早稲田大学への推薦要件と指定校推薦｜掲示板スレッド

早稲田中高の推薦は、佐賀とは異なります。
スレ違いになるので詳細省きますが、早稲田中は成績順に学部を決められます。
（両校の仕組は全然違うと思っていた方がいいです）

佐賀の場合は、成績よりも提出した志望順が優先です。
なので、例えばトップ15番くらいで政経第一希望の人は、上の5人が政経以外を志望すれば政経に行けますが、もしも上の政経希望が多ければ、下位希望の学部学科に推薦を受けてしまいます。推薦は辞退出来ないので、それが嫌な人は、
・第一希望、第二希望、第三希望、全て政経と書く→推薦漏れたら一般で受ける
・第一希望で政経回避して確実な学部学科にしておく
のいずれかの選択をする事になります。

いわゆる下位学部は、学力で落ちる事はありません。
それゆえ、枠が増えた場合、自分が上位にいるのに下位学部を第一希望にすれば、「早稲田大学推薦合格」が達成されます。

トップ10云々の事ですが、学部単位だと10ですが、厳密には学科、理工だと専攻毎です。我が家の場合、理工で行きたい専攻の枠は1～2であり、実質学年トップを目指す6年間を過ごさせるのには前向きではなかったです。しかも、特待では合格できなかったので、かなり厳しいだろうと思っていました。

今後推薦枠が増えたところで、学科・選考単位で見れば枠は一握りである事には変わりなく、そこに確実に入るには、トップ層でなければなりません。
極論を言えば、トップ5でもたまたま希望が被れば、行きたい学科には行けません。

この仕組みの背景を探れば見えてくるのですが、
早大推薦合格者を増やしたい学校側の意向に対して、下位学部なら行かない、という生徒が多いと、推薦枠が消化できないで余って合格者が増えません。
それを避けるために、本当は行きたい学部を諦めて、下位学部で妥協させるような仕組みにしているのです。しかもそれを、ボーダー層だけではなく、どの層に対しても行っているので、えげつないです。
早稲田佐賀に向いているのは
・トップ層に入る事が確実な能力がある→こんな人はあまりいない
・どの学部でもいいから早大に入れる可能性を高めたい→こういう層が多いかと
・行きたい学部が明確にあり、推薦で行けなくても一般で受ける
のいずれかでしょう。

国際政治経済学科２名、経済学科４名、政治学科４名枠でも、希望出してても上位から埋めてはくれません。大学に入ってからついていけそうにない生徒は早稲田佐賀で１０位内に入っていても貰えませんよ。数年前までは貰えていましたが。
今の早稲田大学経済学科は、東大理2落ちも沢山いますから、その子たちと戦える生徒しかもらえませんよ

首都圏新学校の方がいいと思います。早稲田、慶應の特に文系は世間が思うよりずっと簡単で、そこそこの進学校なら普通に受かります。仮に受かっても積極的では無く浪人が嫌で仕方無く入学するような印象。6年間も寮生活なんて可哀想だし学費と合わせた寮費や生活費飛行機代などコスパ良いとは思えない。寮も何かと問題あるようです。都内なら高校無償化の恩恵ありますし。悩む必要など有りませんよ。

首都圏からの進学で中高を早稲田佐賀でお世話になり、早稲田大学に進学しました。
中学時代の子供は大学についてはまだピンときていませんでしたが、高校からは行きたい学部も明確になり、真面目に勉強をしていた様に思います。実際に離れて生活しているため、どのくらいの勉強量であったかは不明です。また、塾にも通っていません。
定期テスト、実力テスト、模試をそれぞれ真面目に取り組めば、文系学部であれば推薦は取れると思います。
しかしながら、ある一定層、勉強をしない子たちも居るので、やはりそこは本人の意識次第かと思います。

また、指定校推薦についても首都圏、関西、九州、有名どころから知らない学校まで幅広くあります。
ただ、有名どころの大学はそこそこの内申が必要なので、どういった層のお子さんが受けられているのか、分かりません。定期テストはできるけれど、実力テストや模試で順位が取れないお子さんにはよいのかもしれません。
首都圏の進学校か早稲田佐賀か、、やはり寮生活は誰でも合うわけではないので、お子さんの意思が大切かと思います。

＞都内なら高校無償化の恩恵ありますし。悩む必要など有りませんよ。

住民票が保護者と同じ都内であれば、県外の高校に通っても恩恵を受けられるのではなかったでしょうか？
早稲田佐賀の説明会でも寮生の9割以上の方が、保護者と同じ住民票のままだと話がありましたよ。

中学からの入寮(入学)の場合は、高校進学時に無償化対象では無いはず。
こちらの学校、学校側も公表している通り、浪人割合3割。
通常の進学校に比べても高い割合です。
こちらは、付属校ではなく、進学校。昔のような穴場感はない。
早稲田推薦の大学側からのハードルは高いし、
３年時に指定校狙いにシフト出来るのは、限られた人材、
推薦漏れした場合は、合格実績に記載ある大学群か、浪人という選択肢になります。その割合が4割のリスクをどう捉えるかですね。
ちなみに寮生の早大推薦獲得割合もちょうど5割。
寮生で中学時代に下位になった場合、早々に地元公立に転校し、高校受験で首都圏早慶狙う方が、確率は上がりますよ。

中学から入寮だとしても、無償化の対象では？
都民で高校生なら全員、無償化の対象のはずですよ。
なぜ、中学から入寮だと対象外になるのですか？

中学の時下位なら早々に高校受験に切り替える、そこは同意です。
でも今後、早稲田大学の推薦枠が増えるなら、たとえ中学で下位でも早稲田大学に行ける可能性はあるので、あきらめる人も減るかもしれませんね。

早稲田佐賀入学前の段階で言えることは、例えば、中学受験の偏差値レベルがS52〜55（Y60〜64）以上であれば、入学後も余裕を持って上位の成績を確保できるポテンシャルがあるのではないかと思います。そのレベルでしたら、上位2割の成績をキープして、早稲田大学の希望学部に内部進学できるでしょう。うちがそうでした。それ以下の偏差値であっても、中学からゼロからのスタートですので、そんなに心配しなくてもよろしいのではと思います。

早慶上理現役進学率全国トップの頌栄学院（2/1入試S50）でも、早慶現役進学率は29.7%（早稲田大学15.1%、慶應義塾大学14.6%）ですので、他の学校の現役進学率は推して知るべしです。早慶内部進学率がほぼ100％の早慶附属を除けば、早稲田佐賀の早大内部進学率50%は高いレベルであることは明らかです。

早稲田佐賀高3で設置される早稲田大学進学クラスの中では、60〜70%の生徒が早稲田大学に内部進学できるので、自分の立ち位置に留意しながら、学部選択を間違えなければ、そんなに心配することではありません。理系の内部推薦が厳しいので早稲田大学進学クラス全体の内部進学率を下げていますが、3理工学部内部進学が難しいと判断した子供の同級生は早々に東京理科大の推薦を決めていましたよ。文系だけで見れば、早稲田大学進学クラスの8割以上は内部進学していたと思います。

いずれ早稲田佐賀から早稲田大学内部推薦が80％になるでしょうから、実現すれば附設、ラ・サール以外の九州私立校は大きな打撃を受けるでしょうね。