女子美の中高大連携授業
私立中学の価値 2校め
既スレが調子悪いので、とりあえず立てておきました。
理系大学院の就職状況について、見聞を書きます。
削除基準がわからないので、いくつかに分けて投稿してみます。
そこそこの大学であれば、工学系修士(あるいは博士前期課程)修了者の就職は、悪くないです。
統計を持っているわけではありませんが、情報、電気電子、機械、化学などは、はっきり書きますが、GMARCH以上、地方国立大以上なら、あまり問題ないのではないかと。もちろん旧帝が好ましいです。
建築系は、独立志向の人も多く、ちょっと雰囲気が違いますし、私は詳しくないのですが、これも、悪くないらしい。
バイオ系がちょっと危ないかな、という気がしておりますが、悲惨な博士課程以上の情報に引っ張られているかも知れません。
参考のサイトについては、別の投稿でご紹介します。
次は博士課程について。
博士課程について その一。
文部科学省の政策により、博士課程の定員が倍増され、ポスドクも大幅に増えました。
これと同期しているかどうかわかりませんが、大学の若手教員に任期制が導入されました。
これに対し、企業の雇用のパイは必ずしも大きくなっていない、大学は、教員の定員が激増したわけではなく、むしろ減ってきており、若手に任期がついたのです。
かわりに、ポスドク、特任教授など、有期雇用ポストが激増しました。のみならず、若手教員は、ほとんど全員、有期雇用になってしまいました。ポスドクについては、「高学歴ワーキングプア」問題がずいぶんと話題になりましたので、繰り返しません。
大学院で、顕著な研究業績を挙げ、学会でも認められ、本人もアカデミアを希望すると、だいたい、母校または周辺の大学の、助教として採用されます。これは、多くの大学院生の中の優秀層です。昔は、助教授~教授昇進が約束されていたような層です。
しかし、現在、彼らは、任期つき、なのです。彼らの5年後は、誰も保証していません。頑張って講師や准教授のポストを得るか(だいたい、1ポストにつき50~100人応募があります)、最悪でも、再任されないと(再任禁止の大学も多いです)、ポスドクに降格するか、プー太郎になるか、という運命なのです。企業に転身する人も居ますが、少数派です。
多くの人は、馬車馬のように働いて、なんとかポストを得ているのですが、不幸にして脱落する人も居る。これが、工学(理学も)系最優秀であるはずの、東大や旧帝大の、博士課程の、その中の上澄みの実態なのです。
それで、実は、助教のポストは、埋まらずに、空いている場合がけっこう多い。大学上層部の考える、助教にふさわしいレベルの研究者が、逃げてしまったのです。
大先生は、一部の、働かない助手(今の助教)に業をにやし、若手のしりをたたき、できの悪いのを切り捨てるために、任期制を導入しましたが、できの悪いのだけではなく、誰も居なくなってしまいました。
30台半ばの年齢を考えてみます。同期で中央官庁の官僚になった人は、中央官庁の課長補佐、出先機関の部長などで、けっこう国政の根幹にかかわる部分を扱っている。うまくいけば、次の次くらいに、中央官庁課長、次は審議官ポストが見えてくる。メーカーでも、早い人は課長、普通でも、主査とか主担当とかで、ある事業の小単位のヘッドになっている、失敗しても、冷や飯は食うかも知れないけれど、すぐに失職はあり得ないし、復活もあるだろう。最優秀であったはずの大学教員は、無職の恐怖にさらされながら、履歴書を大量に印刷し、講師や准教授ポストに応募を続け、不採用通知を受け取り続けている。これが平均的な姿です。
それで、大学院博士課程は、外国からの留学生だらけになりました。先生方は、大学院のレベル低下を嘆き、企業が博士を採用する努力をしない、と批判なさいます。
しかし、やみくもに博士課程やポスドクを大幅に増やしたときから、結果は見えていたんじゃないか、と思わざるを得ないのです。
博士課程について続き
こういう悲惨な状況がいろいろなメディアで流布されているので、今も博士課程に進むと悲惨と思われているようですが、実は、様子が変わってきているところもある、と感じています。
もとから、企業にも大学にも求人の多い、電気電子、化学などは、量も質も人材不足になっています。大学院の定員は充足しないし、大学の後継者たる若者もはいってこない。それで、裏張りの発想で、自信があれば、博士課程に進学するのも悪くないよ、と、私は、いろいろなところで言いまわっています。ただし、それなりのリスク管理は必要です。
