最終更新:

236
Comment

【846364】地頭良く育てるには

投稿者: ミッキー   (ID:OI6JCKwZN6c) 投稿日時:2008年 02月 16日 21:03

掲示板でもよく話題になりますが、あまり勉強しなくても難関校にスルッと合格を頂けるお子様は地頭が良いと言われるようです。地頭には、遺伝と環境両方の要素があると思いますが、遺伝はどうにもならないとして、環境でなんとかするには何を気をつけるのが良いのでしょうか?うちは今度小一なのですが、ともかく色んな学習経験をさせたいと思っています。でも、それだけでは普通の気もして、話題の育脳とか右脳教育とかそういうものも必要なのか、と悩んでいます。例えばDSやゲームは脳に悪いという説もありますし、ソフトを選べばいいという説もあり、素人の私にはよくわかりません。地頭良くお育てになった皆様で何かこれが良かったというような教育法はありますでしょうか?

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験情報に戻る」

現在のページ: 6 / 30

  1. 【847345】 投稿者: 乏しい経験から  (ID:hkKscXx0m6o) 投稿日時:2008年 02月 17日 21:22

    遺伝だったら良かったのに さんへ:


    参考になるかどうかわかりませんが、わたしの見た範囲では、親戚にも有名大学出が少ないという場合、ご本人がかなり優秀なことが多いです。なぜかというと、ほとんど「勉強しろ」と言われずに、(受験技術ではなく)才能で難関大学に入られている。遺伝的要素ではなく突然変異かというと遺伝的要素が多いと思います。まず、有名大学出身者がいないからといって優秀な人がいないということにはならない点があります。地方などでは特に専門職・商売を志向して優秀な人がいます。ですから、突然か遺伝かはよく調べないと判別しにくいかと思います。さらに、突然変異は、もともと非常に頻度が少ないと思います。その数少ないケースかも知れませんが、遺伝的要素の可能性が高いと見るのが基本でしょう。


    さて、おこさまの件は、奥様もそうだとすると、基本的にお子様は優秀なことが多いと思います。でも、地頭が良いはずだと決め打ちして、SAPIXをはじめとするスパルタ教育の塾にいれて競争させたりということは、才能が見えていなければ、個人的にはリスクが大きいと思います。この点は重要な注意点だと思います。


    普通とおっしゃっていますから、かりに、算数などでお父さんと同じように飛びぬけた才を示さないなら、塾ではなく英才教育に走っても蕾をいじることになりつぶれてしまうと思います。地頭の程度の正しい見極めは、幸せな人生設計に重要です。今の日本は、普通の生活の価値を軽視しすぎていると思います。もっと、基本的な部分、音楽・芸術・健康な体作り、親子の語らいなどを強化すれば、かなりの人間になってくれると思います。孫の世代に期待することも大きな楽しみです。”遺伝子は多様性の意志”を自分自身で持っていますから、成長時期を見極めて、能力発現の援助をしてあげることだと思います。


    -------------------------------------------------------
    > 生まれつきだとは思いますが遺伝かどうかはわかりませんね。
    >
    > 私はさほど苦労せず東大理一に入りました。
    > 今思うと地頭が良かったほうだと思います。
    > (自慢話っぽくて申し訳ありません)
    >
    > しかし両親、兄弟、叔父叔母、いとこなどでいわゆる有名大学
    > 出身者は一人もいません。
    >
    > 妻もいわゆる旧帝大卒ですが、全く同様に親類に有名大学卒は
    > いないそうです。
    >
    > つまり私も妻も「突然変異」としか思えないのです。
    >
    > こんな両親から生まれた子供はどうでしょうか。
    >
    > まだ小学校低学年ですが、「やはり」というべきか、とても
    > 「普通」です(泣)。

  2. 【847348】 投稿者: メンデルの法則  (ID:CMJkaqgiZGY) 投稿日時:2008年 02月 17日 21:23

    << 遺伝だったら良かったのにさん

    生まれつきとは要するに遺伝ということですね....。

    当然のことながら、学力や知的能力は多面的な能力であり
    一つの指標だけで測定は出来ません。
    様々な能力には、多くの遺伝的形質とその発現が関係しているでしょうし、
    発現の仕方も単純ではありませんし、当然環境の影響も受けます。

    知的能力の表現型と出身大学も関係ないとはいいませんが、
    ある程度の相関しかないでしょう。

    どちらにしても、ヒトは有性生殖ではありますが
    学力や知的能力は
    メンデルの法則のエンドウのシワのような単純な遺伝ではありません。
    また、生存競争に有利な突然変異は確率的にはそう簡単に起こりません。


    ここに書き込んでいる文系のお母さんなら笑って済ませますが、
    失礼ながら、東大の理系をでているなら
    もう少しまともな意見を書き込んでいただかないと
    科学技術立国をめざす日本の将来が心配になります。

