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投稿者: 子供 (ID:nsmpvFEiZ0o) 投稿日時:2007年 08月 13日 17:32
子供より親の試験
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【698803】 投稿者: それは (ID:SS7i1rjWyLE) 投稿日時:2007年 08月 20日 19:45
結論 さんへ:
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> それまでの育て方も含め、子供に一番合った環境を確保できるかが試される。
>
> まあ、このあたりが結論ではないでしょうか。
> 教育にまったく無関心で、何もしてこなかった親から、知的レベルの高い
> 子が生まれることは、ほんとうに稀なことです。
> 受験への直接的な関与の多少はともかく、この親にしてこの子あり、
> というのが中学受験の大半でしょう。
> ならば、やはり中学受験は親の受験ということになるでしょう。
そうですね。
それプラスある種の諦観も必要かも。
ただ単純に『親のチカラ』なんて言うと誤解する親御さんがいっぱい出そうです。
こういう種をまいておくと後でこういう花が開くはず!!とお腹に入った瞬間からそういう考えのみで突き進んでいくととんでもない処へ辿り着いてしまっている場合もアリという事も是非『親の実力』の中に含まれるという風に心に留めておいて欲しいと思います。
子どもの素養や向き不向きを見抜くチカラ(受験なんかよりももっとこっちに力を注いだほうが良い等の判断)が非常に重要だと思います。
どういう道を辿るのがその子にとって一番楽しい人生なのか…ヒト其々色々な道がありますものね。 -
【698843】 投稿者: 確かに (ID:BnA5QgfdFGM) 投稿日時:2007年 08月 20日 21:42
結論さんの仰ることに加え、それは さんが最もよく纏められていると思います。
著者の妹君は意識的に著者と同じように育てられて(著者談)中学受験に失敗しています。
つまり著者の親の力は著者に対しては発揮できたけど妹君には発揮できなかった。
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【698916】 投稿者: 過保護 (ID:f93Yae39.cc) 投稿日時:2007年 08月 20日 23:59
知人に一人っ子の男の子、遅くに産んだせいか可愛くて可愛くて
仕方がない、子供が全てという人がいる。
最難関国立を目指し、東大に入れようと意気込んでいる。
幼、小と私立。
五嶋みどりさんのお母様が言っていたそうな。過保護に育てるべし・・と。
でもたぶん、彼女は誤解している。過保護は甘やかすことではないでしょう。
食事は一口サイズに切ってやり、靴下を履かせてやり、欲しいものは買ってやり、
ジュースのコップにストローをさしてやり、ソースをかけてやり、そば猪口に
そばを入れてやり・・・・鼻をかんでやり、手を拭いてやり、汗を拭いてやり・・
キリがない。
手をかける、とか甘やかす甘えさせる、過保護、自由、放任・・
線引きはどこか難しい。
常に欲求が通る子・・どんなふうになっていくのか・・・
それでも勉強さえできれば合格しますよね?
うちは公立で御三家に入ったので、公立なのにえらいよね〜と言われ、
御三家なんて、私立に通っているうちの子にはチョロイわね・・と言われて
カチンときました。
こんな親でも教育熱心なら合格する?
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【699002】 投稿者: 情報 (ID:YuvNMwT61AE) 投稿日時:2007年 08月 21日 09:41
それは さんへ:
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> どういう道を辿るのがその子にとって一番楽しい人生なのか…ヒト其々色々な道がありますものね。
親がすべき一番重要なことは、「あーしろ。こーしろ。」ということよりも「的確な情報を与えること」だと思いますよ。
中学受験もしかりですね。
親は、中学受験の情報をきちんと与えるのみで、それが子供にとって重要かそうでないかは、子ども自身の判断を待つしかないと思いますね。
子供自身が重要だと思えば頑張るでしょうし、そうではないと思えば気が入らないでしょう。
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【699050】 投稿者: 放任 (ID:QLIaewWUaC2) 投稿日時:2007年 08月 21日 11:24
息子(小五)のクラスに、ものすごい放任親がいます。とにかく、子供は放っておくべき、一人で育つ、という意識がすごく、なんでも、ご自分の子供さんが、家の階段から転げおちた時も、「自分で分かるようにならないと」と、放っておいたそうです。
結果、その子赤ちゃんの頃に三回も落ちたらしく、それを自慢するのです。
一見もっともらしい理論ですが、やっぱり、危ないんじゃないの?と思ってしまいます。
私は割と子供に注意を向けてしまうほうなので、彼女から、いつも、「過保護すぎる。
そんなにかまってたら、いじめられるよ。」と言われます。
アドバイスをくれたつもりなのでしょうが、いじめを肯定するかのような発言に、?でしたら、彼女の子供さんが、うちの息子に恐喝まがいのことをやる、という事件が。