拡大基調の学科、企業にも行きやすい専門、というのは、あるのです。また、なんだかんだ言っても徒弟制度ですので、どういう教授の研究室にはいるか、というのも、非常に大きい要素です。
理論系とバイオ系は、状況がはるかに悪く、死屍累々の状況です。特にバイオは、何千人規模で人余りといわれています。21世紀はバイオの時代かな、と思いつつ、資格職を除き、あまりお薦めできません。バイオ系の新設学科、きわめて多いのですが、産業があまり拡大せず、求人は、旧来の学科、医学、薬学、農学、など従来学科で十分に足りてしまうのです。
どうも、URLを書くと消されるような気もするので、2つ、紹介します。「」内キーワードを入れて検索してください。
「大学院重点化は一体なんだったのか」 本村有紀子 :大学院政策と影響がわかりやすく解説されています。著者は毎日新聞記者。日本化学会誌の転載のようです。たぶん2009年の記事。
「博士の生き方」>数字で見る博士課程修了後を参照:博士課程を修了して民間に職を得た著者のボランティアによるページ。非常にまじめに博士課程の学生の進路を考えて議論されています。フォーラムもあり、体験談もあります。数字で見る博士課程修了後 は、分野別に、就職状況がマクロに書かれおり、傾向を読み取っていただけると思います。
なお、大学院重点化や博士課程、ポスドク拡大のモチベーションは、米国からの批判、基礎研究ただ乗り論、をかわしたいという政府の意向と、定員削減で労働力不足に悩んでいた大学側の、短期的利害が一致して推進された政策と考えております。
それ以前から、博士課程の修了者の就職状況は必ずしも万全ではなかった、これを一気に3倍にしたらどうなるか明白なので、ポスドクを雇用する資金を大学にいろいろな競争的資金で配布した。しかし、一般に、中年以降ポスドクを続けるのはきつい(年齢制限、短期雇用のくりかえし、など)し、ポスドク以降の雇用はだれもデザインしなかったようです。
通りすがりの企業人さんへ
昨日よりさらに踏み込んで書かれていて。
本当に勉強になります。
>ポスドク以降の雇用はだれもデザインしなかったようです。
こういう傾向が全部にあるんですよね。。。お粗末な結末になる。
**
農業は海外に拠点を移しているようですね。
タイの広大な土地でチャレンジしている中高年のおやじさん
すごくかっこよかったです。(NHKより)
動機さま、シルバースプーンさま
シルバースプーンさん
>動機さんが理想とする伝統校のエートスって、
今は「私立大学付属校」にあると思うんですよね。
そのとおりと思います。もう少し言うと、国立の附属高校(筑駒、筑附、学芸など)には色濃く残っているし、レベルが上がって、開成も、受験少年院から、こういった雰囲気を少し帯びるようになってききたように思っております。
また個人情報をさらしてしまいますが、子供の一人は、動機さんが削除された投稿の主題となった高校、不祥事を起こした高校の出身です。不祥事は言い訳できないけれど(殺人未遂で逮捕ですからね)、この中高の教育はすばらしいです。
特に英語と物理、英語の上級クラスは、ICUの附属とともに、日本でもっともレベルが高い。英検一級をもって中学に入学してくる帰国子女を、知的な大人の英語をあやつれるように鍛えるためのクラスですから。子供は、高校から合流させてもらい、1年ほど、死ぬ思いをしました。
物理は、多次元ベクトルとか、偏微分とかをバリバリ遣う、大学教養課程のような授業でしたが、きわめてわかりやすくよくできたプリントで勧められ、この出来栄えに舌を巻きました。高校数学の範囲に入れるために変に定性的にやらなないほうが、はるかに理解しやすいのです。
ヴァイオリンのコンクール(プロの)でいいところまで行く学生、競技スキーに命をかけている学生、日本から一歩も出たことがないのにTOEIC970点取る学生、など、多士済々でした。
ただ、昔のナンバースクールと比較して、学費は非常に高いです。(戦前は、国立であっても、むちゃくちゃ高かったのよ。安くなったのは戦後)
残念なことに、一部に、できるだけ楽をして、最小労力で、系列の大学のどっかに入れてほしい、という学生が居て、こういう人は、容赦なく留年させられるし、そうでなくても、いろいろ起こすわけです。




































