在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
2020年度新共通試験
大学入試改革を議論している中央教育審議会は大学センター試験に代わり、
知識の活用力をみる新共通試験を導入するよう下村文部科学相に答申した。
現行の入試が知識偏重に陥っていると指摘。受験生の能力を多面的に評価
する手法に抜本改革し、大学の個別試験も面接や小論文などによる選抜に
変えることを求めた。
全国有数の進学校、私立灘中・高校(神戸市)の和田孫博校長は「本当に
実現するのか」と答申に首をかしげる。
大学入試センター試験に代わる大学入学希望者学力評価テスト(仮称)は
記述式解答の問題を含み、年複数回実施する想定だ。
和田校長は「複雑な問題作成や採点をどうするのかという道筋が見えない」
としたうえで「導入までのスケジュールが狂えば、影響は大きい」と話す。
【駿台予備学校石原賢一進学情報センタ長ーの話】
中教審の答申が示した新テストは競争試験であることに変わりはなく、
出題内容や実施方法、国の情報公開のあり方によっては、対応できる高校
とできない高校の間で成績に格差が生じかねない。都心の高校は対策を考
え始めているが、地方では情報が正確に伝わっておらず反応が鈍い。
入試改革に合わせた授業内容も見直しや教員研修など高校が取るべき対応
策は多く、現在の小学6年生を対象とするなら急ぐ必要がある。
受験生、中学・高校の教員、大学側の教員・試験スタッフも対応できるか
が疑問だ。ますます学校の序列が加速し、受験戦争が熾烈になるのが気掛
かりだ。学校序列も様変わりし、生きの残りで淘汰されるのでは・・・。
果たしてどこの中学・高校、大学がスポットライトを浴びることになるの
か???皆さんはどう思いますか?
今の国立大学の現状で、「真のエリート」の養成に成功しているのであれば、
おっしゃっていることはわかりますが、事実は逆。
エルゼビア(Elsevier)社のスコーパス(Scopus)という学術文献データべ―スによる
日本の学術論文数の変化を示したグラフでは、
米国・中国を筆頭に、日本以外の欧米・アジア主要国の学術論文数が増加を続ける中、
日本のみが、2005年以降、学術論文数が低下し続けている、という状況。
これは主として、日本の若手研究者の研究活動が停滞していることが原因です。
日本のトップエリートの選抜システムは、果たして真のトップエリートを選抜しているのか?
独創性に乏しい受験エリートが、トップに行くシステムになっていないか?
日本の若手の研究力低下の現状を見るにつけ、
現行の受験システムを手放しで礼賛する気には、到底なれません。
反論しているつもりはないので誤解しないで頂きたいのですが、
研究力の低下は、受験システムよりも、むしろ大学・大学院の教育システムの方に問題があるような気がします。
もちろん私も現行の受験システムを礼賛するつもりはありません。ただ、現状に問題があるからといって「改革ありき」でスタートし、過去の総括をすることなしに理念ばかりを並べても、現場(高校・大学)は混乱するばかりで、そのしわ寄せが受験生に来るのはかわいそうだと思うのです。
私は共通一次の世代ですが、それ以降は制度変更をすればするほど学力低下が進んでいるような気がしてならないのです。
政治家と官僚が、「教育問題」を真剣に考えてくれることを望みます。
蛇足ですが、うちの次男は今中1です。現役で受かってくれよ~




