うちの息子は、「塾へやるヒマがあったら、ちゃんとあいつをしつけろ。」と怒っていました。
過保護さんが挙げておられたお子さんの例は、よくない手のかけ方ですが、ある程度、基本の躾、やってはいけないこと、言ってはいけないことなどは、じっくり言って聞かせるべきではないでしょうか。
放っておいてもそのうちに、分かる。と、高をくくっていたら、警察に捕まった、というのだけは、ごめんですからね。 -
【699083】 投稿者: 紅茶 (ID:KaDFqAN6Cps) 投稿日時:2007年 08月 21日 13:14
コーヒーさんの書込みには賛同する点が多いです。
【遺伝子は思ったようには発現してこない】
巷で兄弟で東大というのが話題になりますよね。ではその子供が同じようにできるかと言うと、それも実際、子供によります。(親戚にもいますが) 遺伝子が人間の体を渡り歩くに際しては、難関大学受験向きの遺伝子だからといって特別扱いしないのだと思います。良く、両親のどちらにも似ておらず、いとこなどに似ていることもあり、多様性の程度は大きいと思います(親子関係は極めて確かでも。。) また年齢とともにだれに似ているかも変わってくるように思われます。小さいときは母親にでも、大人になるとお父さんそっくりとか。おそらくは、持っている遺伝子と発現する遺伝子で違い、そのように人間はできているのでしょう。われわれは自分と同じ体を作れと言われてもできませんし、遺伝子だけが知っていることも知りません。発現してなんぼです。このことひとつとっても、自分のことも子のことも深いところは知らないのだと思います。
【普通の子を大切に】
確率的に普通の子が多く生まれるようにできていて、その普通の子を普通に育てることが命の継承にとっては重要なのでしょう。逆に、優秀な人は消費されるために生まれている面もある。優秀であるがゆえに普通には生きられない気質、それによる苦労あるいは宿命を背負っている子もいるように見えます。最上位(特に理数)といわれる子供は8:2か7:3の割りで子供の地頭、才能が主で育っているように見えます。敢て言えば、親の育て方の欠陥にもかかわらず伸びたと思われる人も中にはいるくらいです。親が手を掛けたことでの伸びが感じられる程度の強い子供は、さらに厳しい選別では最上位ではなくなるように思います。親が実際に下せる手数は極く限られていると思います。大部分はひたすら観察と模索の時間です。われわれにできることは、まずは意識として、普通の子にすることなのだと思います。これは諦観ということではありません。親の立場では、過大評価や過度の期待をすることはプラスには働かないのだと思います。
【中学受験もこどもの観察しかない】
中学受験でも、子供がたまたま親そっくりであれば自分である程度判っているので良いので程度がわかるでしょうが、遺伝子の都合で、両親はそれほどでなくても結構低い確率ですが、良くできる子ができます。その場合も手がかからないように見えます。(*)普通の子を普通に育てて、何世代にも亘り平穏な日々をつんでいく中で、葉の間の果実のように優秀なこどもが生まれるのだと思います。樹全部がそのような果実になることはないでしょう。よくよく子供を観察しないといけないと思います。中学受験前くらいでは発現していない能力もありますが、確かに中学受験は親の(子への評価・育て方が問われる)受験だろうと思います。
(*)このケースのいくつかが、親は何もしない方が良いという神話・誤解を生むのかも知れません。邪魔をしないと言う意味ではプラスでしょうが、落とし穴も多いと思います。難関中学に入ったものの、優秀な子にこの日陰になって伸びられず(環境の生態学)、ただの大人になっていくケースも逆に10-20%はあります。やはり、ノーケアではいけないのだと思います。
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【699098】 投稿者: 人種 (ID:b9NM7owO.yg) 投稿日時:2007年 08月 21日 13:54
ユダヤ人は優秀な人が多いです。
でも、それは遺伝子のせいではなく、
教育の成果だと言われますよね。
やはり、環境だと思います。 -
【699972】 投稿者: 下河原線 (ID:YaWy2lJ7JcI) 投稿日時:2007年 08月 23日 11:58
中学受験が親の受験だというのであれば、その子にとって
大学受験も親の受験でしょう。
確かに昨今の中学、大学受験生とも、かつては考えられ
なかったような幼稚な者が増えているようですが。
最近の若年層の学力崩壊は、精神年齢の低下、幼稚化と
同時進行し、その結果、中学受験も大学受験も親の受験
と化すことは、時代の趨勢としてある程度は仕方のない
ことかもしれません。
しかし、喩えてみれば、受験が戦争ならば親は航空母艦、
子供はその艦載機です。空母は艦載機に作戦空域への出撃
拠点を提供し、燃料弾薬の補給を行うことはできますが、
一緒に空中戦を戦うことはできません。艦載機が自らの
努力で獲得した技量を駆使して、その本来の性能をいかん
なく発揮、空戦に勝利し生還することを信じて、遥か後方
から戦況を見守るだけです。
飛び立った艦載機の心配をする暇があったら、空母自身への
敵の攻撃(リストラ、健康問題など家庭の危機管理)に備える
べきでしょう。
本人ではなく親の受験というような、自分自身で戦う意思と
能力のない未熟な未訓練兵に受験戦線に参戦する資格はあり
ません。
これは中学受験であろうと大学受験であろうと同じでしょう。
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