サピの麻武コースについて｜掲示板スレッド

土特とか、そんなのありました。SSの方が「麻布」という感じだったと強く記憶しています。

麻布武蔵コースだけは、面子が完全に固定でしたね。途中編入は無理ではないと思いますが、そういうのは早ければ早い方が良いと言うのは確かでしょう。麻武コースだけ、確実にクラスに色があります。
殊に、うちの校舎では、やはり麻布志望の方が圧倒的に成績が良かったと記憶しています。途中で、成績不良のためか、麻布志望から武蔵志望に変更した人もいたような気がします。

麻武コースに1年いれば、国語は伸びるかわかりませんが、確実に記述は書ける様になります。麻布の入試は、確実に麻布生の記述能力の維持に寄与していると思います。学内では毎年、全校生徒の代表作品(社会科・国語科などの論文や、寄稿、芸術、家庭科のレポートなど)を掲載した論集が配布されますが、たとえ中一の作品でも、その文章力には驚かされます。ちなみに、中三の終わりには、原稿用紙50枚程度以上の卒業論文(グループ)、高一では4000字程度以上(2万字以上書く人もちらほら)の修業論文(個人)が課されます。
というか、自分も中一のときに、同輩がこんな能力を持っているのかと驚きました。自分は国語がダメでしたが、記述はできたので、数学の助けもあって、なんとかなりました。だから、国語がダメでも大丈夫ですよ…入ってから、まわりの人の国語力の高さに圧倒されますが。ということで、現代文だけは完全にセンスの問題なので、他の成績が軒並み悪い人でも、結構とれているということがあります。

麻布や武蔵の記述問題は基礎がしっかりできていないと書けません。
僕も土特は８月まで開成コースでしたよ。
また、麻武コースでも基礎的な知識問題は他コースに比べて少ないものの、やらない、ということは無いです。
それと、うちの校舎の場合は麻布志望の人が多かったため、麻布の問題を中心にやりましたが、武蔵志望の人は特別な対策プリントをもらっていました。
そのため、焦点が定まらない、ということもあまり無かったです。

知り合いのお子さんはアルファベット中位クラスで
途中からプロの家庭教師をつけていらして
塾では最後までαクラスには届きませんでしたが
見事合格されました。
蓋を開けて見ると同じように家庭教師をつけていた
お子さんは案外多かったようでした。
麻布にターゲットを定めている場合、途中塾を多少
休んでもプロの（麻布の過去問通の）家庭教師は
功を奏するようですよ。
その方は入学後も塾は行かず家庭教師一本です。

校舎によっては、7月まで麻武コースを作らないところもあります。


うちの子がお世話になった校舎では、
開麻筑１，２
駒早慶１，２
という具合で7月いっぱい、土特をこなしていました。
麻布武蔵コースができたのは、9月です。
麻布の合格者数は、2月から麻武コースを設置していた
年と同じ数でしたので、
記述のスタートは9月からで十分ということなのでしょう。


土特の授業は、必ずしもすべて記述というわけではないのですが、
授業の7、8割が記述に当てられているようです。
土特のテキストは、算数以外全クラス同一で、
どの教科もA、AB,B、それぞれのタイプの問題が入っていますので、
先生が適宜、Bをやったあと、残りの時間でABかAを選んで解く、
あるいは先にAをやったあと、Bをやるという感じで
進められています。
算数は、難易度別に3段階？に分けられていますので、
開成と麻布は同じテキストです。

土特は、偏差値順でコースが割り振られますから、
武蔵志望の子でも、土特の麻布武蔵コースに来る子は
αからアルファベット上位までです。
実力的には、困るほど差はないと思いますし、
テキスト自体が麻布、あるいは武蔵のみに特化したテキスト
というわけでもありませんので、
ご心配は要らないと思います。


むしろ、9月からのSSで各学校に特化したテキストを使い、
その学校の対策だけを集中してやりますので、
学校別の対策は、そちらで十分だと思います。
土特は、記述一般の技法を身につけるための
授業と理解されたらよろしいのではないでしょうか。

結局、あまりコースは関係ないってことですね。