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【5244927】30年後の憂国

投稿者: 官の政策と塾の政策   (ID:Yu.agS8X1jA) 投稿日時:2018年 12月 29日 11:28

❶少子化による大学受験の易化
❷公立学校の中等教育学校化
❸塾による大学附属中と新興校の持ち上げ

⒈官の政策
⑴大学入試改革
❶の対応策にはなっていない。大学に入り易くなること自体は悪いことではないが、学生のレベルが昔よりも低下している分、基礎学力の教育に注力することが、本来、取り組むべき大学改革となる。しかしながら、大学の当事者は相変わらず研究にしか興味がない
⑵教育格差の解消
学区制度廃止による公立高校の復権と、公立高校無償化や❷の公立学校の中等教育学校化を打ち出してはいるが、こちらも、本来、取り組むべき、公立高校の教育力の強化ではないため教育格差の解消には繋がらない

⒉塾の政策
少子化により生徒の確保が困難な中で、塾にとっては、官の政策はそれに追い討ちをかけるものであるが、塾が打ち出した対応策が❸の大学附属中と新興校の持ち上げ。少子化で国立・私立の進学校も昔より易化している中で、さらに新規の学校を開拓して必要以上な易化を進めていることが数年後に表面化するため、このような問題先送り型の対応策は長くは使えない。早慶附属中以外の大学附属中に至っては、もともと難関国立大学や早慶の進学を目指している子たちを集めていた大手進学塾が自己矛盾を起こしており、これから通塾を検討している人たちには何のメリットもない。大学入試改革の先行き不透明さを説明材料にしている点でも、数年後には使えなくなる手法である

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  1. 【5244930】 投稿者: この国の知的水準の維持を担うもの  (ID:Yu.agS8X1jA) 投稿日時:2018年 12月 29日 11:32

    官は、実効性のある対応策は全て民間活力に任せているので無力である。結局、この国の知的水準を維持するための取組は、教育力のある進学校と、それらの学校への進学を導いている進学塾と、それらの学校の生徒たちが活用する予備校に全て任せられているのがこの国の実態である

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