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【6509836】2022年中学入試は激化必至

投稿者: モヤリ   (ID:wIM22B24A.M) 投稿日時:2021年 10月 07日 17:29

6月or7月実施の4大模試における受験者数合計
2018年(2019年入試)・44,264名
2019年(2020年入試)・43,848名
2020年(2021年入試)・39,841名 ※コロナ禍影響で回避者多数
2021年(2022年入試)・48,108名

首都圏国公私立中学の受験生総数に対する入学総定員の割合
(男子/女子/男女)
2017年入試  95.5%/125.2%/109.8%
2018年入試  93.1%/122.0%/107.0%
2019年入試  89.7%/111.3%/100.1%
2020年入試  86.3%/106.5%/ 96.0%
2021年入試  86.4%/106.6%/ 96.1%
2022年入試  82.0%/102.0%/ 92.0% ※模試受験者で推計した受験者数より概算予想

2021年入試はコロナ禍要因もあり、増加基調にあった中学入試受験者数は2020年入試から横ばいであった。しかし、2022年入試は今年の模試受験者数の傾向から再び受験者数増加が予想され、2020年度を大きく上回る見込みである。一方で総定員は首都圏全校で約47,400人から大きく拡大することはない見込み。
来年の定員不足は、特に男子18%前後と衝撃的な数字が予測される。約5-6人に1人がどこにも受からない「全落ち」である。無論、「ここより下なら地元公立でいい」「気楽にお試し」というスタンスの受験生がそういう結果になる可能性が高いが、大手塾に通い十分な併願戦略を練ったつもりだったのに「全落ち」というケースが増えるであろう。現に2020年入試から目立って増えている。
かくして2022年入試は、より入念な志望校(併願校)選択が必至となる。チャレンジ校を捨てて”ツイン本命校”、まさかのまさかを考えて”ダブル安全校”など、特にボリュームゾーンYN50-YN60の”理不尽な難化”に備えたい。模試による合格判定はあくまで「昨年度だったらその偏差値で合格できそう」である。

なお2023年入試以降、定員増や新設校などで、受験率上昇に伴う需要に見合った学校定員拡大が行われるかというと、その先には少子化による受験者数減というシナリオも見えているので、学校の経営戦略的な面からなかなか簡単にそうはならない。せいぜい女子校が共学に転換するなど男女定員調整が行われるくらいであろう。そもそも学校側にとっては好ましい状況で、むしろ授業料アップの好機と考える局面かもしれない。

ますます厳しい中学入試である。

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  1. 【6522502】 投稿者: 2023,2024はもっと  (ID:EI/WKUTp/Xo) 投稿日時:2021年 10月 19日 09:04

    2022年組が過去最高レベル(2007年)に厳しくなるのは間違いないけど、むしろ2023年組、2024年組がそれ以上。
    ・もともと受験生は7年連続で増加中
    ・それに加えてコロナ禍対応格差で私立志向強まる
    ・ただし2022年組は小6スタート勢が増えただけ
    ・2023年組、2024年組もコロナ禍要因で中受決意してるがこちらはガチ勢増加

    私立中は嬉しいだけで特に何もしない。今のところ早実+15人、桐蔭+10人くらいしか定員増の情報がない。下位定員割れ女子校も定員充足でひと安心。塾も大喜び。現に各塾の小4, 小5は溢れかえってる。むしろ教室拡大や授業料アップの大チャンス。頼みの綱は公立一貫校の増加だけど、そういう話は出てくるだろうか。
    中受全入時代と言われた2014年頃が懐かしい。

  2. 【6522538】 投稿者: 少子化  (ID:2F0FUVQDNl6) 投稿日時:2021年 10月 19日 09:55

    年々減るから受験率を上げないと困りますね
    出生年| 総数 |中受年
    2000 1,242,000 2013
    2001 1,188,000 2014
    2002 1,159,000 2015
    2003 1,125,000 2016
    2004 1,106,000 2017
    2005 1,068,000 2018
    2006 1,066,000 2019
    2007 1,074,000 2020
    2008 1,081,000 2021
    2009 1,061,000 2022 ※
    2010 1,050,000 2023
    2011 1,046,000 2024
    2012 1,018,000 2025
    2013 1,012,000 2026
    2014  975,000 2027

    (中受年)2018年頃まで3〜5万人減っていて、さらに2016年以降大学入試改革で附属に流れて偏差値の分布が変わりましたが。2019年に一旦歯止めがかかり、2020、2021受験生世代は増加、偏差値の持ち直しはこの世代人口にリンクしていたのかも。
    今年は受験生が増えるといっても母体の同年齢人口は減るので(優秀層の絶対数も減る)受験先を間違えなければ昨年のようなまさかの不合格は減るのでは

  3. 【6522552】 投稿者: ん?  (ID:0BGaRodc0OA) 投稿日時:2021年 10月 19日 10:15

    >受験先を間違えなければ昨年のようなまさかの不合格は減るのでは

    成長過程として、まだまだ精神面が不安定な小学生が挑む中学受験という性質上、まさかの不合格は昨年に限らず、いくらでもあり得る。
    空前の受験者数という観点からの「まさか」は、来年の予想偏差値のアテが外れる可能性が、中堅校を中心に起こり得るということ。

  4. 【6522557】 投稿者: 首都圏の少子化はこれから  (ID:4pfShha3Zi2) 投稿日時:2021年 10月 19日 10:21

    中学受験率の高い世田谷、人口が多い川崎市や横浜東部で少子化が始まるのは2015-2016年生まれ辺り。
    先を見据えて募集絞る学校があるだろうし、あと6-7年は受験生には厳しいかも。

    今の年少さん以下で少子化が急に進む。
    上位層はあまり影響受けないだろうけど中堅以下が倍率下がりそう。
    男子校も共学化が進むかもしれない。

  5. 【6522580】 投稿者: 2015年の出生数は  (ID:ge6mtVJMuiw) 投稿日時:2021年 10月 19日 10:49

    100万5656人で5年ぶりに増加に転じた。

  6. 【6522585】 投稿者: 2016年生まれ  (ID:ge6mtVJMuiw) 投稿日時:2021年 10月 19日 10:54

    (出生数)はまた減って98万1000人
    学校の対応は難しい。

  7. 【6522591】 投稿者: 2020年の出生数  (ID:ge6mtVJMuiw) 投稿日時:2021年 10月 19日 10:59

    統計史上最小84万832人

    ここまでくるとどうなるのか、中学受験だけの問題ではないでしょうね。
    むしろ待機児童は減って、共働きが容易くなって、家庭教育環境も大きく変わって、小学、中学受験の様変わりも起きそうです。

    当然大学進学ゴールもかわってくるでしょうし。

  8. 【6522599】 投稿者: 受験者数ピークは  (ID:upEVyoRjnTQ) 投稿日時:2021年 10月 19日 11:04

    2024年〜2027年でしょうね。
    それ以降は、家計面で受験可能な家庭の率の頭打ちがくる。首都圏少子化影響も顕著になる。人はコロナ禍対応での公私中学格差を忘れる。

    逆にそのせいで、長い目で見て新設校は作り難い。
    あと男女定員はむしろ男子定員不足が続いていて、女子校の共学化はかなり進んだけど、男子校の共学化は無いのではと。

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