中学受験 大学付属校｜掲示板スレッド

予想されていたこととはいえ、実際に沢山の浪人生が増えるという現実のなか、不安に感じているのは全ての受験生であり、これから中学受験を検討される方も同じだと思います。

それが、附属校の志望者増という「附属校人気」に拍車をかけているのは間違いないでしょう。

併願が少なくなっただけで変わっていないとか、浪人生が増えたデータが無いとかいう人もいますが、国の火消し隊でしょうかね。
「地方創生」を掲げて実行した政策が、地方でも大量に浪人生が増えているように地方学生も苦しめていますからね。

なぜ、大学入試改革を控えたこの時期に、こんな政策を強引に進める必要があったのか？

大学受験を自分達の問題と考えている人と、関係ないと他人事で考えている人と、温度差がありますね。

中学受験で、附属校を選択肢に出来る人は富裕層です。
親の経済格差で選択肢が変わるのは仕方がない所もありますが、今はその差を縮小しようと、教育無償化や支援金の拡大をすすめているのに、定員抑制だけは真逆のベクトルの政策であり異質ですね。

大学受験の状況を見れば、附属人気は拡大して行くことになると思います。
もう、ある意味結果が出てしまっているので、そのように進むだろうけど、良い事とは思いません。

女子の大学進学を見ると、文系に進む割合が高いことや、地方大には行かせたくない家庭も多いことや、大学附属校が男子校が多いことなどから、大学定員抑制では女子の方が男子より大きな影響を受けています。
難関進学校と言われている女子校の早慶以上の進学実績はかなり低下しました。
女子を狙い撃ちしたような政策でもあり憤りを感じます。それを男女共同参画を進める立場の内閣府がやってしまうのですから、呆れています。

親戚が英語の教員をしていますが、以前に勤めていた私立の進学校を辞め、大学付属校に変わりました。
やはり、給料が大学付属の方が全然良いそうです。(付属によっても多少違うらしい)

彼女は帰国子女でほぼバイリンガルなので、厳しい採用試験にも勝ち抜いて採用されたものの、やはり普通では難しいようです。

付属の学費について、普通で無い能力の人たちを採用、また繋ぎ止めるために、結果として高い人件費が必要になってくるのかもしれませんね。

附属は施設費が半端ないです。
広いグランド、大学の施設も利用できるという環境面は素晴らしいと思います。
ただ、中学受験は、子の将来の選択肢を狭める事にもなり得るので、子供が自分で大学を選ぶ方が良いと私的には感じました。
しかし、私立難関名門校であっても大学進学が厳しさを増すとなると、リスクを避けたい親心は分かります。

国の政策があまり考えられていない感が凄くて嫌になります。素人が考えてた政策で、学生達はてんやわんやさせられているのだから。

附属の選択肢が可能かどうか見ると、男女間格差が実際に大きくある。
これは解消させるべきだ。

実は同じIDが多いですね。

>中学受験で、附属校を選択肢に出来る人は富裕層です。

中学受験を考える家庭がそもそも富裕層というご意見には賛同しますが
中学受験で付属を考える家庭は、むしろ倹約的ですね。

言うまでもありませんが、付属は学費は「ちと」高いですが
塾費用を含めた大学受験関連の費用が全くかからないので
トータルにすれば何百万も浮きますよね。
だから、結果的には、付属は進学校と比べ物にならないほど、お金が倹約できます。
倹約したお金は、付属の立派な施設や能力の高い先生方への人件費に変わるわけですが
それでも余りあるほどのお釣りが来るという事です。