指の短い娘のピアノ｜掲示板スレッド

うちの子も指が短いし手も小さいほうですよ。
同い年で身長も指もスラっとした子とはかなり差があります。

お母様も習っておられたとのこと。
自分が手が小さくて苦労してやめたと、同じような悩みをこぼしていた友人が身近にいます。
お母様はなんの曲くらいのときに困難になられたのでしょうか？
趣味のピアノだったら指が短くても指がよくまわると上手に弾ける曲はたくさんあります。

音楽や歌が好きなら声楽の先生にピアノを習うのもいいのではないでしょうか？

そんな、背が低くて指が短いから才能がないと思うから電子ピアノでいいなんて・・・
譜面を持ってきて弾くまねをするなんて、本当に習いたいのですね、いじらしいではありませんか。
うちの子は私が先導して習わせました。背も高くて指も長いけどたいして練習しません。
そんな子よりピアノが好きでよく練習する子の方が絶対伸びます。
生まれつき指が少ない方のピアノ演奏を以前テレビで見ました。驚くほど上手でした。
手が小さくて指が短いなんて、それに比べて何のハンディでもないのでは。

うちの子もいつも整列すると先頭で、「前へならえは腰に手」でした。
手も小さめでしたが、掌がとてもよく開くのです。１８０度開脚、あ、足ではなかったですね。
指のリーチは普通の人並です。
ピアノは好きで歌も大好き。いつも歌を歌っている子でした。
２０歳の今でも小柄ですが、ピアノ科の音大生。
うちも先生には、早く大きくならなきゃねえとは言われてしまっていましたが、
大曲は無理でも弾ける曲は星の数ほどありますし、いろいろ工夫して指づかいもこなしています。

好きでやりたいという気持ちが大切です。
趣味でしかできないだろうとか、趣味でも無理かしらとか、やってみなくてはわかりませんよ。
因みに私も標準サイズの背丈なのに手が小さくて練習が幼いころは苦痛でした。
でも今思うと、あれはただ自分の練習不足を指のせいにしていただけなのではないか？
と感じています。

子供向けの教材にはオクターブを使わない曲もたくさんありますし、先生と相談のうえ進めていっても良いのではないかともおもいますが、
実はちょっと届きづらいくらいの曲をどんどん進めることによって指の開きが良くなっていくということもあるので、
少しずつ背伸びする曲というのも必要かとは思います。

いずれにしろ、始める前から「この子にはがっかりさせたくないからさせないでおこう」
というお考えはなさらないことです。

　私自身とても指が短く、親指・中指・小指が短指と診断されました。
中学生になっても一オクターブが届くか届かないかくらいでしが、
ソナタくらいなら弾けますよ。（そこで辞めてしまったのですが・・・）
先生もわかってくださっていたので、指使いを変えてくれたり、
お風呂の中で指を広げるマッサージを教えてくれたりしました。
　お嬢さんがやりたいと言っているのに、親の考えや思い込みでやらせないというのは
可哀想だと思います。ピアニストや音大を目指すわけではないなら、電子ピアノでも充分です。
音楽が嫌いになるかどうかは、習ってみてお嬢さんが決めることだと思いますよ。

指が短いかもという悩みはお子さんの前で言わないほうがいいと思います。
誰でもそんなものと思って練習していれば、小さいから不利など本人は気づかず進むと思います。練習が大変なのは誰でも。それを指のせいと本人の逃げ道になるようではいけないし。
指の開きは練習でどんどん変わります。
うちの娘も明らかに無理なオクターブ（学校でもらった伴奏譜）をがんばると
指が痛くなって、やすめるなど困ることもありましたが
ちょっとがんばる曲なら、姿勢が崩れない程度に先生も見ながらやってくれています。
娘と同じくらい小さい手の同級生とくらべあいっこしていたのを見たのですが
娘よりよく開いていました。
その子もよく練習していて、早い曲が得意です。発表会では先生が上手く得意なので選曲してるなーと思います。
体格のいいお子さんは和音をしっかりつかんでゆっくりな曲を毎年弾いています。
でも練習量が少ないようで、ミスタッチが多いですね。
恵まれた子が同じくらいの練習量だったら、どうかはわかりませんが。

電子ピアノで弾いていても、レッスンでGPが上手く弾けないなどになると
それも指のせいと素人は判断しずらいかもしれないので、道具や環境は整えてあげたほうがいいですよ。

私の先生も小柄で手が小さい方でしたが、とても綺麗な音でピアノを弾かれていました。
本当にうっとりするような音を出されます。ちなみに東京芸大卒で芸大で講師もされていた
先生です。努力でなんとでもなると思います。好きでしたらなおさらだと思いますよ。

アマチュアでいくのであれば、オクターブぎりぎりの小柄な女性でも、ブラームスとか、メシアンとか、ラフマニノフとか、びっくりするような曲をみごとに弾くかたも多々おられますし、かなりのところまで、いけます。

また、私の観察するところ、成長期、女性の場合は小学校高学年でしょうか、に、プロになるような激しい練習をした人は、身長に比較して手が大きく成長しているように思えます。一日最低２時間、平均４時間、というような方々ですが。。。。お嬢様の場合も、手が大きくなるかの可能性もあります。

べつに、手がおおきくならなくても、無理の出ない曲を中心に、音楽を楽しむことは十分に可能です。

私は、男性としては小さめの手（９度）ですが、上手いかどうかはさておき（いや、下手ですが）、ベートーヴェンの後期ソナタやリストなんぞも弾いて楽しんでおります。

プロのレベルでいうと、手の大きさは、ピアニストとして決定的な要素になるので、あまり小さな手でプロを目指すことは薦めませんが、ぜひ、ピアノを習わせて差し上げてください。
音楽の才能があれば、ピアノでつちかった譜読みなどの力をベースに、手や体の大きさがハンディにならない楽器、たとえばフルートやクラリネット、でプロを目指すこともできます。