医師と医療、医学部のこれから｜掲示板スレッド

お答えする。

私の趣旨は、－医療現場においては－個々の医療従事者の方々の個人的善意を以てしても如何ともし難い構造的な矛盾が存在するのではないか、ということであった。それは唯物論的な視座から明らかである、ということである。

その証左として、上述のように医師と患者との医療上の契約関係の実態につき法理論的に考察してみた。そこには、ブルジョア市民法における建前上の「自由」「平等」との偽善によって隠蔽された、実質的な不自由、不平等が実在した。明らかに患者は医師（病院資本）に対して、人的・経済的に従属していることが分かる。

そうであるならば、現行の医療の資本化、利益至上主義を改善させることが喫緊の課題になる。そこで、私はそのための法的根拠として、憲法25条（生存権・国の生存権保障義務）の法的性質を国民に対して「具体的な権利を保障したもの」であると解し、複数の根拠を示して述べてきたものである。それは最高裁が『朝日訴訟』で採用したプログラム規定説―憲法25条は立法府の政治的道義的な義務を定めているに過ぎない。それは法的義務ではない―の犯罪的誤謬を告発するものでもある。

要は、たしかに憲法25条の実質化によって日本の医療サービス含む生存権保障はもっと向上する余地がある。それは西欧・北欧諸国の例をみても明らかだ。
しかし、利益至上を旨とする資本主義体制下にある限り、残念だが資本の拡大再生産の呪縛から完全に免れることは難しいことだろう、と思われる。資本主義の有する宿痾がそれを許さないのである。繰り返すが、それは医療者個人の思惑を超越するー外部に実在するー構造的矛盾なのである。

「存在は意識を決定する」という浅い標語がある。
浅いとはいえ、有効なことは時々あるだろう。
だから左翼政党の党員教師が生徒に対して強圧的だったりするのは珍しくない。
自称左翼の小市民が偉い人に可愛がられたと自慢し、自分の能力と無関係なところで相続人であることを誇るのはありそうなことではある。
だからといって、全員がそうだというわけではなく、そこが適用のしかたによっては浅いものになるというところなのだろう。

さて、では既存のスターリン主義国での医師と患者との関係についてはどうかが次に問題になる。

しかしながら、医療に素人である私にはそれらにつき語るれるべき知見に乏しい。かつて中国に留学時代にも幸いにも医師の治療を受けたことはなく、風邪を引いたときに他大医学部の友人（中国人）を通じて抗生物質をもらったことがあるだけである（まったく効かなかった）。

ただ、その友人がその後東大に留学したときに聞いた話では、中国の病院も貧しく（当時）、たとえば新生児誕生の際における「何か」（無知で恐縮）を産婦に無断で横流ししてカネを稼ぐ、との悪習があるとのことであった。また、大学病院の病室であっても、紙代わりに新聞紙を用いているとのことであり、良質のティシュペーパーを街頭で配布する日本の様子に驚いていた。

さらに、私が考えるそうした国々における生存権保障、とりわけ医師と病院との法的関係につき考えてみたいが、能力が尽きた。のちほど、改めて卑見を弄したいと考える。しばし、お時間賜りたい。

本論で反駁できぬ反動によるいつもの言いがかりだ。

そのようなとき、1867年7月25日にロンドンで苦闘する偉大なるマルクスが記した次の言葉が世界中の我らを勇気づける。

「　およそ科学的批判による判断ならば、すべて私は歓迎する。私がかつて譲歩したことのない世論と称するものの先入見にたいしては、あの偉大なフィレンツェ人の標語が、常に変わることなく私のそれでもある。
　汝の道をゆけ、そして人にはその言うにまかせよ！〔Segui il tuo corso, e lascia dir le genti!〕」
「資本論　経済学批判　第一版序文」『マルクスエンゲルス全集』第23巻第１分冊（大月書店、1979）12頁。

スターリンはもういいよ。
言い方悪いかもしれないけど、ご老人のサロンとなってしまい、普通の医学部受験情報が全く書き込まれなくなってしまい、残念です。皆さん、一線退いて、お子さんも医師となられていらっしゃるから、もう受験には興味ないんですよね。黙っていたけど、もうそろそろ、普通の受験情報の板に戻してほしい。

同感できる部分もあります。
医療扶助や医療保険についての議論は「そもそも何人の医師が必要なのか」という需要についての考え方と関連しています。
これは定員や入試の難易度と相関があり、事実に立脚した論議や自分の知りえた情報の交換なら「医学部受験情報」の一部と評価できますよね。
その水準に達していないくりごとは自重していただきたいという思いを最初の書き込みに述べたのですが、理解できない人もいるのは仕方がありません。
私にも責任はありますから、よい方法を検討します。
不毛かもしれませんが。

あなたに私の意見表明を制約する権利は無い。

あなたが反スターリンで親レーニンで、今まで実現の兆しさえ見せたことがない「共産主義ユートピア」を夢見ていることも認識している。
ついでにあなたが「レーニンが冷酷残酷な人間であった」という事実を無視していることも認識している。

私はプラグマティストなので、自称「社会主義」「共産主義」国家今まで一つの例外もなく自国民を殺しまくった（それも百万、千万人単位）から、次の共産主義ユートピア国家が設立されたら同じように自国民の何割かを虐殺すると思っているだけ。

べつに私自身が輝いているなど思っていないしどうでもいい。

前衛党さん

＞少なくとも、私は医師と患者との医療契約に潜む欺瞞性をー稚拙ながら下記のようにー解明する努力を行った。今度は、あなたの番である。

悪いが、机上の空論で大言壮語を述べる割には、
「可及的速やかに、捕捉されていない残りの80％の生活保護相当の方を早く認定して、現在の生活保護者と同等の補助をする 」 という方針の財源の担保として具体的な案がなく、「日本は世界３位の経済大国だから何とかなるだろうという甘い予測」しかできないような無責任な人間と、これ以上議論するつもりはない。

今まで、あなたの無茶な意見に対して反論された方が数名おられたが、あなたはそれに対して理不尽な恫喝をされただけだ。

彼らがそれに反論しなかったのは、呆れてレスをやめただけのこと。
僕も、今後はあなたの無意味な長いだけの投稿は無視するし、いかに無茶なことを述べられたとしても、放置することに決めた。

聞く耳を持たない人間と、いくら議論しても場が荒れるだけで、他の人に迷惑をかけることになる。


豊穣　さん

当初のあなたの忠告に逆らって、前衛党さんの相手をしてしまい、結果として場を荒らすことになってしまい申し訳ありません。

対策として、「再度避難スレをたてようかと考えていますがいかがなものでしょうか？ 」と書かれていましたが、こういう輩は、再度避難スレを立ててもまた入り込んできて、同じことが繰り返されます。

基本的にレスをつけてもらって、自分勝手な論理を展開することを生きがいにされているようなので、レスをつけること自体が、彼の思うツボです。
徹底したスルーしか方法がないと思われ、僕はそうすることにします。

繰り返し、場を荒らすことになってしまい、申し訳ありませんでした。