(この時間が悔やまれます)特に2-3年生の2年間は
    何を弾いてきたのだろう???状態でした。
    まあ、この習うより慣れろの2年の間で作曲は嫌いでは無くなった
    ようなので良かったと思うようにしております。しかしながら
    このままじゃ駄目だと親子で思い、数年前から気になっていた先生
    のレッスンを受ける機会が偶然でき、ご縁を頂きましてレッスンを
    受けさせて頂いております。
    人間的にも大変尊敬できる素晴らしい先生に変わってからというもの、
    娘も人が変わったようにピアノに打ち込むようになりました。
    本当に今の先生に出会えなければ、今とは確実に違っていたと思います。
    4年の夏休み1.5か月でソナチネが一気に終わり、ハイドン、モーツァルト
    ソナタを数曲ずつ、昨年の発表会はベートーベンのソナタ10番でした。
    併せてハノン、チェルニー30番、バッハインベンションを終え
    間にショパンワルツ、ノクターン、シューベルト即興曲等を挟み
    ハノン、チェルニー40番、シンフォニア、べートーベン6番の
    今に至ります。
    全く目新しいことをお伝えできずすみません。普通の進み具合でして。
    藝高を目指される方からしてみれば足元にも及ばぬレパートリー
    だと思います。
    素人ピアノ弾き様の仰る藝高生の課題の多さや進み具合は、先生も
    藝高、藝大のご出身ですのでお聞きしたこともあります。
    本人もその辺は自覚していて、足踏みした時間が長かった分
    頑張っているようです。親がピアノの世界に無知だったもので
    もっと早く変わっていればと後悔もしましたが、時間が経ってしまった
    のでどうにもなりません。ついつい焦りを(親が)感じますが
    なるようにしかならないものでしょうから、いつも「期待しすぎない、
    甘い世界じゃないのだから…」と言い聞かせ、見守るようにしております。

    5年生様

    昨年発表会はベートーベンの10番でした。全楽章を弾きましたので
    15分弱だったと思います。お恥ずかしい話ですが、私も知らない曲でした
    (会場のピアノを弾かない多くの方もおそらくは知らなかったと思います)。
    プログラム中盤の出演でしたので皆さんに有り難く聞いて頂くことが
    できました。
    決まりましたらご報告させて頂きます。

  6. 【2164684】 投稿者: 余計なことです  (ID:y13/2j.NXfs) 投稿日時:2011年 06月 13日 11:44

    横から失礼します。

    みなさまのレス、とても勉強になります。
    さて、スレ主様。
    お嬢様はJ専にいらしたのですね。もともと音楽的才能が備わっているお子様なんですね。
    新しい先生に移られたこと、良かったと思いますが、J専の数年間が無駄だったとは思わないで下さい。

    音楽だけではなく、何でもそうですが、どうしても表に出てくるものを見て判断してしまいがちです。
    でも、J専の教育は見えない土台を作ってくれる、というか…。
    のちのちきっと、何かの形で出てくると思うのです。

    有名なピアニストの方で、J専出身の方、結構多いですよ。
    みなさん、いちいちプロフィールにJ専出身なんて書きませんから、知られていないのですが。

    すみません、私はY音楽教室の回し者では、ありません。
    しがない音楽講師ですが、自分の思いから書き込みました。
    横にそれて、ごめんなさい。

  7. 【2165299】 投稿者: バラード  (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2011年 06月 13日 20:34

     ピアノ弾けない母様
     素人ピアノ弾き様
     
     いろいろご披露いただきありがとうございました。
     やはり、というか音楽、ピアノ傾注組はちょっと違うな
     という感想ですし、このクラスだと子供一人ひとりも
     先生も、教え方も練習していく曲も(バッハなどベースは
     同じでしょうけど)違うのですね。
     
     ベートーベンのソナタ、私ももう一度初期のものから
     勉強してみます。どうも1,5,8番などハードで
     短調ものの方がが目立つし、弾いても聴いてもオーソドックスで
     と思ってしまうのですが。
     奥が深いですね。
     私も5年生様と同じような感想も一面あったのですが。
     4,6,7,10番もう一度譜面読んでみます。
      
     もう一点、ピアノでも音楽でも、私は先生と生徒と
     双方からの相性もあると思います。
     
     音楽をこよなく愛し、手法も理論も、先生もすばらしいし
     生徒も限りない才能がみえる。
     でも、たった一つ相性が合わずに、どちらも報われず
     ということはよくあることで。 
     
     ある程度進めば、個性のぶつかり合いですので
     これは致し方ないこと。
     
     逆にたいしたことない先生のおかげで大成したピアニストも
     たくさんいますし。
     先生のほうから、この子の才能伸ばすのに一番いい先生は
     自分でなくて、あの先生だと考えられ、紹介できるような
     子供の見方ができる先生はとてもよい先生だと思います。
     

  8. 【2165625】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:6YvZYQjA3N6) 投稿日時:2011年 06月 13日 23:41

    自分の投稿を読み返してみて、あまりにも、大量の難曲を練習することを薦めているようで、ちょっと反省しました。
    音楽をとことん愛し、ピアノを弾き続けることが何よりも好き、ベートーヴェンの緩徐楽章をいろいろ工夫して弾いていたら夜が明けてしまった、というような人は、たとえ、骨格やメカニックに多少恵まれないところがあっても、音楽界のどこかに、居場所を見つけているように思います。
    芸大から留学しコンクールを取ってクラシックの演奏家になることだけが成功の道でもないですし。

    バラードさま
    長調のベートーヴェン、いいですよ。
    中期以降でも、溌剌とした18番(作品31-3)とか、親密に語りかけるような31番(作品110)とか、ぜひ、お弾きになってください。
    ベートーヴェンのもっとも巨大のピアノソナタ(29番、作品106)も、もっとも巨大な音楽(ミサ ソレムニス)も、長調なんですよね。

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す