最終更新:

787
Comment

【71384】学力は母親の遺伝子?

投稿者: 不出来なジーン   (ID:q/SgtMTx8zY) 投稿日時:2005年 04月 04日 09:18

何人かの方から「こどもの学力は母親から遺伝する。母親のレベル以上を求めては酷だ。」と言われました。

私は一応、昔も今も難関といわれる女子校の卒業生(ただし深海魚)です。たしかに、同窓生のお子さん達はトップレベルの学校に進んでいるようです。でもそれって、家庭環境もあるのでは?と、思ったり。

うちの子はずば抜けてできるわけではありません。でも、全然できないわけでもありません。私のレベルに合わせて考えればこんなものかな?とも思いますし、一方で、もしかしたらもっとできるかも?という欲も・・・。

反対を考えると、親戚の学業不振のこどもは父親がどんなに高学歴でも、母親が・・・ということがほとんど。

つまらないことを言うなとお叱りもあろうかとは思いますが、お考えを伺えればと思います。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験情報に戻る」

現在のページ: 32 / 99

  1. 【3973985】 投稿者: 不思議  (ID:vwoGj2Tn/Ik) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:00

    エデュに寄せられる母達の自慢話が本当ならば、鳶が貴を産む確率はかなり高いと思う。

  2. 【3973987】 投稿者: そう  (ID:cBSVLkRcBAo) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:01

    本当にそう 9割近く遺伝だと思う。
    自分が勉強が好きでない親がどうして自分の子供は
    出来るかもと思うのか そのほうが不思議。
    自分が普通の運動神経だったのに子供はプロスポーツ選手にと
    必死にお金かけるようなもの まあ何%かは成功するでしょうけど。

  3. 【3974002】 投稿者: 研究結果  (ID:sy5py64cREM) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:15

    遺伝に関してはいろいろな研究がなされていますね。
    このスレに関係することを少し書いてみます。

    まず、男女それぞれの知能指数の平均は、ほぼ同じで違いが見られないこと。
    要するに、子供が男子でも女子でも、同じなのです(一部に偏りがある国があることも報告されていますが)。

    ただし、男子と女子の知能指数の散らばりが少し違った傾向は世界的にあるようです。
    どういうことかというと、女子は平均付近に固まる傾向が強いのに対し、男子は上から下までバラけるということ。
    天才的に優れた傑出した頭脳は男子に生まれやすく、女子は傑出した頭脳は生まれにくいものの全体が優れているということです。
    ノーベル賞等の受賞者が男性が多いことなども、こうしたことに関係していると思われます。

    一方で、傑出はしていなくても平均的にある程度の知能がある、ということは、生物学的に意味があると思われます。
    人間は、乳離れしてからも母親と過ごす時間が長いため、子供の教育のためには平均的な知能があることは種としてメリットがあります。

    ただし、この事実は、遺伝ではなく環境を整えているということに過ぎません。

    遺伝について言えば、まず優性遺伝と劣性遺伝の因子があり、例えば父親が持っている因子が優性で、母親がそれに対して劣性ならば、父親の遺伝子が引き継がれます。

    一部、血友病のように男性にしか発症しない遺伝子がありますが、この場合女性にその遺伝子がないのではなく、保因しているものの発症していないだけで、その女性から生まれた男子は血友病になる可能性があります。

    従って、ほとんどの場合には、男性にも、女性にも同じように遺伝子が受け渡されています。どんな形質が発現するかは優性かどうかによります。

    女性にしかない遺伝子があって、それが子供の学力に関係するようであれば、子供の学力に母親の遺伝子の影響が大きいと言えるのですが、そういう遺伝子は見つかっていません。
    そもそも、女性にしかない遺伝情報があって影響を与えるのだとしたら、女性しかその情報を受け取れないので、女子の知能が男子に勝る可能性が出てくるのです。
    しかし、最初に書いたように、男女の知能差は平均レベルではまったくないと考えられていますから、女性だけの遺伝情報が知能に与える可能性は、その時点で否定されていると考えてもいいでしょう。

    従って、母親が賢いと云々というのは、遺伝ではなく、子育ての環境づくりにのみ関係していると考えるのが妥当です。
    環境がどの程度子供の学力に影響するかについても、いろいろな研究がありますが、遺伝ほどはっきりしたものではないようです。

    一説によれば、子供の学力に遺伝が影響する割合が7割程度、環境が影響する割合は1割ぐらいとも言われていますが。

    子供の学力が10あって、そのうち1が環境因子によるものだとすれば、確かに無視は出来ないものでしょう。

    母親の影響を考えるときには、遺伝と環境をはっきり区別して考えると、この手の議論はすっきりすると思います。

  4. 【3974020】 投稿者: だって  (ID:AHH3PXDlou.) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:42

    三歳児でも、理解度違います。
    子供向けの知育DVDを見せたり、おもちゃを遊ばせると明らかに親がそれなりに学歴がある子がしっかりと反応をみせ、遊んでます。
    昔の話で、その反応の違いを見たときは「遺伝のせい」とか特に思いませんでしたが、このスレを読んで(ああなるほど~)と、ちょっと思ってしまいました。
    実際それが知能の遺伝のせいか生まれてからの環境の違いのせいか、私はわかりませんが。

  5. 【3974029】 投稿者: エデュでは  (ID:fSVtW/gf2RM) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:46

    ご主人が高学歴で、高収入の方が多いようですよね。
    そうなると、大嫌いな姑が頭が良いことになりますね。

    私は母親遺伝説は信じませんね。
    とんびが鷹です。

  6. 【3974042】 投稿者: 研究結果  (ID:sy5py64cREM) 投稿日時:2016年 01月 27日 13:58

    >とんびが鷹です。

    信じる信じないは勝手だと思いますが、世界中の遺伝の研究者をすべて敵に回して論戦を張れるか、ということになりますね。

    でも、自信がおありになりそう。

    なお、母親遺伝説も、ほとんどの研究者によって否定はされています。
    主流は、両親遺伝説です。
    といいますか、遺伝子研究は教育学や心理学分野ではなく、分子生物学の分野なので、実際には説ではなく、はっきりと証明されているのですが。

  7. 【3974320】 投稿者: 飽きた  (ID:GNPjD6LtlHE) 投稿日時:2016年 01月 27日 18:30

    堂々巡りの議論を延々と…。
    太古の昔から古今東西みんなが悩んできたことでしょうに。
    優性遺伝子だけ残せるならば、みんなそうしてるって。

  8. 【3975024】 投稿者: 参考になりました  (ID:PMumXn8pp2A) 投稿日時:2016年 01月 28日 08:36

    研究結果さまのお話、大変興味深い内容でした。
    はっきりと証明されていたのですね。
    女子の学力分布が比較的平均付近にまとまっているというのも納得です。
    確かに突出して出来る方は少数ですもの。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す