  3. 【847353】 投稿者: 話しかけが大事  (ID:gD5z1pyyWr.) 投稿日時:2008年 02月 17日 21:27

    親類のお子さんが中国一の秀才だという中国人のお母様はその方の子育てを見習っていて、生まれる前からお子様に沢山のはなしかけをしていました。
    家庭の中に3ヶ国語を取り入れていて、2歳で3ヶ国語を使い分けていました。
    明らかに見ていて利発なお子さんだとわかります。
    一昔前に子育てを終わられた方が、アメリカで昔話題になった天才を育てた夫婦の話を聞かせたくれたことがあります。
    3人の天才児を育てたと話題になった夫婦は平凡な中流家庭でしたが、とにかくはなしかけをいっぱいして育てたそうです。
    ただし、姉妹が増えると話しかけられる時間は減っていくため、IQは上のお子さんが一番高く、順に低くなったと聞きました。
    母親は自然と赤ちゃんに話しかけていますが、赤ちゃんだからまだわからないと考えている親と、何でもわかっていると考える親にはお子さんに違いが生まれると思います。
    子供にとって、まだ早いは足かせなのかもしれません。

    高学歴に方の子育てには自然に含まれているものがあるのかもしれませんね。
    3歳までが一番大事。夫は3歳で利発さは見えると言いました。
    子育ても最初が肝心なのではないでしょうか。

    私も反省点がいっぱいです。

  4. 【847372】 投稿者: 育て方  (ID:utToKXEJst2) 投稿日時:2008年 02月 17日 21:45

     地頭の良さは持って生まれたもの・・・という意見が大半のようですが、私は育て方だと思います。
     中1・小5・小1の3人の子がいます。中1の子は県外の寮のある学校へ行っています。上の二人は小5より毎年、算数オリンピックの決勝に出場しています。
     地方に住んでいますので、塾もなく家庭学習です。親が教えられるレベルではないので(涙)、全て自分で学習です。中1の子の受験勉強も自分でしました。


     母親である私は、結婚して妊娠する前から「子どもが生まれたら、天才児に育てよう!」と考えていました。そのためにたくさんの本を読んで(育児・教育・心理学・脳科学・・・)自分の中で子育ての方法(私にとっては実験方法)を考えました。


     気をつけたことはたくさんあるので書ききれませんが、
    *脳が出来上がる6歳までが大切
    *脳が出来上がるのを邪魔しない
    この2点が特に大事だと思います。(ホントかどうかはわかりませんが)生まれてから6歳くらいまでの間に脳の中でシナプスが繋がる過程で、電磁波や電気の悪影響が大きいそうです。だから我が家ではテレビもCDもつけません。パソコンも子どもがいる間は電源をいれません。蛍光灯もよくないので、家中白熱灯に変えました。


     それから、規則正しい生活(早寝・早起き)は絶対に守ります。8時就寝・5時半起床です。(幼稚園時代は7時半就寝)中1の子は、寮生活に入り、就寝時間は遅くなりましたが、5時半には起きているようです。


     おもちゃは赤ちゃんのときから、積み木がメインです。電池入りの車や電車は与えていません。なぜなら、色や形が決まっていて電池で動く車や電車では想像力が育たないからです。白木の積み木は、ひとつの四角い積み木が想像力でパトカーにもなり、電車にもなります。自分の手で動かさなければならないので、動かす方向や力の入れ方も学べます。
     積み木を積むことで、バランスや形の感覚も養われます。大きい積み木と小さい積み木を組み合わせることで、数の感覚(1:2とか1/2とか)も自然に学習します。


     そして何より両親(ウチの場合は母親のみですが)が勉強する姿を見せることが大事だと思います。・・・と言っても大したことが出来るわけではありませんが、私は週に5冊は本を読むことにしていますし、英語と中国語を勉強しています。そしてそのほかにも資格試験を年に1〜2度受けることにしています。そんな姿を見ているので、子どもたちは試験が大好きです。


     もちろん全てのことが完璧に出来ているわけではありません。だから、ウチの3人が本当の天才ではないのは仕方がないと納得はしています。でも小学校に入ってからは「勉強しなさい」と言わなくてもいくらでもするので、勉強面ではとっても楽です。ただし、躾面では普通に苦労していますが・・・


     まだまだ子育て中(私にとっては実験中)なので、この方法で地頭がよくなりますとは断言できませんが、自分なりには今のところ満足しています。

  5. 【847393】 投稿者: 素直な戦士たち  (ID:128eOVazeL2) 投稿日時:2008年 02月 17日 22:03

    育て方 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    城山三郎の小説「素直な戦士たち」をふと思い出しました。
    こんな人もいるのかと。  



    >
    >  母親である私は、結婚して妊娠する前から「子どもが生まれたら、天才児に育てよう!」と考えていました。


    こういうお母さんが増えれば、日本もまだ大丈夫なんですけどね。
    >
    >
    >  そして何より両親(ウチの場合は母親のみですが)が勉強する姿を見せることが大事だと思います。・・・と言っても大したことが出来るわけではありませんが、私は週に5冊は本を読むことにしていますし、英語と中国語を勉強しています。そしてそのほかにも資格試験を年に1〜2度受けることにしています。そんな姿を見ているので、子どもたちは試験が大好きです。
    >
    子供は親の言うようには育たないが、親のするようには育つといいます。
    まさにこれはうちも実践しています。
    いくら勉強しろといっても、親が全然しなかったら子供がするわけありませんもの。

  6. 【847427】 投稿者: メンデルの法則  (ID:CMJkaqgiZGY) 投稿日時:2008年 02月 17日 22:30

    地頭の定義が曖昧なので、議論がかみ合わないようです。
    個人的には、「地頭」とは、後天的な努力や訓練、環境を除外した
    知的能力、すなわち「才能」と同義語だと思っています。


    ですから、前にどなたかも指摘していたように、
    地頭を鍛えるとか、地頭よく育てる、ということを議論すること自体が
    矛盾しています。


    「地頭がよい。」という用法の意味は、
    努力しなくても、(あるいは少ない努力で)
    人より優れた結果を出すということを
    指すのではないでしょうか。
    才能は、遺伝的な素因そのものですから、
    つまるところ、学力に対する遺伝要因の影響はどの程度か?
    という議論に収斂するはずです。


    幼児期から塾までの教育や環境の議論は、
    「地頭」すなわち遺伝的な素因を開花させる....
    つまり、もって生まれた能力をいかに十分発揮させるということに
    つきるのではないでしょか。


    子供は無限の可能性を持っている、というのは、実は比喩というか
    要するに嘘であって
    持って生まれた遺伝的能力と時間的、肉体的に有限の努力と環境によって
    自ずと規定されるはずです。


    どんなに努力しても、現在のヒトという生物の能力だけでは、空は飛べないのです。
    (遠い将来、ヒトが進化によって飛べるようになるという可能性は否定しませんが....)

  7. 【847585】 投稿者: 同意  (ID:XI/OZou7XCk) 投稿日時:2008年 02月 18日 01:09

    メンデルの法則さんが書いてらっしゃることが正しい。
    地頭の「地」が何を意味するのか判っていない方は、御自分の地頭を確認して下さい。


    地頭は育てようがありませんよ。
    先天的なものですから。
    しかし、賢い子に育てることや、勉強が出来る子に育てることは可能でしょう。
    後天的影響が及ぶ範疇ですから。
    また、地頭が良いからと言って勉強が出来るとは限らず、現代において良い成績を取るには
    努力や技術が必要とされるということは、皆さん御承知のはず。
    更に、地頭が良いということは、必ずしも全ての分野において卓越した素養や能力を
    持つということではなく、限定された分野や範疇のみの場合もあるということです。

  8. 【847607】 投稿者: 私もピアノ教師  (ID:1gz3BQmvCsw) 投稿日時:2008年 02月 18日 02:06

    「地頭」云々とは少し話がズレてしまうかも知れませんが…
    「ピアノがいい」というご意見があったので、思わず出てまいりました。
    レッスンをしていて、反応のよい子や吸収の早い子たちの進学先が
    難関と呼ばれる学校ばかりなので、いつも興味深く思っています。


    こういった子どもたちは、幼稚園の頃に入会して、
    高校になるまで続ける(=勉強や部活をしていても両立が出来る)子が多く、
    その子の成長をずっと長年見せて頂いているわけですが、皆共通して、
    頭がいいだけではなく、
    時間の使い方が上手で切り替えが早く、集中力、持久力、分析力があります。
    そして親御さんは、あまりピリピリ・キリキリしていません。
    かといって放任でもなく、ちゃんと見ているところは見ています。
    じつにゆったりとした落ち着いた家庭環境のようです。


    こんなコラムを興味深く読みました。
    http://www.1101.com/kasoken/2003-05-23.html
    音楽や芸術は「右脳を使う」とよく言われていますが、ちょっと違っているんですね。
    楽器をしていると、右脳と左脳をつなぐ脳梁が太くなるとも聞いたことがあり、
    このあたり、何か関係しているのでしょうか。


    そんな私ですが、ピアノばっかり弾いて、ちっとも勉強しませんでした(汗)
    でも兄弟や従兄弟たち、一応皆、難関校卒で優秀です。(最後が身贔屓になってしまい恐縮です)

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す